PSYREN -サイレン-
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| PSYЯEN -サイレン- | |
|---|---|
| ジャンル | 少年漫画、サイコホラー、サスペンス |
| 漫画 | |
| 作者 | 岩代俊明 |
| 出版社 | 集英社 |
| 掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
| 発表期間 | 2008年1号 - 連載中 |
| 巻数 | 7巻(以下続刊) |
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『PSYЯEN -サイレン-』は、週刊少年ジャンプ(集英社)2008年1号より連載中の、岩代俊明による漫画作品。
目次 |
[編集] 概要
2008年新年新連載(4作品)の第一弾を飾った作品。岩代にとっては『みえるひと』以来、約1年ぶりの連載である。週刊少年ジャンプ誌上での公式なジャンルは「サスペンス」。
荒廃した未来の日本と現代の日本とを行き来する謎のゲーム「PSYЯEN」(サイレン)に巻き込まれた主人公の少年・夜科アゲハが、幼馴染の雨宮桜子、朝河飛龍らとともにゲームを進めながら、ゲームの謎や未来の日本が荒廃した理由を探る姿を描く。
様々な謎が提示されるサスペンス要素のほか、ゲームの妨げとなる謎の生物と超能力を身につけた主人公たちが戦うバトル漫画的な要素が作品の主軸となる。テレホンカードや公衆電話などが作中のキーアイテムとなっており、連載話数の単位は「CALL.(コール)○○」と表記される。
注意:以降の記述でPSYЯENに関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
[編集] 世界観
[編集] PSYЯEN (サイレン)
作品の舞台となる2008年の日本では、全く接点の無い人間が全国で次々と姿を消す連続失踪事件(通称「神隠し」)が起きており、この事件の黒幕が都市伝説の「秘密結社サイレン」にあるという噂が流れている。その都市伝説は「秘密結社サイレン」の使者「怪人ネメシスQ」が現実に疲れた者を楽園へと導く、と言うもの。ネメシスQから手渡される赤いテレホンカードがサイレンとの唯一の連絡手段とされ、そのテレホンカードを手に入れた者だけが楽園へ導かれるという。もともとは数ある都市伝説の1つに過ぎなかったサイレンだが、有名な霊能力者の天樹院エルモアがサイレンの真実に5億円の懸賞金を掛けたことで、サイレンの謎解きが一大ブームとなり、サイレンの唯一の手掛かりとされる赤いテレホンカードは(偽物を含め)ネットオークションなどで高額で取引されている。
その実態は、ネメシスQから手渡される「PSYЯEN」と書かれた赤いテレホンカードを手に入れた者が、タイムスリップによって荒廃した未来の日本(以下「サイレン世界」)と現代の日本とを行き来するゲーム。未使用のテレカを公衆電話に挿入すると、自動的に「サイレン入国管理センター」と言うところに繋がって女性オペレーターによるYES.NO形式の2択アンケートをさせられる。このアンケート審査にクリアした者は、サイレン世界の放浪者「サイレンドリフト」となり、サイレンのゲームに参加させられることになる。
サイレンとの関係が取り沙汰される怪人ネメシスQは、誰かが赤いテレホンカードを手に入れる(手渡す)ときや、サイレンドリフトにゲーム開始のベルを鳴らすときなどに姿を現す。その正体、目的は不明だが、一度サイレン世界から帰還した者のテレカには、ネメシスQの目的は未来を変えることであると表示される。しかし、ネメシスQはサイレンドリフト以外にサイレンの情報を漏らそうとしたサイレンドリフト(元サイレンドリフトも含む)に制裁を加え、最悪の場合は殺してでも、サイレンドリフト以外にサイレンの事実が漏れることを阻止しようとする。このため、サイレンの実態が世間に広まることは無く、都市伝説のままとなっている。
ネメシスQの正体はサイレン世界のあるサイキッカーの持つ時を遡る力「Nemesis(ネメシス)」にある程度の人格や行動原理を組み込んだPSIプログラムで、世界を崩壊させた犯人を突き止めるために造り出された存在。そのサイキッカー自身は肉体が時空間移動に耐えられないため、選別した過去の人間=サイレンドリフトに未来を教え、協力してもらうという計画の元行動している。また未来の情報を迂闊に漏らすと意図せぬ歴史改変が起こり、計画が破綻してしまう可能性があるため、ネメシスQには情報を漏らしたサイレンドリフトは殺してもよいとプログラムされている。
[編集] ゲームの概要
ネメシスQは赤いテレホンカードを通じ、サイレンドリフトたちの頭の中に不定期でゲーム開始のベルを鳴らす。これに対してサイレンドリフトは電話の受話器(公衆電話に限らない)を取ることで、サイレン世界へとタイムスリップする。このベルはサイレンドリフトが受話器をとるまで徐々に大きくなりながら鳴り続け、やがて脳が潰れるほどの大きさとなるため、廃人になりたくなければ受話器を取りゲームに参加するしかない。
