プロクター・アンド・ギャンブル

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プロクター・アンド・ギャンブル
The Procter & Gamble Company
種類 株式会社
市場情報 ニューヨーク証券取引所(NYSE: PG)
略称 P&G(ピーアンドジー)
本社所在地 アメリカ合衆国
オハイオ州シンシナティ市
業種 小売
事業内容 家庭用製品、化粧品、食品、工業用製品の製造、販売
代表者 A.G.ラフリーCEO
売上高 835億ドル(2008年)[1]
純利益 120億ドル(2008年)[1]
従業員数 138000人
外部リンク 公式サイト(英語)
  
プロクター・アンド・ギャンブルビル(アメリカ・シンシナティ市
P&Gのブランド、商品名ボールド

プロクター・アンド・ギャンブル (Procter & Gamble) は、アメリカ合衆国に本拠を置く世界最大の一般消費財メーカーである。略称はP&G(ピーアンドジー)。日本でもプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンを展開している。

目次

[編集] 概要

プロクター・アンド・ギャンブルは洗剤や化粧品などの一般消費財を製造販売する企業で、世界最大の一般消費財メーカーである。多数の事業を保有し、世界80カ国以上で事業展開している。世界でも収益性の非常に優れた企業として知られている。マーケティングに極めて力を入れる企業として知られ、社内でのブランド・マネジャー相互の競争はきわめて激しいという。ビジネス誌フォーチュンにて、「社員の能力」が業種を超えて世界ランキング第1位に選ばれた、人材輩出企業としても評価が高い。P&Gのブランド戦略は、MBAのケーススタディの題材としてもよく取り上げられる。

