Microsoft Windows Server 2003
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| Windows Server 2003 | |
|---|---|
| Microsoft Windows NT ファミリー | |
| 開発者 | |
| マイクロソフト | |
| ウェブサイト | www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/ |
| リリース情報 | |
| リリース日 | 2003年4月24日(info) |
| 最新版 | 2003 SP2 (5.2.3790)(2007年3月27日)(info) |
| ソース モデル | MS-SSI |
| ライセンス | Microsoft EULA |
| カーネル型 | ハイブリッドカーネル |
| 対応プラットフォーム | x86, x64, IA-64 |
| サポート状態 | |
| メインストリーム フェーズ (2010年7月13日まで)[1] | |
Microsoft Windows Server 2003(マイクロソフト ウィンドウズ サーバー にせんさん)はマイクロソフトの小規模~大規模サーバ用のOSである。2003年4月24日に発売された。
目次 |
[編集] 概要
Windows Server 2003 (NT 5.2, Whistler Server) はWindows 2000 Serverの後継として開発された。Windows XPと同じスケジュールで開発されていて、Windows 2000同様にサーバ版とクライアント版を同時に完成させる予定であったが、多少開発に遅れが見られていたサーバ版は当時セキュリティ問題が大きく注目されたこともあり、セキュリティ強化も含め完成が見送られた。
それまでの新機能付加をOSのバージョンアップの目玉としてきたマイクロソフトは、方針を変更し、より安全な環境を用意することに集中している(IISのように、最初から書き直されたものもある)。
出荷までに何度か名称の変更があった。当初はコード名「Windows Whistler Server」と呼ばれていたが、正式な製品名としては「Windows 2002 Server」という名称を経て「Windows .NET Server」となり、「Windows .NET Server 2003」でいったんは決まりロゴグッズなど作成された。しかし発売直前にマーケティング上の理由でキャンセルされて表題どおりの正式名称となった。
[編集] Windows Server 2003 Feature Packs
マイクロソフトはこのバージョンにおける新しいツールや特徴・機能を「Feature Packs(フィーチャーパックス)」という形で無償ダウンロード提供をおこなっている。その内容は以下の通りである。
- Active Directory Application Mode
- Active Directory のユーザーおよびコンピュータ向けの Remote Control Add-on
- Automated Deployment Services (ADS)
- Directory Services Markup Language(DSML) Services for Windows
- Identity Integration Feature Pack
- Linux Guest Support for Virtual Server 2005 R2(Virtual Machine Additions for Linuxとも呼ばれる)
- Scalable Networking Pack
- Virtual Server 2005 R2
- Windows Server Update Services
- Windows Services for UNIX
- Windows Rights Management サービス(及びクライアント)
- Windows SharePoint Services
- Windows システム リソース マネージャ
- グループポリシー管理コンソール
- シャドウコピークライアント
[編集] Windows Server 2003 R2
Windows Server 2003 Service Pack 1をベースに開発されたもの。2005年12月にリリースされた。内部での特に目立った変更は無いが、R2では新機能がセットになった別CDとして提供されている。R2のいくつかの新機能はR2以外でも利用できるようリリースされている。
R2では、今まであった機能の向上から、UNIXの機能の利用を可能にしたり、仮想化やそれに伴うOSライセンス契約内容の改訂といったものまで、さまざまな変更が行われている。
なお、R2は初期版のWindows Server 2003とは別製品であり、正式にアップグレード権を持っていない場合、Server 2003からServer 2003 R2へのアップグレードは行えない。
[編集] サービスパックに関して
[編集] Service Pack 1
2005年4月19日にリリースされた。今までの形式のサービスパック同様、バグの修正に加えて以下の様な変更や強化があった。また、Service Pack 1で導入された変更と強化はWindows XP Service Pack 2から大方取り込んでいるものである。
- DEP : バッファオーバーフローを利用したコンピュータへの攻撃を検知して攻撃を防ぐ効果が得られる。ただし、DEPによって"わざとDEPにひっかかる仕組みを意図して利用している"プログラムなどがあるため、一部正常に動作しないプログラムもあるので注意されたい。
- IISのメタベース監査 : IISのメタベースの全ての変更を追跡できるようになった。
- Windows Firewall : 今までにあったInternet Connection Firewallという名であったファイアウォール機能を強化させたもの。インバウンド接続をすべて禁止すると、サーバーとして動作できないため、自動的に有効になることはない。ただし、Service Pack 1と統合されたWindows Server 2003をインストールした場合、インストール中はWindows Firewallが有効になる。これはWindows XP SP2と同様の動作である。XPと違うのは、管理者は初回ログオン時に表示されるダイアログボックスで [完了] ボタンを押すことでファイアウォールを明示的に無効にする必要がある点である。
