t分布

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t分布(ティーぶんぷ)は確率分布の一種で、特にt検定に利用される。

X1, ..., Xn が、平均μ 、分散σ2正規分布に従う独立でランダムな変数であるとする。 また標本平均を

\overline{X}_n=(X_1+\cdots+X_n)/n

とし、不偏分散を

U_n^2=\frac{1}{n-1}\sum_{i=1}^n\left(X_i-\overline{X}_n\right)^2

とする。ここで次の変数

T=\frac{\overline{X}_n-\mu}{U_n/\sqrt{n}}

を考えると、これは

f(t) = \frac{\Gamma((\nu+1)/2)}{\sqrt{\nu\pi\,}\,\Gamma(\nu/2)} (1+t^2/\nu)^{-(\nu+1)/2}

(ただしν = n − 1、Γガンマ関数)という確率密度関数に従うことが、ゴセットによって示された。ここでT の従う分布をt分布(またはスチューデント分布)と呼ぶ。ν は自由度と呼ばれる。この分布はν によるが、もとの正規分布の母数であるμ やσ にはよらない。この性質から、標本値から母集団の平均値を統計的に推定する区間推定や、母集団の平均値の仮説検定に利用できる。

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最終更新 2009年10月10日 (土) 14:01 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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