ソーライス
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ソーライスとは「ソース・ライス」の略で、ウスターソースを米飯にかけた食べ物のことである。「ソーライ」とも呼ぶ。
[編集] 逸話
1929年(昭和4年)に開店した梅田阪急百貨店最上階の大食堂(2004年に閉鎖)では、カレーライス(20銭)が人気メニューだったが、翌年に昭和恐慌が起きると、ライス(5銭)だけを注文してテーブルのソースをかけて食べて帰る客が増えた。学生のあいだでこうした食べ方が流行したためである。ちまたの食堂はこれを嫌い「ライスだけの注文お断り」という貼り紙を出したりしていたが、阪急社長の小林一三は彼らを歓迎する姿勢を打ち出し、「ライスだけのお客様を歓迎します」という貼り紙を出し、さらにはライスに福神漬をつけるサービス(テーブルに調味料と一緒に備えつけて食べ放題とした)まで行った。従業員の中にはこれに疑問を持つ者も少なくなかったが、小林は「確かに彼らは今は貧乏だ。しかしやがて結婚して子どもを産む。そのときここで楽しく食事をしたことを思い出し、家族を連れてまた来てくれるだろう」と言って諭したという。
こうして、「ソーライス」は阪急百貨店大食堂の堂々たる裏メニューとなり、広く知られるようになった。実際にも後の関西の財界人で、あれをよく食べた、といった証言が多く聞かれた。
[編集] 資料
- NHK取材班『その時歴史が動いた〈7〉』 KTC中央出版、2001年。ISBN 4877581936
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最終更新 2009年10月16日 (金) 23:39 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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