ボンバルディア・エアロスペース

ボンバルディア・エアロスペースの最新ニュースをまとめて検索!

ルフトハンザ航空ローカル便 - CRJ 100 LR (D-ACLJ)
ユーロウイングス CRJ200ER型機

ボンバルディア・エアロスペースBombardier Aerospace )は、ボンバルディア・グループの航空部門。同社の製造した航空機は、日本のマスコミにおいては「ボンバル機」と表記されることがある。

目次

[編集] 歴史

ボンバルディアの航空機部門は、国営会社の時代に損失を記録していたカナディア1986年に買収することから始まった。カナディアの収益が改善すると、アメリカボーイングの子会社になっていたデ・ハビランド・カナダを買収し、さらにその後、北アイルランドの破産状態にあったショート・ブラザーズ社を買収し、経営規模を急速に拡大した。

リージョナル(域内)ジェット/ビジネスジェット機・ターボプロップ旅客機・消防用の水陸両用機を製作しているが、それらの機体のうちいくつかのものの設計は、元々カナディアやデハビランド・カナダによるものである。

現在の生産モデルはCRJ シリーズおよびQ シリーズである。CRJ シリーズはカナディア 604 ビシネスジェットの派生型であり、カナディア リージョナル・ジェット (Canadair Regional Jet) の頭文字からの命名されたもので、胴体後部にエンジンを備えた低翼のリージョナルジェット機・ビジネスジェット機である。

Q シリーズは高翼のターボプロップ機である。元々はデハビランド・カナダが開発し、“DHC-8 シリーズ”と呼ばれていたが、ボンバルディアがデハビランド・カナダを買収したため、“Dash 8(ダッシュ・エイト)シリーズ” と名称を改めて製造・販売を続けた。その後、ボンバルディアはノイズキャンセラーを装備するなど機内騒音へ配慮した改良型を開発し、“Q シリーズ” と再び改名している。なお、Q は静粛を意味する英語 Quiet の頭文字をとったものである。すなわち、DHC-8-300 や DHC-8-400 としてデハビランド・カナダが製造・販売していたものを “Dash 8 シリーズ 300” や “Dash 8 シリーズ 400” の名でボンバルディアが製造・販売を引き継ぎ、低騒音改良型は Q300 や Q400 と呼ばれる。

これらの航空機は幹線航空路用の機体としては適さないが、比較的短い滑走路や都市の空港での使用に適しており、ローカル空路の代替機需要を満たしている。そのため、競争率の高い中小型機市場でよく売れている。

日本三菱重工業BD-700 グローバル・エクスプレスから共同開発に加わるようになり、Q400、CRJ700/900、チャレンジャー 300などで機体の開発から製造まで協力している。特にQ400では開発分担率が半分に迫る。

[編集] 航空機

[編集] ビジネスジェット機

[編集] CRJ シリーズ・リージョナルジェット機

詳細は「ボンバルディア CRJ」を参照

  • CRJ100:50 座席。原型 生産終了
  • CRJ200:50 座席。100の強化版
  • CRJ700:64-75 座席。CRJ200を胴体延長
  • CRJ900:86-90 座席。CRJ700を胴体延長

[編集] Cシリーズ・小型ジェット機

2004年7月に座席数85〜120座席の航空機の計画(BRJ-Xプロジェクト)を作成したが、2006年1月までにローンチカスタマーが現れなかったために開発が凍結された。

2008年7月英国ファーンボローで開催された航空ショー会場にて、同社が計画している110~135人乗りの小型双発旅客機「Cシリーズ」の量産化事業を正式に開始することを発表した。ローンチカスタマーはルフトハンザ航空で、2009年3月に確定30機オプション30機の契約が結ばれた。[1]

Cシリーズは110人乗りの「CS100」と130人乗りの「CS300」に加え、さらにこれら両機種の航続距離を延長した「CS100ER」と「CS300ER」、CS300に短距離離着陸性能を付加した「CS300XT」の5機種がラインナップされる 。搭載されるエンジンは米プラット・アンド・ホイットニー社が開発中のギヤードターボファンエンジンを採用する。

詳細は「ボンバルディア Cシリーズ」を参照

[編集] Q シリーズ・ターボプロップ機

Dash 8 (DHC-8) の最新型を Quiet シリーズと名乗る。

  • Q200:33-37 座席。“Dash 8 シリーズ 200”型機を低騒音化したもの。
  • Q300:50-56 座席。“Dash 8 シリーズ 300”型機を低騒音化したもの。
  • Q400:68-78 座席。“Dash 8 シリーズ 400”型機を低騒音化したもの。Q200やQ300とは異なり、エンジンに6枚のブレードを採用することでその回転数を下げ、更なる低騒音化を実現している。

なお、Q100型機は生産されたことがない。

[編集] 消防用水陸両用機

  • CL-415:双発ターボプロップ水陸両用飛行艇。各種探索装置を搭載し救難艇とすることも可能である。初飛行は1993年で、2002年には宣伝のためにCL-415で90日をかけてアジア諸国を周る「アジアパシフィックツアー」が行われ、このとき日本にも飛来している。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年11月2日 (月) 15:50 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【ボンバルディア・エアロスペース】変更履歴

ご利用上の注意