YM2203

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YM2203(FM Operator type - N、OPN)はYAMAHAFM音源チップである。


目次

[編集] 概要

4オペレータ、同時発音数3音のFM音源、および同時発音数3音のSSG(PSG)を搭載。プログラマブルタイマーを2系統内蔵する。

1980年代1990年代にかけて、日本パーソナルコンピュータで最もポピュラーだったFM音源である。ADSRは5つのパラメータを持ち、持続音を再現しやすくなっている。

オペレータは1チャンネルにつき4つで、接続方法は8種類の中から選択できる。これを「アルゴリズム」(ALG)と呼ぶ。「キャリア」と称される最終的な発振器を他の3つの「モジュレータ」で変調させるのが基本的な接続方式であるが、モジュレータを減らしてキャリアを増やし、変調は少ないが厚みのある音色を作ることもできる。各オペレータの発振波形は正弦波のみ。

以上の構造は、YM2151(OPM)にも踏襲されている。

FM音源のチャンネル3は「効果音モード」として、全てのオペレータに異なった周波数を与える事が可能で、よりバリエーションに富んだ音作りができ、オペレータ毎の発音・消音制御と組み合わせることで「同時発音数が増えたかのような」鳴らし方をする手法もある。

なお、SSG音源部はAY-3-8910とレジスタ互換で、リード/ライト共に可能であるが、FM音源部はライトオンリーである。8bitI/OポートがついているのもAY-3-8910と同様。

音声はモノラル。FM音源部についてはデジタル出力で、D/Aコンバータとして主にYM3014を組み合わせる。SSG音源部はチャンネル別にアナログ出力されるため別途ミキシングが必要となる。


[編集] 搭載されたパーソナルコンピュータ

PSGにも見られるように、チップ内蔵のI/Oポートを用いてATARI規格インターフェース(D-Sub 9pin)を設けることが多かった。

[編集] 使用されたアーケードゲーム

ほか多数

大手アーケードゲームメーカーでは過渡的に採用されたり、基板の規模等によって使い分けられたり、あるいはほとんど採用されず専らYM2151が採用されたりしていたが、YM2151に比べて安価だったことも一因となって、比較的零細なメーカーでの採用例が多い。

また、日本物産テラクレスタがヒットした際、当初使用していたYM3526の入手難から代替としてYM2203を使用した事があり、この影響で基板のバージョンによってBGMの雰囲気が全く変わっている。

[編集] 関連項目


[編集] 参考文献

  • YM2203 データシート YAMAHA


最終更新 2009年6月25日 (木) 06:49 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【YM2203】変更履歴

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