M級潜水艦
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| M級潜水艦 | |
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| 艦級概観 | |
| 艦種 | モニター潜水艦 |
| 艦名 | |
| 前級 | J級潜水艦 |
| 次級 | ノーチラス級潜水艦 |
| 性能諸元 | |
| 排水量 | 水上:1,594トン、水中:1,945トン |
| 全長 | 90.14m |
| 全幅 | 7.52m |
| 吃水 | 4.80m |
| 機関 | ディーゼル・エンジン:2基-出力:2,400馬力 電動モーター:2基-出力:1,600馬力 |
| 最大速力 | 水上:15ノット ( 27.78km/h ) 水中:9.5ノット (17.59km/h ) |
| 航続距離 | 水上:15ノット-2498海里 ( 4,627km ) 水中:8ノット-9海里 ( 16.7km ) |
| 乗員 | 64名 |
| 兵装 | 305mm単装砲:1基 76.2mm単装砲:1基 457mm魚雷発射管:艦首4基 ( ※ M3は533mm魚雷発射管:艦首4基 ) 魚雷:8本 |
M級潜水艦 (M Class Submarines) は、イギリス海軍が建造・保有した潜水艦。大口径火砲を搭載する潜水艦として第一次世界大戦後に4隻が建造されたが、活躍の場がないまま第二次世界大戦までに2隻が事故により沈没喪失し、1隻は竣工すらしなかった。
[編集] 概要
潜水艦の構造的制約や、あるいは利点などを活かして、他の軍艦には見られないような奇抜な潜水艦が設計されることは、古今東西よく見られることであった。「モニター潜水艦」と呼ばれるM級潜水艦も、そうした試みの産物の一つである。
第一次世界大戦当時の潜水艦は、まだ技術的未熟さから潜航深度、速力、攻撃火力、航続距離といった、軍艦としては死活問題となる性能の全てに問題があった。結局の所はこの時代の潜水艦は、「必要な時のみ潜航する」というものであり、実際には浮上したままで航行する場合のほうが遥かに多かった。特に通商破壊戦に用いる場合は、標的となる商船の前に浮上し、警告を与え乗組員退避の時間を与えた上で攻撃するのが一般的であった(ドイツが無警告での無差別攻撃に切り替えるのは大戦後半期になってからであり、結果としてアメリカの参戦を招く失策であった)。そのため商船に偽装した対潜水艦用の艦艇(Qシップ)によって、浮上した潜水艦に反撃するという戦法も用いられている。それゆえに、浮上して敵に対峙した場合に火力で圧倒する潜水艦というコンセプトが有効なものであると考えられた。そこで技術者たちが考えたのは、潜水艦に大口径砲を搭載させ、目標艦船の傍らで急速浮上後すかさず主砲で砲撃、これに致命傷を与えようという構想である。こうしてK級潜水艦の建造計画から4隻を抜き出し、大幅な設計変更を加えM級潜水艦として着工した。
主兵装の305mm砲は艦橋前方へ艦首方向に設置された。砲塔の旋回角度は中心線から左右にそれぞれ7.5°と限られており、大まかな方向は艦の向きを変えることで調整された。砲身の仰角は最大20°であり、潜望鏡深度からでも砲撃できたが、再装填のためには浮上しなければならないという制約があった。弾丸の威力は戦艦の主砲と同等であり、命中すればたいていの目標に十分な効果が期待できた。
だがそもそもの潜水艦の最大の特性は「深く静かに潜航せよ」と言われるとおり、秘匿性の高さにある。その秘匿性を無視し、敵の眼前に己の姿をさらけ出すという潜水艦の使用法は、本質的に矛盾を抱えており、潜水艦の揺籃期における試行錯誤に過ぎなかった。結局の所は、潜水艦の発展は潜航したままでの魚雷攻撃を主とする方向が大勢となり、浮上しての艦砲による攻撃を主とする本艦のコンセプトはすぐに廃れることとなった。3隻が竣工したものの、M1が事故で失われた後に他の2隻は主砲塔を撤去され、M2は水上機搭載潜水艦に、M3は機雷敷設潜水艦にそれぞれ改装された。M4は竣工すらせずに廃棄された。
ちなみにM1の事故から70年以上経った1999年に調査が行われた結果、M級の特長である主砲部分からの浸水がその沈没原因であったと判明している。
[編集] 同型艦
※未竣工
- M4
[編集] 関連項目
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最終更新 2009年10月23日 (金) 22:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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