みちのく銀行
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| みちのく銀行 | |
|---|---|
| 英名 | The Michinoku Bank, Ltd. |
| 統一金融機関コード | 0118 |
| SWIFTコード | MCHIJPJT |
| 頭取 | 杉本 康雄(すぎもと やすお) |
| 店舗数 | 105店 (2009年9月7日現在) |
| 設立日 | 1921年10月27日 (青森貯蓄銀行) |
| 本店 | |
| 所在地 | 〒030-8622 |
| 青森市勝田一丁目3番1号 | |
| 電話番号 | 017-774-1111 |
| 外部リンク | みちのく銀行 |
| 特記事項 | |
| 登録金融機関 東北財務局長(登金)第11号 加入協会:日本証券業協会 |
|
株式会社みちのく銀行(みちのくぎんこう、英称:The Michinoku Bank, Ltd.)は、青森県青森市勝田に本店を置く地方銀行。
目次 |
[編集] 概要
一般的には「みち銀」と呼ばれているが、公式には「みちのく」の略称を使用している。詳しくは名称の由来を参照。
1976年(昭和51年)10月、青和銀行と弘前相互銀行が合併し、みちのく銀行に名称変更し現在に至る。日本初のひらがな表記の銀行である。企業スローガンは「家庭の銀行 みちのく銀行」。
青森県内では最大の青森銀行に次ぐ2番目の規模の金融機関。ただし資本金では県内最大となっていて、県外での店舗網が青森銀行に比べ豊富である。
管轄税務署は、青森税務署である。
[編集] 経営
[編集] 経営陣
初代頭取となった、唐牛敏世旧・弘前相互銀行社長は合併当時、97歳と通常では考えられない高齢で就任し、99歳で逝去するまで頭取を務めた。
- 大道寺政権の終焉
- 2005年4月末に顧客情報紛失(ほぼ全顧客に相当する約130万件の取引先が入力されたCD-R数枚といわれている)などの不祥事が発覚し、それ以前に発覚した青森県住宅供給公社巨額横領事件、横領事件(後に当事者が退職直前に詐欺事件などの2件の事件を起こしていたことも発覚)、2004年度末の赤字決算などを含め、東北財務局から業務改善命令が3回連続して発動、金融庁から早期是正勧告の発動などがなされ、大道寺小三郎会長や原田和夫頭取の責任問題に発展ばかりか、さらに役員総退陣に追い込まれる事態に発展し、当時の副頭取であった旧青和銀行出身の栗田貢がみずほFG・前田晃伸社長と近い人物に接触を図り、みずほグループからの役員派遣を要請する事態となった(なお、旧・富士銀行はかつて、みちのく銀行に対して部長クラスの役員を派遣したこともある)。2005年5月末より会長・頭取が空席となり、同6月末の株主総会で会長兼CEOに上杉純雄ユーシーカード社長(旧富士銀行元常務)、頭取(後に代表取締役頭取執行役員)に杉本康雄みちのくカード社長(みちのく銀行元常務)が就任。
[編集] 他行との関係
- メガバンク等
- 歴史的には、三菱UFJフィナンシャル・グループ(旧三和銀行→旧UFJ銀行)とやや親密であるが、メガバンクの経営統合の影響で株主構成が変動し、現会長はみずほフィナンシャルグループ(旧・富士銀行出身者)から派遣されるなど系列関係には近年変動がある。
- 現在のみちのくカード発足(2005年)時も、「みちのくユーシーカード」が旧みちのくカード(旧法人は、UFJカードを発行していた企業で、「ミリオンカード」ブランド時代はみちのくエムシーカードの社名であった)を吸収合併する形で発足している。
[編集] CI
- 名称の由来
- 県民の公募によりできた名称である。当時斬新でシンプルなひらがなの名前であった「みちのく銀行」を選んだ。ちなみに、第二候補として「あすなろ銀行」があった。よって当初からひらがな名称の銀行にすることは半ば決まっていた。
- 名称が決まった当時、慣れないひらがな表記の銀行であったことから、世間から批判もあった。
- また、一般的には「みちぎん」が使われているが、ATMコーナーやサービス名など公式には「みちのく」の略称を使用している。これは、日本銀行の略称である「にちぎん」と音が似ていることで混乱を招くためである。
- マークの由来
