トヨタ・ist
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ist(イスト)は、トヨタ自動車が生産している乗用車である。
目次 |
[編集] 概要
ヴィッツ(初代)の車台に、15インチのホイールと5ドアハッチバックボディを被せたコンパクトカーである。2001年の東京モーターショーで出展され、そのコンセプトカー然としたスタイルをそのままに、翌2002年に市販された。
当初は日本国内専用車であったが、のちに北米でも若者向けのクールブランド「サイオン」で、初代がxAとして、2代目がxDとして販売されている。
また、あまり知られていないが、発表後1ヵ月の受注台数は約42,000台で、これは3代目プリウスがデビューするまでは、トヨタ車としては歴代トップであった。 (3代目プリウスの受注台数は、1ヵ月で250,000台)
[編集] 歴史
[編集] 初代 CP60型(2002年-2007年)
| トヨタ・ist(初代) NCP6#型 |
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|---|---|
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後期型(2005年5月 - 2007年7月)
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| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 5ドア ハッチバック |
| エンジン | 2NZ-FE型 1.3L 直4 DOHC 1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC |
| 最高出力 | 2NZ-FE型 64kw(87ps)/6,000rpm 1NZ-FE型 80kw(109ps)/6,000rpm(2WD車) 77kw(105ps)/6,000rpm(4WD車) |
| 最大トルク | 2NZ-FE型 121N・m(12.3kg・m)/4,400rpm 1NZ-FE型 141N・m(14.4kg・m)/4,200rpm(2WD車) 138N・m(14.1kg・m)/4,200rpm(4WD車) |
| 変速機 | 4速AT |
| 駆動方式 | FF / 4WD |
| サスペンション | 前:ストラット式 後:トーションビーム式(2WD車) トレーリングリンク車軸式(4WD車) |
| 全長 | 3,855mm |
| 全幅 | 1,695mm |
| 全高 | 1,530mm |
| ホイールベース | 2,370mm |
| 車両重量 | 1,000-1,100kg |
| -このスペック表は試行運用中です- | |
- ヴィッツに比して若干ボディサイズを大きくすることで、居住性の向上に貢献するだけでなく、シャープなボディラインにSUV風のオーバーフェンダーによって、クールでスタイリッシュなデザインを施すことでヴィッツとの差別化を図っている。また、ヴィッツと同様にセンターメーターを採用している。
- 開発にあたっては試作車を製作しない、いわゆる「フルデジタル設計」で製作されている[1]。すなわち、実車での走行試験を行っておらず、コストダウン・開発スピードの速さに繋がっている。
- エンジンは、2NZ-FE型1300cc(87ps)と1NZ-FE型1500cc(109ps)の2種類で、トランスミッションは、全車4速ATを採用する(北米向けにはMT仕様も存在する)。2NZ-FE型1300ccは平成17年排出ガス基準75%低減レベルを、1NZ-FE型1500ccは平成17年排出ガス基準50%低減レベルを達成。
- 2002年12月24日
- 専用ボディカラーに「ライトアクアメタリックオパール」を設定した特別仕様車「アクアバージョン」を発売。また、販売店オプションとして、専用ボディカラーとコーディネートしたフルシートカバー、フロアマット、コンソールボックスを設定した(2003年3月までの期間限定生産)。
- 2003年6月4日
- 「F」をベースに、「Lエディション」の装備とディスチャージヘッドランプ、UVカット機能付プライバシーガラス(リアドア・リアクオーター・バックドア)を装備しつつ、価格を抑えた特別仕様車「F"Lエディション・HIDセレクション"」を発売。なお、GPSボイスナビゲーション付ワイドマルチAVステーションIIを追加装備した「F"Lエディション・HIDセレクション・NAVIスペシャル"」も発売した。
- 2004年4月22日
- 一部改良。新たに「S"Lエディション・スポーティパッケージ"」を追加。これは既存の「S"Lエディション"」にフロント&リアバンパースポイラー、専用カラードサイドマットガード、15インチアルミホイール(スーパークロームメタリック塗装)、専用加飾センターメーターを追加装備したスポーティ仕様で、2WD車はサスペンションに専用チューニングを施した。また、ボディカラーに「グレーマイカメタリック」と特別仕様車「アクアバージョン」の専用設定色だった「ライトアクアメタリックオパール」の2色を追加。オプションにはG-BOOK対応カードボイスナビゲーション付ワイドマルチAVステーションIIが設定された。
- 2004年8月3日
- 特別仕様車「F"Lエディション・HIDセレクションII"」を発売。2003年6月に発売された特別仕様車のバージョンアップ版で、前回の装備に加え、フロントフォグランプを追加し、ワイヤレスドアロックリモートコントロールのメインキーを2本に変更している。
- 2005年5月30日
- マイナーチェンジ。ネッツ店専売車種となる。
- スポーティさを強調した新グレード「A」と「A-S」を追加。専用フロントグリル、専用バンパーを採用するとともに「A-S」の2WD車には専用のチューニングを施した。また、既存の「F」と「S」はフロントバンパー、リアバンパー、サイドマットガードをボディ同色とした他、フロントグリル・ヘッドランプ・リアコンビネーションランプ・センターメーター・シート表皮のデザインを変更した。"Lエディション"ではスマートドアロックリモートコントロールを標準装備し、リアドア・リアクォーター・バックドアにはUVカット機能付プライバシーガラスを全車で標準装備された。ボディカラーには新たに「ライトオリーブメタリック」と「ライトブルーマイカメタリック」を追加。ネッツ店専売化に伴い、フロントグリルのエンブレムは「Netz」の頭文字である"N"をモチーフとしたネッツ店専売車種専用のものに変更した。
