Plants vs. Zombies

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Plants vs. Zombies(「植物対ゾンビ」の意)はPopCap Games社のパソコン・ゲーム。2009年5月5日より発売された。

目次

[編集] 概要

庭を陣地に見立て、その庭にゾンビが入ってくる。プレイヤーは庭に各種の能力をもった植物を配置し、それによってゾンビをすべて撃退すればクリアとなる。またゾンビが庭を突破して家屋に侵入されるとゲームオーバーになる。植物の配置できる数、種類、能力には制限があり、その制限の中で最適な配置を行うことがゲームの眼目である。

[編集] プレイのモード

ゲームはアドベンチャー、ミニゲーム、パズル、サバイバル、盆栽の四つのモードがある。

[編集] Adventure(アドベンチャー)

連続してステージをクリアしていくモード。一回目はチュートリアルをかねており、ステージをひとつクリアするごとに使える植物がひとつずつ加わっていく。ひととおりクリアするとミニゲーム、パズル、サバイバルの三つのモードがプレイできるようになる。

[編集] Mini game(ミニゲーム)

各種趣向をこらした単発のステージをプレイするモード。

[編集] Puzzle(パズル)

庭上に壷が多数おかれており、壷を割ると植物のカードまたはゾンビが現れ、壷を割ってでてくるカードを使ってゾンビをすべて撃退すればクリアとなるVase breaker(壷割り)と、プレイヤーがゾンビ側となり、ランダムで配置される植物を突破するI,Zombie(わたしはゾンビ)の二つがある。

[編集] Survival(サバイバル)

ひとつのステージでゾンビの来襲にどこまで耐えられるかを競うモード。


[編集] Zen Garden(盆栽)

植木鉢に入った植物を机の上に並べてながめるおまけ的なモード。その植物はアドベンチャー、ミニゲームのプレイ中にランダムで獲得することができる。また植物を売却することもできる。

[編集] スロット

使用する植物の種類は各ステージの開始前にプレイヤーが選択することができる。その選択できる植物種類の最大数をスロット(slot)と呼ぶ。スロットの枠までしか植物を使用することができない。庭に侵入するゾンビの能力にあわせて、それに対応した植物の組み合わせを選ぶことになる。

[編集] サン

植物はサン(sun,陽光の意)と呼ばれるポイントを支払うことで配置することができる。植物の種類ごとに1個配置するのにかかるポイントが異なり、強力なものほどコストが高い。また一度植物を配置するとその植物が一定時間配置できなくなるリロードタイムが発生する。コストパフォーマンスに優れる代わりにリロードに時間のかかる植物や、また逆にコストパフォーマンスに欠ける代わりにあっという間にリロード完了する植物などの例外も少なからず存在するが、リロードはおおむね強力な植物ほど遅く、弱い植物ほど早い傾向がある。サンを生産する専用の植物(ひまわり、キノコ)があり、プレイヤーはそれを多く配置して、ポイントを貯めつつ、ゾンビ撃退用の植物を配置していく。またサンは昼のステージでは自動でわずかずつ加算されるが、夜のステージではそれがないのでサン系の植物が必要不可欠となる。

[編集] ステージ

各ステージは(1)昼/夜、(2)土/屋根、(3)プール、(4)霧、の4つの要素の組み合わせからなる。

[編集] 昼/夜

昼のステージはサン系の植物がなくとも自動でサンが発生する。一方夜のステージでは自動ではサンが発生しない。また夜のステージではきのこ類を使用することができる。昼のステージできのこを配置してもきのこは寝た状態になり、まともに活動できない。

[編集] 土/屋根

屋根上のステージは、(1)植木鉢と(2)段差の二つの制限がある。土のステージでは植物ごとにサンを支払うだけで配置することができるが、屋根上のステージでは一度植木鉢を配置し、その上に植物を配置しなければならない。また屋根は斜めになっており、豆類など水平に弾を発射する植物を後方に配置すると地形に弾がさえぎられる。そのためcabbage-pultなどを必要とする。

[編集] プール

プールのあるステージでは庭の中央の二列が水になっている。プールにはデフォルトでは水上専用の植物しか配置できず、他の植物を配置するにはlily padを必要とする。このためスロットの枠が1つ制限される。

