伊勢丹

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株式会社伊勢丹
Isetan Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 8238 1961年10月2日~2008年3月26日
略称 伊勢丹
本社所在地 日本
〒160-8011
東京都新宿区新宿三丁目14番1号MAP
電話番号 03-3352-1111(大代表)
設立 1930年(昭和5年)9月30日
業種 小売業
事業内容 国内外の百貨店業
クレジット・金融業
小売・専門店業
その他
代表者

橋本幹雄(代表取締役会長)

武藤 信一(代表取締役社長)
資本金 367億63百万円(2008年3月31日現在)
売上高 連結:7,858億39百万円
国内百貨店連結:6,528億41百万円
単独:4,620億59百万円
(2008年3月期)
総資産 連結:4,665億42百万円
単独:3,283億53百万円
(2008年3月31日現在)
従業員数 連結:9,394人 単独:3,481人
(2008年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 (株)三越伊勢丹ホールディングス 100%
主要子会社 (株)静岡伊勢丹 100%
(株)新潟伊勢丹 100%
(株)岩田屋 51.7%
外部リンク http://www.isetan.co.jp/
  

株式会社伊勢丹(いせたん、英称Isetan Co., Ltd.)は、日本の会社である。日本の関東地方及び中国東南アジアの一部の都市に百貨店を展開する。2008年4月以降、株式会社三越伊勢丹ホールディングス完全子会社となっている。

2007年上半期時点で、日本の百貨店業界5位。同社運営による百貨店についても記述する。

目次

[編集] 概説

明治19年創業の呉服店系百貨店。全国に関連会社を含め12店舗展開し、新宿本店が売り上げの6割を占める。ファッションに強いとされている。メンズ館の成功で、紳士服は売れないという業界のジンクスを破った。グループ会社は百貨店事業(直営7店舗、国内関連会社5社・7店舗、海外15社・13店舗)を中核に、クレジット・金融業、小売・専門店業、その他事業の4セグメントに分れ、37社で構成されている。グループの連結売上高は7,700億円近くになる。売上高営業利益率は、単体で3.4%である(2009年3月期)。

創業時から○に「伊」の筆文字が入ったマークを使用してきたが、1975年1986年と二度ロゴマークを変更している。なお、創業時からのマークは現在も社章として使用されており、新宿店本館屋上の看板で使用されている。

[編集] 沿革

伊勢丹新宿本店
“伊勢丹発祥の地”の碑を神田明神下交差点より望む

[編集] 店舗

伊勢丹グループの百貨店業は、計15社、27店舗(国内14店舗、海外13店舗)を展開している(2008年4月)。

[編集] 直営店

7店舗

[編集] 日本国内店舗

伊勢丹パークシティ1(新宿本店)。エステサロンや駐車場が入っている。
伊勢丹パークシティ1(新宿本店)。エステサロンや駐車場が入っている。
伊勢丹会館。(新宿本店)レストランなどが入っている。
伊勢丹会館。(新宿本店)レストランなどが入っている。
立川店
吉祥寺店(F&FビルB棟)
吉祥寺店(F&FビルB棟)