- いうまでもなく、「みちのく」の「み」から来ている。それだけでなく「青和銀行と弘相銀行」を2つの円で表し、その二つの円を結ぶことによって「合併して出来た」という意味になっている。
[編集] 主要な指標
- 10.05% (-1.06%) 連結 10.07% (-1.05%) 単体
- 不良債権比率
- 5.76% (+0.04%)
- 格付
- A- / 安定的 (優先債) BBB+(劣後債) 日本格付研究所
( )は2008年3月比
- 2008年9月末現在
[編集] あゆみ
[編集] 発足までの経緯
かつて相互銀行の中堅上位だった弘前相互銀行が、当時の地銀で下位だった青和銀行を救済する形に近い状態で合併しているが、存続会社は青和銀行となっており(実態は弘前相互銀行が業態転換している形になっており、弘前相互銀行の旧本店は、弘前営業部と冠されている)、現在の三井住友銀行のように、逆さ合併でできた銀行である。これは、当時の大蔵省が、合併に当たって弘前相互銀行を存続行とすることを認めなかったためである。従って、相互銀行から地銀協加盟行に業態転換出来たのは、1984年の西日本相互銀行の例が唯一である。
[編集] 沿革
- 1894年:青森商業銀行(青森商銀)が発足
- 1921年:青森貯蓄銀行(青森貯銀)が発足
- 1924年:弘前無尽が発足
- 1949年:青森貯銀が青和銀行に移行
- 1951年:弘前無尽が弘前相互銀行に移行
- 1958年:青和銀行が青森商銀を合併(青森商銀の旧本店は、現在の国道支店)
- 1976年:青和銀行が弘前相互銀行と合併し、みちのく銀行発足(旧青和本店が現・本店営業部、旧弘相本店が現・弘前営業部となる。八戸支店は旧弘相八戸支店を継承して発足)
- 1987年:東京証券取引所第二部に上場
- 1989年:東京証券取引所第一部に昇格
- 1990年:ニューヨーク駐在員事務所開設
- 1992年:香港駐在員事務所開設
- 1994年:みちのくファイナンス香港を設立
- 1995年:ユジノサハリンスク駐在員事務所開設
- 1997年:武漢駐在員事務所開設
- 1998年:シティバンク、エヌ・エイとの業務提携開始(みちのくワールドキャッシュ発行開始)
- 1999年:みちのく銀行(モスクワ)を設立
- 1999年:ニューヨーク駐在員事務所閉鎖
- 2000年:香港駐在員事務所閉鎖(みちのくファイナンス香港に統合)
- 2001年:イーネットとの提携開始
- 2001年:全国の金融機関としては初めて、弐千円紙幣の入出金対応ATMを主要店舗にて設置
- 2001年:ローソンATMとの提携開始
- 2002年:東北・北海道に本拠を置く金融機関としては初めて、ATMによる数字選択式宝くじの販売を開始
- 2002年:みちのく銀行(モスクワ)、ユジノサハリンスク支店を開設(ユジノサハリンスク駐在員事務所を同支店に事業継承)
- 2003年:みちのく銀行(モスクワ)、ハバロフスク支店を開設
- 2003年:肥後銀行、山陰合同銀行との共同勘定系システムが稼働する
- 2004年:上海駐在員事務所を開設
- 2005年:イーネットとの提携解消
- 2006年:武漢駐在員事務所閉鎖
- 2006年:みちのくワールドキャッシュの発行停止
- 2006年:ICキャッシュカード・クレジット一体型ICキャッシュカード「Michinoku Card」の発行を開始(特に、クレジット一体型ICキャッシュカードの発行については、東北地方に本店を構える地方銀行としては初)
- 2007年:浦和支店(さいたま市浦和区)を廃止(東京支店へ統合)し、埼玉県内から撤退
- 2007年:南大通支店廃止(盛岡支店へ統合)に伴い、東北銀行とATM相互無料開放を開始
- 2007年:函館市において北陸銀行・北海道銀行との一部の業務共同化(メール便、現金業務)開始
- 2007年:筒井支店(青森市)を、同行としては初となる「個人顧客取引専門店」に転換し、リニューアル
- 2007年:みちのく銀行(モスクワ)をみずほコーポレート銀行へ事業譲渡
- 2007年:ハバロフスク支店・ユジノサハリンスク支店廃業PDF
- 2008年:みちのくバンクカードの取扱を終了
- 2009年:八戸支店を営業部に昇格。
[編集] 歴代頭取・会長
頭取は、すべて旧・弘前相互銀行出身者である(職務代理を務めた栗田貢を除く)。
- 歴代頭取