サイレン世界へとタイムスリップしたサイレンドリフトたちは、ゲームのスタート地点となる公衆電話の近くに出現し、スタート地点に参加者が集うとゲーム開始となる。参加者はスタート地点の公衆電話で確認できる、ゴールゲートとなる公衆電話を目指し、ゴールゲートの公衆電話に自身のテレホンカードを挿入することで現代の日本へと帰還できる。これでゲームは一旦終了となる。
ゲームのスタート・ゴール地点は毎回異なり、前回のゴール地点から数km以内の東にある公衆電話が次のゲームのスタート地点となる。つまり、サイレンドリフトはゲームを繰り返しながらサイレン世界を東へ向かうことになる。サイレン世界から現代の日本へ戻るたびに赤いテレホンカードの度数は減っていき、毎回状況や消費度数の異なるゲームを繰り返し、テレカの度数を初期の50から0にするとゲームクリアとなる。
[編集] サイレン世界
サイレンのゲームの舞台となる2018年の日本は、ほぼ全体が荒野や砂漠と化しており、地形も大きく変わっている。人工物は所々に建っているサイレン塔と呼ばれる謎の建造物以外はほとんど全て廃墟と化しており、機械の類はゲームのスタート・ゴール地点である公衆電話も含めてほぼ全て壊れている。普通の生物は見当たらず、そのかわりに禁人種(タヴー)と呼ばれる異形の生物が歩き回っている。
大気中にはPSI(後述)の力が充満しており、この大気に「感染」するとPSIの力が目覚めることがある。サイレンドリフトの中には、サイレン世界に飛ばされたことでPSIの力に目覚める者も少なくない。
- W.I.S.E(ワイズ)
- サイレン世界において禁人種を統率している謎の組織。2009年末に世界を破滅させた元凶。
- 上層部は星将(せいしょう)と呼ばれ、禁人種と同じように身体に核が埋め込まれているが、人間とかけ離れた外見を持つ下層部の禁人種とは異なり、普通の人間の姿をしている。
- 禁人種(タヴー)
- サイレン世界を徘徊する、W.I.S.Eによって人の生命を材料に生み出された異形の生物。非常に凶暴かつ危険で、サイレンドリフトに襲い掛かってくる。その姿は多種多様だが、手や足、体型などに人間の面影をわずかに残す。またどの禁人種も一様に核と思しき球体が体のどこかに埋め込まれており、これを破壊された禁人種は体が崩れて白い灰になって消える。サイレン塔の中で生み出されていて、塔の周辺は多数の禁人種が徘徊する、警戒区域と呼ばれる危険地帯となっている。
- イルミナ
- 禁人種の持つ核の正式名称。身体に組み込む事でPSIの力の強化、老化スピードの低下、大気中のPSIを還元する事による栄養の摂取等、サイレン世界の環境に適応する事が可能になる。この特殊な生命形態、またこの手術を「イルミナス・フォージ」と呼ぶ。ただし拒絶反応を起こし、異形化する者も少なくない。
[編集] PSI(サイ)
瞬間的に全脳細胞を活性化させることで発揮される「思念の力」、いわゆる超能力を総称してPSIと呼び、PSIの力を操る者を総称してサイキッカーと呼ぶ。PSIの使い手は現代科学の常識を超えた事象を引き起こす事ができるが、全脳細胞の活性化が脳への負担となり、多用したり制御せずに使うと鼻腔からの出血や頭痛を起こし、最悪の場合脳が過負荷により潰れてしまう。
本来全ての人間の脳に備わっている力だが、人間は進化の過程で脳を酷使する危険な力であるPSIを封印したとされ、普通の人間の脳細胞の約9割は休眠状態にあり[1]、何らかの切っ掛けで全脳細胞が覚醒しない限りPSIを使うことは出来ない。自然にPSIの力に目覚める者もいる他、外的要因で目覚めることもある。
PSIは個々人の資質と訓練によって様々な事象を起こすことが可能だが、全てのPSIは「裂破のバースト」「心波のトランス」「強化のライズ」の3種類の力で構成される。また異なる種類のPSIを同時に使う事は通常よりかなりの負担となる。
- BURST(バースト):思念の力を物理的な波動に変え、外界へ放つ力。手を触れずに物体を動かす念動力(テレキネシス)や、火種を用いずに発火させる発火現象(パイロキネシス)などがこれにあたる。特にテレキネシスはPSIの基本技術の1つである。
- TRANCE(トランス):人間の精神に働きかける力。テレパシーなどがこの部類に入る。トランスの思念波は物体をすり抜けるため、バーストでなければ防ぐことができない。バースト波動同様思念波を目に見える形にすることもできるが、バーストと比べて脆く、大気の影響も受ける。
- RISE(ライズ):身体能力を高める力。この内、五感、運動神経、反射神経と言った感覚機能を強化するライズをSENSE(センス)、筋力、耐久力、治癒力と言った肉体的パワーを強化するライズをSTRENGTH(ストレングス)と呼んで区別する。
[編集] PSIのテクニック、応用技術、その他
- CURE(キュア)
- 治癒力を高めるライズをバーストの形で外界へ放ち、他者を治療するPSI。肉体的な外傷のほか、PSIによって脳に掛かった負担も回復することが出来る。使用できるのはライズとバーストの素質を持つ者の中でも一部の者に限られる。
- 有線トランス(ゆうせん -)
