三菱・ミニキャブ

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ミニキャブ (Minicab) は三菱自動車工業商用車

目次

[編集] 概要

トラックバンがあり、550cc時代から登場したバンの豪華版はミニキャブブラボーの名がついていた。現在はブラボーは消滅している。

また、軽自動車の商標の中では5番目に古い6代・43年(2009年現在)の歴史がある。

ミニキャブのコンポーネンツを使った軽ワゴンは、ブラボー後継車として、タウンボックスの名で販売されている。

また、現行型はクリッパーとして日産自動車OEM供給されている。タウンボックスは2007年6月14日より「クリッパーリオ」の名称でOEM供給。

[編集] 歴史

[編集] 初代(トラック:1966年-1971年、バン:1968年-1976年)

1966年、新登場。当初はトラックのみの設定であった。

1968年、バンを追加。

1971年、バンをマイナーチェンジ。同時に名称を「ミニキャブEL(エル)バン」に変更。

1974年、「ミニキャブELバン」のまま、現行の黄色ナンバーに対応すべくナンバープレート架台を大型化し、番号灯を増設。

[編集] 2代目(1971年-1976年)

1971年、トラックのみフルモデル チェンジ。名称は「ミニキャブEL(エル)」となる。ただし、バンは先代モデルをマイナーチェンジし、継続販売。

1972年、マイナーチェンジで水冷2サイクルエンジンに換装。「ミニキャブW」に名称変更。ヘッドランプが角型から丸型となる。ヒーターが排気式から温水式に変更され、同時にディーラー(メーカー)オプションで吊り下げ式クーラーを装着できるようになった。

1973年、マイナーチェンジ。フロントグリルのデザインを変更。給油キャップが鍵穴付きとなる。またスーパーデラックスはホイールキャップのデザインが変更され、後述の「ミニキャブ5」にも引き継がれる。ヘッドランプの直径が少し大きくなった。

1974年、「ミニキャブW」のまま、現行の黄色ナンバーに対応すべくナンバープレート架台を大型化し、番号灯を増設。スーパーデラックスはシートベルトが2席とも3点式化され、安全性を向上。スタンダードはもともと2点式だが、ディーラー(メーカー)オプションで3点式へ変更することもできた。

[編集] 3代目(1976年-1984年)

3代目ミニキャブ(後期型バン・海外仕様)

1976年、フルモデルチェンジ。エンジンをこれまでの2サイクル359cc(2G10)から4サイクル471cc(2G22)に換装し、名称を「ミニキャブ5(ファイブ)」に変更。この型のみ南米等海外にも「L100」と名を変えて輸出された(ちなみにL200はフォルテ、L300はデリカ)。

1977年、マイナーチェンジ。ボディサイズを拡大し、エンジンを546cc(2G23)にアップ。名称は「ミニキャブ・ワイド55」となる。

1979年、マイナーチェンジ。フロントグリルの形状変更が行われたほか、営農ミニキャブ(現・JAミニキャブ)を追加。

1981年、2度目のマイナーチェンジ。名称を「ミニキャブ」に戻す。同時にバンの上級仕様「エステート」と4WDを追加。

1982年、一部改良。フロントグリルに従来の"MM"に代わり、"MMC"のエンブレムが付く(日本仕様のみ)。

[編集] 4代目(1984年-1991年)

4代目ミニキャブ(トラック)

1984年6月、フルモデルチェンジ。これまでの吊り下げ式クーラーに代わって、エアコンがオプション設定されるようになった。

1987年6月、マイナーチェンジ。エンジンはこれまでの546cc(G23B型(バルカンII))2気筒から548cc3G81型サイクロン))3気筒に変更。同時にスーパーチャージャーを追加。スーパーチャージャー搭載グレードに限りタコメーターが標準装備。

1988年2月、トラックの2WD車に5速MTトリップメーターを標準装備したハイルーフモデルの「GL」を追加(ただしタイヤとホイールは10インチ)。これに伴い日本仕様にスリーダイヤのエンブレムが復活した。

1990年2月、マイナーチェンジ。新規格化でエンジンを657ccに拡大(3G83型・サイクロン)。ただし、スーパーチャージャーは548cc・3G81型サイクロンエンジンのまま。

[編集] 5代目(1991年-1999年)

5代目ミニキャブトラック(前期型)
5代目ミニキャブバン(中期型) 5代目ミニキャブバン(中期型)
5代目ミニキャブバン(中期型)
5代目ミニキャブトラック(後期型)

1991年2月、フルモデルチェンジ。最廉価グレードを除き3気筒SOHC12バルブシングルキャブレターエンジン(3G83型)および12インチフロントディスクブレーキを搭載する。

