名鉄岐阜駅

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名鉄岐阜駅*
新岐阜百貨店跡地に新築された、名鉄岐阜駅の駅舎(2007年9月)
新岐阜百貨店跡地に新築された、名鉄岐阜駅の駅舎
(2007年9月)
めいてつぎふ - MEITETSU-GIFU
所在地 岐阜県岐阜市神田町9丁目
所属事業者 名古屋鉄道
駅構造 高架駅(名古屋本線)
地上駅(各務原線)
ホーム 2面4線(名古屋本線)
1面2線(各務原線)
乗車人員
-統計年度-
18,079人/日(降車客含まず)
-2007年-
開業年月日 1911年(明治44年)2月11日
乗入路線 2 路線
所属路線 名古屋本線
キロ程 99.8km(豊橋起点)
加納 (1.1km)
所属路線 各務原線
キロ程 0.0km(名鉄岐阜起点)
(1.1km) 田神
乗換 岐阜駅東海旅客鉄道・徒歩連絡)
備考 *2005年、新岐阜駅から改称。

名鉄岐阜駅(めいてつぎふえき)は、岐阜県岐阜市神田町9丁目1番地にある名古屋鉄道中部国際空港開港を前とした2005年1月29日新岐阜駅から改称された。

行き先の表示・駅や車内での放送では単に岐阜(For Gifu)、犬山経由 岐阜(For Gifu via Inuyama)と略表記される。隣接する岐阜バスのバス停名は2006年4月1日から名鉄岐阜に改称された。それまでは旧名の新岐阜の名称が使われていた。

名鉄岐阜駅の西側、国道157号の道路上にあった名古屋鉄道岐阜市内線停留場である新岐阜駅前駅(しんぎふえきまええき)は岐阜市内線自体の廃止(2005年4月1日)を控えていたこともあって、改称されず廃駅となった。

目次

[編集] 利用可能な鉄道路線

名鉄岐阜駅

両駅から300m南方に東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線岐阜駅がある。

[編集] 過去の接続路線

新岐阜駅前駅
  • 名古屋鉄道
    • 岐阜市内線

[編集] 駅構造

[編集] 鉄道線(名鉄岐阜駅)

かつての中央改札口(2005年7月
改装後の中央改札口(2008年9月

築堤高架上の名古屋本線乗り場と、地平に設置された各務原線乗り場の2つの部分からなる。かつての美濃町線系統には各務原線構内に専用の乗り場があった。名古屋本線と各務原線の各構内は改札内・改札外ともに連絡通路で結ばれている。

名古屋本線は櫛形2面4線のホームで1 - 4番線が笠松・名鉄一宮・名鉄名古屋・豊橋・中部国際空港・新羽島方面(8両編成対応)、各務原線は櫛形1面2線のホームで5・6番線が三柿野・新鵜沼・犬山・新可児方面(6両編成対応)、その隣に美濃町線直通列車用の1面1線の低床ホームがあり7番線(2両編成対応)となっていたが、7番線は2005年4月1日の美濃町線・田神線廃止に伴い廃止された。現在7番線は6両編成対応の留置線として使用され、2200系などの特急車両が留置されている事が多い。

2004年12月には2番線に油圧緩衝式車止めが設置された。これは前年に発生した過走衝突事故への対策で、現在では名古屋本線の各ホームについて設置が完了し車止め周辺には安全柵も設置されている。

部分的な改良工事を重ねてきた関係で延伸時に嵩上げされた3・4番ホームよりも1・2番ホームの方が僅かに低い位置にあるほか、1番線のみ線路の終端が更に下がってホームに緩い傾斜がついている。各務原線ホームも延伸された先端部分は幅が非常に狭い。なお駅構内の枕木は全て製のままである。1・2番ホームの上屋支柱の一部には1897年カーネギー製の古レールが再利用されている。

のりば

1 名古屋本線(上り) 一宮名古屋豊橋中部国際空港新羽島方面 中部国際空港行きのミュースカイはこのホームから発車
234 名古屋本線(上り) 一宮・名古屋・豊橋・中部国際空港・新羽島方面
56 各務原線(上り) 三柿野新鵜沼犬山新可児方面


名古屋鉄道 名鉄岐阜駅 構内配線略図

名古屋本線
一宮方面
名古屋鉄道 名鉄岐阜駅 構内配線略図
各務原線
新鵜沼方面
凡例
出典:[1]
1 - 4:名古屋本線ホーム、5・6:各務原線ホーム
左側オーバークロスしているのはJR東海東海道本線高山本線