| 代 | 氏名 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | 唐牛敏世 | 1976年10月~1979年2月 | |
| 2 | 葛西清美 | 1979年2月~1986年6月 | 元青森朝日放送社長 |
| 3 | 大道寺小三郎 | 1986年6月~1997年6月 | |
| 4 | 増田孝介 | 1997年6月~2000年6月 | |
| 5 | 原田和夫 | 2000年6月~2005年5月 | |
| 栗田貢 | 2005年6月 | 1941生 関西大文卒 青森県出身 旧青和銀行出身。 杉本康雄が正式就任するまで、代表権のある副頭取のまま職務代理を務めた。 (この間、杉本はみちのくカード社長は続投し、みちのく銀行顧問として復帰していた) |
|
| 6 | 杉本康雄 | 2005年6月~ | (現職) |
- 歴代会長
| 代 | 氏名 | 期間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | 葛西清美 | 1986年6月~1988年6月 | |
| 2 | 大道寺小三郎 | 1997年6月~2005年5月 | |
| 3 | 上杉純雄 | 2005年6月~ | 旧富士銀行元常務。旧ユーシーカード元社長。 大道寺と上杉の間は頭取同様、約1ヶ月空白期間がある |
[編集] 営業政策
[編集] 店舗政策
- 特徴
- 支店は青森県を中心に、北海道、秋田県、岩手県、宮城県及び東京都にある。近年は青森県内のほか北海道函館地区にも積極的に進出しており、さらに店舗外ATMの積極展開と稼働時間の延長を図っている。一方、東津軽郡の店舗が手薄との評もある(郡の飛び地となる平内町にのみしかない)。
- 近年、下記のとおり順次店舗(有人出張所を含む)を整理統合している。
- 問屋町支店流通団地出張所(2006年2月23日に問屋町支店へ統合)
- 小泊支店市浦出張所(2006年8月28日に小泊支店へ統合)
- 木造支店森田出張所(2006年8月28日に木造支店へ統合)
- 本町支店(2006年11月13日に国道支店へ統合)
- 大町支店(2007年7月9日、弘前営業部へ統合)
- 湊支店(2007年7月9日、柳町支店へ統合)
- 2007年7月9日からは店舗外ATM「柳町支店湊出張所」として存続
- 八戸支店ラピア出張所(2007年7月9日、小中野支店へ統合)
- 新町支店(2008年3月10日、青森支店へ統合。こちらについては両支店とも至近距離が最も近い。これは、かつて青森支店が「弘相」、新町支店が「青和」だったことの名残である。弘相が弘前を本拠地とする銀行であったため「青森支店」という名前が残っている。)
- 南大通支店(岩手県盛岡市、盛岡支店(大通一丁目)に統合)
- これにより盛岡市内の店舗は1ヶ店のみに(これを機に東北銀行とATM相互無料開放を開始)。
- 札幌西支店(北海道札幌市西区)を同行札幌支店(北海道札幌市中央区)に統合、2006年11月13日(最終営業日は2006年11月10日))
- これにより、札幌市内店舗は1ヶ店のみに。
- 浦和支店(埼玉県さいたま市浦和区)を東京支店へ統合、2007年3月11日(最終営業日は2007年3月9日)
- これにより北東北地方に本店を置く地方銀行が埼玉県から撤退した。
- 東京支店
- 2006年10月10日には東京都中央区日本橋の同行東京支店が、大伝馬町(東京地下鉄日比谷線小伝馬町駅1番出口近隣)の旧店舗から約1km先の日本橋蛎殻町(東京地下鉄半蔵門線水天宮前駅6番出口近隣)へ移転し、移転後の東京支店については「蛎殻町Fビル」の2階に入居することになり、同行としては初めてとなる空中店舗化となった。なお、移転後の同行東京支店のATMでは、これまで土日祝を含めて毎日稼働していた利用時間帯が平日日中(9:00~17:00)のみの稼働となった。
- インストアブランチ
- 銀行では、荘内銀行などとともに早い段階からインストアブランチを設置している。現在は、青森県のショッピングセンターユニバースの店内に4店舗、イトーヨーカドー青森店の、3市5店舗に設置している。名称は「エブリデー・プラザ」となっている。
- 特徴としては、
- 営業時間が、毎日(土日祝日を含む)10時から18時である。但し大晦日、正月3が日、ショッピングセンターの休業日、休業時間帯を除く
