ホクレン農業協同組合連合会

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ホクレンビル(左)と北農ビル(札幌市中央区)

ホクレン農業協同組合連合会(ホクレンのうぎょうきょうどうくみあいれんごうかい)は、札幌市中央区に主たる事務所をおく北海道における経済農業協同組合連合会である。略称はホクレン

目次

[編集] 概要

農畜産物の集荷、加工流通販売や、生産者の農畜産物生産に必要な機械・器具・肥料飼料などの資材、生産技術情報を提供することを目的として、農協により組織された連合会である。2008年度の取扱高は約1兆4,946億円。

また、よつ葉乳業ホクレン商事を始めとした31社の子会社、協同会社、関連会社を持ち、グループ全体の取扱高(グループ各社は売上高)は約2兆円に及ぶ。

北海道は広大な面積を有することもあり、経済連としても全国組織に匹敵するような規模になっていることから、JAグループの一員であるが「JAホクレン」とは名乗っていない。

  • 名称 - ホクレン農業協同組合連合会
  • 設立年月日 - 1919年4月
  • 会員数 - 131会員(正会員130、准会員1)2009年4月1日現在
  • 役員数 - 理事24名、監事7名
  • 常勤役員
    • 代表理事会長 - 佐藤俊彰(JAオホーツク網走
    • 代表理事副会長 - 枳穀勝久(JA道東あさひ)、伊藤政光(JA新得町)、小野寺仁(JA新はこだて)
    • 代表理事専務 - 高石克己(学識経験者。以下「学経」とする)
    • 代表理事常務 - 石川治徳(学経)、髙嶋敏美(学経)
    • 代表監事 - 遠藤秀孝(JAびえい
    • 常任監事 - 得能潔(学経)
  • 職員数 - 1,909名(出向者・嘱託除く、2009年3月31日現在)
  • 出資金 - 212億円
  • 総取扱高 - 14,946億円(2008年度実績)

[編集] 沿革

  • 1919年大正8年) - 「保証責任北海道信用購買販売組合聯合会(北聯)」設立。
  • 1942年昭和17年) - 「保証責任北海道信用購買販売利用組合連合会」に改称。
  • 1943年(昭和18年) - 「北海道農業会(北農)」へ統合。
  • 1948年(昭和23年) - 北農解散、「北海道購買農業協同組合(北購連)」・「北海道販売農業協同組合連合会(北販連)」設立。
  • 1954年(昭和29年) - 北購連・北販連の統合により、「北海道経済農業協同組合連合会」設立。
  • 1956年 (昭和31年) - 旧本社事務所(北農会館)落成。
  • 1959年(昭和34年) - 「ホクレン農業協同組合連合会」に改称(現名称)。
  • 1964年(昭和39年) - ホクレンガソリンスタンド第1号店を開設。
  • 1965年(昭和40年) - 「ホクレンマーケット(現ホクレンショップ)」第1号店開店。
  • 1969年(昭和44年) - 「ホクレンパールライス」発売。
  • 1972年(昭和47年) - 第1回「ホクレン大収穫祭」開催。
  • 1973年(昭和49年) - 現在のシンボルマークを制定。「ホクレンホームセンター」開店。
  • 1978年(昭和53年) - 第1回「ホクレングリーンコンサート」開催。
  • 1980年(昭和55年) - ホクレンビル(現在本所・道央支店の入っているビル)完成。
  • 1981年 (昭和56年) - 第1回「ホクレン中古農機展示即売会」開催。
  • 1992年平成4年) - 「ふうど館」オープン。
  • 1993年(平成5年) - 大型高速船「ほくれん丸」が就航。東京支店ビル開設。
  • 1994年(平成6年) - 「ホクレン夢大賞」創設。
  • 1995年(平成7年) - レストラン「北の菜路季 大地」オープン。
  • 1997年(平成9年) - 「第二ほくれん丸」就航。
  • 2001年(平成13年) - 北海道漁業協同組合連合会(北海道ぎょれん)と業務提携開始。
  • 2003年 (平成15年) - 第1回「ホクレンパールライス工場・ファン感謝祭」開催。
  • 2006年(平成18年) - 「ほくれん丸」「第二ほくれん丸」を新造船に置換。

