サンルーフ
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チルトアップ式&スライド式(前席)とスライド式サンルーフを備えるミニバンの例(日産・プレサージュ)
左が閉じた状態、右が開いた状態。 |
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サンルーフ(Sunroof)とは、自動車の屋根に装備される開口部である。ガラスや透明なプラスチックの場合は天窓と呼ばれ、通常、その中で開閉式のものを指す。
乗用車に装着されることが多いが、観光バスに装着される例もある。
多様な構造と形態が考案されており、メーカーにより様々な呼称が用いられている。
アメリカの高級車市場では、本革シートと並ぶ必須の装備である。例えば、BMW・3シリーズやレクサス・ISでは、最も廉価なモデルであってもサンルーフが標準装備となる。
一方で、重量増や室内高の減少、車両価格の上昇やトラブルによる出費の増加を嫌い、敬遠する向きもある。
冬季の日照が少ない欧州では、くる病予防の目的もあり、早くから大衆車にも広く普及している。
日本では1972年に、マルエヌが米国のDAS社と共同開発した後着けタイプのサンルーフであるターポリン製の「オープントップ」を発表し、一般化した。メーカー装着の電動サンルーフを標準装備した日本車は1978年に発表された初代ホンダ・プレリュードであり、以後、他社も追従する。
目次 |
[編集] 構造
[編集] 動作
[編集] チルトアップサンルーフ
ヒンジで開閉するサンルーフ。採光と換気が主目的で開口面積は比較的小さく、開放時には後方が上部に張り出す。主として前席の頭上に装着される。
[編集] スライディングサンルーフ
天窓部を、屋根の上か屋根と天井の間にスライドさせることで開放するもの。前者では、上述のポップアップ構造を併せ持つ場合も多い。現在、サンルーフとしては最も一般的なものである。外板にガラスを用いたものはムーンルーフともいわれる。
[編集] パノラマウインドウ
1950年代から観光バスで流行した、屋根肩部に設けられた窓。高さのある渓谷や建築物の観光に適している。
[編集] 材質
[編集] 外板共材
スチール、アルミ、FRPなど、車体外板と同じ材質のもの。閉めた状態での視界と採光は無い。
[編集] ターポリン / キャンバス
いわゆる防水布製のサンルーフで、キャンバストップなどと呼ばれ屋根全体が開閉できるものが多い。遮音の行き届かない大衆車ではエンジンのこもり(篭り = 車内の反響)音を低減する目的もある。欧州では手動のものが多いが、手の汚れを嫌う日本のユーザーのために電動式が開発された。
[編集] ガラス
トヨタ・タウンエースワゴン
ワンボックスカーやミニバンでは、サンルーフのバリエーションとして屋根の肩の部分をガラス張りにしたものも存在する。この場合はガラス部分にサンシェードが備わる。運転席のポップアップサンルーフと組み合わせることが多い。
- トヨタ・タウンエース:スカイライトルーフ
- 日産・ラルゴ:パノラマルーフ
- 三菱・デリカスペースギア:クリスタルライトルーフ
日産・ラフェスタ
以下の車種はルーフの開閉機能は装備されていない。
- ホンダ・CR-X(2代目):グラストップ
- ホンダ・オデッセイ(初代):サンシャインルーフ
- ホンダ・エアウェイブ、フィット(2代目)、フリード:スカイルーフ
- ホンダ・ステップワゴン(3代目):トップライトルーフ
- スズキ・セルボ(3代目):グラスルーフ
- 日産・キューブ:スタイリッシュガラスルーフ
- 日産・ラフェスタ:パノラミックサンルーフ
- トヨタ・ラクティス:パノラマルーフ
- プジョー・307:パノラミックガラスサンルーフ
- スバル・エクシーガ:パノラミックガラスルーフ
[編集] 問題点
- 重量の増加
- 天井に構造物が加わることで、車重が増加する。理論上、重心が上がることが走行安定性に影響し得ると言われることがある。
- 剛性の低下
- 開口部が形成されることで、ねじれ剛性が低下すると言われる場合がある。ただ、それ相応の補強がなされている場合もあり、一概には言えない。
- 室内高の減少
- アウタースライドではないスライディングサンルーフの場合、収納スペース(いわゆる戸袋部分)を設ける関係で、サンルーフを装備しない同一車種に比べて室内高が減少する。
- 雨漏り
- 品質の不良や経年劣化により、雨水が漏れてくる場合がある。
- 安全性
- 走行中にサンルーフから身体を出せば、危険である。
- 電動で開閉できる場合、手や指の挟み込みには注意を要する。通常は、障害物の感知により動作が停止か反転する安全機能が付いている。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年11月20日 (金) 18:30 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【サンルーフ】変更履歴



