一発屋
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一発屋とは、一時的な活躍を見せた歌手、映画監督、芸人、作家、漫画家等に対するやや侮蔑的な意味合いのある呼称として使用される表現。
元々は、野球において長打、特にホームランを狙う傾向のある選手を指す言葉である。このような選手は、華々しい活躍をすることもあるが打率や三振数等に難のある事が多く、一過性の活躍に終わることも少なくはない。同様に一時的に活躍した選手を指してスポーツ一般に拡大して用いられることもある(2年目のジンクスも参照)。さらに後者の印象から転じて用いられているのものが、本記事で扱う一発屋である。
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[編集] 概要
デビュー以降、1作品だけが大ヒットしたものの、その後はヒットが出ない、または名前が聞かれなくなってしまう人を指して使用され、「売れたのはまぐれだった」という侮蔑的な意味合いが含まれる事が多い。英語では「one-hit wonder」と呼ばれる。
[編集] 分析
多くの場合、「ラッキーだった」・「ヒット作を継続して供給する能力が無かった」と総括される場合が多い。
また、あまりの大ヒットを達成した結果、慢心し、その後の活動がおろそかになったり、「大物気取り」に嫌気がさしたファンやスタッフが離れていった結果だとされる例もある。
しかし、あるひとつの「作品」があまりにも大ヒットしたために、他の作品が「売れている水準」であるにも関わらず、「一発屋」のイメージを持たれてしまう場合もある。この場合は、その後の活動を通じ、間違ったイメージを修正することは可能だが、専門の分野以外でたまたまヒットを飛ばしてしまった場合、ヒットを飛ばした分野ではその人本来の活動を知る機会が少ないため、いつまでもそのイメージを持たれ続ける場合がある。
それぞれの「プロ」が競う世界において、たとえ一作でも「大ヒット」を残した事実を評価すべきであるとの意見も存在する。
また「ヒット作以外は大したことがない」という一般的な意見と「どれも素晴らしいが、その中でもこれは特に際立っていたのだ」とするファンの見解を統べることは難しい。「何をもって一発屋とするか」については個々の主観によって大きく異なり、誰もが納得する「一発屋のリスト・定義」を作る事は困難であるといえる。
[編集] 一発屋に関する発言
歌手の円広志は「一発屋はキャラクター」、元・猿岩石の有吉弘行は「一発屋から再起するのに必要なことは、まず一発屋であることを認めること」と語り、自虐的に自身が一発屋であることをネタにしている[1]。
島田紳助は一発屋のことを「時代とたまたま交通事故を起こした人」と評している。
[編集] 一発屋に関する作品
[編集] 音楽
元・アラジンの高原兄が『天下無敵の一発屋』という曲を発売(1994年6月8日発売のシングル『完全無欠のロックンローラー』のカップリングに収録)した。2008年10月22日発売の『クイズ!ヘキサゴンII』からのコンピレーションアルバム『WE LOVE ヘキサゴン』に波田陽区、ダンディ坂野、小島よしお、金剛地武志の四人組ユニット「一発屋2008」によるリメイク版『天下無敵の一発屋2008』が収録された。
2000年8月27日には『ウラネタ芸能ワイド 週刊えみぃSHOW』の企画で堀江淳、円広志、田中昌之の自身を「一発屋」と称する3人による企画ユニット「さっぱりネットワーク」が『今夜だけのステージ』でCDデビューした。
[編集] 脚注
- ^ 2009年9月7日放送回『人生が変わる1分間の深イイ話 人気者 VS 一発屋スペシャル』より
[編集] 参考文献
- 『こりゃびっくりのマル珍ヒット商売―一攫千金を狙う一発屋たち』- びっくりデータ情報部(1994年, ISBN 9784309490496)
- 『歌謡界「一発屋」伝説』- 宝泉薫(1998年,ISBN 9784882026051)
- 『芸能界「一発屋」外伝―“笑いと哀しみ”の一発屋ワールド』- 宝泉薫(1999年,ISBN 9784882026099)
- 『決定版「一発屋」大全』- 宝泉薫(2001年,ISBN 9784882026181)
- 『普及版 これが一発屋だ!』- 宝泉薫(2003年,ISBN 9784882028635)