- トランスの一種。コード状に具現化したトランス波動を対象者の頭に直接接続することで、通常のトランス(無線トランス)より正確かつ精密な脳への干渉を可能にするため、戦闘中に敵にジャック出来たらその時点で勝ちと言ってよい。また無線トランスと異なり盗聴されたり居場所を特定される危険がない。
- 暴王の月(メルゼズ・ドア)
- 膨大なバーストのエネルギーが圧縮された、黒い球体状のPSI。球体は宙に浮かびながら周囲のPSIの力に反応して自動的に動き、球体での接触や膨張させたエネルギーを棘状に伸ばして攻撃、触れたものを全て削って喰らい消し去ってしまう。一定以上のエネルギーを吸収すると自然消滅するが、許容量を超えない限り一方的に対象を喰らい尽くす高い破壊力を持つ。しかし、膨大なバーストエネルギーの放出は脳に大きな負担を掛け、また使用者の意思とは関係なく動くため制御は困難。
- アゲハがこの能力に目覚めたほか、18世紀のイギリスのサイキッカー・ブライスが残したPSIの研究録にもその使い手の存在が記録されており、暴王の月という名称はその研究録によるもの。そこに記されていたこの力の使い手は脳への過負荷に耐え切れず死亡した。
- バーストストリーム
- 強力なPSIの反動による脳への負担を抑える技術。大気に発散したPSI(バーストエネルギー)を体内と体外で循環させて自分の周囲に球体状に張り巡らせる。この状態を維持することで周囲のバーストの力がPSI使用時の物理的なPSIの波動を外へ逃がすので、消耗は増すがPSI使用時の脳への負担が軽くなり、力をコントロールする余地を広げることができる。天樹院エルモア、フレデリカ、シャオの3人が編み出した。
- 幻視(ヴィジョンズ)
- 常人には目視できない「何か」を視る事ができるトランス偏重型のPSI。何が視えるかは使い手によって異なる。高いトランスとセンスタイプのライズ、その他特殊な才能が必要とされるため、この能力を使える者は稀。
- プログラム
- あらかじめ動く法則を組み込まれて放たれたバースト及び、動く法則をPSIにあらかじめ組み込むこと。プログラムを組み込まれたPSIは組み込まれた法則通りに自動的に動くため、通常の半分以下の集中力で組み込んだ動作を行える。代わりに、一度放たれたプログラムに組み込まれた動作を消したり逆らう形でPSIを制御しようとすると大きな負担がかかる。暴王の月の自律的な攻撃もプログラムの一種であると言ってよい。
- 空間操作(ゾーン)系PSI
- 空間を操作して作用させるタイプのPSI。離れた場所を別次元で繋げることでのテレポートや、操作した空間で物体に干渉する等、独特な効果を発揮するPSIが多い。
[編集] 年表
物語中の未来における歴史改変の流れ。現時点(7巻)での話中での日時は、2008年7月。
- 2008年7月
- 天樹院エルモアが、犬居らとの戦いの後始末のために移動中、乗った飛行機が事故を起こし死亡する。アゲハ達はDVDの映像からこの未来を知ったが、携帯電話を持ち歩かない習慣、普段付き添っているヴァンがアゲハやカイルの治療で疲れていたため置いてきた、等の不運が重なり知らせる事が出来なかった。アゲハは直接伝えようと試みるもネメシスQの召集がかかり、サイレン世界に飛ばされてしまう。
- アゲハとエルモア・ウッドの子供達が犬居らと戦わなかった場合、未来がどう変化していたかは不明。
- 2009年10月29日
- 北海道古都霊山(ことだまさん)に直径1m前後と思われる隕石が落下。しかし何故か隕石片は見つからなかった。
- またこの日を境に、W.I.S.Eが世界の再生を告げるビラをばら撒き始める。
- 2009年12月2日
- W.I.S.Eの決起集会「宣戦の儀」が開かれる。W.I.S.EはPSIの力で破壊活動を行う。エルモア・ウッドの子供達が阻止を図るが、天戯弥勒のPSIで全員殺害される。
- 犬居らとの戦いの結果、エルモア・ウッドの子供達と天戯弥勒は本来この日が初対面の筈が、以前から知り合っていた事になったため、歴史が改変。改変前、W.I.S.Eは全員仮面を着けて「宣戦の儀」に臨んでいたが、素顔で姿を現すことになった。また天戯弥勒自身は自分の能力を子供たちに知られているため戦わず、後の星将ジュナスとドルキを差し向け、彼らが子供達を殺害する。
[編集] 現代の施設、組織
- 白瀧高校(しらたき -)
- アゲハや雨宮達が通う高校。
- 地久和高校(ちくわ -)
- 飛龍が通う高校。チンピラの吹き溜まりとして有名。
- エルモア・ウッド
- 伊豆にある、サイレンの謎に5億円の賞金を懸けた大富豪、天樹院エルモアの建てた邸宅。PSIの力を持ち、普通の社会では暮らしていけなくなった子供達5人が生活している。
- 関東衆英会(かんとうしゅうえいかい)
- ヤクザの事務所。影虎の古巣。
[編集] サイレン世界の施設
- 霧崎塔二の山荘
- 霧崎カブトの叔父、塔二の住んでいた家の跡。地下には核シェルターが造られていて、新聞や雑誌等、現代から世界崩壊に至るまでの情報が残されていた。アゲハ達はここで「宣戦の儀」の映像が映されたDVDを手に入れる。
- アストラル・ナーヴァ
- W.I.S.Eの本拠地。
[編集] 登場人物
