ハーレーダビッドソン
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| 種類 | 公開会社 |
|---|---|
| 市場情報 | NYSE: HOG
|
| 略称 | ハーレーダビッドソン、ハーレー |
| 本社所在地 | ウィスコンシン州ミルウォーキー |
| 設立 | 1903年 |
| 業種 | 輸送用機器 |
| 事業内容 | オートバイ |
| 代表者 | Keith E. Wandell, CEO |
| 従業員数 | 9700人 (2006) |
| 関係する人物 | ウィリアム・S・ハーレー アーサー・ダビッドソン ウォルター・ダビッドソン |
| 外部リンク | http://www.harley-davidson.com/ |
ハーレーダビッドソン (Harley‐Davidson) は、ウィスコンシン州ミルウォーキー市に本部を置くアメリカ合衆国のオートバイ製造会社である。通称ハーレー。
目次 |
[編集] 概要
1903年にアーサー、ウォルターのダビッドソン兄弟とウィリアム・シルヴェスター・ハーレーによって設立された。ダビッドソンではなくハーレーの名が先に来るのは、心臓部であるエンジン設計をハーレーが担当したため。本社工場は見学が可能となっており、2008年には『ハーレーダビッドソンミュージアム』も開設させた。
一時期、アメリカのオートバイメーカーはハーレーダビッドソンの1社だけという時期も存在した。
[編集] 特徴
ハーレーダビッドソン社製オートバイ最大の特徴は、大排気量空冷OHV、V型ツインエンジンがもたらす独特の鼓動感と外観であり、これに魅せられた多くのファンがいる。駆動はクランク運動をプライマリーケース内でチェインからベルトに変換され後輪へと伝えるベルトドライブである。国産メーカーの“アメリカン”と呼ばれるカテゴリーのほとんどは、OHC、V型ツインエンジンで、ドライブ以外の特徴を真似たスタイルとなっている。2001年、アメリカ本社最高経営責任者兼会長のブルーステイン氏は、「高級なハーレーからポピュラーなハーレーへ、誰でも乗れるハーレーを目指す」との考えを示している。
1999年にエボリューション1340ccから現行エンジン、ツインカム88・1450ccへ移行が始まり、2000年にはソフテイル系にツインカム88B(バランサー)が積まれ、2007年にはそれらのエンジンを1584ccにボアアップ(ストローク)させた。ツインカム96(キュービックインチ)の登場である。その大排気化に伴い排ガス規制の適合が問題となっていた。 2001年からはマフラーに触媒技術が導入され、2007年には新車販売される全モデルがインジェクション化している。 ただし、インジェクション化に伴い、エンジンのフィーリングなどが従来のキャブレター仕様のものと異なる(キャブ特有のだるさが解消された)ため、キャブ仕様のモデルにも根強い人気を集めている。インジェクションに関しては、2003年にピストンに歪が発生しても燃料を送り続け、シリンダーマウントのベースパッキンが焼ける事例も報告されているが、現在のシステムは非常に完成されておりとても信頼性の高いものに仕上がっている。
また、2002年に同社製としては初の水冷DOHC Vツインエンジン(レボリューション・エンジン)を搭載したオートバイも誕生した。(詳しくはVRSCのページを参照)
かつてハーレー社は小型スクーターなども製造していたが、日本のオートバイメーカーとの競合で採算の取れない車種は廃止するなど規模の縮小を行い、現在では「アメリカのフリーウェイで長距離を走る」ために設計された車種が中心となっている。そのため、山間部やサーキットではその能力を発揮できないことになる。アメリカでは警察の交通取締り用としてFLHTPが使用されていた(近年はカワサキ、BMWなど外国車を使用している)。
日本市場では、二輪市場全体が縮小する中、2001年には国内メーカーを抑え750cc超の大型車シェア首位を獲得した。1996年の大型自動二輪車免許創設による自動車教習所での免許取得制度確立や、 2005年からの道路交通法改正による自動二輪車の高速道路二人乗り解禁には、ハーレー等外国メーカーの強い要望が背景にあったとされる。
ハーレーは音と鼓動を楽しむ乗り物でもあった。しかし、環境保護の観点から、2000年のツインカム88B(バランサー)エンジンの登場、触媒技術の導入で、音や振動は以前のモデルよりも抑えられている。
