SUGOCA

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SUGOCA(スゴカ)は、九州旅客鉄道(JR九州)が2009年平成21年)3月1日から導入したサイバネ規格ICカード乗車券である。2009年5月末現在、144,471枚発行されている[1]

目次

[編集] 概要

Smart Urban GOing CArd の略称であり、「凄い」を意味する九州地方の方言「凄か」にかけた名称でもある。CMなどでは「スッ!とゴー!でSUGOCA」といった表現も使われている。

キャラクターはロドニー・グリーンブラットのイラストによる「カエルくんと時計くんの組み合わせ」を採用している。ロゴは黒色で、「SUGOCA」のOの右側と続くCの色を白色に反転させ、「IC」カードであることを表している。ちなみに、ロドニー・グリーンブラットはかつてJR九州の特急回数券「2枚きっぷ・4枚きっぷ」のイメージキャラクターを務めていたPUFFYのCDジャケットのデザインも手がけていた。

いずれの種類のSUGOCAも、新規購入時には500円のデポジット(預託金)が必要で、払い戻し時に返却される。ストアードフェア(SF)及び電子マネーに利用できる残額の、チャージできる上限は20000円である。

[編集] 種類

SUGOCA乗車券
乗車券機能と電子マネー機能のみで、定期券機能が付加されていないSUGOCA。一般用には無記名式のほか記名式がある。小児用(記名式のみ)もあり、使用期限(小学校卒業の年度の末日)が記される。いずれも新規購入時の発売額は2000円で、うち500円がデポジットで、残りの1500円がSFと電子マネーとして利用できる。
SUGOCA定期券
SUGOCA乗車券に定期券の機能を付加したもの。通常の定期券機能を付加した狭義のSUGOCA定期券のほか、特急列車自由席が利用できるエクセルパス在来線特急定期券)の機能を付加したSUGOCA特急定期券(SUGOCAエクセルパス)もあり、他のJR各社では発行されていないICカードによる在来線特急定期券である。子供用は通常のSUGOCA定期券のみで、SUGOCA特急定期券の子供用は発行されていない。いずれもSUGOCA利用エリアのみでの利用である。新規購入では定期運賃相当額やエクセルパスの運賃・料金の合計の相当額にデポジットの500円を加えた額、SUGOCA乗車券からの変更では定期運賃相当額等のみが発売額となる。磁気定期券からの変更ではデポジットの500円が必要になる。

[編集] 相互利用

2009年時点では、他のICカード乗車券との相互利用は、乗車券機能と電子マネー機能のいずれも行なっていない。 しかし後述のとおり、2010年春に、西日本鉄道nimoca福岡市交通局はやかけん東日本旅客鉄道(JR東日本)のSuicaとの乗車券機能及び電子マネー機能での相互利用開始が決定している。

また、西日本旅客鉄道(JR西日本)のICOCA東海旅客鉄道(JR東海)のTOICAとの相互利用も、2011年九州新幹線鹿児島ルート全通を踏まえ、JR九州は意欲を示しているが、JR西日本・JR東海はSUGOCAとICOCA・TOICAの相互利用に関して、公式の発表を2009年春時点では行っていない。

[編集] 沿革

  • 2006年9月26日 - ICカード乗車券の導入を発表[2]
  • 2007年10月29日 - カード名称およびデザイン発表[3]
  • 2008年2月6日 - 西日本鉄道、JR九州、福岡市交通局、JR東日本で「九州IC乗車券・電子マネー相互利用に関する協議会」を発足[4]
  • 2008年4月18日 - Suica・nimoca・はやかけんとの相互利用開始を2010年春にすることを発表[5]
  • 2009年1月27日 - 利用開始日を2009年3月1日とすることを発表[6]
  • 2009年2月1日 - 公募によるお客様モニター試験開始[7]
  • 2009年3月1日 - 福岡県内を中心とした124駅で導入。
  • 2009年3月14日 - ししぶ駅に導入。
  • 2009年3月20日 - 発売枚数5万枚を突破[8]
  • 2009年4月6日 - 発売枚数10万枚を突破[8]
  • 2009年6月15日 - 九州地区のam/pm110店舗で、SUGOCA電子マネーの取扱い及びチャージサービスを開始[9]