[編集] 主要人物
- 夜科アゲハ(よしな あげは)
- PSYЯENの主人公。白瀧高1年C組。愛知県白滝町在住。身長168cm。小学生の頃に母親と死別し、現在は姉と2人暮らし(父親は単身赴任中の模様)。短気ではあるが基本的には根は人情家。状況判断力や洞察力、自制心も持っており、一度決意した事は迷い無く冷静に行動する。今の人生に焦燥感を持て余し、報酬1万円で知人の相談に乗る日々を送っていたが、サイレンの赤いテレホンカードを手に入れたことと、同級生の雨宮が失踪したことで、彼女を探すためテレホンカードを使い、サイレンドリフトになる。
- サイレン世界の大気に感染してPSIの力に目覚め、現代で飛龍と共にPSIの訓練を受ける。それにより「暴王の月(メルゼズ・ドア)」の力に目覚め、タツオとの戦いを切っ掛けに一応の形として発現できるようになった。当初は制御がまるで出来なかったが、エルモア・ウッドでの交流を経てバーストストリームとプログラムの技術を習得し、暴王の月をある程度制御する事に成功。出力を絞り、槍のようにエネルギーを膨張させ標的を貫く新型の暴王の月、「暴王の流星(メルゼズ・ランス)」に改良した。この「暴王の流星(メルゼズ・ランス)」は小型化したためか追尾性能が瞬間的なものになってしまっている代わりに、スピードが極端に速いという性質を持つ。しかし囮のPSI波動を用意されると追尾の対象がそちらに向けられてしまい、簡単に防御されてしまうという致命的な欠陥がある。他にセンスで感覚を高め、瞬間的にストレングスを扱う、バランスが非常に良いスピード重視のライズを使う。また、短気な性格や便利屋的な生活で喧嘩は日常的に行っており、ストレングスのみとはいえライズを使っている人間とライズなしで優勢に戦えるほどケンカに長けている。
- 雨宮桜子(あまみや さくらこ)
- アゲハの同級生で小学校からの幼馴染。入学当初から不安定で不可解な言動を行っていた為、クラスでも孤立し「氷の女王」と言うアダ名が付いていた。物語開始以前から、家庭問題で家出した時にサイレンの赤いテレホンカードを手に入れサイレンドリフトとなっており、彼女がサイレンのゲームによって現代の世界において数日間行方不明になったことをきっかけにアゲハはサイレンドリフトとなる。
- 当初は祭にしか心を許していなかったが、アゲハ等の仲間を得て徐々に安定していき、心を許した人間には本来の感情豊かな一面も見せる様になる。しかし今でも時折奇妙な言動を見せたり、ふとした行動がやけに暴力的なものになることがある。家族とは別居中で一人暮らしで、家にはサイレンのゲーム用に日本刀や鎖鎌などの武器が保管してある。普段は眼鏡をかけているが、ライズで視力を上げる際等には邪魔になるためか外している。
- PSIはライズとトランスの力に秀でる。ライズで身体能力を強化した上での武器を使った格闘戦を得意とし、また有線トランス「W・M・J(ワイヤード・マインド・ジャック)」、包み込むことで幻覚を見せる「神経爆弾(マインド・ボム)」とそれを応用した「M・J 凶気の鎌(インサニティサイズ)」、長距離テレパシーなど様々なトランスの技を扱う。
[編集] 主要サイレンドリフト
- 朝河飛龍(あさが ひりゅう)
- 不良の溜り場と言われる地久和高の一年生。アゲハは「ヒリュー」と呼ぶ。身長187cmと大柄な体格で茶髪。頑強な肉体とパワーを持ち、上級生を倒すなど地元では「ドラゴン」という通り名で有名。サイレンのテレカを使って消えた後輩タツオを探す為、自身もサイレンのテレカを使ってサイレンドリフトとなる。
- アゲハ、雨宮とは小学校の時半年間だけだが同級生だった。サイレン世界でアゲハ、雨宮と再開した当初はお互い気付いていなかったが、後にお互いのことを思い出した。当時は身長が低く気弱ないじめられっ子で、牛乳を無理やり飲まされるなどアゲハに遊ばれていたため、アゲハとは昔の恨みでいがみ合う事もあるものの、確かな信頼関係が芽生えつつある。
- サイレン世界の大気に感染してPSIの力に目覚め、現代に帰還後はアゲハと共に雨宮と祭からPSIを教えてもらうことになる。初心者ながら持ち前の冷静さで龍をイメージしたバーストを巧みにコントロールし、ストレングスに特化したパワー重視のライズの力を使う等、PSIの素質は高い。
- 望月朧(もちづき おぼろ)
- 21歳のアイドル俳優。表では落ち付いた雰囲気を持ち人気だが、舞台裏では妙な理由で号泣したりと変人な面がある。サイレンの赤いテレホンカードを入手してアンケートに答えてサイレンドリフトとなっており、制裁のことを知らずにテレビ番組内でそのことについて喋ろうとしてネメシスQの制裁を受けるが、天樹院エルモアとヴァンに助けられる。その後アゲハたちの二度目のゲームの際に初めてサイレン世界へ飛ばされることとなる。
- 基本的に落ち着いた性格だが、アゲハ同様退屈を嫌ったり、自分が認めた相手に対しては積極的になったりする等、年齢の割に幼さの目立つ一面があり、好奇心旺盛で危険を顧みず、むしろ内心では楽しんでいる。PSIの力を知った時も、破壊的なPSIを得ることを望んでいた。その性格のため、マネージャーの松本(まつもと)には迷惑をかけまくっていて、マツリもその性格を危惧している。メロンパンが好物。
