JR西日本283系電車

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JR西日本283系電車
JR西日本283系電車
JR西日本283系電車
編成 3両・6両
営業最高速度 130(曲線通過+30km/h)km/h
設計最高速度 130(曲線通過+35km/h)km/h
編成定員 310人(普)+30人(グ)=340人
全長 21,300 (21,800)mm
全幅 2,850mm
全高 3,390mm
編成質量 218.5 t
軌間 1,067mm
電気方式 直流1,500V
編成出力 1,760kW (2M4T)
880kW (1M2T)
制御装置 PWMIGBT-VVVFインバータ制御
(WPC8)
駆動装置 WN平行カルダン歯車形たわみ軸継手方式
ブレーキ方式 電力回生併用電気指令式空気ブレーキ抑速付)
保安装置 ATS-P/ATS-SW
貫通扉を備える先頭車両。連結時以外は幌が収納されている。
9両編成での運転時の様子(前3両が付属編成)

283系電車(283けいでんしゃ)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)の直流特急形車両

オーシャンアロー (Ocean Arrow) の愛称がある。1996年平成8年)7月31日特急「スーパーくろしお(オーシャンアロー)」として営業運転を開始した。1997年(平成9年)3月8日のダイヤ改正で列車名が「オーシャンアロー」となった。

目次

[編集] 概要

従来、L特急くろしお」に使用されていた381系の置き換え・高速化を図るため、そして観光列車にふさわしい車両として設計され、川崎重工業近畿車輛日立製作所で製造された。381系電車に倣い、振り子式車両として設計されているが、制御式自然振り子機構を採用したため、乗り心地は381系より改善されている。

足回りは223系1000番台をベースとしたIGBT素子によるVVVFインバータ制御で、日立製作所製と三菱電機製の2種類の制御装置を使用している。集電装置にはJR西日本の在来線電車では初めてシングルアーム式パンタグラフが採用された。681系と同じ旋律ミュージックホーンが引き続き採用された。

最高速度は130km/hで、登場時は曲線通過速度本則+35km/hを目標としていたが、2008年時点では最大で本則+30km/hである。紀勢本線(きのくに線)の半径400mのカーブが連続する区間を100km/hで走行することが可能である。130km/h運転は東海道本線JR京都線)外側線ときのくに線の一部区間で実施されている。

車体は普通鋼製だが軽量化を図っている。また、車体および機器は耐寒耐雪構造となっている。

種別(列車名)・行先表示器221系以来の標準である、種別(列車名)は幕式、行先はLED式となっている。側面にはイルカをイメージしたマークがある。

6両編成(基本編成)2本(計12両)、3両編成(付属編成)2本(計6両)の計18両が日根野電車区に在籍している。基本編成の新宮方向先頭車両と付属編成のうち1本(A931編成)の天王寺京都方向先頭車両に非貫通のパノラマ型グリーン車を連結している。また、基本編成の3号車に展望ラウンジが設置されている。このため、3号車の4号車側には客用ドアはない。

編成中の扉位置は381系とは異なることから、各停車駅の乗車位置案内も「くろしお」・「スーパーくろしお」とは別に設定されている。また、和歌山支社監修の阪和線時刻表には、列車時刻の上にイルカのマークが入っていた。

なお、営業運転開始時のキャッチフレーズは、『海と太陽が大好きな列車』であった。

[編集] 運用

特急「オーシャンアロー」専用で、京都駅新大阪駅 - 新宮駅間で運用されている。通常は基本編成の6両で、多客期には付属編成を1本つなげた9両編成での運転となっている。また検査時などまれに付属編成を2本連結した6両編成で運転する場合がある。

不測の事態により車両のやりくりができない場合は381系「スーパーくろしお」編成が使用される。

[編集] その他

JR西日本では、1994年(平成6年)頃、新世代の振り子式車両として「WEST21」構想を発表したことがある。これは、1両の車体長を従来車の半分程度に、連接台車ながら車輪は1軸としてのようにクネクネと動く車両を開発し、それまでの振り子式車両以上の速度向上を目指す、というもので、2000年(平成12年)頃を目途に開発する、というものであった(タルゴも参照)。

なお、本系列は18両が製造されただけにとどまっている。


[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月27日 (金) 12:31 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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