- ATM稼動時間が、毎日(土日祝日を含む)9時から21時である。但し大晦日、正月3が日、ショッピングセンターの休業日、休業時間帯を除く
- エブリデー・プラザの取引口座であれば、そのショッピングセンター内のATMの土日祝日、および平日の時間外手数料がかからない
- (例:エブリデー・プラザ南大町で口座を開設した場合、その口座からエブリデー・プラザ南大町のあるユニバース南大町店のみちのく銀行ATMで、日曜日に現金を引き出した場合は、手数料は無料である。ほかの店舗(エブリデー・プラザも含む)の口座では手数料がかかる。近くの松森町支店で引き出した場合は、口座にかかわらず手数料はかかる)
- なお前述した店舗網の再編の一環として、ラピア出張所(八戸ショッピングセンター・ラピア内)に付いては2007年7月6日の営業終了を持って廃止され、同年7月9日に近隣の同行小中野支店へ統合された(同行のインストアブランチとしては初めての廃止となる)。
- 「統合後のATM手数料に関して一般支店口座と同様に、これまで夜間・休日でも無料で引き出しできたものに時間外手数料がかかることになり、手数料の面では大幅なサービス低下となる懸念がある」とされてきていたが、「ラピア第2」ATMは存続しており、現在にいたる(ただし上記の手数料の取り扱いは不明)。
- 海外拠点
- バブル崩壊後、多くの邦銀が海外拠点を縮小する中で、海外拠点の拡充に積極的であった。特にカントリーリスクの高いロシアに現地法人(みちのく銀行 (モスクワ))を設置し、モスクワ本店、ユジノサハリンスク支店、ハバロフスク支店の3拠点で、法人・個人向けのフルバンキングサービスを提供するほか、香港現地法人(北日本財務(香港)有限公司PDF)の設置、上海に駐在員事務所を置き進出企業に対するサポートを行うなど、独自の取り組みを行なってきた。
- しかし、同行は2006年10月に、同行のロシア法人である「みちのく銀行(モスクワ)」の事業をみずほコーポレート銀行へ営業譲渡する(関係当局の認可を前提に2007年度中に予定)と共に、同行の香港法人である「北日本財務(香港)」を2006年度中に解散すると発表した。さらに、武漢の駐在員事務所を2006年3月いっぱいで閉鎖し、上海に一本化している。
[編集] キャラクター
「家庭の銀行」を標榜する銀行として有名だが、「トムとジェリーの銀行」という異名も持つ。これは、みちのく銀行になって2年目の1979年から一貫して「トムとジェリー」をキャラクターとして採用していることに由来する。また、1990年代初期に、青森放送でトムとジェリーが再放送されたときは、スポンサーもつとめた。しかし、近年ではキャラクターを押し出したキャンペーン等は行っていない。
かつては、七十七銀行も「トムとジェリー」を採用していたが、2004年4月より、通帳ケースなどのデザインに使われていたオリジナルのキツツキ「コツコツくん」・「ナナちゃん」に完全にシフトしたため、東北で「トムとジェリーの銀行」といえば「みちのく銀行」という地位を復権することになった。なお、キャラクターとしてトムとジェリーを採用している銀行は、みちのく銀行の他にも、佐賀銀行、但馬銀行、十六銀行、四国銀行、鳥取銀行、宮崎銀行がある。また、かつて採用していた銀行として、上記の七十七銀行の他にも、横浜銀行、北陸銀行、大阪銀行(現:近畿大阪銀行)がある。
2002年サッカーワールドカップの開催地誘致に際し、ペレを誘致アドバイザーとしてCMに起用した。しかし、何をアドバイスするのかは全く通知されず、またスタジアム計画やインフラ整備計画の不明などから、青森県自体が試合開催地から最終選考で真っ先に除外された。
[編集] 地方公共団体取引
同業の青森銀行が地方公共団体との取引を押さえている。そうしたなか、拓銀破綻に伴う函館市の指定金融機関の選定に際し、積極的に函館市幹部にアプローチを試み横並び意識の特に強い道内の金融機関に大きな危機意識をもたらした。
県内では西目屋村、中泊町、七戸町、横浜町、六ヶ所村、新郷村が指定金融機関に指定している(平成20年10月1日現在)。
[編集] 個人市場対策
[編集] 総合口座の通帳様式