伊勢丹では各店の名称を本支店と称している。

伊勢丹全店舗の売上高の6割を占める旗艦店(全国法人外商や通販事業など店頭外売上約462.4億含む)。特にファッション関連については強いとされる。
本館とメンズ館があり、2館合わせた売場面積は64,296m²である。
年間の来店客数はターミナルデパートではないにもかかわらず約3千万人に及び、国内6位から8位につける[2]東京メトロ副都心線2008年6月14日開業)により最寄り駅の新宿三丁目駅東武東上線西武池袋線沿線と、更に今後東急東横線沿線と直結する事から来店客数のいっそうの伸びが予想されていたが、2008年6月の売上高は前年同月比9.1%減であった。
本館の外装はアール・デコ様式であり、東京都の歴史的建造物に選定されている。(東京都の選定歴史的建造物の登録標章が本館一階、新宿三丁目交差点付近の外壁に設置されている。)
メンズ館(ISETAN MEN'S、2003年9月にそれまでの「男の新館」をリニューアルして再オープン)は現在の伊勢丹の好調ぶりを象徴する店舗であり、東京地区百貨店全体の紳士服売上の約四分の一を常にキープしているドル箱的存在である。購買層としては二の次とされていた男性客(とりわけ若年層の男性客)を百貨店の新たなターゲットとして獲得することに成功し、これに触発された阪急百貨店(梅田本店別館HEP NAVIO)や名鉄百貨店本店が後を追うようにメンズ館オープンに走るなど日本の百貨店業界に大きな影響を与えた。
パークシティイセタン1・2・4・5(計4館)と伊勢丹会館、パークウェストなど、別館を数多く持つ。
B2Fに9月3日、「Isetan Girl」をオープン。10代を取り込む。
売場面積40,060m²。1947年10月10日、立川駅南口に文具等を販売する小規模な店舗として開店、伊勢丹初の支店。その後、北口の昭和公園通り(旧立川銀座通り)や現在のシティバンク銀行立川支店がある付近など店舗を拡大するごとに移転した。2001年、付近に移転した高島屋の駅北口に面した旧店舗跡地近くの再開発ビルに増床移転し、売場面積約4万平方メートルの地域一番店となったが、投資負担の重さから減損会計の対象となった。1970年から使用された旧立川店跡には、ビックカメラが入店(6~7階はユザワヤとなっている)。
1971年(昭和46年)11月10日に開店した。売場面積は20,758m²。武蔵野市の指導を受け、吉祥寺駅からやや離れた商店街に立地している。店舗、外装は2006年よりリニューアルされた。なお、2010年(平成22年)3月14日に閉店する予定。(→エフエフショッピングセンター#伊勢丹吉祥寺店も参照)
松戸駅の前伊勢丹通りにあり、11階建であり、売場面積は33,109m²。1974年(昭和49年)4月19日開店。新館は旧長崎屋松戸店の跡地。
2006年、開業25周年に合わせて店舗リニューアルした。売場面積29,355m²。本店に次いで二番目の売上高を誇る。浦和レッズの地元の街であり、2006年の優勝の際には記念セールを行った。浦和駅の西口に建設され、コルソと隣接している。
米陸軍医療センター跡地に1990年(平成2年)9月25日開店。売場面積40,906m²。テレビドラマ「デパート!夏物語」「デパート!秋物語」「夏!デパート物語」(いずれもTBS系)の舞台・撮影地にもなった。小田急小田原(江ノ島)線相模大野駅北口側約200メートルに本館があり、その後A館とB館が開店する。
府中駅南口再開発事業B地区の核店舗として1996年(平成8年)4月3日開店。売場面積34,102m²。

[編集] 関連会社の店舗

国内7店舗、海外13店舗(2009年現在)

静岡伊勢丹
静岡伊勢丹
ジェイアール京都伊勢丹
ジェイアール京都伊勢丹
台湾・高雄伊勢丹(正面のリボンは今は無い)
台湾高雄伊勢丹(正面のリボンは今は無い)
1948(昭和23)年6月に田中屋として創立。1971(昭和46)年11月に伊勢丹と業務提携を結び、田中屋伊勢丹を経て現在に至る。2007年には現店舗開店30周年を迎えた。
別館として、静岡市(本館周辺)にコリドー1,2,3,4,5、富士市にコリドー・フジをもつ。
新潟交通のバスターミナルタウン万代シテイの核店舗。
JR西日本グループと伊勢丹(現在は三越伊勢丹ホールディングス)との合弁会社。
1997年9月に開店。JR京都駅ビルの西側を占める。
    • JR大阪三越伊勢丹(大阪市)
2009年3月にジェイアール西日本伊勢丹は、2011年に開店予定のJR大阪駅ビル内の、百貨店の運営を担当することと、店名は「JR大阪三越伊勢丹」とすることを発表した。
岩田屋本店と久留米店。2009年10月15日に株式交換が行われ、三越伊勢丹ホールディングスの完全子会社になった。
本店と大村店がある。岩田屋の関連会社。

