PLAYBOY

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PLAYBOY
ジャンル 男性総合誌
発売国 アメリカ合衆国ほか
言語 英語
出版社 Playboy Enterprises, Inc.
刊行期間 1953年9月 -
  

PLAYBOY』(プレイボーイ)は、1953年アメリカ合衆国ヒュー・ヘフナーらによって創刊された成人向け娯楽雑誌である。

目次

[編集] 概要

この雑誌の成功により、出版元はあらゆるメディアに広がる Playboy Enterprises, Inc. に成長した。現在、「プレイボーイ」は世界でも最も知られたブランドのひとつであり、合衆国内の旗艦誌に加えて、各国特別版が全世界で発行されている。内容は、女性のヌード写真に加えてファッション、スポーツ、セレブリティのトピックや、著名な作家(アーサー・C・クラークなど)による短編小説などを掲載。政治上の係争点についてリベラルな見解を表明することでも知られている。

プレイボーイの「趣味のよい」「質の高い」ヌード写真は、プレイボーイのライバル誌である『ペントハウス』とともに、1970年代から創刊された「ハードコア」なポルノ雑誌に対して「ソフトコア」と分類されることもある。

[編集] 歴史

[編集] 命名

当初、『Playboy』誌のタイトルは『スタッグ・パーティ』(「男ばかりの会合」の意)になる予定だった。だが、それまでまるで関わりのなかったアウトドア誌『スタッグ』(“男子専科”の意)からヘフナーに接触があり、もしその名前で雑誌を販売するなら、自分たちの登録商標を守るべく法的措置をとるつもりだと告げられる。ヘフナーと、共同設立者であり取締役副社長のエルドン・セラーズは、会ってこの問題を話し合い、これに代わる新しい名前を考えた。

ニューヨーク州バッファローで1947年から1951年まで自動車を製造していた「プレイボーイ自動車会社」に母親が勤めていたセラーズが、新しいタイトルに「プレイボーイ」はどうかと提案した。

[編集] ロゴ

タキシードの蝶ネクタイをつけたウサギの横顔を図案化したロゴ(「ラビットヘッド」)は、アートデザイナーのアート・ポールが雑誌2号目のためにデザインしたもの。以来、このロゴは毎号掲載されるようになった。この雑誌について常に交わされた笑い話は、「ウサギのロゴは、表紙の絵や写真のどこに隠れているでしょう?」というものだった。ヘフナーは、ウサギには“快活で、遊び心や茶目っ気がある”というイメージから、「ユーモラスであり、セクシーさの象徴」としてウサギをマスコットに選んだと語っている(ウサギは哺乳類の中でもっとも繁殖力の強い生物である)。

このラビットヘッドは色々なジャンルのデザインで採用されている事があり、アメリカ海軍のVX-4飛行隊に属するF-14トムキャットF-4の尾翼にラビットヘッドが描かれた例がある。

[編集] 創刊

創刊号出版にあたり、第2弾が出せるのかヘフナーには確信がもてなかったこともあり、1953年9月に発行された創刊号には日付が入っていない。初めての中綴じグラビア写真はノーマ・ジーン(後のマリリン・モンロー)だった。その写真は彼女がカレンダー用に撮影したものの流用であり、『プレイボーイ』誌のための撮りおろしではなかったが、創刊号は即座に話題となり、数週間で売り切れとなった。1冊の値段は50セントで、発行部数は53,991部であった[1]。2002年には「新品未使用」もしくは「新品同様」とうたわれた創刊号が5,000ドル以上で売れたこともある[要出典]

[編集] 都市伝説

表紙にプリントされていたある「印」のおかげで、ヘフナーとその号の表紙を飾ったプレイメイトに関する都市伝説が始まった。「印」とは、『PLAY - 』の「P」という文字の中や周囲に印刷されていた★(星)のことであり、1976年に半年だけ途切れたが、1955年から1979年までの間、表紙に印刷され続けた。噂や勝手な憶測によると、この星の数はその号の表紙を飾るプレイメイトに対してヘフナーが与えた評価・格付けであり、その子がどれだけ魅力的か、あるいは彼女と寝た回数、またはベッドでどのぐらいよかったかの点数だと言われた。だが、0から12まであったその星の数は、実際はその号の国内、海外への広告地域を示していたのだった。

[編集] 現在

1970年に販売のピークを迎えると、『プレイボーイ』誌は部数的にも文化的意義や適合性という見地においても下降が見られるようになる。1970年代に現れた『ペントハウス』やそれに続く『Oui』や『Gallery』といった同フィールドでの競合誌、1980年代に現れたポルノビデオ、近年では『Maxim』や『FHM』、『Stuff』などの青年誌の台頭も原因だった。