個人が開設可能な総合口座については、2種類の冊子様式が存在する。普通預金・定期預金が一冊で対応できる「総合口座通帳」と、加えて貯蓄預金が組み込める「貯蓄総合口座通帳」である。いずれも、一般デザインとキャラクター(トムとジェリー)デザインが存在する。後述のICキャッシュカードの発行を希望しない場合、「貯蓄総合口座通帳」利用者は、ダブルストライプの2科目一体型を利用することが出来る。類似した通帳・カードを発行する金融機関としては、近隣では岩手銀行に見られる(岩手銀行の場合は、貯蓄に加えて積立預金まで組み込める通帳が別にあるため、3種類の様式がある)。
余談だが、見開きページに口座番号の記載はなく(カタカナ名義、口座店名と電話番号、通帳繰越店名は記載される)、表紙は普通預金の口座番号と支店コード・名義人の漢字氏名のみの記載となり、「貯蓄総合口座通帳」利用時の貯蓄預金の口座番号は、貯蓄預金記入欄1ページ目の上部にのみ記載される(そのため、貯蓄の1ページ目のみ1・2・3番の行が欠番となっており、「新規・繰越」の表示は、4番の行に記載され、実質5番の行から取引が記載される)。
なお、上述のダブルストライプのキャッシュカードの場合、貯蓄預金の口座番号のエンボスがない。
[編集] その他
[編集] 自動機サービス
- ATMサービス
- 積極的に営業展開している北海道函館地区では他行を凌ぐサービスが展開されており、ほとんどの店舗内・店舗外ATMで曜日を問わず早朝~深夜の長時間稼動を実施しているほか、コンビニエンスストアローソンの店舗内ATMの管理行としてATMを設置して利便性を図り顧客の大量獲得に大きく貢献した。
- また、みち銀のキャッシュカードでは、全国のオーエムシーカードのCD機からでも同行口座による預金の引き出しも取り扱っていたが、同社CD機が東京スター銀行ATMへ置き換えられたことから、これに伴って2006年11月30日をもって本サービスを終了した。
- ゆうちょ同様、自行ATMを利用した場合は、通帳のみによる引出が可能である(ただし、キャッシュカードを発行していない口座の通帳の場合は、暗証番号の登録が必要)。なお通帳では、現金入出金以外の取引(振込(予約)・宝くじ購入など)はできない。またキャッシングサービス提携のうち、エヌシー日商連系のハコセンカードによる借り入れについては北海道地区の店舗のみの利用となるので注意(ただしローソンATMでは、みち銀管理の北海道地区でも利用できない)。
- ATM相互無料開放
- 南大通支店(盛岡市)の廃止による顧客の利便性確保により、2007年3月11日より、東北銀行(盛岡市)とのATM相互無料開放(出金・振込)を実施している(ただし、ATM非設置の東北銀行東京支店と両行以外の幹事行による共同ATM及び、みちのく銀行が参加しているローソンATMでは本サービスの対象外)。
- みちのく銀行のキャッシュカードを東北銀行ATMにて利用する場合、平日8:45-18:00と土曜9:00-14:00の時間内が無料(時間外は105円課金)で利用できる。八戸市・盛岡市・二戸市・久慈市・仙台市はみちのく銀行と東北銀行の両行のATMが設置されているが、土曜日9:00-14:00の出金は東北銀行ATMでは手数料無料なのでなるべく東北銀行を利用して手数料を節約すると良い。また、振込手数料は東北銀行所定。
- 入金に関しては、東北銀行ATMでは対応していないので、ゆうちょ銀行ATM(終日無料)を利用する。
- これらにより、秋田県では大館市での東北銀行利用者、および鹿角市でのみちのく銀行利用者の利便性が大幅に向上した。また、かつて東北銀行の支店が所在した秋田市での利便性についても、秋田市大町という当行の支店所在地と極端にバッティングしないセブン銀行やイオン銀行の各ATMとの提携を含めて大館市以上に利便性向上が図られている。一方の秋田市のみちのく銀行利用者は、支店に加え、2008年10月27日のローソンATMの秋田県展開によって大幅にケアされる形になっている。
- なお、2009年冬以降をめどに岩手銀行がローソンATMと提携することになったが、ATMの設置自体は検討中としているのみで、岩手銀行の提携開始と同時に設置されるかどうかは不確定だが、将来的に設置が決まった場合は、岩手県での入金の利便性が格段に増す形となる。
- ICカード
- 2006年5月より、ICキャッシュカードの発行・システムの導入を開始した。導入開始時からICチップと磁気ストライプを搭載した「利便性型」(磁気ストライプによって他行ATM・コンビニATM等でも利用できる)とICチップのみを搭載した「安全型」(ICチップ対応みちのく銀行ATMやゆうちょ銀行生体認証ICカード対応ATMのみでしか利用できない)を発行している。