[編集] 日本国外店舗

中華人民共和国
2009年にかけて、上記店舗の1つを閉鎖すると発表[3]
タイ王国
マレーシアクアラルンプール
  • クアラルンプール伊勢丹LOT10店
  • クアラルンプール伊勢丹KLCC店
  • クアラルンプール伊勢丹ザ・ガーデンズ店
シンガポール
  • シンガポール伊勢丹スコッツ店
  • シンガポール伊勢丹オーチャード店
  • シンガポール伊勢丹カトン店
  • シンガポール伊勢丹タンピネス店
    • シンガポール伊勢丹マンゴブティック(専門・ギフト店)

[編集] 過去に存在した伊勢丹の店舗

(出店予定だった店舗も含む)

小倉伊勢丹(2008年3月25日で閉店。同年4月1日からは「コレット井筒屋」として営業)

[編集] 日本国内旧店舗

  • 千葉店・横浜店
    バブル経済のさなか横浜そごう(現:そごう横浜店)の隣接する駐車場に出店する計画があった。その後、伊勢丹に代わり三菱倉庫横浜ベイクォーターとして開発し、2006年8月24日に開店した。
    また、2000年7月のそごう破綻の際に横浜そごう、千葉そごう(現:そごう千葉店)の店舗を取得し、伊勢丹横浜店・伊勢丹千葉店として開業させる計画があったが、その後の西武百貨店とそごうによる包括業務提携により横浜・千葉進出の計画は消滅した。
    以前にも千葉駅西口再開発ビルの核テナントとして伊勢丹千葉店の出店が計画されていたが、こちらも千葉駅西口再開発計画の頓挫により出店計画が消滅している。
    古くは地場百貨店の田畑百貨店(現在は千葉パルコ)との業務提携があり、他にも千葉中央ツインビルの核テナントとしての出店計画などで千葉進出を何度も目論んでいた。
  • お台場店(東京都港区
    住友商事が中心となって建設する商業施設の核テナントとして出店計画が進められていたが、バブル崩壊による業績低迷により1993年に正式に断念。メインバンクより、当時お台場店と併行して計画を進めていたジェイアール京都伊勢丹とどちらか一方に絞るように圧力があったことも理由の一つと言われている。予定地には、1996年7月12日デックス東京ビーチが開店した[4]
  • 八王子店(東京都八王子市)、1979年閉店。
  • 高崎(藤五)伊勢丹(群馬県高崎市
  • 岩田屋伊勢丹(熊本県熊本市
    岩田屋との提携により1973年10月から営業していたが、1993年3月に撤退(その後は熊本岩田屋として営業、現在のくまもと阪神)。
  • 小倉伊勢丹(北九州市小倉北区、旧小倉そごう店舗)
    伊勢丹が70%、井筒屋が30%を出資する合弁会社として設立された。地元百貨店の資本が注入されたことで適正な市場競争が起こらず、2004年2月の開店以来赤字続きだった。2007年12月25日に、株式を井筒屋に譲渡し撤退することを発表。2008年3月25日で閉店したが、会社は解散せず井筒屋が伊勢丹保有の株式を1株1円で引き取り、4月1日に後継店「COLET(コレット)井筒屋」として営業再開した。

[編集] 日本国外旧店舗

[編集] 三越との提携

2008年4月1日に、三越とともに、株式移転により純粋持株会社「株式会社三越伊勢丹ホールディングス」を設立し、両社は、この持株会社の傘下となって経営統合した。

伊勢丹は旧・三菱銀行時代以来、メインバンクである三菱東京UFJ銀行出身者を役員に複数登用するなど同行との関係が歴史的に深く、旧・三井財閥系の三井グループである三越との経営統合とどう影響し合うか注目される。