- サイレン世界でアゲハたちと出会い、電話番号も交換するなど親しく付き合っている。
- サイレン世界の大気に感染してPSIの力に目覚め、「暴王の月」の過剰な脳負担で死にかけていたアゲハを助けたいという思いとヴァンの治療を受けた経験からキュアの力に目覚める。ライズは動作が速いわけではないが、相手の呼吸に合わせるように使い、その巧みさは影虎も舌を巻くほど。
- 霧崎兜(きりさき かぶと)
- 軽い性格の青年。オレンジ色のバンダナを好んで身に付けている。典型的な女性第一主義者で、男性と女性とでは接する態度が異なる為、女絡みになると大概トラブルを起こしたり、猫のような仕草をしたりする等、ひょうきんな面がある。抜群に視力が高く、また身軽で逃げ足も速い。赤いテレホンカードを拾ってサイレンドリフトとなり、朧と同じタイミングで初めてサイレン世界へと飛ばされ、アゲハらと出会う。
- ジャーナリストの叔父を持ち、家を訪れては金をせびっていた。
- 何故か雨宮を「リトルバニー」と呼ぶ。当初はサイレン世界を現実と認められず、真剣にサイレン世界と向き合うことや、他のドリフトと真面目に関わる事を避けていたが、叔父の死体や兜に宛てて遺した言葉や、アゲハとの共闘を通して心を入れ替えていく。
- サイレン世界の大気に感染してPSIの力に目覚め、危険を事前に光として視認する幻視「脅威(メナス)」の力を発現させた。その他のPSIは練習から逃げていたため使えない。
- 真名辰央(まな たつお)
- 通称タツオ。飛龍の後輩。生まれつき病弱な体で、入退院を繰り返していたが、飛龍に何度も励まされ、彼にヒーローの像を重ねていた。テレホンカードを使ってサイレンドリフトになってサイレン世界へ行くが、禁人種に捕まった挙句サイレン塔で禁人種に改造されてしまい、その影響でコアに自我が封じられてしまう。
- その後、ドルキの命にてサイレン世界で出会った人間を抹殺していたが、二度目のゲームでアゲハたちと遭遇し、交戦の結果アゲハが偶発的に放った暴王の月によってコアの機能が停止、自我を取り戻す。カードを紛失していた為現代に帰る事が出来ず、カード無しで現代の世界に帰る方法と禁人種の核無しで生き延びる方法を見つけるためにサイレン世界に残った。
- 禁人種に改造された事でPSIの力に目覚め、バーストを溜め込み強力な弾丸として撃ち出す銃と同地区にいる巨大な禁人種・蟲(ワーム)が嫌う音波を発するマスクを装備していた。また病弱な肉体をカバー出来る程、ライズの才能も高い。
[編集] サイレンに係わる人物
- 八雲祭(やぐも まつり)
- 通称マツリ先生。世界中を飛び回る有名なピアニストで、クラシック音楽に興味の無いアゲハも聴き入るほどの腕前。長身の女性で、しばしば吐くまで酒を飲み、酔ったままバイクを運転したり、コンサート前に酒を飲む事もある程。
- テレカの度数を0にし、サイレンのゲームをクリアした元サイレンドリフト。サイレンについて深い知識を持つと同時にPSIの扱いに長け、雨宮にPSIとサイレン世界で生きる為の術を教えた。テレキネシスをアゲハたちの前でよく使用する。普段は暗い性格の雨宮も彼女の前では明るい一面を見せる。ゲームクリア後も未来が崩壊した原因を探っている。
- 天樹院エルモア(てんじゅいん -)
- サイレンの真実に5億円の懸賞金をかけた霊能力者でかつ大富豪。未来予知のPSIを持つ小柄な老婆。かつて他人の心を読むサイキッカーである夫・古比流(コペル)と共に凄腕の占い師として活躍し、莫大な財産を築いた後に引退した。現在は伊豆に「エルモア・ウッド」に子供達を引き取って育てている。人形好きで彼女の部屋は人形だらけだが、アゲハには「キモい部屋」と言われてしまった。心臓が弱いため、キュアの能力を持つヴァンをいつも連れている。
- いつ頃からか荒廃する未来の予知夢を見るようになり、また、サイレンドリフトとなった古比流からサイレン世界の映像をテレパシーで伝えられた(その際、古比流はネメシスQの制裁を受け灰になった)事から、未来が崩壊する原因を探りつつ、子供達を未来を変えるためかのように育てている。カードを持つ朧と接触し、その縁でアゲハと知り合い、PSIの制御に苦労していると知りバースト・ストリームを教授する事になった。
- PSI能力は幻視「千年万華鏡(せんねんまんげきょう)」。窓に彼女しか見ることの出来ない未来の風景を映し出す事が出来るが、自分の死は予知できず、その上世界の崩壊が近付いているためか近頃は上手くいっていない。また有線トランスを用いた読心術も心得ている。
[編集] 協力者
- イアン
- 現代で覚醒したサイキッカーの一人。気難しく不愛想な青年だが、マツリが天下一品と語るキュア使いで、現代医学では治せない怪我も治すことが可能。サイレン世界で負傷したマツリや雨宮を何度も治療した。自分の能力を世間に知らせず平穏に暮らそうとしている。マツリに惚れていて、12回プロポーズしているが全部断られている(まだ諦めてはいないらしい)。雨宮及び影虎とは犬猿の仲。影虎が自分に頭を下げたという理由で無料でランの妹の千架の治療を請け負った。
- 雹堂影虎(ひょうどう かげとら)
