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戸田公園駅西口にて

toco』(とこ)とは、埼玉県戸田市内を循環して運行されるコミュニティバス路線の愛称名。正式名称は「戸田市コミュニティバス」で、管轄課は「防犯くらし交通課」である。

キャッチフレーズは、『笑顔をのせてトコトコいくよ。』。

目次

[編集] 概要

運行開始当初から東循環の専用車両として2006年8月末まで使われたクセニッツ車両(画像提供募集中)

公営バス事業者が存在しない戸田市にとっては、長年国際興業により市内一帯においてバス路線を構えていた。ところが、1985年国鉄(現:JR東日本埼京線の運行開始に伴うバス路線の再編・統廃合などが実施されたことによってバス離れが進み、特に昼間に対しては運行されない時間帯が生じる地域が存在するなど、利用者に対しては不便を強いられることになった。このため、その昼間の交通不便な地域の解消を目的に、市がコミュニティバスの企画を提案し、2000年10月頃に実証実験を行った。その実験結果を反映し、翌2001年10月に最初の路線となる『東循環』の運行を開始した。

その後、市民や利用者などから運行路線の拡大などが寄せられたことから、2003年11月には『西循環』と『美笹循環』を、2006年10月には『南西循環』を、それぞれ運行を開始し、これによって市内のほぼ全体をカバーするコミュニティバスに育ててきた。

愛称及びキャラクターなどは市民からの一般公募によって選ばれ、tocoの意味は『“to”da “co”mmunity bus』から取ったものであり、このうちの「“co”」には『comfortable(快適な)』・『convenient(便利な)』の意味合いも持っている。なお、地元住民では「トコバス」の呼称で親しまれている。

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[編集] 運行受託

車両は全て戸田市が保有し、運行は以下の事業者に委託している。

[編集] 沿革

  • 2000年(平成12年)10月1日 - 戸田市コミュニティバス:東循環の実証実験運行を開始する(同年10月30日まで)。[1]
  • 2000年(平成12年)11月1日 - 戸田市コミュニティバス試行運行:西循環(1回目)を開始する(同年11月15日まで)。[1]
  • 2001年(平成13年)10月8日 - 東循環の本格運行を開始する(運行開始当初の車両はクセニッツCITY-IIIが使われた)。
  • 2002年(平成14年)10月1日 -
    • コミュニティバス:西循環の2回目の実証実験運行を実施(同年11月30日まで)。[2]
    • コミュニティバス:美笹循環(A線:県道朝霞蕨線まわり)の実証実験運行を実施(同年10月31日まで)。[2]
  • 2002年(平成14年)11月1日 - コミュニティバス:美笹循環(B線:新田公園まわり)の実証実験運行を実施(同年11月30日まで)。[2]
  • 2003年(平成15年)4月1日 - 東循環:川岸会館前 → 川岸一丁目間に「川岸南」停留所(停留所番号:27-2)が新設されると共に、当該区間の運行経路を変更。[3]
  • 2003年(平成15年)11月1日 - 西循環・美笹循環の本格運行を開始する。
  • 2006年(平成18年) - 東循環の車両が三菱ふそうエアロミディMEに置き換えられる。
  • 2006年(平成18年)10月1日 - 南西循環の運転を開始すると共に、西循環の運行経路の一部を変更する。
  • 2008年(平成20年)11月1日 - 東循環6番バス停「戸田中央産院前」の名称を『戸田市役所入口』に変更。
  • 2009年(平成21年)3月9日 - 美笹循環の車両にマイクロ車両(トヨタ・コースター)を投入(車両イラストデザインが、従来のワゴン車のうちの「花の公園」のものを継承)。これに伴って、これまで使われたワゴン車両2台のうちの1台が予備車両化(「花の公園」のみ)される。[4]
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[編集] 運賃・乗り継ぎ方法等

全路線とも、小学生以上:運賃100円均一となっている(未就学児は無料)。その他、「コミュニティバス『toco』専用一日乗車券」(200円)、「コミュニティバス『toco』専用回数券」(11枚綴り1,000円)が発行されている(車内にて乗務員から購入できる)。国際興業バスの自社回数乗車券、バス共通カード、ICカード:PASMOSuicaは利用できない。

