いすゞ・ガーラ

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ガーラ2000KL-LV774R2(広島電鉄) 二代目ガーラPKG-RU1ESAJ(中国JRバス)
ガーラ2000
KL-LV774R2(広島電鉄)
二代目ガーラ
PKG-RU1ESAJ(中国JRバス)

いすゞガーラ(ISUZU GALA)は、ジェイ・バスが製造し、いすゞ自動車が販売している観光・高速路線用大型バス車両である。

1996年スーパークルーザーの後継車として発売開始。その後、いすゞ自動車と日野自動車のバス製造事業が統合され、2005年8月22日に、日野セレガとの統合モデルとしてフルモデルチェンジし、新発売となった。統合モデルであるので、両車の見た目はほとんど変わらない。

セレガとの違いは、外装の差異で判断できる。 フロントガラス下のガーニッシュの違い、側面のアクセントラインの違い、リアガラスの形状の違いなど。 但し、各車の仕様によってはガーラとセレガの外装が同じになる場合があるため、一概にはいえない。 (例、高速バス仕様のガーラの場合、リアガラスが1枚窓になる。)

目次

[編集] 初代ガーラ(LV7系)

[編集] KC-LV780/781/782系

いすゞガーラI・HD(初代)

KC-LV781R1 京都市交通局

1996年にスーパークルーザーをフルモデルチェンジして登場。純正ボディはいすゞバス製造製。エンジンはスーパークルーザーから継承された、V1010PE1-H型(380PS)と10PE1-N型(325PS)に加え、新たにV1212PE1-S型(450PS)と12PE1-C型(420PS)を12m車に搭載、更にV88PE1-S型(285ps)搭載9m車もLV7系に改め、いすゞP系エンジンフルラインナップでバス搭載を果たす。

型式はV10の10PE1型エンジンモデルがKC-LV781R1又はKC-LV781N1で、V12の12PE1型エンジン搭載モデルがKC-LV782R1、V8の8PE1型エンジン搭載モデルがKC-LV780H1となる。

いすゞガーラII・SHD

KC-LV782R1 宮城交通 夜間高速仕様

9m級については、ガーラ以前のモデルからクラス唯一のV8となっており、路線バスキュービックLVのV8搭載車とも共通であった。

1997年12月には日本の観光バスでは初めてエアバッグを標準装備した。

ラインナップは全長12m級が3種類。

  • ガーラI・HD(ハイデッカー:全高3.3m)ホイールベースは6150mm(-R*)と5450mm(-N*)の2種類
  • ガーラII・SHD(スーパーハイデッカー:全高3.6m)
  • ガーラIII・GHD(グレースハイデッカー:全高3.6m・2階建て風低運転席)

9m級が1種類。

  • ガーラIV・HD-9(ハイデッカーナイン:全高3.3m)

ガーラI・HD

ガーラII・SHD/ガーラIII・GHD

[編集] KL-LV774/780/781系

ガーラ2000HD

KL-LV774R2 直結冷房仕様 愛子観光バス

2000年に平成11年排出ガス規制に合わせて、マイナーチェンジが行われ、通称ガーラ2000と呼ばれるモデルになる。外観上の変更点はヘッドランプベゼルの色がグレーメタリックになったことと、後部のテールランプが、リアウインドウの下から、バンパー内に移ったことである。ただし、多くの車両は、リアウインドウの下にもテールランプがあり、テールランプを増設した形になる。

エンジンは12PE1(22801cc)から新V8・8TD1型(24312cc)に換装、8TD1-S型(480PS)と8TD1-C型(450PS)、8TD1-N型(410PS)と10PE1-S型(19001cc・360PS)という展開になる。8TD1-S型の480馬力(353.28kw)は国産観光バスとしては最強のエンジン出力である。V8エンジン搭載モデルが高馬力/標準馬力仕様となり、V10エンジン搭載モデルが低馬力仕様となる。

型式は新V8の8TD1型エンジン搭載モデルがKL-LV774R2となり、V10の10PE1型エンジンモデルがKL-LV781R2で、8PE1型エンジン9m車がKL-LV780H2となる。なお、今回から、ガーラGHDは高出力の8TD1型エンジンのみの設定となっており、低馬力仕様のV10搭載車は設定されていない。

