S&W M39

S&W M39の最新ニュースをまとめて検索!

S&W M39
S&W M39
概要
製造国 アメリカ合衆国
設計・製造 スミス&ウェッソン
性能
銃身長 102mm
使用弾薬 9mmパラベラム弾
装弾数 8発
作動方式 ダブルアクション
ショートリコイル
全長 192mm
重量 780g
  

S&W M39は、アメリカ銃器メーカースミス&ウェッソン社が開発した自動拳銃である。

目次

[編集] 特徴

1954年に発売された同社初(アメリカ初)のダブルアクション式オートマチックピストルで、その後の自動拳銃シリーズの基本となった。ショートリコイル方式を採用し、現在西側で主流となっている9mmパラベラム弾を使用する拳銃であるが、これといって目立った特徴はない。内部機構は、DAオートの先駆であるワルサーP38の物を多く借用している。

初期のバリエーションとしては、シングルアクションモデルの「M44」、M44をベースにリボルバー用の.38スペシャル弾を使用できるようにした競技用拳銃「M52」、ダブルカラムマガジンを採用して装弾数を14発に増やした「M59」などがある。代表的なカスタムモデルとしてはクリーブランドのデベルコーポレーションでカスタムされた「デベルカスタム」が挙げられる。 S&W社のオートマチックピストルは、早い段階で9mmパラベラム弾を採用したり、ダブルアクションやダブルカラムマガジン(M59タイプ)を採用するなど、近代オートマチックピストルとしての機能や性能を十分に備えており、本来であれば高く評価されるべきなのだが、45口径の支持者の多い米国ではなかなか人気を獲得できない時期があった。ただし、警察等の公用としてはある程度の評価を得ており、米国内だけでなく日本の海上保安庁などでも採用されている。また、日本警察では第3世代のステンレスモデルであるM3913が採用され、警視庁や各県警の警察官や銃器対策部隊のサイドアームとしてメディアによく登場する。


[編集] 主なバリエーション

現在はこのM39を基本とした様々な自動拳銃が同社から発売されている。基本的に型番が2桁であれば第一世代型、3桁であれば第二世代型、4桁であれば第三世代型に分類されるが、近年発売されたM910などは例外である。

このシリーズは無名なものも含めれば数十種類以上に上るバリエーションがあるためユーザーの混乱を招きがちである(リボルバーなどでは型番が3桁止まりであった同社製品で4桁が出た初の例)。

  • S&W MK22 Mod0
    M39ベースの特殊部隊向け暗殺用拳銃。別名は「ハッシュパピー」、つまりドッグフードのことである。どんなにうるさく吠える犬でもドッグフードを与えられればおとなしくなるように、この銃で撃たれた人間は死んで静かになるということからこう呼ばれるようになった。
  • S&W M459 / M559 / M659
    M59の第二世代型。M459はアルミ合金フレーム、M559はスチールフレーム、M659はステンレスフレームを採用している。M559はアメリカ軍の制式拳銃トライアルに参加したが、ベレッタM92に敗れて不採用となった経緯がある。その後、1980年からはアメリカ市場で販売された。
  • S&W M645
    S&W社が初めて開発したダブルアクション方式の.45口径自動拳銃。コルト・ガバメントの使用弾である.45ACP弾を使用する。後にM645ベースのシングルアクション式競技用拳銃として「M745」が発売された。M645の第三世代型は「M4506」と呼ばれる。
  • S&W M3913
    M39に若干の改良を加えて短縮したモデルで、アメリカにおける女性の護身用として開発された「M3913 レディスミス」というものもある。日本警察の一部では制式採用されており、 2005年には、北海道警察SATと見られる部隊が訓練で使用している。
  • S&W M4506
    M645の第三世代型。ブラックのモデルのM4505も存在する。
  • S&W M5906
    基本的にはM59の第三世代型であるが、グリップが握りやすいワンピースグリップとなるなど、従来のモデルと比べると全体的にスタイリッシュなデザインとなった。日本では海上保安庁が採用している。コンパクトモデルの「M6906」も製造された。
  • S&W M3566
    1993年にバリエーション追加された、M59ベースの競技用拳銃。S&W本社ではなく、カスタム部門である「S&Wパフォーマンスセンター」の手によるもので、その事から「PC356」とも呼ばれる。専用開発の.356TSW弾を発射し、9mm程度の口径ながら45口径と同程度のストッピングパワーを発揮するとされる(.40S&W弾や10mmオート弾の考え方に近い)。しかしながら現在、本体・弾薬ともにカタログ落ち状態で、(実銃の世界では)非常にレアな銃と化している。なお、東京マルイが、同社「エアコッキングハンドガンシリーズ」(俗に言う「1980円シリーズ」)の看板作品として「PC356」の名で本銃をモデルアップしており、日本での知名度は高い。

[編集] 登場作品

詳細は「S&W M39に関連する作品の一覧」を参照

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月12日 (木) 19:35 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【S&W M39】変更履歴

ご利用上の注意