J1参入決定戦
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J1参入決定戦(J1さんにゅうけっていせん)は、1999年のJリーグ2部制導入に合わせ、J1とJ2のクラブを振り分けるために1998年末に実施されたトーナメント戦。
Jリーグ18クラブと旧JFLのJリーグ参加希望クラブをJ1・16クラブ、J2・11クラブに振り分けるため、1997年と1998年のJリーグ順位から順位ポイント(98年度は97年度の倍)を算出し下位となった5クラブと、1998年のJFLで2位以内に入ったJリーグ準加盟クラブが参加して、J1参入枠3つを争う予定だった。
しかし、横浜フリューゲルスが消滅することになったため、J1からのトーナメント参加が1クラブ減の4クラブとなった。JFL側は準会員2クラブのうち、ブランメル仙台が7位に終わったため、2位に入った川崎フロンターレのみに参加権が与えられた。この結果、ジェフユナイテッド市原(順位ポイント15位)、コンサドーレ札幌(同16位)、ヴィッセル神戸(同17位)、アビスパ福岡(同18位)、川崎フロンターレの計5クラブで争われることになった(ちなみにフリューゲルス消滅を受けて繰り上げでJ1に参入できた14位クラブは京都パープルサンガ)。
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[編集] 順位ポイントの付け方
- 1997年度は参加17チームの年間順位により1位17点、2位16点、3位15点…以下1点ずつ減点し、17位は1点をそれぞれ加算。但し、この年のセカンドステージは日本代表選手が同時期に開催されたワールドカップフランス大会・アジア最終予選に拘束された関係上、リーグ戦の通常の勝ち点とは別に、順位ポイント用の特別勝ち点として代表に拘束された選手1名分に付き0.1点の勝ち点を計上し、修正した上で順位ポイントを算定した。
- 1998年度は同じく年間順位1位に36点、2位34点、3位32点…以下2点ずつ減点し、18位は2点をそれぞれ加算。コンサドーレ札幌はこの年JFLからの昇格参入のためこのシーズンの順位ポイントのみが対象となった。
[編集] その順位
- ※ピンク地の4チームが入れ替え戦出場。横浜F(オレンジ地)は、横浜Mとの吸収合併によりチーム消滅。
| 順位 | チーム | 1997年度 | 1998年度 | 合計ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ジュビロ磐田 | 17 | 36 | 53 |
| 2 | 鹿島アントラーズ | 16 | 34 | 50 |
| 3 | 清水エスパルス | 13 | 32 | 45 |
| 4 | 横浜マリノス | 15 | 30 | 45 |
| 5 | 名古屋グランパスエイト | 9 | 28 | 37 |
| 6 | 横浜フリューゲルス | 12 | 24 | 36 |
| 7 | 浦和レッズ | 8 | 26 | 34 |
| 8 | 柏レイソル | 11 | 22 | 33 |
| 9 | セレッソ大阪 | 7 | 20 | 27 |
| 10 | ベルマーレ平塚 | 10 | 16 | 26 |
| 11 | サンフレッチェ広島 | 6 | 18 | 24 |
| 12 | ガンバ大阪 | 14 | 8 | 22 |
| 13 | ヴェルディ川崎 | 4 | 14 | 18 |
| 14 | 京都パープルサンガ | 3 | 12 | 15 |
| 15 | ジェフ市原 | 5 | 6 | 11 |
| 16 | コンサドーレ札幌 | - | 10 | 10 |
| 17 | ヴィッセル神戸 | 2 | 4 | 6 |
| 18 | アビスパ福岡 | 1 | 2 | 3 |
[編集] スコアテーブルと戦評
- 太字が次年度J1参入チーム
- 斜字が次年度J2参入チーム
| 対戦 | 勝利チーム | スコア | 敗戦チーム | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 参入決定予備戦(1回戦) | アビスパ福岡 (J・18位) |
3 | 3v–2 博多球 |
2 | 川崎フロンターレ (JFL・2位) |
| 参入決定戦(2回戦) | ヴィッセル神戸 (J・17位) |
4 | 2–1 神戸ユ |
1 | コンサドーレ札幌 (J・16位) |
| 2–0 室蘭 |
|||||
| ジェフ市原 (J・15位) |
4 | 2–0 博多球 |
1 | アビスパ福岡 | |
| 2–1 市原 |
|||||
| 第3参入クラブ決定戦(敗者復活戦) | アビスパ福岡 | 4 | 1–0 博多球 |
0 | コンサドーレ札幌 |
| 3–0 室蘭 |
|||||
1998年11月19日 アビスパの本拠地、東平尾公園博多の森球技場でアビスパ対フロンターレが一発勝負で争われ、Vゴール方式の延長戦の末アビスパが勝利。フロンターレのJ2参入が決定。 →いわゆる博多の森の悲劇。
1998年11月22日、11月26日 次にジェフ対アビスパ、コンサドーレ対ヴィッセルがホーム・アンド・アウェー方式で実施され、ジェフとヴィッセルがそれぞれ勝ちJ1参入決定。
1998年12月2日、12月5日最後にコンサドーレ対アビスパの組み合わせで第3参入クラブ決定戦となり、アビスパが最後のJ1の席を射止めた。これにより、コンサドーレは昇格後わずか1シーズンでJリーグのトップリーグから陥落することになった(いわゆる室蘭の悲劇)。しかし、J18チームで唯一前年の順位ポイントを持っていなかったこの年年間14位の札幌にとってはこのシステムがなければ参入戦に回ることがなかったため、コンサドーレサポーターの間には今でもこの「2年間の順位ポイント」システムに異論を唱える人が少なくない。
アビスパ福岡はこの年から3年連続でJ1残留争いを勝ち抜き、「落ちない」ジンクスと言われた(4年目の2001年シーズンで降格)。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年11月8日 (日) 10:18 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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