- 現代で覚醒したサイキッカーの一人。額に真一文字の傷を持つ。ヤクザの若者だが、本人は隠しているつもりらしい。自称「関東最強のライズ使い」で腕前は一流。ヤクザ間の抗争で致命傷を負ったところをマツリに(と言うよりマツリに頼まれたイアンに)救われて以来、彼女を「姐さん」と呼んで慕っている。イアン同様マツリに22回プロポーズしているらしいが、全部断られている。アゲハ、ヒリュー、朧のライズの基礎を引き出す特訓につきあった。猫とモンブランが大好き。
- 裏の世界でサイキッカーが絡んだ事件を中心に解決するトラブルバスターで、かなり腕利き。彼の動きについていける者がいないため、一人で仕事を行うのを余儀なくされているが、アゲハには期待していて手伝いを依頼した。闇金融から金を奪っていた犬居らを追っていたが罠にはまり、その後アゲハとエルモア・ウッドの子供達に助け出される。後日、天戯弥勒を追うためにランとハルヒコの身柄を引き受け、イアンにランの妹・千架の治療を依頼した。
[編集] エルモア・ウッドの子供達
- 天樹院ヴァン(てんじゅいん -)
- 無口かつ無表情の少年。エルモアの付き人的存在。食いしん坊で甘いものが好き。キュアの力を使ってネメシスQの制裁を受けた朧を治療したり、PSIの素質を見抜くなどの力を持つ。フランス語が読める。
- 天樹院カイル(てんじゅいん -)
- 色黒で活発な性格の少年。自称「エルモア・ウッドの警備隊長」。アゲハと鬼ごっこをしてからは彼にかなり懐いている様子。砂糖抜きの紅茶など苦いものが苦手。犬居らとの戦いの後、天戯弥勒に敗れ左頬に大きな傷を付けられる。
- PSI能力は空間に大気を超圧縮変換したPSIブロックを造りだす空間操作系PSI「マテリアル・ハイ」。ブロックは宙に固定されており、立方体や刃状など、様々な形のブロックを作り出すことで、足場や防壁、罠など様々な使い方がある。通常は宙に固定されているため分かりにくいが質量も持ち、マテリアル・ハイを「固定解除(フォールダウン)」の合図で落下させることで重量を活かした使い方もできる。
- 天樹院フレデリカ(てんじゅいん -)
- 動物の耳が付いたフードをよく被っている少女。プライドが高く、最初はアゲハの事も嫌っていた。発火能力のPSI「パイロクイーン」を持つ。怒ると関西弁になり、PSIを暴走させやすい。元はかなりのお嬢様だったらしいが、癇癪を起こして自宅を半焼させた事で親に匙を投げられ、エルモアに引き取られた。「バーストストリーム(前述)」の考案者の一人。
- 天樹院マリー(てんじゅいん -)
- 控えめで優しい性格のそばかす顔の少女。フレデリカにはよく子分のように扱われているが、お互い大切に思っている。「プログラム」の技術を用いた丁寧にコントロールされたテレキネシスの使い手。プログラムを使い、皿洗いなどの家事も器用にこなしている。それを見込んだアゲハに頼まれ、「プログラム」の技術を彼に教える。アゲハに対して好意を寄せている。
- 天樹院シャオ(てんじゅいん -)
- 中国風の服を着た少年。物静かな性格で、よく瞑想をしている。PSIによる脳への負荷を抑える「バーストストリーム」の考案者の一人。マリーに想いを寄せている。
- トランスに秀でたサイキッカーで、特殊かつ強力な複数のトランス能力を使う。一つ目は周囲を取り巻くPSIの流れを感じ取ることができる「心羅万招(しんらばんしょう)」。相手のバーストによる攻撃の流れを見切り打ち落とせ、またトランス波動として流れ出る相手の思考を読む事が出来、さらには相手の潜在意識から相手の「本当の姿」が見える。そのため彼の見る風景は他人には理解され得ないため彼はこの能力をあまりよく思っていないが、エルモアは興味を持っている。二つ目はトランスで出来た白い蛇を作り出す「風導八卦白蛇(ホワイトフーチ)」。物にこびり付いた思念を嗅ぎ取り居場所を見つけることができ、また周囲を索敵する事が出来る。
[編集] W.I.S.E
- 天戯弥勒(あまぎ みろく)
- W.I.S.Eの設立者。両腕に刺青を入れた青年。「化物」と呼ばれる程圧倒的な力を持つサイキッカーでありながら、その力をただの人並に隠すことの出来る力を持つ。彼の「本当の姿」を見たシャオが恐怖から嘔吐する程の威圧感を放つ。
- “峻厳(ゲブラー)”の声と共に巨大な光の樹を作り出し複数の対象を瞬時に串刺しにするPSI「生命の樹(セフィロト)」の使い手。
- 犬居に従う愚鈍な弟「犬居三郎(いぬい さぶろう)」を演じ、裏で彼を洗脳・操作し活動資金を集めていた。しかしアゲハらの活躍で犬居らが捕らわれてしまったため、用済みになった彼を殺害した後、犬居たちがアジトにしていた山荘を圧倒的な力で瞬時に破壊し去って行った。
- アゲハ達が三度目のゲームにて未来で手に入れたDVDの「宣戦の儀」に映っていた一人でもあり、改変前のDVDに映っていた未来では奇妙な服で顔を隠して現れ、エルモアウッドの子供達を殺害した。
- グラナ