- また、1.3L車(「F」・「F"Lエディション"」・「A」の2WD車)は排出ガスのクリーン化により、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得した。
- 2005年10月4日
- 特別仕様車「F"Lエディション・HIDセレクションIII"」を発売。基本仕様は「HIDセレクションII」の時と同じだが、前述の通り、ベース車がマイナーチェンジによりスマートドアロックリモートコントロールが標準装備されたため、キーの種類が変更(スマートドアロックリモートコントロール用)となった。
[編集] 2代目 XP110型(2007年-)
| トヨタ・ist(2代目) NCP11#/ZSP110型 |
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|---|---|
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フロント
リア
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| 乗車定員 | 5人 |
| ボディタイプ | 5ドア ハッチバック |
| エンジン | 1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC 2ZR-FE型 1.8L 直4 DOHC |
| 最高出力 | 1NZ-FE型 80kw(109ps)/6,000rpm(2WD車) 76kw(103ps)/6,000rpm(4WD車) 2ZR-FE型 97kw(132ps)/6,000rpm |
| 最大トルク | 1NZ-FE型 138N・m(14.1kg・m)/4,400rpm(2WD車) 132N・m(13.5kg・m)/4,200rpm(4WD車) 2ZR-FE型 172N・m(17.5kg・m)/4,400rpm |
| 変速機 | 4速AT、CVT |
| 駆動方式 | FF / 4WD |
| 全長 | 3,930mm |
| 全幅 | 1,725mm |
| 全高 | 1,525-1,540mm |
| ホイールベース | 2,460mm |
| 車両重量 | 1,150-1,210kg |
| -このスペック表は試行運用中です- | |
- 2007年2月
- シカゴモーターショーで北米仕様のサイオンxDが展示される。
- 2007年7月30日
- フルモデルチェンジ。キャッチコピーは「HEAVY BEAUTY」。
- 2代目ヴィッツのプラットフォームを拡幅したものを採用し、全幅1725mmの3ナンバーとなった。ホイールベースは2代目ヴィッツと共通の2460mm。デザインは2BOXとSUVを融合した「クロスオーバースタイル」となった。また、センターメーターが廃止になり、スピードメーターとタコメーターが同心円状に配置されたデザインのコンセントリックメーターが運転者の目の前に来るように変更された。
- エンジンは初代に設定されていた2NZ-FE型1300cc(87ps)を廃止し、代わりに2ZR-FE型1800cc(132ps)を追加。1NZ-FE型1500cc(109ps)は継続設定されるため、全体的に排気量がアップした。トランスミッションは1.5L車がCVT(Super CVT-i)に変更、1.8L車は「Super ECT」を設定した。また、4WD車は路面状況を問わず安定した走りを寄与するアクティブトルクコントロールを採用した。
- 安全性能も強化され、全グレードで6エアバッグ(運転席・助手席SRSエアバッグ、両側SRSサイドエアバッグ、両側SRSカーテンシールドエアバッグ)を標準装備とした。なお、トヨタではistのフルモデルチェンジ以降に発売される新型車及び、マイナーチェンジ・フルモデルチェンジを受ける既存車にもSRSサイドエアバッグ・SRSカーテンシールドエアバッグを標準装備することが前もって発表されている。
- グレード体系は「150X」・「150G」・「180G」の3グレードに整理され、「150X」と「150G」は引き続き4WD車も設定される。
- 2008年1月30日
- 「150X」をベースに、ディスチャージヘッドランプ(オートレベリング機能付)、スマートエントリー&スタートシステム、エンジンイモビライザーシステムを装備した特別仕様車「150X"Special Edition"」を発売。
- 2008年3月
- ジュネーブモーターショーにて「アーバンクルーザー」の車名で欧州初公開された。
- 2009年1月14日
- 先代でも好評だったディスチャージヘッドランプ(オートレベリング機能付)装備の特別仕様車「HIDセレクション」を発売。今回は充実グレードの「150G」をベースに、フロントとリアのバンパー下端をボディ同色としたフルカラードバンパーを採用。内装では専用ファブリックシート表皮&ドアトリムや、センタークラスター、パワーウィンドゥスイッチベースにシルバー加飾を施し、質感も高めた。ボディカラーは専用外板色の「スーパーレッドV」を含む3色を設定した(2009年6月までの期間限定生産)。
- 2009年10月1日
- 一部改良。1.5L・2WD車(150X・150G)において、エンジン・トランスミッション・オルタネーターの制御を改良し、燃費を向上。これにより、「平成22年度燃費基準+15%」を達成した為、環境対応車普及促進税制に適合した。
[編集] ピカチュウカー
2005年に名古屋トヨペットが同車の初代モデルをベースに、人気ゲームの『ポケットモンスター』に登場するピカチュウに見立て、耳や口などの部品を取り付けた『ピカチュウカー』を製作した。この車は、愛知県内のトヨペット店でプロモーション用として使用されたほか、愛・地球博開催期間中はデ・ラ・ファンタジア内のポケパークでも展示され、人気を博した。現在は、ラクティスをベースとした2代目ピカチュウカーが登場している。
2005年7月16日にはピカチュウカーがトミカとして発売された。同年度のトミカで1位の売上であったという(2位はHonda・VFR白バイ)[2]。
[編集] エンジン
[編集] プラットフォームを共有する車種
- 初代
- 2代目
[編集] 取扱い販売店
[編集] 車名の由来
- 英語で「-主義者」を意味する接尾辞"ist"から。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年11月23日 (月) 12:42 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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