- これと同時にみちのくカードと共同で、東北地方に本店を構える銀行としては初めてとなるクレジットカード一体型ICキャッシュカード「Michinoku Card<みちのくICキャッシュ&クレジット>」の発行も開始した。こちらも「利便性型」「安全型」の2タイプがある。しかし、大手メガバンクがICキャッシュカード単独での発行には手数料を設けて、クレジットカード一体型ICキャッシュカードでの発行には手数料等がかからないのに対して、みちのく銀行ではICキャッシュカード単独での発行では5年ごとに手数料1,050円、クレジットカード一体型ICキャッシュカードでの発行でも2年目以降一般タイプ1,312円のカード年会費がかかる(学生の場合は在学中無料)。
- さらに2007年2月16日からは、ICキャッシュカードの機能に生体認証を追加し、同行では「指動脈認証」を採用する(東北地方に本拠を置く金融機関では初)。既に発行済みのICキャッシュカードについては指動脈認証登録をするだけで、生体認証による取引が可能となる(これに伴って、導入日以降は従来の磁気ストライプのみのキャッシュカードによる、1日あたりのATM出金限度額(みちのくATM・他行ATM・デビットカード)が100万円に、カードによる振込・振替・数字選択式宝くじの購入による1日あたりの限度額が出金限度額(100万円)を含め300万円に、それぞれ引き下げられた)。
- これに先だって、貯蓄預金のICキャッシュカードの発行も開始したが、従来ダブルストライプカードだった顧客がICカードに切り換える際には普通預金用と貯蓄預金用の2枚に分離されるので注意が必要である(特に、「みちのくワールドキャッシュ」から切り換える場合は、有効期限前であってもワールドキャッシュ部分を解除する必要があり、現在は新規発行停止しているため、再切り替えは不可能である)。
- 生体認証機能の導入に合わせて、開始日以降、当面は生体認証の登録とこれに対応するATM(各取扱店の店舗内にて1台ずつ)を28ヶ店(青森市:7ヶ店、弘前市:5ヶ店、八戸市・函館市:各4ヶ店ずつ、十和田市・三沢市:各2ヶ店ずつ、黒石市・むつ市:各1ヶ店ずつ=合計28ヶ店)を皮切りに取り扱いを開始している(利用状況により、さらに取扱店・生体認証対応ATMを増やす計画もある)。
- なお、デザインは一般のものと「トムとジェリー」(キャラクター)の2つから選択可能(Michinoku Cardを除く)。
- コンビニATM
- みちのく銀行はコンビニATMのローソンATMと提携しており、手数料は通常のATMと同じ料金に設定されている。このため、青森県内のローソンでATMが設置している店舗にはみちのく銀行の看板が掲げられている。
- かつてはイーネットとも提携していたが、2005年7月いっぱいで提携終了した。そのため、同年8月からはみちのく銀行のキャッシュカードをイーネットで利用する場合、MICS扱いでの利用となり時間帯にかかわらず手数料がかかるようになった。また、みちのく銀行が管理行になっていた青森県内のイーネットATMは提携終了前に撤去されたため、青森県内においてイーネットATMの設置数はこのときに半減してしまった。
- 一方、2006年2月27日から仙台市でローソンATMの提携(当初は20店程度だったが、2006年12月18日の荘内銀行提携開始後は、年明けを挟んで100店舗程度に増強された)が始まるが、幹事行になっていないものの、上杉会長の出身行が母体であるみずほ銀行が幹事行の一つになっていることもあり、ATM設置場所の選定や当初の在庫資金の援助などを率先して行っている。
- なお、ローソンATMの函館地区の管理行は北海道銀行ではなく、進出に先行していたみちのく銀行となっているのも特筆すべき項目のひとつである。
- ローソンATMにおけるICカード対応は2008年11月2日よりできるようになった。
- 2009年4月時点で岩手県を除けば、東北全域でローソンATMが設置されているため、ATM網の薄い地域でもケアできる形になっている。
- なお、上述のように、岩手銀行のローソンATMの提携確定に伴い、将来的には岩手県内での利用が可能になるが、岩手銀行との提携開始に連動するかどうかは不確定である。