また、「コミュニティバス『toco』」同士による乗り継ぎが無料で利用できる(乗り継ぎの際、乗務員から乗り継ぎ券を受け取ることとなる。ただし、乗り継ぎ指定停留所は東、南西、西循環同士では「戸田公園駅西口」、南西、西、美笹循環では「下笹目」となっている)。さらに、一般路線バスから「コミュニティバス『toco』」への乗り継ぎが無料で利用できる(乗り継ぎの際、降車時に乗務員から乗り継ぎ券を受け取ることとなる。「路線バス→コミュニティバス『toco』」への乗り継ぎ指定停留所は「戸田公園駅西口」・「下笹目」・「北戸田駅」となっている)。

運賃支払いは全て前払い方式だが、マイクロ車(予備運用時はワゴン車)が使われる美笹循環を除き、中型車両が使われる東・西・南西の3路線では前乗り後降りである。

なお停留所には運行経路順に番号が付記されているほか、看板にも路線ごとに色分けされている。

他地域のコミュニティバスでは年末年始期間中にて全便運休が多い中、この戸田市コミュニティバス『toco』では365日年中無休で運行されている。

[編集] 現行路線

ここでは主要停留所のみ掲載する。なお全停留所については外部リンクの節を参照のこと。
また、toco相互間及び路線バス→tocoへの乗継指定停留所には太字を、路線バス→tocoへの乗継指定停留所には斜字を、■には相互乗継可能な路線名の色を示す。
(相互乗継可能な路線名の記号=印:東循環、印:西循環、印:美笹循環、印:南西循環)
なお各節内において、国際興業担当路線には系統番号を割り当てられているが、これは「こくさいばす どっとこむ」サイト内にある時刻表検索ページに基づいており、実際の方向幕には表示されていない。

[編集] 東循環

担当:国際興業バス戸田営業所

戸田公園駅から戸田市役所、上戸田、喜沢方面を循環する路線である。戸田公園駅西口で7:30から18:20までの間の20分または25分おきに運行されている。路線及び車体カラーはオレンジとなっている。

利用状況
年度 運行日数 年間乗車人員 備考
2001(平成13)年度 85(※) 50,191 運行開始
※:10月(運行開始)~12月の間の乗車人員
2002(平成14)年度 365 133,845
2003(平成15)年度 365 148,158
2004(平成16)年度 366 171,270
2005(平成17)年度 365 173,212
2006(平成18)年度 365 147,706
2007(平成19)年度 365 139,993
2008(平成20)年度 61(※) 25,286 ※:4月~5月の間の乗車人員

[編集] 西循環

担当:国際興業バス戸田営業所
  • [戸田02] 0.下笹目→7.氷川町→13.戸田公園駅西口(ここでは7分停車)→16.新曽南一丁目→21.戸田駅→24.スポーツセンター→25.図書館・博物館→0.下笹目

下笹目からスポーツセンター、戸田駅、氷川町地区を循環する路線である。下笹目始発7:30から18:30までの間の1時間おきに運行されている。路線および車体カラーはライトブルーとなっている。

利用状況
年度 運行日数 年間乗車人員 備考
2003(平成15)年度 61(※) 23,529 運行開始
※:11月(運行開始)~12月の間の乗車人員
2004(平成16)年度 366 81,748
2005(平成17)年度 365 93,277
2006(平成18)年度 365 87,302
2007(平成19)年度 365 82,367
2008(平成20)年度 61(※) 14,013 ※:4月~5月の間の乗車人員

[編集] 美笹循環

担当:埼京タクシー
美笹循環での車イスによる乗り降りは後側からとなる(車両の後部に車イス専用乗降リフトが備え付けられている)。
  • 0.下笹目→4.医療保健センター→7.惣右衛門公園→12.北戸田駅(ここでは5分停車)→19.美女木二丁目→25.道満(ここでは10分停車)→28.美笹支所→0.下笹目

下笹目からさいたま市南区に隣接する美女木地域、北戸田駅を循環する路線である。下笹目始発7:30から18:30までの間の1時間おきに運行している。路線カラーはピンクだが、車体カラーに関してはホワイトである。