[編集]

霧のあるステージでは、庭の半分(ゾンビに近い側)ほどが霧におおわれ、ゾンビが見えない。音や勘にたよって霧のかかったままでプレイすることもできるが、通常はplanternあるいはbloverを用いて霧を消すことになる。

[編集] 植物の種類

植物は大きく、サン系、弾丸系、即死系、補助系、防御系の5種類に分けられる。さらに、一度設置した植物をアップグレードさせる特殊なタイプがある。

[編集] サン系

サンを生産する植物。

  • sunflower(ひまわり):サンを生産する。
  • sunshroom(発光キノコ):サンを少量生産する。配置して長時間たつと大きくなりヒマワリと同じ量のサンを生産するようになる。
  • marigold(マリーゴールド):サンではなく現金を小額生産する。

[編集] 弾丸系

ゾンビにダメージを与える植物。

  • peashooter(豆):正面に豆状の弾を発射する
  • snow-pea(雪豆):正面に豆状の弾を発射する。これにあたったゾンビは一定時間動きが遅くなる
  • repeater(二発豆):正面に二発同時に弾を発射する。
  • threpeater(三発豆):正面とその上下の列に豆状の弾を発射する。
  • split pea(割れ豆):正面と後ろの二方向に豆状の弾を発射する。前方には一連射だが、後方には二連射できる。
  • chomper(パックンフラワー):遠距離には攻撃できないが、近付いて来たゾンビを食べる。ゾンビを食っている間は行動できず、消化しおわるまで無力になる。
  • puff-shroom(吹ききのこ):正面に泡状の弾を吹く。射程が短く攻撃力も低いが、サンの消費0で配置できる。
  • sea-shroom(水きのこ):正面に泡状の弾を吹く。射程が短く攻撃力も低いが、サンの消費0で配置できる。水上専用。
  • scaredy-shroom(弱虫きのこ):正面に泡状の弾を吹く。コストが非常に安く射程にも制限がないが、ゾンビに接近されると傘に隠れて攻撃をしなくなってしまう。
  • fume-shroom(毒気きのこ):正面に泡状の弾で範囲攻撃を加える。複数のゾンビを同時に攻撃でき、一部のゾンビが持つ「盾」を貫通して本体を攻撃できる。射程に限界があり、攻撃力は低い。
  • cactus(サボテン):正面にトゲを発射する。風船をつけたゾンビにも攻撃でき、風船を割って地面に下ろすことで他の植物も攻撃できるようにする。
  • starfruit(スターフルーツ):左、上、下、右斜め上、右斜め下の5方向に星型の弾を発射する。自分の正面の敵を攻撃できないが、自分をかじり出したゾンビには右方向の二発で反撃できる。
  • cabbage-pult(キャベパルト):正面に弾を投擲する。投擲系は高低差を無視できるが着弾前に狙った敵が倒れると無駄弾になる。
  • karnel-pult(もろこしパルト):正面に威力の低い弾を投擲する。まれに弾の代わりにバターを投げ、それが当たったゾンビは数秒間一切の行動を停止する。
  • melon-pult(スイカタパルト):正面に威力の高い弾を投擲する。威力が高いだけではなく範囲攻撃になっている。

[編集] 即死系

ゾンビを一撃で即死させる能力をもった植物。植物自体も発動と同時に消滅する。

  • cherry bomb(さくらんぼ爆弾):配置した直後に発動する。配置したマスとその周囲1マス分にいるゾンビをすべて即死させる。
  • potato mine(イモ地雷):ゾンビが接触すると爆発する。配置してから爆発が可能になるまで一定時間を要する。地中の敵にも有効だが、上を飛び越える敵には回避される。
  • squash():接近してきたゾンビを倒す設置型。1マス手前までゾンビが接近するとジャンプして同じマスにいるゾンビをまとめて押しつぶす。配置直後から動作し、1マス後の敵に対しても発動する。
  • jalapeño(とうがらし):配置した直後に発動する。横一列のゾンビをすべて即死させる。
  • doom-shroom(終末きのこ):配置した直後に発動する。広い範囲でゾンビを即死させる。配置したマスはクレーターになり、長い時間そこに植物を配置できなくなる。
  • blover(吹き飛ばしクローバー):配置した直後に発動する。風船をつけたゾンビを吹き飛ばし消滅させる。また一定時間霧を無効にする。
  • tangle kelp(絡みこんぶ):水上のみ設置可能。接触したゾンビを水中に引き込むことでゾンビと一緒に消滅する。倒せるのは1体のみ。

