ナット座ピッチ直径
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ナット座ピッチ直径 は車のホイールを固定するハブボルトの中心を結んでできる円の直径(ピッチ円直径)。P.C.D.(Pitch Circle Diameter)と略すことが通例である。
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[編集] 概要
P.C.D.は、例えば車のホイールを交換するときなどに重要となり、交換するホイールのP.C.D.と車のP.C.D.が一致してないと装着できない。また、車両総重量によってハブボルトの数や太さが異なり、小型から普通車では、軽量なものは3~4穴ホイール、それ以上は5穴が一般的である。トラックやSUVなどでは6穴やボルト径を太くした5穴、大型貨物車は8穴、総輪数が少なく、一輪当たりの荷重が大きくなる大型バスでは10穴となる。
同じ自動車メーカーでも車種によってP.C.D.が異なる場合がある。日本車の場合、アメリカ車やイギリス車のコピーからスタートしたものが市場の主流となったため、各部の寸法はインチサイズを基本としていた。 かつて主流だった4穴の114.3mm(4 1/2インチ)の車種は最近では少なくなってきており、特に小型車では前輪駆動車の台頭により、欧州車(フランス車、イタリア車、ドイツ車)で標準となっていたメトリックの100.0mmへと移行した。後輪駆動車では、5穴の114.3mm、6穴の139.7mm(5 1/2インチ)が依然として主流である。そのほか、メーカーの設計方針により110.0mm、120.0mm、150.0mmなどが見られる。
[編集] 仕様別車種例(OEM車種を含む)
[編集] 4穴
[編集] 100.0mm
- EP71型(3代目)以降のトヨタ・スターレットおよびL20型(2代目)以降のターセル系、ヴィッツ系、E80型(5代目)以降のカローラ/スプリンターシリーズ(AE85/86型レビン/トレノ、E150N型ルミオンを除く)など
- 日産・マーチ系、B12~B14型(6代目~8代目)サニー系、N13~N15型(3代目~5代目)パルサー系、日産・ティーダ系、G11型(2代目)以降のブルーバードシルフィなど
- ホンダ・フィット系、インサイト、シビック(タイプRを除く2代目~7代目)、インテグラ(5ナンバー車のタイプR以外)、プレリュード(AB/BA1.4.5.7)など
- 三菱・コルト系など
- マツダ・デミオ系など
- 3代目・4代目ダイハツ・シャレードおよびアプローズ、パイザー、アトレー7、ストーリア系、ブーン系など
- スズキ・スイフトおよびソリオ、エリオ、3代目カルタス
- スバル・ジャスティおよびドミンゴ、デックスなど
- いすゞ・ジェミニおよびピアッツァ、初代アスカなど
など多車種。軽自動車にも採用例が多い。
[編集] 110.0mm
- パブリカ・スターレットを含むトヨタ・パブリカシリーズおよびE10型(初代)カローラシリーズ
- ダイハツの旧規格の660cc以下の軽自動車の多くの車種およびコンパーノ、コンソルテシリーズ、初代・2代目シャレード
- ホンダ・NⅢの乗用シリーズおよびステップバンを含む初代ライフ、初代Z
- スズキ・フロンテクーペおよび初代セルボのフロントディスクブレーキ各装着車
- 1970年代以前のマツダ車の多く(例:サバンナ、カペラ、コスモ、ルーチェ、ファミリア等)
[編集] 114.3mm
- R32型/R33型(8代目/9代目)の一部を含むR31型(7代目)までの日産・スカイライン、S13型(5代目)までのシルビア/180SX、S14型(6代目)シルビアの一部グレード、C34型(7代目)までのローレル、P310型(初代)を除くブルーバード、B12~B14を除くサニー、N10~N12型(初代/2代目)までのパルサー、G10型(初代)ブルーバードシルフィなど
- トヨタ・KP61型スターレットおよびAE85/86型カローラレビン/スプリンタートレノを含むE20~E70型までのカローラ/スプリンターシリーズ、トヨタ・タウンエースノア/ライトエースノアの一部グレード、X70型までのマークII/チェイサー/クレスタ、A60型までのセリカなど
- 三菱・ギャランΣ/ギャランΛ、ランサーエボリューションⅠ~Ⅲ、ミニカ・ダンガンZZ-4、ブラボーなど
- マツダ・3代目カペラ、5代目/6代目マツダ・ファミリア、エチュード、2代目キャロル、AZ-1など
- 日本フォード・初代フェスティバ、初代/2代目レーザー、初代テルスター
- ホンダ・プレリュード(BA8.9/BB1.4)、インテグラ(95年から98年1月までのタイプR)
- ダイハツ・シャルマン
- いすゞ・ヒルマンミンクスおよびベレット、フローリアン、117クーペ、ジェミネット、3代目/4代目アスカ
- 初代~2代目スズキ・カルタスおよび同社のジムニーを除く1994年以前までの一部のスズキ製の軽自動車
- アコードワゴン(CF4/5/6/7)
[編集] 120.0mm
- ホンダ・1300シリーズおよび初代シビック、初代アコード、4WD仕様を除く初代アクティ
[編集] 139.7mm
- スバル・1000、初代~3代目レオーネ、初代アルシオーネなど
- いすゞ・ジェミネットII
[編集] 5穴
[編集] 100.0mm
- スバル・インプレッサ、レガシィ/いすゞ・アスカCX、フォレスター
- トヨタ・セリカ/カリーナ/コロナ/アベンシスおよび系列車種(カルディナ/カレン/ED/EXiV)、初代ウィッシュなど。今でもトヨタFFでは珍しくない。
[編集] 114.3mm
- トヨタ車に於いては一部(例:USF40系レクサス・LS)を除く多くのFR車が該当するほか、FF車に於いてもこのサイズを採用する車種が増えてきている。トヨタ・センチュリーおよびRS30型(初代)を除くクラウン系、マークX、カムリ系、アルテッツァ、ヴォクシー/ノア、キャミ、ラッシュ、アイシス、ハリアー、RAV4、ヴァンガード、オーリス、ブレイド、カローラルミオン、2代目ウィッシュなど。
- R32型/R33型の一部を含むR34型(10代目)以降のスカイライン、C35型(8代目)ローレル、ステージア、セレナ、P12型(3代目)プリメーラ、A32/A33型(2代目/3代目)セフィーロ、ティアナ
- 三菱・ランサーエボリューションⅣ~Ⅸ、FTO、アウトランダー、ギャランフォルティス、パジェロミニなど。
- ダイハツ・アルティス、テリオス、テリオスキッド、ビーゴ
- スバル・2代目アルシオーネ(アルシオーネSVX)、2代目インプレッサWRX STI spec C type RA-R、3代目インプレッサWRX STI
[編集] 120.0mm
[編集] 139.7mm
アフターマーケットにおいて、デザインや耐荷重の面で4穴ホイールに無いバリエーションを求める場合や、ブレーキの容量を上げるため、4穴から5穴用のハブに改造する例も見られる。(S13系のシルビア・180SXに多く見られる)
[編集] 関連項目
最終更新 2009年10月21日 (水) 08:02 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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