2009年3月9日からは従来のワゴン車両に代わってマイクロバス車両が投入され、車内が広くなったほか、補助ステップや2台分の車椅子用スペース、それに降車ブザーも搭載し、利用しやすくなったことから、今後の利用客の増加が期待される。

ただしマイクロ車両が点検などで運用できない場合は9人乗りのワゴン車両が使われるが、万一の満席が生じた場合には乗務員が無線で通常のタクシー車両を呼び出して対応する。タクシー車両到着後、乗務員にて同ルート内の指定停留所名を告げること(なお、その場合の運賃は100円のままである)。ただし、専用車両が空席時にてタクシー車両の呼び出しをする場合や、タクシー車両による運行時にて同ルート内の指定停留所以外での降車の場合は通常のタクシー料金となるので注意が必要である。

利用状況
年度 運行日数 年間乗車人員 備考
2003(平成15)年度 61(※) 7,119 運行開始
※:11月(運行開始)~12月の間の乗車人員
2004(平成16)年度 366 21,805
2005(平成17)年度 365 23,637
2006(平成18)年度 365 21,989
2007(平成19)年度 365 20,516
2008(平成20)年度 61(※) 3,199 ※:4月~5月の間の乗車人員

[編集] 南西循環

担当:国際興業バス戸田営業所
  • [戸田04] 0.下笹目→6.早瀬会館→10.新曽南三丁目→13.戸田公園駅西口(ここでは7分停車)→16.県営戸田公園→19.戸田公園駅南→22.新曽南三丁目→27.聖橋→0.下笹目

下笹目から早瀬地区、新曽南地区、戸田公園駅を循環する路線である。循環とはなっているものの、下笹目から戸田公園駅方面と戸田公園駅方面から下笹目方面において一部区間で経路が異なるのみである。下笹目始発8:00から18:00までの間の1時間おきに運行されている(ただし、下笹目16時台始発は運行されない)。路線・車体カラーはライトグリーンとなっている。

利用状況
年度 運行日数 年間乗車人員 備考
2006(平成18)年度 92(※) 27,899 運行開始
※:10月(運行開始)~12月の間の乗車人員
2007(平成19)年度 365 67,805
2008(平成20)年度 61(※) 11,439 ※:4月~5月の間の乗車人員

[編集] 車両

東循環線は当初現在では、クセニッツ社製の小型ノンステップバスが使われたが、現在では美笹循環をのぞき、三菱ふそうトラック・バス社製エアロミディMEノンステップ車(CNGエンジン車両)が用いられている(これらの3路線の専用車両のうち、1台が車両点検に入った場合には、同路線の専用方向幕が収録されたいすゞ・エルガミオ7M車両<国際興業色>が代車として使われる場合がある)。なお、美笹循環線はトヨタ自動車社製コースターが終日用いられているが、同車の車両点検時には日産自動車社製キャラバンが予備として運用される。各路線の車両には、かわいい女の子のキャラクター(公式には名前が付いていないが、通称「トコちゃん」と呼ばれている。)に各運行路線の沿線に合ったテーマ毎のイラストを中心に描かれている。

[編集] 現在使われている車両

[編集] 除籍された車両

[編集] その他

  • 戸田市の物産品で優れたものに認定される「戸田ブランド推奨品」(戸田市優良推奨品)のステッカーに、この『toco』のイメージキャラクターが登場している。[5]

[編集] 参考文献

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

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  1. ^ 戸田市コミュニティバス実証実験(ウェブアーカイブより)
  2. ^ 広報戸田市2002年9月1日号(807号)7ページより
  3. ^ 広報戸田市2003年3月1日号(817号)17ページより
  4. ^ 広報戸田市2009年3月1日号(943号):最終面より
  5. ^ ふれあい戸田:2009年1月の「フレー!フレー!戸田の商店 ~地域に支えられ地域と共に」の回にてステッカーなどが公開されている。:要Windows Media Player

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ
(地上波:テレ玉及びCATV:JCN埼玉にて放送されている市の広報番組で、2007年2月の「南西循環デビュー!toco出発!~戸田市コミュニティバス~」の回では、このtocoについて取り上げられている。:要RealPlayer

最終更新 2009年9月24日 (木) 11:11 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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