[編集] 補助系

プレイを有利にする能力をもった種々の植物。

  • lily pad(スイレンの葉):デフォルトでは水上には配置できない植物を水上に配置できるようにする。
  • torch wood(たいまつ):豆類の植物の発射する弾が通過した場合に、弾に火を帯びさせ弾のダメージを増加させる。ただし氷結弾は通過すると通常の弾になってしまう。
  • gravebuster(墓壊し):墓に配置することで、数秒後にその墓を撤去できる。
  • spike weed(トゲ草):いわゆるまきびし。ゾンビにかじられない。上を通ろうとするゾンビを攻撃してダメージを当たえる。また、ゾンビの乗った車両のタイヤを割って撃破できるが、自身も潰されて消滅する。
  • plantern(植物灯):配置した周囲の霧を無効にする。
  • flower pot(植木鉢):屋根上には土台としてまずこの植物を配置しないと、他の植物を配置できない。
  • coffee bean(コーヒー豆):これを投与すると昼間でも夜行性キノコが活動を始める。
  • garlic(ニンニク):かじったゾンビを上下どちらかのレーンへ移動させる特殊な壁系植物。かじらないゾンビには無効。
  • umbrella leaf(葉傘):自身と周囲8マスを、投擲攻撃など空中から受ける攻撃から守る。
  • magnet-shroom(磁石きのこ):付近の金属を引き寄せる。これにより一部のゾンビの特殊能力を無効化できる。
  • hypno-shroom(催眠きのこ):接触したゾンビ一体に効果がある。対象となったゾンビは逆に進み、他のゾンビと同士討ちを始める。
  • ice-shroom(氷きのこ):配置した直後に発動する。庭全体のゾンビの動きを一定時間停止させ、停止が解けた後も一定時間ゾンビの動きが遅くなる。

[編集] 防御系

ゾンビの侵入を遅らせる能力をもった植物。

  • wall-nut(壁ナッツ):攻撃力を持たないが耐久力が高く、ゾンビにかじられても長時間耐えて足止めできる。
  • tall nut(背高ナッツ):wall nutよりも耐久力が高く、ゾンビは飛び越えができない。
  • pumpkin (カボチャ) :他の植物にかぶせることで壁となり、その植物を守る。単独で置くことも出来る。上からの攻撃は防御できない。


[編集] アップグレード系

ベースとなる植物を設置した上に重ねて配置することで完成する特殊な植物。

  • gatling pea(四発豆):豆弾を4発まとめて発射する。repeaterをベースする。
  • twin-sunflower(二叉分枝のひまわり):通常のsunflowerの2倍のサンを産出する。sunflowerをベースとする。
  • gloom-shroom(憂鬱なきのこ):自身の周囲8方向を攻撃する。射程はわずか1マスだが、連射能力は高い。fume-shroomをベースとする。
  • cattail(猫尾トゲミサイル):トゲ弾で画面上のあらゆる場所を狙って攻撃できる。風船を割ることができ、同じトゲ弾のcactusよりも連射能力が高い。lily padをベースする。
  • spike rock(トゲ石):spike weedの攻撃力強化版。非常に頑丈で、タイヤを何度も割ることができる。spike weedをベースとする。
  • gold magnet(金儲け磁石きのこ):現金を引き寄せて回収する。magnet-shroomをベースとする。
  • winter melon(氷スイカパルト):正面に大火力・範囲攻撃・凍結効果(snow peaと同じ)の投擲弾を放ち、まとめて敵の動きを鈍らせることができる。melon-pultをベースとする。
  • cob-canon(トウモロコシミサイル):即死級の大爆発を起こす超大型ミサイルを発射する。他の植物と違い自動攻撃を行わないので、発射時にはプレイヤーが指示して着弾地点を指定しなければならない。karnel-pultを2つ並べて配置したものをベースとする。

[編集] ミニゲーム

[編集] ZomBotany(植物ゾンビ)

