Mac OS X v10.6

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Mac OS X v10.6 Snow Leopard
Mac OS X ファミリー
開発者
アップル
ウェブサイト http://www.apple.com/jp/macosx/
リリース情報
リリース日 2009年8月28日(info)
最新版 10.6.2 (10C540)(2009年11月9日)(info)
ソース モデル プロプライエタリ(基盤となるDarwinオープンソース)
ライセンス APSL and Apple EULA
カーネル ハイブリッドカーネル

Mac OS X v10.6 Snow Leopard(マックオーエス テン バージョンじってんろく スノーレパード[1])は、アップルが開発・販売しているOSである。2009年8月28日に発売された。Mac OS Xシリーズの7つ目のOSであり、Mac OS X v10.5 Leopardの後継である。

目次

[編集] 概要

2008年6月のWWDC 2008の基調講演で初めて発表された[2]。新機能よりもパフォーマンスと安定性に注力し、システム本体と付属アプリケーションを含めたOS全体がよりコンパクトになった。Mac OS X v10.5 Leopardからのアップグレードとして2009年8月28日に、Snow Leopardのシングルユーザライセンスは米国で29ドル、日本では3300円で提供され、一家5人までが使えるSnow Leopard Family Packは米国で49ドル、日本で5600円で販売される他、IntelベースのMacのTigerユーザには、Mac OS X v10.6 Snow Leopard, iLife ’09, iWork ’09が含まれたMac Box Setが169ドルで、Family Packが229ドルで用意され[3]、2009年8月28日以降発売のすべてのMacに標準装備される。

[編集] 対応環境

  • Intelプロセッサを搭載したMacintosh
  • 1GB以上のメモリ
  • 5GB以上のディスクスペース

[編集] 新機能

  • インストール時に必要なHDDの容量がLeopardに比べて数GB減っている[4]。OSのインストール時間もそれに伴い高速化された。
  • DockExposé - Exposéのアプリケーション単位のウィンドウ一覧表示を、Dockアイコンをクリックして切り替えられる。Dockからサブフォルダの深い階層に直接アクセスできるようになった。ウィンドウを最小化してDockのアプリケーションアイコンに格納するオプションがついた。
  • サービスメニュー - メニューをプルダウンした時、その時点で利用可能なサービスだけが表示されるようになった。項目ごとにシステム環境設定で表示/隠すを選択できる。
  • 「開く/保存」 ダイアログ - Quick Lookが利用できるようになった。

[編集] 付属アプリケーション

  • Finder - Cocoaで作り直され、表示や処理の速度が高速化された。ウィンドウにアイコンサイズを変更するスライダーが付き、アイコンを最大512×512ピクセルで表示可能。UTIがファイルとアプリケーションの関連付け判定に標準で用いられるようになり、リソースフォークに保存されているファイルタイプとクリエータ情報は無視される[5]
  • Safari - これまでで最も高速なJavaScriptの実装を実現。パフォーマンスはSafari 3に比べて53%向上する[6]。プラグインを個別プロセスとして実行するため、プラグインがクラッシュしてもブラウザ全体が落ちることはなくなった。
  • プレビュー - 新しい一覧表示機能である「コンタクトシート」モードが追加された。注釈機能の強化がなされた。表示が高速化され、JPEG画像を開くスピードは約2倍、PDFは約1.5倍速くなっている。
  • QuickTime Player - デザインが一新された。アプリケーション内でビデオの録画や簡単な編集ができ、YouTubeMobileMeに投稿できるようになった。
  • Microsoft Exchange 2007のネイティブサポート - 付属アプリケーションでは、MailiCalアドレスブックが対応する。
  • Automator - サービスメニューが作れるようになった。実行速度が大幅に向上した。

[編集] テクノロジー

  • Grand Central Dispatch - 新たに導入された並行計算プログラミング技術。C言語C++言語およびObjective-C言語に特殊なブロック記述を拡張し、ブロックのキューイングによる並行計算を行う。ブロックはシステムで管理されたスレッドで実行されるため、アプリケーションコードによるスレッド管理を軽減できるほか、諸々の最適化が自動的に施される。
  • OpenCL (Open Compute Language) - GPU計算能力をどのアプリケーションでも利用できるようにする。
  • 64ビット - v10.5では最大4TBであった物理メモリ(RAM)容量の限界が最大16TBに向上する[7][8]。また、ほとんどのシステム付属アプリケーションが64ビットアーキテクチャ対応に作り替えられた。v10.5と同じく、32ビットカーネル上で64ビットおよび32ビットのドライバとアプリケーションが同時に動作可能。
  • Time Machine - バックアップ速度が大幅に高速化。Time Capsuleへの最初のバックアップにかかる時間が最大80%短縮される。
  • QuickTime X - iPhone OSのメディアテクノロジーを利用し、モダンなオーディオおよびビデオフォーマットのサポートを最適化する。
  • VoiceOver - 視覚に障害のあるユーザーのための技術。トラックパッドをスクリーンのように一本の指でなぞることによって、ウィンドウやデスクトップの各部分を耳で確認しながら操作することができるようになった。
  • セキュリティ

[編集] 廃止された機能

  • InputManager - セキュリティ上の配慮から、搭載されなくなった。これを利用するプラグインやユーティリティは動作しなくなる。
  • AppleTalk - Mac OS X v10.4より徐々に機能縮小してきたAppleTalkがサポートされなくなったため、この機能を利用する周辺機器などは使用できない。

[編集] バージョン履歴

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 商標出願番号2008-86521では、スノーレオパード
  2. ^ アップル、Mac OS X Snow Leopardをデベロッパにプレビュー
  3. ^ アップル、Mac OS X Snow Leopardを発表
  4. ^ 容量の算出方法が10進法に変わったために単純に比較はできないMac OS X でのドライブの容量の表示方法
  5. ^ なお、Snow Leopardに標準付属のアプリケーションでは、ファイル保存の際ファイルタイプとクリエータ情報は記録されない仕様になっている。
  6. ^ 2009年6月8日に、これと同等の機能が搭載され、Leopard, Tigerにも対応するSafari 4.0がリリースされた。ただし、パフォーマンスはSnow LeopardのSafariのほうがより高い。
  7. ^ アップル - Mac OS X - Snow Leopardの新しいテクノロジー(2009年8月30日閲覧)
  8. ^ アップル - Mac OS X Leopard - テクノロジー - 64ビットインターネット・アーカイブ、2007月10月18日保存、2009年8月17日閲覧)
  9. ^ Mac OS X 10.6.1 Update について
  10. ^ Mac OS X 10.6.2 Update について

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月22日 (日) 02:03 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【Mac OS X v10.6】変更履歴

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