[編集] プロクター・アンド・ギャンブルの評価

[編集] これまで買収した有名な企業

[編集] プロクター・アンド・ギャンブルの沿革

  • 1837年 - 石鹸業者のジェームス・ギャンブルとローソク業者のウィリアム・プロクターが共同出資で設立。
  • 1969年 - ミツワ石鹸第一工業製薬、旭電化工業(現・ADEKA)の3社の家庭用日用品・石鹸・洗剤の販売事業を統合し、日本サンホームを設立。製造は左記3社のまま継続。
  • 1972年 - ミツワ石鹸が後述のP&Gによる日本サンホーム買収に反対し、日本サンホームから離脱を表明。日本サンホームは伊藤忠商事と米国ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー (P&G) と合弁で「プロクター・アンド・ギャンブル・サンホーム株式会社(P&Gサンホーム)」を設立。
  • 1973年 - P&Gサンホームが日本サンホームの全事業を継承し、営業を開始。
    • この年発売された洗剤「全温度チアー」(日本での新製品第1号)で有名となる。
  • 1975年 - かつての日本サンホームの出資会社の一社で、製品をP&Gに供給していたミツワ石鹸が3月に倒産。ミツワ石鹸(株)富士工場及び商品(石鹸と歯みがき)の商標・営業権を買収(同社が製造していた「ミューズ」などの商品を引き継ぎ、P&G石鹸設立。P&Gサンホーム製品として販売開始)。
  • 1976年 - 米国プロクター・アンド・ギャンブル社が日本プロクター・アンド・ギャンブル株式会社を100%出資にて設立。
  • 1978年 - 伊藤忠商事から株を譲り受け、日本プロクター・アンド・ギャンブル株式会社がプロクター・アンド・ギャンブル・サンホーム株式会社を100%完全子会社化。
  • 1984年 - プロクター・アンド・ギャンブル・サンホーム株式会社、日本プロクター・アンド・ギャンブル株式会社等関連会社5社を統合し、プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インクとして発足。
  • 1985年 - 米国プロクター・アンド・ギャンブル社が米国リチャードソン・ヴィックス社を買収。日本でも日本ヴィックス株式会社がP&G傘下となり、便秘薬の「コーラック」、ニキビ治療薬「クレアラシル」等の販売を開始。
  • 1988年 - 日本ヴィックス株式会社がプロクター・アンド・ギャンブル・ヘルスケア株式会社に社名変更。
  • 1991年 - 米国プロクター・アンド・ギャンブル社がマックスファクターの買収に伴い、プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インクが日本のマックスファクター株式会社の株式を100%取得し、スキンケア製品「SK-II」等の販売を開始。
  • 1993年 - 兵庫県神戸市東灘区六甲アイランドの本社ビルが完成。
  • 1994年 - ポテトチップス「プリングルズ」を発売。
  • 1996年 - プロクター・アンド・ギャンブル・ヘルスケア株式会社をマックスファクター株式会社に統合。
    • この事業再編により、一時的に「ヴィックス」、「コーラック」、「クレアラシル」、「ヴィダルサスーン」、「ミューズ」等の販売元がマックスファクター株式会社に変更されている。
  • 1997年 - 便秘薬「コーラック」の事業を大正製薬株式会社へ売却。
  • 1998年 - 殺菌消毒剤「ミルトン」の事業を杏林製薬株式会社へ売却。
  • 1999年 - 米国プロクター・アンド・ギャンブル社がペットフードの「ザ・アイムス・カンパニー」を買収。
  • 2000年 - ニキビ治療薬「クレアラシル」の事業をブーツ・ヘルスケア・ジャパン株式会社へ売却。
  • 2001年 - 日本で事業展開するP&Gグループの法人組織を再編(プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インク、マックスファクター株式会社、ピー・アンド・ジー・ノースイースト・アジア・ピーティーイー・リミテッド、ピー・アンド・ジー株式会社、プロクター・アンド・ギャンブル・アジア・ピー・ティー・イー・リミテッド、アイムス・ジャパン株式会社に)。
  • 2002年 - ヘルスケア製品ブランド「ヴィックス」の事業を大正製薬株式会社へ売却。これにより、P&Gは日本における医薬品部門から撤退。
  • 2003年 - 米国プロクター・アンド・ギャンブル社がヘアコスメティック製造販売会社「ウエラ」を買収。
  • 2005年10月1日 - 米国プロクター・アンド・ギャンブル社が「ジレット」グループを買収。
  • 2006年 - 第一工業製薬時代からの古参商品だった「モノゲン」(モノゲン ドライ&ウールが最終商品)が「ルミネス」(現在は製造販売打ち切り)に変わり、「モノゲン」ブランドが消滅。これにより、P&Gは第一工業製薬(モノゲン)時代の事業から撤退。
  • 2006年7月1日 - P&Gグループが日本で事業展開する代表的な法人組織であったプロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インクの事業を、新設のプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社に移管。
  • 2007年 - 「ミツワ石鹸」の商標を玉の肌石鹸株式会社に譲渡。
  • 2007年2月1日 - マックスファクター株式会社がP&Gマックスファクター合同会社に改組・社名変更。
  • 2007年7月1日 - 日本におけるジレットの事業をプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社に移管し、ジレット ジャパン エルエルシーを解散。
  • 2007年8月31日 - 日本における大人用紙おむつ「アテント」の商標権及び生産設備など事業全般を大王製紙株式会社へ売却。
  • 2008年5月1日 - 旧ミツワ石鹸時代から続いてきた古参商品、薬用石鹸「ミューズ」の商標権及び事業全般をレキットベンキーザー・ジャパン株式会社に譲渡。これにより、P&Gは旧ミツワ石鹸時代の事業から撤退。
    • なお、事業譲渡後もP&Gが生産・販売を受託して営業活動を継続していたが、2008年9月1日以降はレキットベンキーザー・ジャパンと業務提携をしているアース製薬から発売されている。
  • 2008年7月1日 - プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社がアイムスジャパン株式会社を吸収合併。

[編集] 日本における事業活動

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社
種類 株式会社
略称 P&Gジャパン、P&G Japan
本社所在地 〒658-0032
神戸市東灘区向洋町中1丁目17番地
電話番号 078-845-5000(大代表)
設立 2006年3月3日
創業1972年
業種 化学
事業内容 日本における洗濯洗浄関連製品・紙製品・医薬部外品・化粧品・食品・ペットフード・小型家電製品などの研究開発、販売、輸出入
代表者 代表取締役社長 桐山一憲
資本金 178億円
売上高 非公開
営業利益 非公開
純利益 非公開
従業員数 4,600名
外部リンク 公式サイト
  
プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン本社ビル(神戸市東灘区)

日本ではプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社(P&Gジャパン、P&G Japan)が事業を展開しており、P&Gの名称で活動している。P&Gジャパンは米国法人であるプロクター・アンド・ギャンブルの子会社である。日本は販売戦略の重要な拠点と位置づけられており、CEOのA.G.ラフリーもP&Gジャパンの社長を経験している。台所用洗剤では「ジョイ」発売以来、業界トップシェアを保っている。

