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おはなはん』は、1966年4月4日から翌1967年4月1日にかけて1年間放送されたNHK連続テレビ小説の6作目。モデルは原作者の母である。

明治中期の愛媛県大洲市を舞台に明るく生きる主人公・おはなは、軍人お見合いで結婚。子供も授かったが夫は病で他界。女手一つで息子を育て、あらゆる波を超えて成長してゆくドラマで、当時(昭和41年(1966年))としては驚異的な「お化け番組」である。

主演であるおはな役は当初森光子に内定していたが、撮影開始直前の1965年11月に急病(乳腺炎)により降板し、急遽白羽の矢が立ったのが樫山文枝だった。おはな役は彼女の当たり役となり、人気の代表作として後世に伝えられている。平均視聴率は45.8%、最高視聴率は56.4%。

目次

[編集] スタッフ

  • 原作:林謙一(『随筆・おはなはん一代記』より)
  • 脚本:小野田勇
  • 音楽:小川寛興
  • 演奏:アンサンブル・ミニョイ
  • イメージソング:「おはなはん」(歌:倍賞千恵子
  • タイトル挿絵:風間亮
  • 制作:古閑三千郎
  • 演出:松井恒男、田中昭男
  • 語り:永井智雄

[編集] キャスト

[編集] 映像の現存状況

時間帯の都合で見られない視聴者のために、内容を再編集した『特集おはなはん』を1966年の夏休み頃から放送した。現存する『おはなはん』はこの再編集版である。なお、本放送版は第8話と第168話が現存している。当時は放送局用ビデオテープ(2インチVTR)が非常に高価で大型だったために、テープは放送終了後に消去されて他の番組に利用されるのが通常だった。テープの経年劣化も考えると、視聴者が録画して現在まで保存している可能性は低くその他の放送回の映像が民間から発見される可能性はほとんどない。そのため全話の再放送および全話収録の完全版映像ソフトの製作・発売は不可能である。

[編集] ドラマ『おはなはん一代記』

  • 『おはなはん』放送以前の1962年11月2日、単発のドラマとしてNHKで放送された。第17回芸術祭奨励賞受賞。
  • 単発ドラマで森光子が主演を務めていたことから『おはなはん』でも森が主演となる予定だったが、前述の通り樫山文枝へ交代になった。
  • 他の出演者には、東山千栄子神山繁沢村貞子、蜷川幸雄、加藤武北村和夫などがいる。

[編集] その他

  • 原作は随筆家の林謙一が母・はなの半生を綴った「おはなはん一代記」。林はなが実際に生まれ育ったのは徳島市であったが、ドラマ化に際しては大洲市に物語の舞台が変更された。この変更は、公式には「戦災で徳島の古い街並みがほとんど失われたため、古い街並みの残る大洲が選ばれた」からだとされているが、一説には撮影に際して徳島市が費用などの便宜に難色を示したからだともいわれる。後日、徳島は大変悔しがったという。
  • 放映当時、その人気故に毎朝放映時間になると水道の使用量が激減する現象が全国で見られたという。
  • 大洲市には「おはなはん通り」があり今でも名所になっている。また番組名を採った銘菓も存在する。
  • ドラマのテーマ曲はインストゥルメンタルだが、レコード版では歌詞がつけられ倍賞千恵子が歌っている。『ウゴウゴルーガ』のショートアニメ『あにき』で使われている曲はこの曲が使用されている。
  • 最終回は、樫山の演じる「おはなはん」自身がドラマの第1回放送を見るシーンで終わっている。(「おはなはん」の主題歌が流れ始めたところで、樫山にスポットが当たり、終了)実在の人物をモデルにした連続テレビ小説は、何本か制作されている(「マー姉ちゃん」、「なっちゃんの写真館」、「チョッちゃん」、「春よ、来い」、「あぐり」、「てるてる家族」、「芋たこなんきん」等)が、ドラマの中にそのドラマ自身が登場したのは、これが唯一のケースである。なお、最初の構想では最終回でおはなはんが亡くなるという設定であったがモデルとなった人物が存命中であったため上記の設定に変更になった。
NHK 連続テレビ小説
前番組 番組名 次番組
おはなはん
NHK BS2 連続テレビ小説・アンコール
前番組 番組名 次番組
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おはなはん

最終更新 2009年3月3日 (火) 03:59 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【おはなはん】変更履歴

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