Ju 322 (航空機)

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ユンカース Ju 322

  • 用途:大型輸送グライダー
  • 製造者ユンカース
  • 運用者:ドイツ空軍
  • 初飛行1941年4月
  • 生産数:2機
  • 運用状況:試作のみ

ユンカース Ju 322 マムート(Mammut、マンモス)は、第二次世界大戦ドイツ空軍で使用されるために提案された全翼機に近い形の大型輸送グライダーである。2機の試作機が製造されただけであった。

目次

[編集] 開発

1940年末にユンカース社により設計されたJu 322は、メッサーシュミット社のMe 321 ギガント輸送グライダーと同じ任務を遂行する輸送用の大型軍用グライダーであり、戦略物資を使用せずに製造される全木製構造であった。

元々Ju 322はIV号戦車8.8 cm高射砲ハーフトラック自走砲とその要員、弾薬、燃料など20,000 kgの貨物のほぼ全てをその巨大な主翼の内部に搭載できるように考えられていた。

主翼の前縁中央部には湾曲した貨物ドアがあり、その上にコックピットがあった。Ju 322の尾部は主翼中央部から後へ延びており、通常の配置の水平、垂直尾翼と方向舵を持っていた。生産型には単装の7.92 mm機関銃を装備した回転銃座を3基設置する計画であった。

[編集] テスト

最初の試作機(Ju 322 V1)を製造中に、この全木製グライダーは問題に遭遇した。結果的にJu 322のペイロードは16,000 kgに減り、後には11,000 kgまでも減った。

1941年4月にJu 322 V1号機はユンカース Ju90に曳航されて初飛行を行った。試験飛行は概ね成功でありJu 322の設計の更なる改善が計画されたが、1941年5月に航空省はJu 322固有の貧弱な設計を考慮して開発プロジェクトの中止を命令した。

開発プロジェクトがキャンセルされた後もJu 322 V1号機は数回の試験飛行を実施したが、98%完成していたJu 322 V2号機は放棄された。

[編集] 要目

(Ju 322 V1)

  • 全長:30.25 m (99 ft 3 in)
  • 全幅:62 m (203 ft 5 in)
  • ペイロード:11,000 kg (24,255 lb)

[編集] 関連項目

[編集] 出典

  • Kay, A.L. and Smith, J.R. German Aircraft of World War II. Naval Institute Press, 2002.


最終更新 2009年11月23日 (月) 10:19 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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