- 青森銀行との店舗外ATM共同利用化
みちのく銀行と青森銀行とは、これまで双方とはライバル的存在であり、ATMに関しても店舗外コーナーにおいて共同利用には実施されなかった。しかし、ゆうちょ銀行の発足によって競争が激化されていることなどから、両行とも店舗外ATMの維持管理などにおける経費の削減を実施することとなり、2008年5月12日に各行がそれぞれ設置されている店舗外ATMのうち、主に官公庁や病院等などにそれぞれ、各行6カ所ずつを共同ATM化として移行された(これに伴い、幹事行の相手側のATMについては廃止された)。
- 対象となるのは出金・カード振込のみで、平日の日中については手数料が無料で利用できる(該当する店舗外共同ATMに限る)。ただし、みち銀幹事ATMでは青銀通帳による取引・入金が、青銀幹事ATMではみち銀通帳による取引・入金が、それぞれできなくなる。
- また、青銀幹事共同ATMでは東北銀行カードの、みち銀幹事共同ATMではあすなろNET及びAAIネットのそれぞれにおけるATM相互無料開放の対象外となる。
[編集] システム
[編集] 勘定系システム
勘定系システムは、肥後銀行と山陰合同銀行、日立製作所と共同開発し、日立製作所にアウトソーシング運用しているNEXTSCOPEを採用している。
インターネットバンキングのシステムも、その関係からか、日立製作所のFINEMAXを採用している。
[編集] ATMベンダ
同行管理のATMベンダは店舗によってはメーカーがバラバラだが、近年では本支店内についてはオムロン製または日立製作所製を主力としているが、現時点ではLeadusブランドのATMは存在しない(ただし、営業店端末が日立仕様の印字であるため、Leadus導入の際は日立仕様を導入することが濃厚である。
これは、勘定系システムをNTTデータ地銀共同センターに移行後の岩手銀行が、営業店端末をオムロン仕様に変更し、その後、ICキャッシュカード・生体認証用に導入したLeadusのATMの印字仕様がオムロンとなっていることから、同じような対処になることが想定される)。
なお、2006年5月15日に導入されたICカード対応については、既存の日立の改造(ないしは、日立のATMに入れ替え)のみにとどまっている(ただし一部本支店にて導入されている指認証読取装置に関してはLeadusブランドに見られる)。
また、店外ATMについてはこれに加えてOKI製も採用している(かつて同行のATM機種はOKI製が主力だった)。ただし、新たにBankITを導入しているわけではない。
なお、明細は日立については横長大型を採用しており、OKIは縦長大型を採用している。
[編集] その他
[編集] 利息付与時期
普通預金は2月・8月の第3土曜日後の日曜日付で付与される。貯蓄預金は毎月第2土曜日後の日曜日付で付与される。
[編集] 伊奈かっぺい関連
青森放送元社員でマルチタレントの伊奈かっぺいがかつてラジオ番組の中で、各銀行の窓口で入金する際の票中の記名欄には『様』という文字がついているのに、出金する際の票には『様』の文字がなく、このことで、「銀行にとって金を下ろすやつは客でない」という発言をしたことから、放送1週間後にみちのく銀行の出金伝票の記入欄に『様』の文字が入れられるようになったという事があった。これは、当時の七十七銀行や大手都市銀行でも横並びであったと指摘しており、その後、仙台銀行など一部の金融機関を除いては、出金伝票に『様』の文字を入れるようになったという伝説がある(ちなみに、最近では仙台銀行でもようやく出金伝票に『様』の文字を入れている)。
これをすぐに行ったみちのく銀行はえらいと後日発言しており、メインバンクをみちのく銀行に変えようかという発言まで飛び出している。
[編集] みちのくめぐり
りそな銀行のように通帳には利用支店名(さらにはATMコーナーのみの出張所で利用した場合は出張所名も)が通帳に記載されるため、りそなめぐりのように支店を廻るマニアが存在するともいわれる。「みちめぐ」ともいわれる。なお、ライバル行の青森銀行では自行ATM利用については店舗コードで印字される(ただし、青森銀行の勘定系システムのBeSTA移行後は、これまでの前例から表示されなくなる可能性がある)。