[編集] 日本で発売されている主な商品

P&G製品一覧」も参照

[編集] 日本での宣伝活動

現在の提供クレジットキャッチコピーは、「暮らし感じる、変えていく」。日中の帯ドラマゴールデンタイムプライムタイムの番組などにスポンサーとなっている。

キャッチコピーが「暮らしひろがる 世界の品質」だった時代は、青い背景に白文字(1988年から1992年までは白い背景に青文字)で「暮らしひろがる 世界の品質 P&G(CIマーク)」(「暮らしひろがる 世界の品質」が1行目、「P&G」が2行目)と表示し、原則30秒CMのみ「P&Gです」と言う(ナレーションは商品によって男性の時と女性の時がある)サウンドロゴが存在したが、2002年のキャッチコピー変更時に廃止された。ちなみに1988年当時は「暮らしひろがる 世界の品質」は表示されていなかった。またCIマークは1988年から1992年頃まではグルリと回転する時と横にスライドして表示する時があったが、1993年以降はCIマークの中に流れ星が流れてくる(ブルーバックに白字をイメージしたCG)。現在はCMの最後に画面の端にP&Gのマークを表示するのみである(1986 - 1987年頃の同社のCMにも見られた)。

サウンドロゴが存在した時代から、同じ外資系のユニリーバ・ジャパン同様、ブランド名を前面にだす宣伝をする場合が多く、その場合はP&Gのマークを表示しない。

最近はアニメHBCHana*テレビの番組のスポンサーにもなっていたりする。アニメについては、電通が製作に関与している番組(主にテレビ東京)にスポンサーになることが多い(特にPTもしくは不定期(週替わり)での場合が多い)。テレビ東京系のアニメを、原則地上波と同一のスポンサーをつけて放送しているBSジャパンでは、2006年10月頃から2009年4月ごろまで、一時期の「NARUTO」を除いてスポンサーになっていなかった。

平日日中、夕方のニュース、情報番組を中心に、同じ外資系の保険会社アリコジャパンと共に提供している番組がある。またゴールデン・プライムタイムの週入れ替えの1時間番組では、同じ外資系の生活用品会社ユニリーバ・ジャパンと共に筆頭スポンサーとして提供している場合がある。この流れは日本リーバ時代から続いている。番組の内容によっては提供クレジットを自粛する場合もある。

P&Gは地域によって商品展開が異なるケースが多いため、全国枠のCMでも、放送地域によっては、内容はP&G及び関連企業のCMだがキー局と異なるものに差し替えられる場合がある。

[編集] 歴代キャッチコピー

  • 暮らしひろがる 世界の品質(1988年 - 2002年6月) - 当初はP&Gの文字がゴシック体だったが1992年に変更。また、CIマーク(通称“ムーン&スターズ”ロゴ)が存在した(2001年9月まで) 。30秒バージョンの場合はTBS系列を除いてロゴマークのみだった。
  • 新しい暮らし見つめて(日本法人30周年)(2002年7月 - 2003年6月) - CIマークが変更された。P&G 30と表示し、0の部分は地球に日本列島をかたどったものである。
  • 暮らし感じる、変えていく。(2003年7月 - ) - CIマークが廃止され、&とGの部分の書体が変わった(変更前は&の末端がGの下まで来ていたが、変更後は来なくなった。また、Gの横棒が無くなった。)。また、90秒以上提供時のキャッチコピー表示が廃止された。そのため、提供枠の大小に関わらず提供クレジットは「P&G」のみでまったく同じである。

[編集] 主なスポンサー番組

プロ野球中継にはスポンサーを出さない(なおTBSでは総力報道!THE NEWSの後に流れるのでザ・プロ野球で流さない代わりに流している)。

[編集] 脚注

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  1. ^ http://www.pginvestor.com/phoenix.zhtml?c=104574&p=irol-fundSnapshot
  2. ^ 前半は積水化学一社提供だった。
  3. ^ 同業者のライオン日本リーバも提供。
  4. ^ 1994年9月までは牛乳石鹸が提供を担当。
  5. ^ 前半はロート製薬一社提供。

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

[編集] ブランドサイト

最終更新 2009年11月25日 (水) 12:42 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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