ゾンビが植物の顔をしており、植物と同じ能力を持っている。1と2があり、2のほうが難易度が高い。1ではpeashooterの能力を持ち、1発ずつ弾を吐いてくる豆ゾンビと、wall nutの能力を持ちHPが高いナッツゾンビの2種類が現れる。2ではこの2種類に加え、squashの能力を持ち、植物を一個即死させるピーマンゾンビ、tall nutの能力を持ち、HPがさらに高い背高ナッツゾンビ、jalapeñoの能力を持ち、1列を消滅させるとうがらしゾンビ、gatling peaの能力を持ち、4発ずつ弾を吐いてくる4発豆ゾンビが現れる。

[編集] Zombiquarium(ゾンビの水槽)

もっとも単調なステージ。マウスをクリックすると脳が落ちるので水槽の中でおよぐゾンビに餌として脳をあたえ、ゾンビの出すサンによってゾンビを増やし、それによってさらにサンを増やすことで、サンを1000ポイントためるとクリアとなる。

[編集] Big trouble Little Zombie(大きな厄介と小さなゾンビ)

昼間のプールのあるステージ。通常よりゾンビが小さいほかは能力に違いはない。pea shooter、さくらんぼ爆弾、はすの葉、壁ナッツのカードのみ自動で流れてくる。壁ナッツで足止めしつつpea shooterを増やしていき、危ない場合はさくらんぼ爆弾で回避するというパターンをとる。

[編集] Column like you see 'em

屋根上のステージ。植木鉢、カボチャ、磁石キノコ、とうがらし、スイカのカードのみ自動で流れてくる。カード一枚でたて一列すべてに植物を配置できる。

[編集] Whack a zombie(ゾンビたたき)

いわゆるモグラたたき。墓から出てくるゾンビをたたき、最後までゾンビに突破されなければクリアとなる。ゾンビの中にはあたりのものがあり、それをたたくとボーナスとしてサンがもらえ、イモ地雷、墓壊し、氷キノコの三つを使用することができる。墓から出てくるゾンビは、ノーマルのゾンビ、コーンゾンビ、バケツゾンビの三種類があり、それぞれ1回、2回、3回たたかなければ消えない。

[編集] Last stand

はじめに与えられるサン5000ポイントを使って自由に植物を配置し、以後第5波までゾンビの来襲に耐え切ればクリアとなるステージ。昼、プール有。波(flag)ごとに250ポイントが追加であたえられる。

[編集] pogo party

昼の屋根上で、かつ出現するのがノーマルのゾンビとホッピングするゾンビしかいないというステージ。植木鉢をとびこえてくる対策が重要である。

[編集] Dr.Zomboss's revenge(ゾンボス博士の逆襲)

アドベンチャーモードの最終ステージを単発でプレイする。サンはなく、植木鉢、3種のカタパルト(キャベツ・とうもろこし・スイカ)、とうがらし、氷キノコのカードのみが自動で流れてくる。それをうまく使って、ドクターゾンボスの操縦する巨大ロボを倒せばクリアとなる。ゾンボスの操縦するロボの行動は以下のパターンに分けられる。

  • ゾンビを置く:通常の行動パターン。ゾンビをさしむけて植木鉢をかじらせる。
  • 引っこぬき:手の先からバンジーゾンビをくりだし、植木鉢から植物を2,3個を引き抜いて消滅させる。
  • 踏みつぶし:ロボの足元の近くにある植物をふみつぶして植木鉢ごと消滅させる
  • 車投げ:上方からバスを投げつけ、植木鉢ごとつぶして植物を数個消滅させる。
  • 球吐き:頭部を(屋根の)地面まで降ろし、口から球を吐く。放置すると転がっていき、植木鉢をおしつぶす。また球には赤色の球と青色の球の二つがあり、赤球に氷キノコ、青球にとうがらしを使用すると消すことができる。

球吐きのために頭部を降ろしたときがロボの弱点であり、頭部をおろしたときに氷キノコを使用して動きを止め、カタパルトの弾を集中させる。そして球を吐いてきたら氷キノコかとうがらしをつかって消すというパターンをくりかえす展開になる。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月20日 (火) 17:40 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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