トヨタ・ハリアー

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ハリアー (HARRIER) はトヨタ自動車トヨタ自動車九州が生産するクロスオーバーSUV型の乗用車である。

1997年に初代モデルが発売された。FFレイアウトを基本とする、「乗用車ベースのラグジュアリーSUV」という新たなジャンルを開拓した。海外では同社のレクサスブランドにおいて、RXとして販売されているモデルがあった(一代目二代目)が、海外モデルにおいては2Lクラスのエンジンを搭載するモデルは用意されない。

目次

[編集] 歴史

[編集] 初代(1997年-2003年) SXU・ACU・MCU1#

トヨタ・ハリアー(初代)
SXU1#W/ACU1#W/MCU1#W型
フロント
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア クロスオーバーSUV
エンジン 5S-FE型 2.2L 直4 140ps
2AZ-FE型 2.4L 直4 160ps
1MZ-FE型 3.0L V6 220ps
変速機 4速AT
駆動方式 FF / 4WD
全長 4,575mm
全幅 1,815mm
全高 1,665mm
車両重量 1,590-1,730kg
-このスペック表は試行運用中です-

カムリ(6代目カムリ・XV20系)の車台をベースとして1997年12月に登場。

エンジン1MZ-FEV型6気筒3000ccまたは5S-FE型直列4気筒2200ccであり、駆動方式は前輪駆動と四輪駆動の2種類がある。マイナーチェンジ時に姉妹車クルーガーが登場した。トランスミッションは4速ATのみ。

2000年マイナーチェンジで、直列4気筒エンジンを2200ccから2AZ-FE型2400ccに変更。またベースグレード以外にディスチャージヘッドランプを採用(後にベースグレードにディスチャージを搭載した特別仕様プライムセレクションも発売)。同時に良-低排出ガス認定を受ける。

雄ライオンの頭部をもつ若き紳士がイメージキャラクター。キャッチコピーは「WILD but FORMAL」。「乗用車ベースのラグジュアリーSUV」という新たなジャンルを表している。


[編集] 2代目(2003年-) ACU・MCU・GSU3#

トヨタ・ハリアー(2代目)
ACU3#W/MCU3#W/GSU3#W型
フロント
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア クロスオーバーSUV
エンジン 2003年2月-2005年12月
2AZ-FE型 2.4L 直4 160ps
1MZ-FE型 3.0L V6 220ps
2006年1月-
2AZ-FE型 2.4L 直4 160ps
2GR-FE型 3.5L V6 280ps
変速機 4速AT / 5速AT
駆動方式 FF / 4WD
全長 4,735mm
全幅 1,845mm
全高 1,670-1,680mm
車両重量 1,600-1,830kg
-このスペック表は試行運用中です-

2003年2月17日フルモデルチェンジし発売。エンジンはV型6気筒3000ccまたは直列4気筒2400cc。トランスミッションは5速AT(3000cc)または4速AT (2400cc) になる。駆動方式は初代同様、前輪駆動と四輪駆動の2種類。V6 3000ccの最上級グレード (AIRS) に電子制御エアサスペンションを搭載する。

2006年1月10日には一部改良された。1MZ-FEエンジンを廃止し、3500cc・2GR-FEエンジンを採用した。また、350Gの2WD車に、VSC&TRCを標準装備をし、240Gと350Gに、光軸調整用のオートレベリング機構を採用したディスチャージヘッドランプの設定をし、全車標準装備にした。全車にシートベルトウォーニングブザー、2鏡面式補助確認装置、ワイヤレスドアロック対応キー3本(従来は1本)を標準設定、HDDナビゲーションをオプション設定にして装備を大幅に増やした。今回のエンジン増排気量化によって、対抗車種のムラーノと同排気量レベルとなった。

また2005年からは、ハイブリッド仕様のハリアーハイブリッドもラインナップに追加。3300ccのV6エンジンと高出力モーターを組み合わせ、圧倒的な加速性能と低燃費を両立させた。

2006年には250台限定でトヨペット店50周年記念特別仕様車ハリアーザガート (ZAGATO) が登場した。これはイタリアカロッツェリアであるザガート社と共同開発した車であり、レッドマイカメタリックは専用色である。

2009年8月18日には「240G」をベースに、スイッチ操作でバックドアを自動で全開閉できるパワーバックドア(挟み込み防止機能付)や「Lパッケージ」で人気の高い運転席マルチ8ウェイマルチアジャスタブルシート(電動ランバーサポート付)、4:2:4分割可倒式シート、シート表皮(ジャガード織物)を採用して高級感を演出した特別仕様車「240G "Lパッケージ・Limited"」を発売。

