一心太助

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一心太助(いっしんたすけ)は、小説戯曲講談などに登場する架空の人物。初出は「大久保武蔵鐙」とされる。

職業は魚屋。義理人情に厚く、江戸っ子の典型として描かれることが多い。三代将軍徳川家光の時代に、大久保彦左衛門のもとで活躍したとされる。

名の由来は、腕に「一心如鏡、一心白道」(いっしんにょきょう、いっしんびゃくどう)の入れ墨があったことから。一心如鏡は読み下せば「一心鏡の如し」、白道は二河白道(にがびゃくどう、極楽浄土へ続くとされる)を指す。

架空の人物というのが定説だが、松前屋五郎兵衛建立の「一心太助石塔」と書かれた太助の墓が、港区白金立行寺の大久保家墓所の傍に、それも彦左衛門の一番近くに立っており、一説には太助は実在の人物で、若いころ大久保彦左衛門の草履取りだったという説もある。

数多くのドラマ、演劇などに登場し、ドラマ中、彼のトレードマークの一つ「一の魚」は魚運搬専用のトラックなどに多く採用されている。


目次

[編集] 登場する主な作品

[編集] 講談

  • 「大久保政談・一心太助」

[編集] 歌舞伎

  • 「芽出柳翠緑松前」(めだしやなぎみどりのまつまえ)河竹黙阿弥作 [1]

[編集] 映画

  • 「一心太助」(1930、日活
    監督:稲垣浩、主演:片岡千恵蔵
  • 「お馴染 一心太助」(1933、松竹キネマ
    監督:秋山耕作、主演:坂東好太郎
  • 「一心太助」(1938、日活)
    監督:菅沼完二、主演:尾上菊太郎
  • 「天晴れ一心太助」(1945、東宝
    監督:佐伯清、脚本:黒澤明、主演:榎本健一
  • 「天下の御意見番を意見する男」(1947、大映
    監督:木村恵吾、脚本:依田義賢、主演:大友柳太郎
  • 「一心太助 天下の一大事」(1958、東映)
    監督:沢島忠、主演:中村錦之助
  • 「江戸の名物男 一心太助」(1958、東映)
    監督:沢島忠、主演:中村錦之助
  • 「一心太助 男の中の男一匹」(1959、東映)
    監督:沢島忠、主演:中村錦之助
  • 「家光と彦左と一心太助」(1961、東映)
    監督:沢島忠、主演:中村錦之助
  • 「サラリーマン一心太助」(1962、東映)
    監督:沢島忠、主演:中村賀津雄
  • 「一心太助 男一匹道中記」(1963、東映)
    監督:沢島忠、主演:中村錦之助
  • 「一心太助 江戸っ子祭り」(1967、東映)
    監督:山下耕作、主演:舟木一夫

[編集] テレビドラマ

  • 「彦左と一心太助」(1969、TBS、全52話)
    監督:山崎大助、主演:山田太郎
  • 「一心太助」(1971、フジテレビ、全25話)
    監督:下村克二、主演:杉良太郎
  • 「家光と彦左と一心太助~天下の一大事~」(1989、ANB、新春時代劇スペシャル)
    監督:舛田利雄、主演:仲村トオル
  • 「大暴れ!一心太助 天下の御意見番大久保彦左衛門罷り通る」(1990、日本テレビ、痛快時代劇スペシャル)
    監督:山下耕作、主演:風間杜夫
  • 「スキッと一心太助」(1999、NHK金曜時代劇、全24話)
    主演:緒形直人
  • ほか、井上順主演のスペシャル時代劇(CX)もあった。

[編集] 漫画

「マンガ日本の古典」シリーズは、古典文学を漫画化しようというものであったが、本作については三河物語の著者である大久保忠教が本を出すに至ったいきさつを漫画にしており、それを主人公である一心太助の目から見るという内容になっている。

[編集] 演歌

[編集] パロディ

[編集] トレードマーク

[編集] 脚注

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最終更新 2009年11月23日 (月) 02:02 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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