[編集] 今後の予定

[編集] 利用可能エリア

エリア内で自動改札機が設置されていない駅では簡易型の改札機を設置して対応する。

[編集] 特例

ワイワイカード」と同様に、一部の駅ではJR線同士の乗り換え時に一旦出札し改札をやり直す必要がある場合、条件により通し運賃が適用される。また、すべての導入エリア内では実際には他の経路を通っても運賃が最も安い経路を利用したものと見なして計算される。大半のエリアが福岡近郊区間に含まれているが、別の特例であり、運賃に差が出る場合がある。

  • 折尾駅の東口と鷹見口を相互に移動する場合、通常の改札ではなく、係員がいる窓口でその旨告知して指示に従う必要がある。
  • 筑豊本線(原田線)の桂川~原田間及び日田彦山線後藤寺線城野田川後藤寺新飯塚の区間は導入エリアになっていないが、上記と同様に途中で改札を出入りしない通過であれば利用可能である。
  • 例えば、新飯塚駅から博多駅経由で鳥栖駅まで利用する場合、原田線経由で計算される。同じく新飯塚駅から博多駅経由で久留米駅まで利用する場合でも原田線経由で計算される。SUGOCAによる改札ではなく従来通り乗車券を購入する場合、前者のケースでは大都市近郊区間の特例の適用となり同額であるが、後者では久留米駅が福岡近郊区間のエリア外なので、実際の利用経路である博多駅経由で計算した乗車券が必要である。このように、運賃が異なる場合がある。

[編集] 電子マネー

電子マネーとしての利用エリアについては、先行している西日本鉄道の「nimoca」が自社系の商業施設から導入しているため、エリア内にあるJR九州系の商業施設を中心に先行導入した。

なお、対象店舗の一部では、すでにFeliCa方式の電子マネーに対応しており、プログラムの改修などで導入できる体制を整えている。

即時導入
  • am/pmは、まずエキサイド博多店と博多駅筑紫口店で導入し、その後2009年6月15日に天神駅店を除く九州の全店舗で導入した。
など。ベスト電器福岡本店など一部はこの段階で「nimoca」との相互利用が事実上スタートしたことになる(すでに「nimoca」に対応しているため)。
2009年4月29日導入
2009年5月1日導入
2009年7月下旬導入
2009年10月23日導入
  • 博多デイトス - リニューアル完了と同時に導入。(一部テナント除く)
導入時期未定

ポイントシステムについては、開始当初はない。2010年春の3つのICカードとの相互利用開始を目途として導入を検討するという。SUGOCA機能を内包するJQ CARDについては、SUGOCAのSF等にも交換できる「JQポイント」と言うシステムが導入される予定。

[編集] 脚注

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  1. ^ 駐車場業界初、タイムズでICカード「SUGOCA」の決済サービス開始 - - JR九州プレスリリース 2009年6月8日
  2. ^ JR九州 ICカード乗車券を導入 - 交通新聞(交通新聞社) 2006年9月28日付
  3. ^ JR九州ICカードの名称とデザインが決定!!PDF - JR九州プレスリリース 2007年10月29日
  4. ^ 「九州IC乗車券・電子マネー相互利用に関する協議会」の発足について。PDF - JR九州プレスリリース 2008年2月7日
  5. ^ SUGOCA、nimoca、はやかけん、Suica 2010年春相互利用スタートPDF - JR九州プレスリリース 2008年4月18日
  6. ^ 「SUGOCA」は3月1日デビュー! - JR九州プレスリリース 2009年1月27日
  7. ^ ICカード乗車券 SUGOCA お客さまモニター募集について - JR九州プレスリリース 2008年12月9日
  8. ^ 「SUGOCA」は10万枚突破! - JR九州プレスリリース 2009年4月17日
  9. ^ ~九州のam/pm110店舗でSUGOCA電子マネーの利用とチャージサービス開始~ JR九州の駅以外でもSUGOCAのチャージが可能に! - JR九州プレスリリース 2009年6月11日
  10. ^ JR九州とクレディセゾン、三菱UFJニコスが提携 クレジットカード「JQ CARD」発行 - JR九州プレスリリース 2009年10月30日
  11. ^ プレスリリース掲載の写真では、JQカード本体がエンボス付きカードとなっているため、SUGOCA一体型とならず、SMART ICOCAや一部のPiTaPa提携カードと同様の単独型となる模様。
  12. ^ (別紙1)SUGOCAのサービス概要についてPDF - JR九州プレスリリース 2009年1月27日
  13. ^ 「松屋」でSUGOCA電子マネーがご利用いただけるようになります。 - JR九州プレスリリース 2009年7月27日

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


最終更新 2009年11月13日 (金) 03:40 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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