- Windows Media Player 10 : Service Pack 1にはWindows Media Player 10が同梱された。
- セキュリティ構成ウィザード : サーバーの構成やポリシーの調査をすることで被攻撃対象を減らす手順を踏むことが出来るようになっている。
- リモートアクセス検疫 : 企業ネットワークに接続する必要があるコンピュータ(クライアントコンピュータ)がネットワークの資源を利用できるようにする前に、あらかじめ企業ネットワークの求める構成になっているか確認することが出来るようになった。
- 新しいファイルシステムフィルタマネージャ[1]
[編集] Service Pack 2
2007年3月28日にリリースされたサービスパック(日本語版)である。Service Pack 1ほど大きな仕様の変更は無い。 Feature PacksからMMC 3.0やScalable Networking Packの統合に加え、新しいコマンドラインツール、Windows Vistaの展開のサポートにネットワーク面も強化されている。
[編集] エディションの種類
アップグレード対象製品はWindows NT ServerとWindows 2000 Serverのみ。
- Web Edition
- 主にWebサービスやホスティングサービスを目的としたフロントエンド用途である。IIS 6.0が利用される環境を想定して設計されており、このエディションはCALを必要としていない。64ビット版は提供されていない。プロセッサ数の上限は2個(CPUソケット単位)、メモリ上限は2GBまで。OS単体では販売されておらず、Webサーバーファーム用のハードウェアとともにOEM提供となっている。
- Standard Edition
- 中小企業向けまたは大企業等で利用されるファイルサーバやプリントサーバを目的とした小規模サーバー用途である。Active Directoryはフルサポートされている。プロセッサ数の上限は4個(CPUソケット単位)、メモリ上限は4GBまで(x64 Editionではメモリ上限は32GBまで)。
- Enterprise Edition
- SQL Serverの使用やeコマースを目的としたバックエンドサーバー用途である。Standard Editionと違い、クラスタ化することができる。プロセッサ数の上限は8個(CPUソケット単位)。メモリ上限はSP2未満の32ビットエディションにて32GB、SP2にて64GB。64ビットエディションではSP2未満のItaniumエディションにて64GB、SP2未満のx64 Editionにて1TB、SP2のx64/Itanium両エディションでは2TBまでのサポート。
- Datacenter Edition
- 高度な信頼性や拡張性、可用性が必要な環境で使用される。プロセッサ数の上限は32ビットエディションで32個(CPUソケット単位)、x64/Itanium両エディションで64個(CPUソケット単位)。メモリ上限はSP1以降の32ビット版では128GB、SP2未満のx64/Itanium両エディションでは1TiB、SP2のx64/Itanium両エディションで2TBまでサポート。 従来はデータセンター用のハードウェアとともにOEM提供のみであったが、2006年7月よりVolume License プログラムを通じての提供が開始されている。[2]
- Compute Cluster Server
- スーパーコンピュータなどの高性能数値演算クラスタ (High Performance Computing Cluster) を必要とするアプリケーションの利用を想定して設計されたもの。x64版のみのリリース。
- Small Business Server
- Exchange ServerやISA Server等がセットになっているSOHO等の小規模なビジネス環境用。製品としては安く機能が豊富だが、CAL等に若干の決まりごとがある。Active Directoryのインストールが不可欠の要件であり、ADフォレスト内で単独のドメインしか構成できない制約がある。そのため、ADを削除したり、他ドメインと信頼関係を結ぶことは出来ない。また、後に発売されたWindows Home Serverのベースにもなっている。
- Storage Server Edition
- Windows Powered Network Attached Storage (Windows Powerd NAS) の後継製品に当たるOSで、Windows Server 2003をベースにしたストレージ機器 (NAS) 向けのOSである。
- プロセッサ・メモリの上限は明記されておらず、ハードウェアとともにOEM提供(プリインストール)となっている。
- Home Server
- 家庭でのメディアサーバー等を利用するような環境を想定されて提供されるWindows Server 2003 R2ベースのエディション。
[編集] システム要件
Windows Server 2003 R2, Standard Edition について記述。[3]
- 133MHz以上のプロセッサ (550MHz以上を推奨)
- メモリ 128MB 以上のRAM(256MB以上を推奨、最大4GB)
- ハードディスク 1.25~2GB
- ディスク装置 CD-ROMまたはDVD-ROMドライブ
- ディスプレイ VGA以上(SVGA以上を推奨)
[編集] 脚註
- ^ "マイクロソフト プロダクト サポート ライフサイクル". マイクロソフト. 2009年6月12日 閲覧。
- ^ マイクロソフト、Windows Server® 2003, Datacenter Edition のライセンス方式の一部変更を発表
- ^ Windows Server 2003 システム要件
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年11月12日 (木) 04:46 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【Microsoft Windows Server 2003】変更履歴