1992年、電気類の防水の改善。 1994年2月、最初のマイナーチェンジ。ヘッドランプがSAE規格の角型2灯式に。計器類に関しては最上級グレード(トラック・TL / バン・CL)専用装備のトリップメーターが廃止され、それ以降全グレードがオドメーターのみの装備となる。

1996年、2度目のマイナーチェンジ。ヘッドランプがブラボーの後期型と共通の異形レンズのハロゲンバルブ式に(ただしパネルバンを除く)。トラック、バンに関わらず最上級グレードには3気筒SOHC12バルブECIマルチエンジンが搭載される。

名古屋鉄道では、この型のミニキャブトラックを鉄道用車輪に改造した保線モーターカーが使われている。

[編集] 6代目(1999年-)

6代目ミニキャブバン(前期型)
6代目ミニキャブトラック(中期型)

1999年2月、フルモデルチェンジ。これよりセミキャブ化。軽トラック及び軽1BOX、NA車初の4ATがラインナップされた。ミニキャブバンをベースに乗用グレードのタウンボックスが登場した。テールランプはトラックが平行四辺形であるのに対し、バンは丸型2灯式となっており、さらにブレーキランプとポジションランプが別々に点滅する。

台湾ではホイールベースを延長し、約1200ccの4気筒SOHC16バルブエンジン(4A32型・76馬力)を搭載したモデルが中華菱利の名で販売されている[1]

2000年12月、大規模なマイナーチェンジを敢行。特にトラックはキャビン内部の形状が若干見直されている。

2003年8月、日産自動車へクリッパーとしてOEM供給が開始される。

2004年10月、バンに運転席、助手席エアバッグ標準装備。 また、トラックの4ATモデル(TL)がラインナップから外れる。

2005年12月、一部改良。全グレードにトリップメーターやヘッドランプレベライザー等を標準装備。日産クリッパーも同時に一部改良。

2006年5月30日、誕生40周年を記念した特別仕様車を発売[2]

2006年12月、一部改良。サイドミラーをピボットタイプ(縦長)に統一、40周年記念特別仕様車の装備をグレード化などの仕様変更。また、トラックにリブラグタイヤとリヤ強化サスペンションなどを採用した農業仕様「みのり」を追加する。

2007年10月、燃料としてガソリン圧縮天然ガス (CNG) を併用できる特装車「ミニキャブ バイフューエル」を発売。ガソリンとCNGの併用で840km(公称値)の航続距離を確保できるとしている。

2007年12月、マイナーチェンジ。フロントグリルのデザインを一新したほか、インストパネルを2トーンカラーに変更、後席に3点式ELRシートベルトを追加、液晶トリップメーターがA・B2区間対応になるなどの改良を施した。また、追加装備「ラグジュアリーパッケージ」の内容を変更して「エクシードパッケージ」に変更した。

2008年12月 - 一部改良。一部グレードを除いてハイマウントストップランプやエアコン、パワステの標準装備化、標準装備オーディオの変更を実施。

[編集] 特装車

1991年、スイッチ一つでリアサスが縮み、荷台が低くなる装置がトラックのオプションに出現。ほぼ全てのトラックに装着可能だった。

1994年、5代目トラック4WDに四輪クローラを履かせた特装仕様が登場。さらにこれまたほぼ同時期にライバルのホンダ・アクティダイハツ・ハイゼットにもクローラー仕様が存在、数年後にパジェロにも同じく特装扱いで四輪クローラーが存在した。ただし、ミニキャブ、アクティ、ハイゼットはそれぞれクローラーの形式が異なる。

1999年、6代目登場と同時にダイハツ・ハイゼットデッキバンを模倣したかの様な、バンのCピラーより後ろの屋根とガラスとDピラーをカットしたダブルキャブが追加。しかし知名度が低すぎるのかハイゼットとは台数で差がある。さらに2002年にこれまたハイゼットジャンボによく似た、トラックのキャブ部分を拡大したスーパーキャブが追加された。ハイゼットとの差別化を図るために屋根をロールーフとしたが、室内の広さを求めるユーザーにマッチしていないのか、知名度が低すぎるのかスーパーキャブもハイゼットにシェアで完敗している。ちなみにスーパーキャブはOEM先の日産ではクリッパーキングキャブとなっている(キングキャブは元々、日産・ダットサントラックフロンティアのエクステンドキャブに付けられていた名前)。

[編集] 車名の由来

車は小さいが、広い荷台をもつキャブオーバーという意味で命名。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年8月20日 (木) 17:53 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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