バイバック以降のハーレーダビッドソンは経営改善により不況知らずの企業と言われてきた。しかし2009年1月23日に「世界的な需要の落ち込みに対応する為、やむなく2010年までに全従業員の1割強に当たる約1100人を解雇する」と発表し今回の世界同時不況はハーレーダビッドソンも例外では無い事を世界に知らしめた。
2003年頃から日本でも総代理店であるハーレーダビッドソンジャパンの通達により、違法マフラーの取り付けが自粛された。各都道府県の代理店、販売網の間でも違法マフラーの取り付け自粛の協定が結ばれた。これは取り付けるショップと、通達を守り取り付けないショップでは販売台数に差が出るのを防ぐ意味でもある。
[編集] 日本国内での歴史
1912年に、日本陸軍が初めて輸入を行ない、後にサイドカーを中心として軍用車両として用いられた。一時期は国内で「陸王」の名でサイドバルブエンジン搭載の車両がライセンス生産・販売されたこともあったが、製造メーカーが倒産した後は、再び代理店による輸入販売のみとなり、現在は、1989年に日本法人のハーレーダビッドソンジャパン(株)が設立され、正規販売を行なっている。
同社の設立以降、個人平行輸入が激減し、大規模販売ルートを確立させた。各地に正規販売店、レターショップ(販売網)を置きフランチャイズ契約を行なっており、それらのショップには、HOG(Harley Owners Group)Chapterを置き、ツーリングや地域活動に貢献している。
なお、国内でライセンス生産されていたハーレーダビッドソン車両については、陸王の項目に詳しい。
日本の有名人では、稲垣武利や稲葉浩志(B'z)、岩城滉一、角野秀行、甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)、小里貞利、佐藤秀光・村山一海(クールス)、田上明(プロレスリング・ノア)、高田純次、高橋克典、高橋ジョージ・三船美佳夫妻、武田真治、所ジョージ、長瀬智也、長渕剛、西村眞悟、橋下徹、伴都美子(Do As Infinity)、松雪泰子、武蔵、吉田真由子、徳山昌守らが、ハーレーの愛好家として知られている。
また、「あぶない刑事シリーズ」では、舘ひろしがハーレーを運転しながら手放し発砲をすることで有名。
[編集] シリーズ車種
車種の分類は日本法人の公式HPによる
- スポーツスター - 現在の最小排気量である883ccと1202ccの2車種。XR1200は欧州市場の要望により製作された最新スポーツモデル。
- VRSC - ハーレーダビッドソン社初の水冷マシンファミリー。
- ソフテイル - 「本物のアメリカンバイク」として日本での人気が最も高い。
- ダイナ - ソフテイルと似た車体を持つが、エンジンはフレームにラバーマウントされるためバランサーなし。
- ツーリング - 大型フェアリング(その形態から「奴型」と呼ばれる)を被せ、サイドボックス、リアボックスなどロングツーリングに対応するための重装備を持つ、ハーレーのイメージリーダーといえるシリーズ。
[編集] 販売されなかった2002年モデル
2002年モデルのエレクトラグライド、FLHRSEI(スクリーミンイーグル・ロードキング)は、限定生産が予定されていた。しかし、販売はされなかった。デザインは赤基調で炎の模様。インターネット上だけの受付で限定数75台、価格はノーマルのロードキングより100万円高い約329万円。
[編集] 関連項目
- ビューエル - 現在はハーレーダビッドソン社の別ブランド。
- MVアグスタ - ハーレーダビッドソンの買収により2008年7月から傘下入り。
- 仮面ライダースーパー1 - 所有マシン・Vジェットのベースマシン
- フォード・F-150 - ハーレーダビッドソン仕様のグレードがある。
- ロードホッパー - ハーレーダビッドソン社供給のエボリューションエンジンを使用したラインナップを持つコンプリートカスタムマシン。株式会社プロト製。
- インディアン (オートバイ) - アメリカにかつて存在したライバルメーカー。
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年11月25日 (水) 14:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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