[編集] 活動

農畜産物の集荷、加工流通販売や、生産者の農畜産物生産に必要な機械・器具・肥料飼料などの資材、生産技術情報提供を行っている。

クボタとの共同開発によるトラクター・シナジーホープなど、各メーカーとの共同開発による系統オリジナル資材の取扱や、ニチレイ等の食品メーカーへのOEM供給なども行う。

北海道内各地に見られるホクレンガソリンスタンドはホクレンのブランド(看板は黄色地に緑のシンボルマーク)を掲げているが、直営ではなく各地域農協または子会社のホクレン油機サービスによる運営である。いわば北海道外にある「JA-SS」の北海道版である。毎年夏に交通安全とチャリティーキャンペーンを行っている。

同様にスーパーマーケットのホクレンショップ、ホクレンフードファーム、エーコープも直営ではなく、子会社のホクレン商事や地域農協等により運営されている。ホクレンアルーダ中古農機展示場も、ホクレン油機サービスや子会社の機械センター、各農協などの運営である。ホクレンの直営商業店舗は、家具店のホクレンホームセンターや飲食店など5店舗にとどまる。

その他、地産地消の周知のため、全国で様々な食に関するイベントを行っている。また、全国に支店を持ち道産品の普及にも力を入れ、東京ドームを始めとした集客力のあるスタジアムなどに広告を展開している。道内では文化活動のスポンサーとして美術芸術スポーツ教育などの協賛や主催も多く行っており、道内文化を支えている一面もある。現在は、北海道日本ハムファイターズのユニフォームスポンサーや、コンサドーレ札幌主催ゲーム時のフィールドスポンサーを務めている。

また、ホクレン自身もホクレン女子陸上競技部を持ち、北海道の陸上競技を活性化させている。なおホクレンの所属選手では、2008年北京オリンピック5000m10000m両代表、2009年ベルリン世界大会の女子マラソン代表で、ママさんランナーとしても活躍中の赤羽有紀子らがいる。

[編集] 内部組織

特に記述のないものは本所(北海道札幌市中央区)内におかれている。

  • 管理本部 - 人事、財務・経理、会員、内部審査、関連事業の総括管理、全会的会議の開催、諸規定の制定・改廃の立案、法務・コンプライアンス、事務の合理化等に関する業務を行う。また、ホクレンの全会的な経営や農家の営農に必要な各種情報の収集・調査・分析、全会的な宣伝・広告や広報に関する業務も行われている。
    • 監事監査室
    • 役員室
    • 人事部
    • 総務部
    • 経理部
    • 物流部
  • 米穀事業本部 - 北海道産の米の集荷・販売や消費拡大の業務を行う。また、広域集出荷施設の建設推進など、総合的な産地形成業務や優良米の種子供給も行っている。
    • 米穀部
    • パールライス部
  • 農産事業本部 - 北海道産の馬鈴薯、玉ねぎ、豆、野菜等の農産物の集荷・販売に関する業務を行っている。また、食品工場の運営や新商品の開発等の業務も行う。
    • 農産部
    • 種苗園芸部
    • 食品部
  • てん菜事業本部 - 中斜里・清水製糖工場、女満別種子工場を有し、砂糖の原料となるてん菜の生産指導、優良種子の開発・供給、砂糖の製造・販売の一貫した事業を行っている。
    • てん菜業務部
    • てん菜生産部
    • 砂糖販売部
  • 酪農畜産事業本部 - 道内で生産される生乳・食肉・鶏卵等の畜産物に対して、その生産から流通・販売までを総合的に行っている。畜産物の生産に必要な飼料や牧草種子の供給、食肉加工や生産技術指導、滝川スワインステーション、中央種鶏場、食肉加工工場の運営・管理等の業務を行う。
    • 生産振興部
    • 飼料部
    • 酪農部
    • 畜産販売部
    • 牛乳乳製品部
  • 資材事業本部 - 営農に必要な生産資材類の供給、及び取扱技術の普及・サービス業務を行っている。営農指導のほか、石油貯蔵施設、給油所サポートセンター等の運営・管理も行う。
    • 肥料農薬部
    • 施設資材部
    • 農機燃料自動車部
  • 生活事業本部 - Aコープチェーン北海道へ生活消費財・耐久消費財の供給、店舗に対する経営指導等を行うとともに、ホクレンホームセンター等の直営店舗の運営・管理も行う。
    • 店舗運営部
    • 生活用品部
    • 生活特販部
  • 販売本部(東京都千代田区) - 道外での販売戦略の立案、品目横断的総合販売・業態別販売、市場開発、マーケティング、物流体制の構築に関する業務を行う。
    • 販売企画部
    • 物流室
    • 米穀販売室
    • 農産販売室
    • 園芸販売室
    • 食品販売室
    • 砂糖類販売室
    • 畜産販売室
    • 牛乳乳製品販売室
  • 農業総合研究所(北海道札幌市東区) - 農畜産物の加工品の研究開発、畑作物・野菜類の品種開発や栽培研究、バイオテクノロジーの研究、生産資材の効果に関する研究、農産物の流通や貯蔵に関する研究、食品の安全性に関する検査・分析等を行う。
    • 食品研究室
    • 作物生産研究室
    • 食品検査分析センター
    • グリーンバイオ研究所(北海道夕張郡長沼町