伊勢丹は比較的若年層に強い一方、三越は日本初の老舗百貨店という絶大なブランド力を持つ。日本初のデパートメントストア宣言を行い、エスカレーターや、お子様ランチ、通信販売などを最初に取り入れ、中高年層や全国の法人外商に強さを持つ。日本橋三越本店の富裕高齢購買層の一人当りの客単価は平均60万円[要出典]ともいわれる。

しかし統合にあたっては、伊勢丹が統合持株会社の交換比率で優位であり、統合会社の初代執行役員は伊勢丹になることが内定した。伊勢丹側が主導権を握ることが確実になったことにより、伊勢丹が代表総合幹事店のADO加盟店との競合などを含め、混乱が予想される[5]

また、伊勢丹新宿本店と同じ商圏にある新宿三越ALCOTT店は、現在はテナントが主体であり、大手百貨店の店舗としての機能を十分に果たしているとは言い難い。ALCOTT店の位置付けをどうするのかは、三越銀座店の再開発と並び経営統合の成否を占うポイントとなる。当然、伊勢丹の別館化という選択肢もあり、その場合は伊勢丹新宿本店の売場配置にも影響を与える可能性がある。

[編集] JR大阪駅ビルへの出店計画

三越が、JR大阪駅新北ビルのキーテナントとして、2011年に同社の直営店として出店する予定であった、旧三越大阪店(2005年に閉店)の代替店舗についても、三越と伊勢丹が提携・経営統合したことにより、伊勢丹を主体とした出店形態とすることになった。

これは、JR京都駅ビルでの「ジェイアール京都伊勢丹」が好調なことから、同店を運営しているJR西日本グループと伊勢丹(現在は三越伊勢丹ホールディングス)の合弁会社である「ジェイアール西日本伊勢丹」が、JR大阪駅ビルへの出店も担当することが決まったことにも現れている。

この結果、JR大阪駅ビルに出店する予定の百貨店の名称は、「JR大阪三越伊勢丹」と、三越・伊勢丹・JR3社の名称を含む店名となった。なお、この出店計画は、三越・伊勢丹両社の経営統合後、初の新規出店プロジェクトにもなっている。

[編集] POSシステム

[編集] 主なグループ会社

37社

[編集] 関連子会社

百貨店事業

同年10月15日に株式交換が行われ、同社が三越伊勢丹ホールディングスの完全子会社となったことで、同日より三越伊勢丹HDが、福岡証券取引所へ上場した。

クレジット・金融事業
  • 株式会社エムアイカード(100%出資)社名を2009年9月1日に変更(三越伊勢丹ホールディングスの統合のため)
  • 株式会社井筒屋ウィズカード (株式会社エムアイカード100%出資)
  • 提携先井筒屋の子会社だったが、井筒屋から株式を取得して連結子会社化。その後山口フィナンシャルグループに全株式を売却した。
小売・専門店事業
ほか

[編集] 持分法適用関連会社

百貨店事業

2008年10月1日からは、三越伊勢丹ホールディングスの持分法適用会社(40%出資)になった。

小売・専門店事業
  • アールアンドアイダイニング株式会社(2007年1月1日に株式会社伊勢丹ダイニングから商号変更。伊勢丹100%出資の子会社であったが、2005年にロイヤルホールディングスが資本参加し、出資比率は33.3%になっている。)
ほか

[編集] かつての関連会社

[編集] 補足

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  1. ^ "伊勢丹、小倉撤退へ 井筒屋 完全子会社化し入店". 西日本新聞 (2007-12-25). 2007年12月25日 閲覧。
  2. ^ 伊勢丹 企業活動レポート2006伊勢丹本店は、新宿駅から最も離れた場所に立地しているにもかかわらず、年間約3千万人ものお客さまにご来店いただいております。
  3. ^ 三越が池袋などの4店舗閉鎖へ、国内直営店で初 YOMIURI ONLINE・2008年9月25日
  4. ^ 「お台場物語」武藤吉夫著、日本評論社、2003年。ISBN 9784535583627
  5. ^ 統合のIR告知PDF

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年11月27日 (金) 11:19 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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