PGM-17 (ミサイル)

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発射台上のソーIRBM
ソー・エイブルによるパイオニア1号の打ち上げ(ケネディ宇宙センター、1958年10月11日)

PGM-17 Thor核弾頭を搭載する射程2,400kmのアメリカ合衆国中距離弾道弾 (IRBM) である。

アメリカ空軍のほか、イギリスにも配備され、イギリス空軍 (RAF) によっても運用されたが、キューバ危機後に撤去された。

Thor」とは北欧神話の「トール」のことであり、英語では「ソー」もしくは「ソァ(ソア)」と発音する。

[編集] 概要

Thor IRBMは一段式の液体燃料ロケットである。酸化剤には液体酸素、燃料にはケロシンを用いている。この一段目を用いた打ち上げロケットが様々な構成で開発・使用され、後にデルタに改称のうえ発展した(→デルタロケットの項参照)。

開発は1954年から開始された。1957年1月25日ケープカナベラル空軍基地で初めて発射された。1958年から部隊配備が開始され、1963年まで運用された。

[編集] 構成例

  • ソー・エイブル (Thor-Able)
    上段にヴァンガードの第2段から派生したエイブル液体燃料ロケット (AJ10-101) を用いたもの。推進剤は硝酸/UDMH。さらに固体ロケットエンジンの3段・4段も用いられた。
    初期の月探査計画に用いられたが月到達を果たせず撤退した。
  • ソー・アジェナ (Thor-Agena) A/B/D
    2段式ロケットで、2段目としてアジェナA/B/D上段ロケット (Bell8048 / 8081 / 8081) を用いたもの。推進剤は硝酸/UDMH。
  • ソー・エイブルスター (Thor-Able Star)
    2段式ロケットで、Able Star (AJ10-104) を用いたもの。
  • ソー・バーナー (Thor-Burner)
    2段式ロケットで、2段目はバーナー2固体ロケットを用いたもの。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月13日 (金) 11:49 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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