スバル・R1
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R1(アールワン)とは、スバルブランドを展開する富士重工業が生産している軽自動車である。R2の3ドアクーペ版で、基本的なデザインや設計については共通となっており、フロントグリルにはR2から採用が始まった飛行機をイメージした「スプレッドウイングスグリル」を採用している。
目次 |
[編集] 概要
主に子供が独立したシニア世帯や女性をターゲットに、取り回しの良さを得るためR2と比較して、全長が110mm、ホイールベースが165mm切り詰められている。デザインはR2を単純に2ドア化した様に見えるがドアミラーやアンテナ、スバルCIマークを模ったバックドアオープナー以外はR1専用の部品である。4人乗りではあるが全長を短くし、1人-2人乗車をメインとする「2+2シーターパッケージ」としており、運転席からレバーを操作して助手席の背もたれを倒せる機能と後席の背もたれを倒す機能を備える事で1人乗車の際に便利なシートアレンジが可能である。R2のスーパーチャージャーモデルと同じサイズである(デザインはR1オリジナル)15インチアルミホイールや自発光式メーターの採用、レザー&アルカンターラセレクションをオプションで用意するなどR2と比べ高級感を出している。グレード構成は当初シンプルに「R」の1グレードのみでエンジン、トランスミッションもそれぞれ1種類のみ、月間販売目標は800台で販売が開始されたが、2005年7月には1インチ小さいアルミホイールやSOHCエンジンを搭載した廉価グレード「i」が追加され、同年11月には一部改良と共に販売開始時から期待の声が出ていたスーパーチャージャーを搭載したスポーティグレード「S」が追加されるなどラインナップを拡大した。
また、スバルはR1を「NEWてんとう虫」と位置づけており、パンフレットやウェブページにてんとう虫のイラストを用いている。往年の名車スバル・360の愛称が「てんとう虫」の通称で親しまれたことに倣ってのものである。
スバルの新しいデザインシンボルとして導入された「スプレットウインググリル」の採用を継続しているのは、結局このR1のみとなっている。
[編集] メカニズム
エンジンはR2が4気筒、660ccの自然吸気のSOHC・同可変バルブタイミング機構付きDOHC・DOHCスーパーチャージャー、トランスミッションは一部グレードを除きCVTとMTがあるのに対しR1はエンジンが自然吸気のDOHCエンジン、トランスミッションがCVTのみとシンプルな構成となっていたが、グレードの追加によりR2同様のエンジンラインアップとなった(2007年6月の一部改良でSOHCエンジンが廃止)。また、スーパーチャージャーを搭載するグレードにはマニュアルモードが搭載される。
駆動方式はFFまたはAWD、サスペンションは四輪独立懸架となる。軽自動車ではコストなどの関係で採用が少ない四輪独立懸架の採用はスバル車の伝統とも言える物である。
[編集] 関連車両
[編集] PRODRIVE P2
2006年、レース開発専門のイギリスプロドライブ社はR1のシャシーを元にP2を開発した。P2はベースのR1からかけ離れた超高性能を有するワンオフのコンセプトカーとして、イギリスBBCの自動車番組トップ・ギアにて公開された。同社は生産時のP2の推定販売価格を4万ポンドとしているが、生産の予定はない。
P2の全体重量は1100kg、最高出力は349PS、最大トルクは575Nmである。WRCで培われた技術とシステムを搭載したP2は、インプレッサWRX STIのエンジンを始め、AWD駆動とアンチラグと称されるミスファイアリングシステムにより0-100km/h 加速が4秒以下である。ATD (Active Torque Differential) などの車体制御システムの搭載によりアンダーステアを制御、高い旋回性能を持ち直径約20mの円を75km/hで描く。この円軌道のテスト中に自ら運転をしていたトップ・ギア司会者のクラークソン氏が嘔吐する程である。同番組の保有するテストトラックではBMW M5、TVR サガリス、そしてアストンマーティン・ヴァンキッシュをも凌ぐタイムを記録した。
詳細はプロドライブ・P2を参照。
[編集] 歴史
[編集] RJ1/RJ2型(2005年-)
- 2003年10月 第37回東京モーターショーで電気モーターを動力とするショーモデルR1eが公開される。
- 2003年12月8日 R2発売を開始。
- 2004年11月 第38回東京モーターショーでR1がベースの介護車両が公開される。
- 2004年12月24日 R1を発表。ボディカラーは6色ラインアップされ、新色の「チタニウムグレー・メタリック」「アメジストグレー・オパール」とR 2と共通の「ベリーレッド・メタリック」「トパーズイエロー」「シルキーホワイト・パール」「オブシディアンブラック・パール」
- 2005年1月4日 R1の販売を開始。
- 2005年7月 SOHCヘッドのEN07型エンジンを搭載し14インチタイヤ&アルミに変更した廉価グレード「i」を追加。カラーは4色「チタニウムグレー・メタリック」「ベリーレッド・メタリック」「オブシディアンブラック・パール」「トパーズイエロー」に絞られ、Rグレードのレッド&ブラック内装色からレッド&シルバーの内装色に変更される。但し「レザー&アルカンターラ」の設定は無い。
- 2005年9月 R1をベースに電気自動車R1eが公開される。39回モーターショウで公開、試乗もできた。電気モーターの出力は54PS/6000rpmで、最高速度が120km/h、0-60km/h加速が7.4秒とガソリン版のR1の7.7秒をも凌いでいる。東京電力とNECラミリオエナジーとの共同開発。
- 2005年10月 2005年度グッドデザイン賞を受賞。* 2005年11月24日 一部改良を実施。スーパーチャージャーを搭載したグレード「S」が新たに設定された。併せて全車フロントドアにUVカットガラスの採用、ドアミラーの視界拡大化、ボディーカラー「トパーズイエロー」「シルキーホワイト・パール」「アメジストグレー・オパール」を廃止、等の変更が行われる。
- 2006年11月15日 一部改良により、i-CVTの変速制御の最適化による燃費向上が図られたほか、スーパーチャージャーエンジンがレギュラーガソリンに対応。従来の「チタニウムグレー・メタリック」から新色の「ダークグレー・メタリック」に変更された。
- 2007年6月12日 一部改良により、従来の「ベリーレッド・メタリック」から新色の「ベリールージュ・パール」に変更、廉価グレードの「i」が廃止され、DOHCエンジン搭載の「R」と、スーパーチャージャーエンジン搭載の「S」の2グレードでの展開になった。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
| ポータル 自動車 / プロジェクト 乗用車 / プロジェクト 自動車 / プロジェクト バス車種 |
最終更新 2009年7月14日 (火) 11:40 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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