デイムラー・DS420
デイムラー・DS420の最新ニュースをまとめて検索!
| デイムラー・DS420 | |
|---|---|
| 乗車定員 | 8人 |
| ボディタイプ | 4ドアリムジン |
| エンジン | 直6 4.2Lガソリン |
| 変速機 | 3速AT(コラム) |
| 駆動方式 | FR |
| サスペンション | 前:ダブルウィッシュボーン(コイル) 後:アッパー固定長ハーフシャフト(コイル) |
| ホイールベース | 3,580mm |
| 車両重量 | 2,134kg |
| ブレーキ | ディスク/サーボ |
| 先代 | DR450「マジェスティック・メイジャー」 |
| -このスペック表は試行運用中です- | |
デイムラー DS420(Daimler DS420)はイギリスの自動車メーカー、デイムラー社が生産していた高級車。
目次 |
[編集] 概要
1966年に、デイムラーの親会社のジャガーがBMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)に吸収され、コスト削減のためにデイムラー各車種のジャガーとのバッジエンジニアリング路線が加速する中、1968年に、DR450「マジェスティック・メイジャー」などの大型リムジンの後継車種として、ジャガー・マークXと車台を共通とするものの、数少ないデイムラー独自の車体を持つ車種として生産が開始された。
このため、1960年代開発の大型リムジンでありながら、搭載エンジンはDOHCヘッドを持つジャガー・XK直列6気筒であった。XKはDS420の開発時点で、スポーツカー・高級サルーン用のエンジンとして1948年以来長年の実績があり、レイアウトもロングストローク型である故に、異例とも言える起用に堪え得たとも言える。
その後、デイムラー社のトップレインジを担う車種として、ほぼ「手作り」と言っても過言ではない工程で少数台数が作り続けられたものの、1989年にデイムラーがアメリカのフォード傘下に入り、採算性が重視されるようになった上、安全性能や燃費などが時代から遅れてきたこともあり、1992年を持って生産が停止された。生産台数は4116台であった。
[編集] 競合車種
当時の直接的な競合車種は、同じイギリスのロールス・ロイス・ファントムや、ドイツのメルセデス・ベンツ600「プルマン」、キャディラック・フリートウッド・リムジンなどの各リムジンとなる。とはいえ、主たる用途は英国王室・政府および在外公館などの御料車・公用車としてのそれで、英国関連市場に最適化された極めてドメスティックな存在であった。
英国式ショーファーリムジンとしての用途と、デイムラーの伝統的な意匠を両立させながら折衷的なモダナイズを図ったデザインは、車高の大きさにそぐわないものがあり、ちぐはぐさは否めなかった。前既存車種の部品を巧みに取り入れてコストを下げていたこともあり、イギリス国内においてはロールス・ロイス・ファントムの4分の1程度の価格で販売されていた。
しかし、性能や居住性の水準は高く、デイムラーの伝統によって英国王室の御料車にも用いられ、その格式は決して低いものではなかった。英国およびその海外領土では、上記の競合車種に比肩する存在として取り扱われていた。
[編集] 主な顧客
[編集] イギリス王室
イギリス王室御用達のリムジンとして多用された。エリザベス2世女王の御料車として使用された他、エリザベス王太后御料車としても長く使用された。
これらの御料車は、馬車時代から続く高級車の格式に則って後部座席に布のシートが奢られた他、王族が乗車していることを示す青いライトが屋根に付けられていた。なお、2002年3月のエリザベス王太后崩御の際には、DS420の1台が寝台車(霊柩車)に改造され葬儀に使用された。
[編集] その他
他にも、同国の閣僚や植民地の総督、特命全権大使やイギリス連邦諸国の高等弁務官の専用車としても多く使用された。また、イギリス国内や香港などのイギリスの植民地のホテルの専用リムジンとしても多くが使用された。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年9月22日 (火) 07:11 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【デイムラー・DS420】変更履歴