[編集] 所有施設・設備

[編集] 支所・支店・事務所

[編集] 工場・施設

[編集] 工場

[編集] パールライス工場

  • パールライス工場(北海道石狩市
  • パールライス砂川工場(北海道砂川市

[編集] 種苗生産施設

  • 滝川種苗生産センター(北海道滝川市

[編集] スワインステーション

  • 滝川スワインステーション(北海道滝川市

[編集] 鶏卵流通センター他

[編集] クーラーステーション

[編集] 家畜市場

[編集] 枝肉市場

[編集] 部品センター

  • 札幌農機総合部品センター(北海道北広島市

[編集] 石油貯蔵施設他

  • 苫小牧石油貯蔵施設(北海道苫小牧市
  • 留萌石油出荷ターミナル(北海道留萌市
  • 釧路石油貯蔵施設(北海道釧路市
  • 札幌給油所サポートセンター(北海道札幌市厚別区
  • 旭川給油所サポートセンター(北海道旭川市

[編集] 生活用品流通センター・生鮮食品センター

  • 札幌生活用品流通センター(北海道札幌市白石区
  • 旭川生活用品流通センター(北海道上川郡鷹栖町
  • 帯広生活用品流通センター(北海道帯広市
  • 北見生活用品流通センター(北海道北見市
  • 札幌生鮮食品センター(北海道札幌市西区
  • 旭川生鮮食品センター(北海道旭川市
  • 帯広生鮮食品センター(北海道帯広市
  • 北見生鮮食品センター(北海道北見市

[編集] 食品流通センター・連合倉庫

[編集] 直販施設

[編集] 研究施設

[編集] ほくれん丸

北海道の生乳生鮮食品農産物などを首都圏に常時供給するため、ホクレンが主要荷主となり大型高速RO-RO(ロールオン・ロールオフ式)船の「ほくれん丸」が1993年に、姉妹船の「第二ほくれん丸」が1997年に就航した。川崎近海汽船の運航で、北海道釧路港茨城県日立港を20時間で結んでいる。

毎日運航で、折り返しの日立港からは農水産物、生活雑貨、工業製品等を輸送し、道東と首都圏を結ぶ物流の大動脈となっている。

なお、2006年には2隻とも新造船に置き換わっている(船名はそれぞれ同じ「ほくれん丸」「第二ほくれん丸」)。

[編集] 子会社等

[編集] 子会社

[編集] 子法人等

[編集] 関連法人等

[編集] その他関連会社

[編集] 関連団体

  • (社)ジェネティックス北海道(北海道札幌市中央区) - 乳牛・肉牛の精液の生産と販売。
  • (社)北海道畜産物価格安定基金協会(北海道札幌市中央区) - 畜産物価格安定事業。
  • (社)北海道農協総合情報センター(北海道札幌市豊平区) - コンピュータによる系統農協の業務処理受託および電算システムの研究開発。

[編集] 参考文献

  • ホクレン農業協同組合連合会(2005)『HOKUREN PROFILE 2005』.
  • ホクレン農業協同組合連合会(2007)『HOKUREN 2008 MEMO CALENDAR』.
  • ホクレン農業協同組合連合会(2008)『ホクレン九十年史』.

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


最終更新 2009年10月19日 (月) 13:49 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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