- W.I.S.E第一星将。「天修羅」の異名を持つ。右目に眼帯をしている逞しい外見の男で、その場の勢いで星将会議を開くなど豪快な行動を取ったかとおもえば、些細なことで自信を無くしシャイナに第一星将を代わりにやらせようとするなど、豪快なのか繊細なのか分かりにくい性格。ドルキを倒した「黒いバースト使いの少年(=アゲハ)」に興味を持ち、彼と戦った後に仲間にしようとしている。巨大かつ複雑な建築物を1分で作る強大なテレキネシスの使い手。
- ジュナス
- W.I.S.E第二星将。クールな性格でゴーグルを付けている。ドルキのことは嫌っており、死んでも構わないとさえ思っていた。
- 刃型のバーストを作り出す能力を持つ。これは剣として振り回す使い道の他、非常に敏感な性質を利用し周囲のバーストの刺激を受けて爆ぜ、散らした刃の破片で周囲を切り裂くトラップ「毘沙門・叢(びしゃもん・むら)」としても用いる。
- アゲハ達が三度目のゲームにて未来で手に入れたDVDが現代の行動で改変された後の「宣戦の儀」には天戯弥勒とドルキと共に彼も映っており、「毘沙門・叢」を無数空中に設置しエルモアウッドの子供たちを殺害した。
- シャイナ
- W.I.S.E第三星将でPSI研究担当。飄々とした性格で、慇懃無礼なところがある。
- 瞬間移動(テレポーテーション)の能力を持ち、どこにでも瞬時に移動出来る。また狙い定めた六角柱状の空間を丸ごと遠くに転送する「六方転晶系(ヘキサゴナル・トランスファー・システム)」という技を使う。
- 暇潰しにアゲハとドルキの戦いを観戦し命を落としかけたドルキを救う。その後グラナの命令でドルキと共にアゲハらの前に現れ、アゲハの実力を測るためにドルキと戦わせ、邪魔になる雨宮、ヒリュー、朧の3名を遠くに転送した(カブトは寸前で逃れている)。
- カプリコ
- W.I.S.E第四星将で星将の紅一点。禁人種の研究、及び開発を行っている。外見は眉間に傷跡を持つ少女。星将会議の最中にも関わらず新型タヴーのデザインを描いているほどマイペースな性格。
- ドルキ
- W.I.S.E第五星将で地域警備担当。禁人種「ワイズ特別警備小隊」を率い、敵対者や不審者の捕獲・監視・殲滅を仕事とする。長い銀色の髪と蛇のような眼を持つ男。紫色のバイザーを被っている。左胸に核を持つ。
- プライドが高く短気な性格で、自分の意向にそぐわない行動をとったものは部下であろうと容赦なく殺す。その為か、部下や他の星将からも好かれてはいないようである。戦いでもライズを嫌ってバーストによる力押しを好む。
- 任意の場所に爆発を起こすバースト「爆塵者(イクスプロジア)」を使用する。全力を出すと全方位を捕捉・爆撃可能な“星船形態”と呼ばれるドルキを丸ごと包む巨大なバーストの塊として操ることも可能。
- かつてサイレン塔に侵入したマツリと遭遇しており、他の二人と共マツリを圧倒した。また禁人種に改造され自我を失ったタツオとも面会しており、担当する地域の人間を殺す命令を与えている。
- 三度目のゲームにおいて、兜の叔父のシェルターにいたアゲハ達の元に雨宮のテレパスを捉えた禁人種の報告を受けて現れる。彼らの不審な言動からただの生き残りでない事に気付き捕らえようとするが、アゲハの「暴王の流星」で右腕切断の重傷を負い、更には命を落としかけたが、陰で見物していたシャイナに命を救われる。
- 治療後、自身のプライドへの執念からアゲハとの再戦を望み、暴王の月の弱点を突くのではなく、正面から力で打ち破るために命の危険を省みず右腕の義手に核を埋め込み、二度目のイルミナス・フォージを行った。核の拒絶反応により、一年以内の生存確率1%未満の余命幾ばくもない身体になった。四度目のゲームでシャイナと共にアゲハらの前に現れ交戦。星船形態以上のエネルギーのバーストを超圧縮し「暴王の流星」を正面から破る。その際核に繋がったコードが切れ、右腕が肥大化する。前回と異なりライズも用いながら、アゲハを圧倒する。
[編集] W.I.S.Eに関わる人物
- 犬居清忠(いぬい きよただ)
- 複数の闇金融から金を奪っていた犯人グループの中心人物。頭や腕に包帯を巻き、顔には縫い目、右腕には「病苦」と刺青が彫ってあるかなり怪しげな風貌の男。マゾヒストで「痛みは教訓だ」という信念を持ち、他人にそれを強制しようとする。ハルヒコ曰く昔はそこまでブッ飛んだ人ではなかったらしい。
- 影を操り武器のように使うPSIの使い手。また、この影に戦った相手の動きや与えられた衝撃、そして犬居の怒りと憎しみをプログラムすることで、相手を上回る格闘能力を持ち自動的に戦う影の人形「アングリー・ゴーリー」を作り出すことができる。このアングリー・ゴーリーが受けた痛覚、触覚といった感覚は犬居に伝わるようになっている。またアゲハと優勢に戦える程ライズの使い方にも長ける。
- 自分達を捕まえに来た影虎を罠に嵌め逆に捕まえるが、救出に来たアゲハとカイルと交戦。優勢に戦っていたがアゲハの「暴王の流星」でアングリー・ゴーリーを八つ裂きにされ、苦痛に悶絶しているところを殴られ敗れる。
- 実際には彼は弟三郎に扮した天戯弥勒の操り人形に過ぎず、アゲハらに尋問されている最中に天戯弥勒により「生命の樹」を口から生やされて殺害された。また本物の犬居三郎は20年前に事故死している。
- 東雲嵐(しののめ ラン)