名古屋本線ホームの先のJR東海道線と立体交差している部分は名古屋本線で唯一の単線になっており[2]ダイヤ編成時の大きな障害になっている。単線部分が未だ残っているのは両側にJRの高架の支柱があることによる。支柱の幅は複線に対応できるようになっているが、複線化のためには単線部分の橋梁を架け替えるか、築堤を築くにしても撤去する必要があり、仮線敷設のための余地不足や、終電と始発のダイヤの関係上複線化工事は困難と思われる。下り線では単線部分の手前で岐阜行き列車が岐阜発の列車を待っている姿をたびたび目にすることができる。この単線区間の西には国道157号の陸橋・東陸橋が存在していたが、JR線の高架化後撤去された。単線部分の東側には、一見するとかつて複線であったかのような空間が確認できるが、これは初代東陸橋の跡である。なおこの単線部分には第2出発信号機が設置され、名古屋本線の上り方向へは1分間隔で発車できるようになっている。

名古屋本線と各務原線の両駅舎は改札内の連絡通路で結ばれている。名古屋本線側と各務原線側の双方の駅舎に駅ビルがあり、各務原線側にはLOFT岐阜店と立体駐車場が入っている。名古屋本線側の駅ビルは老朽化が進んでいたため1990年代初期のバブル期に建て替え工事が検討されていたが、その後の不況により中止。そして2005年12月28日新岐阜百貨店が閉店したため、これを機に解体・駅舎建て替えを2006年6月24日よりまずは建物北側から始まった。2007年7月14日より新駅舎の一般利用が開始された。

なお、2009年9月6日新岐阜百貨店跡地に商業施設(ECT (イクト))がオープンし、1階には食品スーパーの「パレマルシェ」、2階には飲食店やファッション関係の店舗など18テナントが入った。

名古屋本線へは西側に面した道路(国道157号:長良橋通り)から大階段で昇れるようになっており、上下エスカレータが各1基とエレベータ2基が設置されている。現在、1階にはサンクスが営業をしている。また、カフェバー「プロント」が2007年12月17日から営業を開始した。

名鉄岐阜駅は長住町ビル建設の際にバリアフリー化され、各務原線ホームへはスロープの設置により段差無しでホームに入れるようになった。また名古屋本線ホームへはビルの店舗外スペースにエレベータと上下エスカレータが設置され、改札外連絡通路を通じてホームに入れる様になっている。2007年7月の新駅舎供用開始後は、改札内にも名古屋本線と各務原線を結ぶエレベータが設置された。

新羽島方面への時刻表には笠松で竹鼻線列車に連絡する列車の時刻も書かれている(日中は特急中部国際空港行き(笠松・新木曽川停車)が笠松で連絡)。

2004年にトランパスが導入された。比較的早くから自動改札機が導入されている。

現在岐阜市等が主体となり、境川橋梁(岐南 - 茶所間)から名鉄岐阜までの区間を連続立体交差化する計画がある。

名古屋本線と各務原線を結ぶ連絡線は存在しない。

[編集] 軌道線(新岐阜駅前電停・廃止)

岐阜市内線新岐阜駅前停留所(2005年3月27日)

名鉄岐阜市内線#概要」を参照

新岐阜駅前駅は、相対式2面2線のホームを持っていた。ただし併用軌道なので道路上であり、ホームは無く、道路に白枠でくくった緑色のペイント(「グリーンベルト」)がされているだけであった。始発から終電の間は、グリーンベルトを囲うようにロープが張られていた。

2003年、名鉄が岐阜市内線を含めた600V区間からの撤退を表明すると、岐阜市は10月14日から、「路面電車交通社会実験」を行った(11月28日まで)。この間新岐阜駅前駅には仮設の安全地帯が設けられたが、実験終了後間もなく撤去された。また、廃止直前にも、さらに簡易な安全地帯が設けられていた。

なお、田神線が開通する前は市ノ坪の工場に車両を送るため、各務原線の駅(7番線)と岐阜市内線を結ぶ連絡線が敷設されていた。田神線開業後も残されていたが、各務原線ホーム延伸時に撤去された。

[編集] 新岐阜百貨店

新岐阜百貨店の建物。現在は解体された。 (2004年8月)

