Intel Core i7

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Core i7
Core i7 940
生産時期 2008年から
生産者 インテル
CPU周波数 1.60 GHz から 3.33 GHz
QPI帯域 4.8 GT/s から 6.4 GT/s
プロセスルール 45nm
命令セット x86, x64
マイクロアーキテクチャ Nehalem
コア数 4
ソケット LGA 1366 LGA 1156

Intel Core i7(インテル コア アイセブン、以下 "i7")は、インテル2008年8月8日(米国時間)に発表し、11月16日(日本時間)に発売したx86命令セットのCPUおよびブランドの名称。Intel Core 2の後継にあたり、Nehalemマイクロアーキテクチャによって実装されている。

i7はハイエンド向けの上位製品であり、クアッドコア/8スレッドのみのラインナップとなっているが、下位モデルはメインストリーム向けであり、2009年9月8日(日本時間)に発売されたCore i5シリーズと同じLGA 1156パッケージとなる。同アーキテクチャの下位製品は、Core i5以外にCore i3(デュアルコア)シリーズが予定されている。また後継製品として6コアCPU(Gulftown 32nmプロセスルール)が2010年に予定されているが、商品名はCore i7ではなくCore i9となる予定。

目次

[編集] 特徴

Core i7 裏面のピン配置
  • CPUメモリコントローラが内蔵され、従来のノースブリッジにあたるIOHとQPIで接続されている。下位製品では、ノースブリッジにあたる機能も内蔵されたためノースブリッジが存在しない。
  • メモリはDDR3を利用し、上位製品はトリプルチャネル、下位製品はデュアルチャネルに対応。
  • メモリコントローラの機能をCPUに統合したため、FSBという概念がない。
  • ポイント・ツー・ポイントで接続するQPIを採用したため、従来のP4バスと比較して、チップ間の接続が大幅に高速化している。
  • L1および256KBのL2キャッシュをコアごとに実装し、L3キャッシュは全てのコアで共有される。
  • 消費電力と温度を専用のコントローラで常時監視し、余裕がある場合自動的にTDP内に収まる範囲で動作倍率を引き上げるIntel Turbo Boost Technology搭載。
  • 1つのダイに4つのコアを載せるいわゆるネイティブクアッドコアの実装。
  • 同時マルチスレッディング技術 (SMT) であるHyper-Threading Technology (HTT)実装し、その場合は4コア製品は最大で同時8スレッドの処理が可能。
  • 最上位モデルは黒いロゴマークのExtreme Editionとなる。
  • グラフィックコントローラをオンチップで統合する製品も予定されている。ただし、当面はMCM実装で、同一ダイへの統合は行われない。
  • Core 2で採用されているソケットLGA 775に代わり、上位製品はソケットLGA 1366、下位製品はソケットLGA 1156が採用される。従前に比べ、接点が長円化し、パッケージサイズも42.5mm×45mmへと肥大化している[1]

[編集] デスクトップ向けラインナップ

[編集] Core i7 Extreme Edition

Core 2 Extreme (デスクトップ向け)シリーズの後継製品。通常のi7と違い、QPIの速度が速く、コアの内部コアクロック倍率が固定されていない。また、Turbo Mode での内部コアクロックの倍率が細かく設定可能となっている。

Bloomfield(ブルームフィールド)

Core i7 Extremeの第一世代の製品。

プロセッサーナンバー 動作周波数 コア数 (スレッド数) キャッシュ QPI速度 TDP ソケット プロセス 発売時期
-975 Extreme Edition 3.33GHz (x25) 4 (8) L2:256KB×4
L3:8MB
1x 6.4GT/s 130W LGA1366 45nm 2009年6月3日 日本時間
-965 Extreme Edition 3.20GHz (x24) 2008年11月16日 日本時間
  • 965 Extreme Editionと940は2009年9月4日をもって注文・製造を終了した[2][3]

[編集] Core i7

Core 2 Quad (デスクトップ向け)シリーズの後継製品。

Bloomfield(ブルームフィールド)
プロセッサーナンバー 動作周波数 コア数 (スレッド数) キャッシュ QPI速度 TDP ソケット プロセス 発売時期
-960 3.20GHz (x24) 4 (8) L2:256KB×4
L3:8MB
1x 4.8GT/s 130W LGA1366 45nm 2009年10月20日 日本時間
-950 3.06GHz (x23) 2009年6月3日 日本時間
-940 2.93GHz (x22) 2008年11月16日 日本時間
-920 2.66GHz (x20)
  • 960については組込、OEMメーカー向けで、一般ユーザーが入手できる機会は少ない。
Lynnfield(リンフィールド)
2009年9月8日に公式発表、即日発売開始されたクアッドコアプロセッサ。Core i7/i5と命名された[4]。LGA1156パッケージで、デュアルチャネルのDDR3メモリコントローラとPCI Express 2.0 x16を実装。ノースブリッジにあたる機能がCPUコアに統合された為、CPUコア内でのノースブリッジにあたる通信にはQPI、サウスブリッジとの通信にはBloomfieldと同様にDMIで接続されている。
プロセッサーナンバー 動作周波数 コア数 (スレッド数) キャッシュ DMI速度 TDP ソケット プロセス 発売時期
-870 2.93GHz (x22) 4 (8) L2:256KB×4
L3:8MB
1x 2.5GT/s 95W LGA1156 45nm 2009年9月8日 日本時間
-860 2.80GHz (x21)

[編集] モバイル向けラインナップ

[編集] Core i7 Extreme Edition

Core 2 Extreme (モバイル向け)シリーズの後継製品。

Clarksfield(クラークスフィールド)
Lynnfieldのモバイル版。2009年9月24日に公式発表されたクアッドコアプロセッサ。2チャンネルのDDR3メモリコントローラとPCI Express 2.0 x16を実装。
プロセッサーナンバー 動作周波数 コア数 (スレッド数) キャッシュ DMI速度 TDP ソケット プロセス 発売時期
-920XM 2.00GHz 4 (8) L2:256KB×4
L3:8MB
1x 2.5GT/s 55W 989 45nm 2009年9月24日 日本時間

[編集] Core i7

Core 2 Quad (モバイル向け)シリーズの後継製品。

Clarksfield(クラークスフィールド)
プロセッサーナンバー 動作周波数 コア数 (スレッド数) キャッシュ DMI速度 TDP ソケット プロセス 発売時期
-820QM 1.73GHz 4 (8) L2:256KB×4
L3:8MB
1x 2.5GT/s 45W 989 45nm 2009年9月24日 日本時間
-720QM 1.60GHz L2:256KB×4
L3:6MB

[編集] 出典

  1. ^ LGA775は円形接点で、パッケージサイズは37.5mm×37.5mm
  2. ^ Intel、同社最上位CPUのCore i7-965/940を早くも製造終了に - PC Watch 2009年5月7日
  3. ^ 米インテルのプレスリリース(英語・PDF)
  4. ^ 【笠原一輝のユビキタス情報局】 見えてきたIntelの新しいプロセッサブランド戦略 - PC Watch 2009年7月13日

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年10月24日 (土) 03:32 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【Intel Core i7】変更履歴

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