- 犬居に雇われたサイキッカーの青年。黒髪と白髪が混ざった短髪。黒縁の眼鏡をかけている。冷静で落ち着きがある。子供好きらしい。ハルヒコとは高校からの腐れ縁。交通事故で入院した妹の治療費のため、犯罪を犯す。
- 能力は空間操作系PSI「トリック・ルーム」。任意の座標に別次元で繋がった二つのボックス「α(離れた場所のボックス)」と「β(手元のボックス)」を作り出し、箱の中身を「α⇒β(ダウンロード)」または「β⇒α(アップロード)」の合図で片方からもう片方へ転送する。
- アゲハとエルモア・ウッドの子供達が影虎を助けに来た際、盗んだ金を守るためハルヒコと共に犬居を見捨てて脱出を図る。その際フレデリカ、マリー、シャオの三人と交戦するが良心の呵責から戦うことが出来ず、ハルヒコの攻撃からマリーを庇い倒れる。
- 夢路晴彦(ゆめじ ハルヒコ)
- 犬居に雇われたサイキッカーの青年。金髪で長髪。チョンマゲのように結っている。ゴーグルを着用している。有り金を全部パチンコに使ってしまうようないい加減で短気な性格。犬居とは以前からの知り合い。
- PSI能力は電気を発生させ操る「電磁'n(ショッカー)」。単純な電撃の他、殺傷力が低い代わりに相手のPSIを解除する「ショットガン・ボルト」や、発光させ目暗ましなどにも応用可能。戦闘能力はかなりのもの。
- ランと脱出を図った際、フレデリカ、マリー、シャオの三人と交戦。子供相手だが容赦なく攻撃するがマリーを庇ったランを気絶させてしまう。その後シャオと一騎撃ちになり、シャオの挑発に乗せられ怒りに任せ攻撃したが思考を読まれていたためにカウンターを食らい倒された。
[編集] その他の人物
- 夜科フブキ(よしな -)
- アゲハの姉。24歳。アゲハ同様に粗暴な性格で、「ブッ殺す」が口癖。綺麗好きのOLでもある。両親が不在の夜科家ではアゲハの保護者代わりをしているが、煙たがられている。彼氏にふられてからは朧のファンになり、アゲハが彼を家に連れてきた際、始終夢見心地だった。
- 霧崎塔二(きりさき とうじ)
- カブトの叔父。元は戦場カメラマンだったが、戦地で片足を失ってからはジャーナリストの仕事に徹している。カブトには甘く、よく金を貸していた。
- 碓氷(うすい) & 三宅(みやけ)
- サイレンの赤いテレホンカードを使ったアゲハを付け狙った謎の2人組。サイレンに関して何らかの知識を持っている模様。
- 碓氷は電話ボックスからアゲハの電話でのやりとりを読み出しており、何らかの能力を持つ様子。三宅はその部下。
- 坂口(さかぐち)&ヒロキ
- 通称サカ、ヒロ。アゲハの友人。よく3人でつるんでいたが、アゲハがサイレンドリフトになってしまってからは置いてけぼりを食らっていて、その理由をアゲハと雨宮が付き合いだしたからと思っている。
- ヒロは警察幹部の息子で、「警察の者」と称して学校へやって来た碓氷と三宅を一発で偽物と見破る。
- 倉木まどか(くらき -)
- アゲハのクラスメイト。一見可愛らしい容姿の少女だが、雨宮の物を捨てるなど陰険な性格。雨宮が近頃明るく変わってきた事に苛立っている。
- 奥村(おくむら)
- オカルト部に所属。アゲハにサイレン世界の話や、テレホンカードの価値について教え、深入りしないよう忠告した。
- 三好(みよし)
- 関東衆英会の組長。影虎に犬居らの始末を依頼した。その後罠に嵌まった影虎を助けるため彼の小刀を託す。昔エルモアに占ってもらったことがあるらしい。
- 東雲千架(しののめ ちか)
- 東雲ランの妹。交通事故に遭い、頭を強く打って以来1年半眠り続けたままの植物状態だったが、影虎の拉致事件が解決した後イアンのキュアにより目を覚ました。
- 蝉谷浩二(せみたに こうじ)
- 1200万円の借金を返す為に、『サイレン』の謎に挑む、関西弁の男性。アゲハやヒリューと同時期にサイレンの戦いに参加し、何とか生き延びるも、サイレン世界の正体を暴露しようとした為、ネメシスQに殺された。
以上でPSYЯENに関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 既刊一覧
各巻サブタイトル、初版発行年月日[2]、ISBNの順に記す。
- 都市伝説 2008年5月7日 ISBN 9784088745329
- ベビーユニバース 2008年7月9日 ISBN 9784088745466
- 龍 2008年10月8日 ISBN 9784088745800
- 暴王の月(メルゼズ・ドア) 2009年1月10日 ISBN 9784088746203
- 幻視 (ヴィジョンズ) 2009年3月4日 ISBN 9784088746548
- 突入作戦(フレイム)2009年6月4日 ISBN 9784088746821
- 改変・12月2日 2009年8月4日 ISBN 9784088747163
[編集] 脚注
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最終更新 2009年9月16日 (水) 08:44 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【PSYREN -サイレン-】変更履歴