詳細は「新岐阜百貨店」を参照

  • 1957年(昭和32年)ステーションデパートとしてオープン
  • 1984年(昭和59年)名鉄の100%子会社になる
  • 2005年(平成17年)6月 12月閉店が決定
  • 2005年(平成17年)12月28日 閉店
  • 2006年(平成18年)6月 解体作業を開始(作業完了)
なお、2009年9月6日、同跡地には、商業施設(ECT (イクト))がオープンした。

[編集] 駅周辺

駅前道路の反対側にあった岐阜パルコも新岐阜百貨店に続き、2006年8月20日に閉店となった。その前の2002年4月にはダイエー岐阜店も閉店しマンションに建て替えられた。

[編集] 利用状況

岐阜県統計書によれば、2007年(平成19年)度の一日平均乗客人員は合計18,079人、内名古屋本線が12,725人、内各務原線は5,354人であった。JR(東海道本線・高山本線とも)に運賃や所要時間で苦戦を強いられているものの、名鉄の中では名鉄名古屋駅金山駅栄町駅東岡崎駅に次いで、5番目に乗客数が多い(6位の名鉄一宮駅とほぼ同じ)。

[編集] 歴史

  • 1911年(明治44年)2月11日 美濃電気軌道の長住町停留場が開業。
  • 1914年(大正3年)12月26日 美濃電気軌道笠松線(現在の名鉄名古屋本線)の新岐阜駅開業。
    • 当初は国鉄(現・JR)線との交差部から90°西に急カーブと急勾配で下り、国鉄岐阜駅寄りの地平(神田町10交差点付近)に位置していた。この線路跡がほぼ現在の国道157号加納中通り)となっている。
  • 1928年(昭和3年)12月28日 各務原鉄道(現在の名鉄各務原線)の長住町駅開業。
  • 1948年(昭和23年)4月18日 名岐線(現在の名古屋本線)の新岐阜駅を移転し各務原線の長住町駅と統合。岐阜市内線の長住町停留場を新岐阜駅前停留場に改称。
  • 1957年(昭和32年)9月13日 現在の1番線を増設、一部を除き広江‐新岐阜間複線化。
  • 1970年(昭和45年)6月25日 田神線の開通により美濃町線の電車が乗り入れ開始。
  • 1970年(昭和45年)11月 定期券専用の自動改札機を導入。
  • 1982年(昭和57年)3月 5、6番線ホーム延伸(4両→6両対応)、両渡り線移設。
  • 1988年(昭和63年)5月27日 3、4番線ホーム延伸(4両→8両対応)。
  • 2003年(平成15年)10月18日 駅構内で豊川稲荷発当駅終着の急行(3100系+3500系6両編成)がオーバーランし車止めに衝突。
  • 2005年(平成17年)1月29日 名鉄岐阜駅に駅名変更。
  • 2005年(平成17年)4月1日 美濃町線直通用7番線・新岐阜駅前停留場廃止。
  • 2005年(平成17年)7月 美濃町線廃止によって使用停止となっていた7番線を1500V車両の留置線として使用再開(ホームは撤去された)。
  • 2006年(平成18年)6月24日 新岐阜ビル解体工事及び名鉄岐阜新駅舎建設工事着手。
  • 2007年(平成19年)7月14日 新駅舎完成。一般利用開始。
  • 2009年(平成21年)9月6日  商業施設「ECT (イクト)」がオープン。

[編集] 隣の駅

名古屋鉄道
名古屋本線
ミュースカイ快速特急特急(快速特急・特急は8:45以前発車・9時以前到着の列車)
名鉄一宮駅 - 名鉄岐阜駅
快速特急・特急(8:45以降発車・9時以降到着の列車と朝の一部列車)・快速急行急行準急
笠松駅 - 名鉄岐阜駅
普通
加納駅 - 名鉄岐阜駅
各務原線
急行・準急
名鉄岐阜駅 - (一部の準急は田神駅) - 切通駅
■普通
名鉄岐阜駅 - 田神駅
岐阜市内線 (廃止路線)
岐阜駅前駅 - 新岐阜駅前駅 - 金宝町駅

[編集] 脚注

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  1. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  2. ^ 実際には平井信号場 - 豊橋間の上り線も名鉄名古屋本線の単線区間であるが、併走するJR飯田線(同区間の下り線)と共有する事で複線として使用している。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年10月23日 (金) 15:44 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【名鉄岐阜駅】変更履歴

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