ガーラ2000HD/HD-9

ガーラ2000SHD/GHD

2004年、いすゞと日野のバス製造事業統合により、いすゞバス製造はジェイ・バスへ移行したが、LV7系はそのまま旧いすゞバス製造の工場(ジェイ・バス宇都宮事業所)で2005年8月の生産終了まで製造された。

[編集] 純正以外のボディ

上記いすゞバス製造製純正ボディの他に存在した同型シャーシのモデル(純正以外のボディではエアバッグは装備されなかった)

KC-規制車、KL-規制車は指定メーカーのいすゞバス製造の車体を架装する例が多い。が、富士重工(2003年3月まで)の架装例も見られる。この場合、KC-車が17型MまたはS2(ヤサカ観光および東都観光には1998年まで15型HD2)、KL-車が21型MまたはS(東都観光には17型M)が架装された。

西日本車体工業(2005年8月まで)も西日本を中心に、92MCのC型の架装例がある。西鉄グループをはじめ、大分交通JR九州バス(貸切車)、南国交通エアポートシャトル)に採用された。ただし1998年まではスーパークルーザーのシャーシが架装されていた。

[編集] 広州ガーラ

広州ガーラEHD

GLK6120D5

2001年からいすゞの中国現地法人広州いすゞ(広州汽車といすゞの合弁)でも製造され、広州製のガーラは広州GALAと呼ばれる。エンジンは当初V10の10PE1を搭載したが、のちに直6ターボインタークーラー付きの6SD1、6SE1に変更されている。トランスミッションは6速MTでACTとロッド式が設定されている。

広州製ガーラのラインナップ

  • 12m級
    • S12(全高3.7m)
    • SHD(全高3.8m)
    • EHD(全高3.8m)
    • LHD(全高3.8m)
      • この他にも中国独自の仕様として寝台バス仕様が設定されている。
  • 11m級
    • S11
    • V11
  • 9m級
    • S9
    • V9

[編集] 2代目ガーラ(RU系)

ガーラSHDとセレガSHD

PKG-RU1ESAJ/RU1ESAA はとバス

前述のように、いすゞ自動車と日野自動車のバス製造事業統合により、日野・セレガとの統合車種となった。製造は、2社合同資本のジェイ・バスの小松事業所(元日野車体工業)で行われている。日野自動車が開発を行っているため、実質日野・セレガのフルモデルチェンジ車であるといえる。ほとんど同一の車両であるため、詳しい車種説明は、日野・セレガ#セレガ(2代目)を参照のこと。

[編集] ADG-RU1E系/ADG-RU8J系

2005年8月22日にフルモデルチェンジした。エンジンは日野自動車製E13C型(直6・TI、338kw=460psもしくは279kw=380ps)。ハイデッカー9は日野自動車製J08E型(直6・TI、199kw=270ps)。このモデルから西日本車体工業への架装は取りやめとなった。

ラインナップ

  • SHD(スーパーハイデッカー):ADG-RU1ESAJ(ET-X<460PS>のみ)…2006年2月20日に夜間都市間用3列独立シート仕様が追加された。
  • HD(ハイデッカー):ADG-RU1ESAJ(ET-X<460PS>とET-XI<380PS>の2機種)
  • HD9(ハイデッカー9、9m車):ADG-RU8JHAJ…2006年2月20日発売

[編集] PKG-RU1E系/BDG-RU8J系

ガーラHD

PKG-RU1ESAJ 東京都交通局

2006年7月5日、9mタイプを除きPKG-RU1E系となった。 前モデルと同形式のE13C型(直6TI、338kw=460psもしくは279kw=380ps)をベースに平成27年重量車燃費基準とPMのみ10%低減を両立したものに改良した。その他、変速機や外観などに於いても差異は殆どなく、燃費基準達成車という緑色のステッカーが貼り付けてあれば、このモデルであると識別可能である。

ラインナップ

  • SHD(スーパーハイデッカー):PKG-RU1ESAJ(ET-X<460PS>のみ)
  • HD(ハイデッカー):PKG-RU1ESAJ(ET-X<460PS>とET-XI<380PS>の2機種)
  • HD9(ハイデッカー9、9m車):BDG-RU8JHAJ

[編集] 車体

RU系になってから、ジェイ・バス小松事業所製しか存在していない。

[編集] 車名の由来

英語・フランス語で「お祭り・陽気な」を表し明るく、楽しい旅を期待させてくれるバスをイメージして名付けた。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月23日 (月) 05:07 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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