現在、3.5Lモデルは販売を終えており、購入できるのはハイブリッドと2.4Lモデルのみとなっている。

[編集] 2代目グレード・特徴 (2006年1月10日 一部改良後の排気量)

  • AIRS 3500ccのみ - 18インチアルミホイール(エアロリング付)が標準装備され、エアサスペンションが唯一標準装備される最上級グレード。
  • G "プレミアムLパッケージ" 3500cc / 2400cc - 18インチアルミホイール(スーパークロームメタリック)、JBLプレミアムサウンドシステムが標準装備され、AIRSの標準装備品がオプションで装着できるグレード。
  • G "Lパッケージ" 3500cc / 2400cc - 17インチアルミホイール(スーパークロームメタリック)が標準装備され、クルーズコントロールなどが取り付け不可なグレード。
  • G 3500cc / 2400cc - クロームメタリック加工されていない17インチアルミホイールが標準装備され、木目調のハンドルが装備されない、ベースグレード。それでも本革巻きステアリングは標準装備。


[編集] 販売チャネル

トヨペット店(当初はビスタ店と併売だったが、クルーガーVの発売によりトヨペット店の専売になった。また、大阪地区では2006年8月7日までトヨタ店で販売していた。)

[編集] ハリアーの海外への盗難

高級感があり、しかもSUVという性格を併せ持つハリアーは、海外での人気も非常に高い半面、日本国内などでの盗難が後を絶たない(一方、日本国内で中古車として海外へ輸出された車両もある)。

なお、ニュージーランド東南アジアロシアなどでは、海外では新車販売されていない「HARRIER」のエンブレムをつけたハリアーが多数走っている(右ハンドルで補助確認ミラーがあれば日本国内仕様)ことから日本人観光客等には盗難車とのイメージをもたれる場合もあるが、これらは主に輸入中古車として各国の中古車業者が日本から輸入販売しているものである。

[編集] 今後の名前の取り扱い

日本国外で販売されるレクサスRX(2007年)

トヨタ自動車は「2009年1月19日レクサスブランドで新型車RXを販売する」と発表した。新型車RXは、かつて日本国外でレクサスブランドで販売されていたハリアーの海外仕様車のフルモデルチェンジモデルであるが、レクサスは日本国内で販売終了となったハリアー3.5Lの後継車でないとしている。トヨタブランドではハリアー(2008年11月28日3.5L車販売終了)、クルーガー(2007年度販売終了)の販売の終了に伴い新型車「ヴァンガード」をトヨペット店とトヨタカローラ店で併売させることにより、将来的に2チャンネルの販売店のラインアップに穴が開かないよう投入した。セルシオアリストアルテッツァソアラと同様、30系ハリアーはこのモデルにてその名を終える予定であったが、ハリアーの専売トヨペット店からメーカーに対して強い要望があり、2008年11月28日ハリアー3.5Lモデル販売終了以降も2.4L、ハイブリッドモデルの販売を継続している。これは、ハリアーの購入者の約9割が、2.4Lモデルの購入者であることから3.5Lモデル販売終了後でもその販売数減は軽微だと考えたところがある。しかしながら、2008年11月28日3.5Lモデル販売終了以降ハリアー2.4Lモデルの登録台数は低迷している。一方、ヴァンガードはRX、ハリアー2.4L併売後でもトヨタのSUV登録台数第1位(12ヶ月連続最多の月登録台数)、SUV全体でもエクストレイルに次ぐ第2位となるなど好調な売れゆきとなっている。

[編集] 今後の2.4Lモデルの販売終了時期

2008年11月28日ハリアー3.5Lモデル販売終了時に2.4Lモデルも終了し、新型車レクサスRX誕生に伴いハリアーはその名を終える筈であったが、販売店の要望もあったため2年間の販売終了猶予期間が与えられた。2.4Lモデルの販売終了時期は、トヨタ内部と販売店の間では2010年10月としている。また、2009年度の生産計画では2.4Lモデルの生産を約1万3千台と予定しており、 来年3月までの販売は確定している。[要出典]

[編集] 車名の由来

タカ科チュウヒ」の英名「HARRIER」から。エンブレムもチュウヒをデザイン化して採用されていた。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月28日 (土) 15:32 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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