Lunascape

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Lunascape
開発元 Lunascape株式会社
最新版 5.1.6 (2009年11月4日)
最新評価版 6.0β (2009年11月11日)
対応OS Windows 98 / ME / 2000 / XP / Vista / Mobile / CE
プラットフォーム Windows
種別 ウェブブラウザ
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.lunascape.jp/
  

Lunascape(ルナスケープ)は、Windows上で動作するウェブブラウザである。早稲田大学大学院理工学研究科情報・ネットワーク専攻博士課程に所属していた近藤秀和により開発された。現在は近藤の設立したLunascape株式会社によって開発・提供が行われている。

目次

[編集] 概要

Internet Explorerがバージョン6の頃にIEコンポーネントを使用するタブブラウザ形式のブラウザとして開発されたブラウザである。初期よりInternet Explorer用のツールバーやサイドバーといったIE用アドオンをLunascapeのブラウザでもそのままアドオンとして利用出来るようになっていた。バージョンがあがるにつれて全体的に多機能化しているが、IE用アドオンへ対応したブラウザは現在でも少ないため、このブラウザの大きな特長となっている。

機能が多い反面、スペックの低いパソコンを対象とした軽量版Lunascape Liteや、USBメモリに入れて持ち運べるLunascape Pocketも公開されている。さらに近年はmixiはてななど各コミュニティサイトとの連携や、各企業と提携した機能特化版の提供も行っている。

[編集] 主な機能

タブブラウジング
Lunascapeの基本機能。タブ形式のインターフェースでページを複数切り替えて表示する。MDI形式の表示にも対応しており、複数のページを並べて表示することも可能である。
IE用アドオンへの対応
GoogleツールバーやYahoo!ツールバーなどのツールバーや、RSSクリップなどのサイドバー形式のアドオンをLunascapeのアドオンとして利用できる。
サイドバー機能
IE用のアドオンやLunascape独自のアドオンをサイドバーとして表示可能。複数を同時に表示したり、グループ化してタブインターフェースで切り替えることも可能である。また、サイドバーはドッキング形式のインターフェースとなっており、本体との分離・結合も自在。
スキン機能
スキンを切り替えることによりアイコン類のデザインを変更することが可能。バージョン4.0以降では、スキン作者がスキン側での設定を行えば、OSに依存しないタイトルバーを用いることも可能となった。
スタイル変更
ツールバーなどの配置やレイアウトがあらかじめパターンとして保存されている。単純なWeb閲覧やブログ投稿など、用途に応じたスタイルが用意されており、ツールバーのボタン設定などをまとめてカスタマイズすることが出来るようになっている。
メニューとツールバーのカスタマイズ
ツールバーのカスタマイズ機能を使えばLunascape独自のメニューとツールバーはドラッグアンドドロップで機能の追加・削除を行うことが出来る。ただし登録できる機能が多いため、少々複雑なものとなっている。
ブラウザエンジンの切り替え
ブラウジングに利用するHTMLレンダリングエンジンMozilla Firefoxで利用されているGeckoや、SafariGoogle Chromeで利用されているWebKitに切り替えて表示することが可能である。2009年10月現在、3つのブラウザエンジン切り替えをサポートするウェブブラウザはLunascapeのみである(2007年に風博士がトリプルエンジン向け実装を行ったが、トリプルエンジン共存・実行時切り替えは出来なかった)。
広画面表示
バージョン5.0 rc3で実装。ブラウザ上部のツールバーを隠し、サイトの表示面積を大きくすることができる。ネットブック/UMPCでの利用に適した表示モードである。
ポッドキャスト
バージョン3.6.0で実装。URLを登録するだけでポッドキャスト機能を利用可能である。
RSS広告
Lunascape株式会社は、LunascapeにRSS広告社のTrend match Web Serviceを採用することで、同社と合意・提携したことを2006年5月23日に発表した。これにより、LunascapeのRSSティッカー機能にRSS広告社が提供するコンテンツ連動型広告配信サービスが導入される為、Lunascapeでアクセスしているウェブページの内容に合わせて、RSSティッカーに広告が配信される。

[編集] エンジン切り替え

Lunascapeは基本的にTridentに依存するブラウザであるが、これ以外にGeckoとWebKitというふたつのブラウザエンジンを利用できることが大きな特徴となっている。

各ブラウザエンジンはメインで使用することも想定して開発が進められており、MozillaAppleによりブラウザのセキュリティアップデートが公開された場合、Lunascapeも追随してブラウザエンジンをアップデートする方式が取られている。

[編集] Gecko

バージョン2.0にて実装。最初はMozilla ActiveX Controlを使用し、Trident使用時とほぼ同等の基本機能を提供していた。Mozilla ActiveX Control Projectがソフトウェアの更新を停止した以後も、独自にブラウザエンジンのアップデートを行っている。

バージョン6.0α以降はMozilla ActiveX Controlを廃止し、XULで書かれたプログラム(Firefoxベース)を直接利用する方式に変更している。XULアプリケーションをベースにすることで、Firefox用の拡張機能が利用できるようになり、Geckoエンジンの拡張性が高くなった。インストールされた拡張機能は簡単に扱えるよう、特別な操作を行わなくてもLunascapeのGUIから呼び出せるようになっている。なお、Firefox拡張機能はほとんどのものが利用可能だが、全ての拡張機能が利用出来るわけではない。

[編集] WebKit

バージョン5.0αにて実装。バージョン6.0時点での機能は限定的で、基本的なブラウジング機能しか利用できない。しかし、開発者向けツールが実装されているため、現時点でもWebKitをデバッグや表示確認のためのツールとして利用することは可能である。

[編集] Lunascape3.0以降の主要なバージョン変遷

各バージョンの詳細なリリース情報はLunascape更新情報Lunascape5リリースノートを参照。

[編集] Lunascape (企業)

Lunascapeは当初、近藤秀和が個人で開発していたが、2004年8月26日に開発やサポートの円滑化を目的にLunascape株式会社を設立した。以後は同社によりチーム体制でLunascapeの開発を行っている。また、2008年6月16日にはアメリカシリコンバレーに100%子会社の「Lunascape Inc.」を設立したと発表[2]

[編集] 受賞歴

[編集] 脚注

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  1. ^ 国産タブブラウザ「Lunascape」日誌、2006年9月20日
  2. ^ Lunascapeが世界展開へ シリコンバレーに現地法人(ITmedia News 2008年6月16日記事)
  3. ^ 平成15年度未踏開発ソフトウェア創造事業 採択概要、独立行政法人情報処理推進機構、2004年
  4. ^ ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2005の発表について、独立行政法人情報処理推進機構、2005年

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


最終更新 2009年11月14日 (土) 00:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【Lunascape】変更履歴

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