IPS方式

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IPS方式とは In Plane Switching の略で液晶ディスプレイの一形式。通常、TFTアクティブマトリックス液晶表示装置として使われる。日立製作所1996年に最初に製品化した。現在では日立製作所関連会社の日立ディスプレイズIPSアルファテクノロジ以外のLG-Philips LCDなど多くの会社も製品化している。「IPS」は日本のこの分野においては日立ディスプレイズの登録商標(第5059259号)である。

これ以外の代表的な駆動方式であるTN方式VA方式がガラス基板に挟まれた液晶の厚み方向に電界を加えるのに対し、IPS方式では基本的には基板の面方向に電界を加えて液晶分子を基板と平行な面内(in-plane)で回転させる。TN方式とは異なり複屈折の変化で光をスイッチングする。 また、VA方式と同様に電界が存在しない状態(電圧をかけていない状態)で光を遮蔽する。

IPS方式のものは対向基板(TFTが形成されていない方の基板)側には電極が無い。表示ムラができないようにするためと必要な電圧を低く抑えるために、通常画素電極が櫛歯状に形成されている。ただし、それでも駆動電圧は液晶セルの厚み方向に電圧を印加する他の液晶モードと比較すると大きい。

[編集] 特徴

視野角が広い上に色度変移が少ないため、高級なテレビモニタやDTP用のモニタに採用される他、ドットピッチの狭い物も開発され(最近ではワイドVGAという800×480ピクセルの3インチ程度のものまで存在する)、これらは携帯電話のディスプレイとしても採用されている。

IPS方式の液晶は、バックライトの影響もあるが、明暗比はそれほど高くはなく、液晶を構成する素材の関係でTN方式と配列が違うため、白色光を透過した場合若干色温度が低くなる(黄色っぽくなる)傾向がある。このため、専用の回路でこれを補正することが行われている。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年9月15日 (火) 22:45 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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