その現実に対して、『プレイボーイ』は以前つかんでいた18 - 35歳男性という購買層に対して再主張するべくページのつくりを多少変更し、「プレイボーイ・インタビュー」にヒップホップアーティストを登場させるなど、読者に適切な人選と内容に焦点をあてることで対応している。

1988年、ヒュー・ヘフナーの娘であるクリスティー・ヘフナーが「プレイボーイ」社のCEOに就任。現在は取締役会長も務める。本誌は、2004年1月号で50周年記念を迎えた。このイベントを祝って、1年を通してラスベガスロサンゼルスニューヨークモスクワで記念式典が開催された。

しかし、日本版を発行する集英社は2008年11月下旬に発売される2009年1月号を以って日本版を休刊することになった。不況による広告収入の減少や、インターネット携帯電話などの普及により雑誌離れが進んでいることが休刊の理由とされる。

[編集] 記事

[編集] 「プレイメイト」

最大の売り物で、かつ雑誌のアイデンティティとも言われるのが、若い女性のヌードグラビアである。グラビアに採用されたモデルは「プレイメイト」と呼ばれ、このグラビアに登場することを登竜門に出世していくモデルも多い。

[編集] 写真の修整

『プレイボーイ』が掲載写真に対して行っているエアブラシ修正(近年ではソフトウェア修正)には議論が起きている。一部の読者は、この種の修正行為は写真からリアリティを奪い、写真を不自然なものにしてしまうと提言している。

[編集] モデルへの対価

Playmate of the Monthへの対価
時期 金額(米ドル
1959年 – 1960年 $500
1961年 – 1965年 $1,000
1966年 – 1967年 $2,500
1968年 – 1969年 $3,000
1970年 – 1977年 $5,000
1978年 - 1983年 $10,000
1984年 – 1989年 $15,000
1990年 – 現在 $20,000
Playmate of the Yearへの対価
Year Amount
1960年 – 1963年 $500とボーナス$250
1982年 – 1997年 $100,000と自動車1台

[編集] 「プレイボーイ・インタビュー」

セレブリティを招いて収録される「プレイボーイ・インタビュー」は、その攻撃的なスタイルと取材・撮影に通常7時間から10時間程度かける手間をかけたプロセスが有名になっている。

1962年9月号(9巻9号)のマイルス・デイヴィスの回から始まり、以後、

といったセレブリティが招かれている。なお、過去に起用されたインタビュアーにはアレックス・ヘイリーアルビン・トフラーなどがいる。

[編集] 最も売れた号

『プレイボーイ』で過去に最も売れたのは1972年11月号で、716万1561冊を記録した。また、この号に含まれていたレナ・ショブロムヌード写真はその一部がスキャンされて画像圧縮アルゴリズムの評価用テスト・イメージとして標準的に使用されるようになった。この画像は同分野において単に「レナ」として知られている。

[編集] 販売規制

[編集] アメリカ

1986年にアメリカのコンビニエンスストア大手の「セブン-イレブン」は、キリスト教保守派をはじめとした各方面からの圧力を受けて『プレイボーイ』の取り扱いを取りやめたが、結局2003年末頃に販売を再開した。

[編集] アジア

また、『プレイボーイ』は、中華人民共和国ミャンマーマレーシアタイシンガポールブルネイなどのような、政治的、もしくは宗教的観点から表現の自由が規制されているアジアの多くの地域のみならず、韓国中華民国インドのような表現が比較的自由な民主主義国でも販売、流通が禁じられている。

また、ほぼ全てのイスラム教国でも上記のアジア諸国同様に禁止状態であるが、2006年3月に『プレイボーイ』インドネシア版が立ち上げられようとした。しかし、第1号の発行前から論争が巻き起こった。インドネシア版は日本版同様に何らかの変更が加えられたものになるとされていたが、インドネシア政府はポルノ規制を行うための法的手段などを利用して発行に対抗しようとした。なお、サウジアラビアアラブ首長国連邦、シンガポールなどは持ち込み自体が禁止されている。

しかし一方で、もともとはイギリス植民地で、現在は中華人民共和国の特別行政区である香港では制限を受けておらず、また日本では性器の写った写真を削除した独自版が集英社によって発行されていた。

[編集] 脚注

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  1. ^ Playboy Collector's Association Playboy Magazine Price Guide

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月27日 (火) 11:44 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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