支店名等は摘要欄(りそな銀行は金額欄である)に半角カタカナで7文字まで記載される。十和田支店のATMを利用した場合は「トワダ」、十和田支店管理の十和田市役所出張所のATMコーナーで利用した場合は「トワダシヤク」と記載。なおキャッシュカードでローソンATMを利用したときは、利用したATMにかかわらず「ローソン」と表示される(かつて提携していたイーネットでは「イーネット」と記載された)。
みちのくダイレクトによる振替操作の場合は、摘要欄にIB・TB・MBのように表示される。
なお、みちのく銀行ではATM入金には手数料はかからないため、他行と比べATMめぐりにおいては手数料上の負担は若干少ない(ただし一部休日非稼動のATMもあるが)。
[編集] 相互送金
ゆうちょ銀行口座宛の送金(相互送金)に対応していたが、窓口扱いのみであり、他行宛振込手数料同等がかかる。ただし、青森銀行・東北労働金庫も同様に対応しているなど、この点は青森県の金融機関が全国的に見て対応が進んでいると云える。
[編集] みちのくワールドキャッシュ
シティバンク、エヌ・エイ(当時)と提携して、みちのくワールドキャッシュの名称で、ワールドキャッシュと普通預金キャッシュカード一体型のカードを発行してきたが、シティバンク側の一方的な都合で、2006年3月31日窓口受け付け分をもって発行終了することが2006年3月1日付でシティバンク側から発表された。
みちのく銀行側は、将来的な提携打ち切りは認識していたものの、発行終了日までは決めておらず、あまりに突然の通告であったことから、4月28日窓口受け付け分までは対応していた。
代替策としては、最近までみちのくバンクカードもあったが、そちらも発行・利用が打ち切りになってしまったため、青森市在住であればみずほ銀行青森支店でみずほインターナショナルキャッシュカードを発行するか、そうでない場合でも三井住友銀行仙台支店での通帳冊子のないSMBCポイントパックをメールオーダで開設して、キャッシュカードが届いた後に手数料以上相当の金額の入金をし、なおかつSMBCダイレクトの会員証が届き次第、テレホンバンキングで国際キャッシュカードサービスを申し込む(入出金はゆうちょ銀行ATM利用で時間内無料対処可能)か、あるいは、JTB東北の支店ないしはJTBトラベランドの店舗がある地域(青森市・八戸市・弘前市・十和田市)であれば、JTBグローバルキャッシュを申し込む等の対策が考えられる(なくとも、コンビニATMが利用できれば、三菱東京UFJ銀行(インターネット支店であれば、通帳冊子はない)のキャッシュカードと併用で、入金用振込専用口座宛の時間内無料振込での入金が可能)。KNTツーリストであれば、knt! Cash、日本旅行であれば、キャッシュパスポートの申込が店頭で可能(いずれも、青森市・八戸市)であり、そちらを使う手もある。前者の場合は、発行申込のみで、以降は店頭での入金等に対応できないものの、イーネット・ゆうちょ銀行・セブン銀行の利用で対処可能。
いずれにせよ、シティバンク銀行が代替策として呈示しているインターネット支店は、青森県内でシティバンク銀行の支店がないのはもとより、セブン銀行が少ないことと、セブン銀行やイオン銀行・ゆうちょ銀行ATM利用時には残高を相当積んでいないとその度に他行手数料がかかるため、現実的ではない(青森県外の支店の場合は、ケースバイケースであろう)。
[編集] マエダとの関係
大手地元スーパーマーケットの「マエダ」の店舗である「マエダ・西バイパス店」内には、みちのく銀行のATMしか置いていない。これは マエダの創業者、前田萬太郎が、大道寺と懇意であり、何らかの意向が働いたからであるといわれている。
[編集] 関連事項
- みちのく北方漁船博物館
- みちのく歴史人物資料館
- 青森県民駅伝競走大会
- 目黒萌絵
- みちのくカード
- セントラルファイナンス青森
- 東北銀行(ATM相互無料開放の提携相手行)
- 北陸銀行(函館地区でのメール便・現金業務の共同事業提携先)
- 北海道銀行(函館地区でのメール便・現金業務の共同事業提携先)
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年11月21日 (土) 01:16 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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