Xcode

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Xcode
開発元 アップル
最新版 3.2.1 (2009年10月8日)
対応OS Mac OS X v10.3 (Version 1.x), Mac OS X v10.4 (Version 2.x), Mac OS X v10.5 (Version 3.1), Mac OS X v10.6 (Version 3.2)
種別 統合開発環境 (IDE)
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.apple.com.../xcode/
  

Xcode は、ソフトウェアを開発するためのアップル統合開発環境 (IDE) であり、Mac OS Xに付属する形で配布されている。Mac OS X v10.3のリリースと共に2003年10月24日に初めて紹介されたこのソフトは、NeXTの資産を受け継ぐ、Mac OS Xの初期 IDE「Project Builder」を進化させる事となった。

Macintosh(OS X)にて、ソースコードで配布されているUNIX用ソフトウェアをインストールする場合、Xcodeが必要になるが、初期状態ではXcodeはインストールされていないので、OS Xのメディアを使ってインストールを行う。なお、ADC(アップル・デベロッパー・コネクション)の会員登録をすると最新版をダウンロードする事ができる。

目次

[編集] 特徴

Xcode はユーザインターフェースを作成するために使用するグラフィカルツール、Interface BuilderNeXT社の資産)と協力しながらソフト開発の作業をこなしている。

Xcode はGNU Compiler Collection (GCC) を含み、Cocoa, CarbonJavaに制限されることなく、多様なプログラミング・モジュールを含むCC++Objective C++JavaAppleScript、そしてオブジェクト指向記述言語 Objective-C ソースコードをコンパイルする事ができる。サードパーティは GNU Pascal [1]Free Pascal [2]Ada [3] 向けの追加サポートを行っている。

Xcodeは主にプロジェクト管理、コード編集、デバッグを行う為のソフトである。この他にクラスブラウザやドキュメントブラウザなどが統合されている。DelphiVisual Basicと異なり単体ではRAD的なツールではないが、Interface Builderとよく連携しており、簡易なテキストエディタなどであれば一行のコードも書く事なく開発する事ができる。

distccによる分散ビルドをサポートし、Bonjourによるネットワーク検索及び構築を行う。

さらに10.4付属のVersion 2.0からはCore Data/WebObjectsで用いるUMLに準じたモデルエディタが統合された。

ファイル管理は同社のiTunesなどに準じた形式でやや癖があるが、全体としてはよく整理されており、比較的プログラマ臭のないツールである。

その他の特徴としてZeroLinkが挙げられる。これはコンパイル後のリンク過程を実行時まで遅延することで高速なソフトの再起動を行なう物で、Delphiほどではないが、かなりの速度でソフトを再構築する事ができる。

[編集] Xcode バージョン歴

[編集] 2.0

Xcode 2.0 は Mac OS X 10.4 Tiger と共に、2005年4月29日にリリースされた。

[編集] 2.1

Xcode 2.1 は WWDC 2005 にて2005年6月6日にリリースされた。

  • Mac OS X SDK サポート利用による Mac OS X v10.4.1 上での PowerPC 及び インテル設計のためのユニバーサル・バイナリー (Universal binary) 制作サポート。
  • WebObjects開発ツールがオプションでのインストールで Xcode ツールに追加される。

[編集] 2.2

Xcode 2.2 は2005年11月11日にリリースされた。

  • gcc が 4.0.1 にバージョンアップ。
  • 日本語リソースが再び含まれるようになった。
  • Deployment ビルドがクラッシュした際にもデバッガに接続してくれるようになった。ただしデバッグシンボルが存在しないため、スタックトレースのみとなる。

[編集] 2.2.1

Xcode 2.2.1 は2006年1月10日にリリースされた。

  • バグ修正: Xcode IDE、cctools、デバッガ、コンパイラのバグが修正された。
  • Mac OS X 10.4.4での開発のために10.4u SDKに更新された。
  • CHUDが4.3.0に更新された。

[編集] 2.3

Xcode 2.3 は2006年5月23日にリリースされた。

  • DWARFデバッグフォーマットに対応し、デバッグ精度とディスク利用効率の向上を実現した。
  • 新しい分散ネットワークビルド(New Distributed Network Build, DNB)によるスケーラブルなビルドアーキテクチャー。
  • Xcode IDE、ビルドシステム、Code Senseの安定性と性能の向上。

[編集] 2.4

Xcode 2.4 は2006年8月7日にリリースされた。

  • 64-bitのIntel Mac上での開発をサポートするようになり、IntelとPower PCの両CPUでの32、64 bitの、計4つのアーキテクチャのアプリケーション開発を可能とするようになった。
  • DWARFバイナリーのデバッグ時の著しい段階的な動作が切り詰められ、分散ネットワークビルドにも修正が加えられた。
  • Mac OS X v10.4.7での開発のために10.4u SDKも更新された。
  • CHUDが4.4.0に更新された。

[編集] 2.4.1

Xcode 2.4.1 は2006年11月1日にリリースされた。

  • DWARFデバッグにおける幾つかの問題を解決し、総合的な安定性と安全性を向上させた。
  • CHUDが4.4.3に更新され、Xcodeとは独立してリリースされるようになった。
  • 10.3.9 SDKと10.4u SDKも更新された。

[編集] 2.5

Xcode 2.5 は2007年9月5日に、Mac OS X v10.5 Leopardに先駆けリリースされた。

  • Mac OS X v10.4と10.5において起動可能。しかしMac OS X v10.5上では一部の機能が制限を受ける。
  • Mac OS X v10.5をターゲットとした開発環境ではなく,Xcode 3.0へのプロジェクトの移行を目的とする。
  • Mac OS X v10.2.8とMac OS X v10.3.9、Mac OS X 10.4のOSにおけるユニバーサルアプリケーションを開発対象とする。

[編集] 3.0

Xcode 3.0 は2007年10月26日にMac OS X v10.5 Leopardと共にリリースされた。

  • Mac OS X v10.5において起動可能。それ以前では動作しない。
  • Objective-C 2.0での開発が可能となり、Xcode 3.0自体もObjective-C 2.0で開発されている。
  • GarageBandと似たユーザインタフェースを持つInstrumentsというパフォーマンスツールが付属する。
  • Mac OS X v10.5からMac OS X v10.3.9までのOSを対象としたアプリケーション開発環境として推奨されている。

[編集] 3.1

Xcode 3.1 は2008年7月11日にリリースされた。

  • iPhone OSのようなMac OS X以外をターゲットとするSDKがサポートされた。
  • Mac OS X v10.5向けの開発においてGCC 4.2またはLLVM GCC 4.2がオプションで使用できる。

[編集] 3.1.2

Xcode 3.1.2 は2008年11月24日にリリースされた。

[編集] 3.1.3

Xcode 3.1.3 は2009年6月17日にリリースされた。

[編集] 3.1.4

Xcode 3.1.4 は2009年9月10日にリリースされた。

[編集] 3.2

Xcode 3.2 は2009年8月27日にリリースされた。

  • Mac OS X v10.6においてのみ動作する。
  • Mac OS X v10.6からMac OS X v10.4までのOSを対象としたアプリケーションを開発できるが、デフォルトではMac OS X v10.4のサポートは有効にされない。
  • Mac OS X v10.6向けの開発においてGCC 4.2がデフォルトになった。

[編集] レファレンス

  • Xcode2 入門 柴田文彦 毎日コミュニケーションズ ISBN 4-8399-1880-5

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月11日 (水) 04:33 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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