大佛次郎賞

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大佛次郎賞(おさらぎじろうしょう)は朝日新聞社主催の文学賞である。『鞍馬天狗』、『赤穂浪士』、『パリ燃ゆ』、『天皇の世紀』などの小説ノンフィクション・歴史書で知られる大佛次郎の幅広い業績を記念し、没年の1973年に「作品集」を出していた朝日新聞社が創設。

伝統の点で、同じく新聞社が主催する読売文学賞毎日出版文化賞や、出版社主催の野間文芸賞谷崎潤一郎賞と比べ歴史は浅いが、小林秀雄賞(かつては日本文学大賞、のち新潮学芸賞)や伊藤整文学賞に並ぶ価値ある賞である。

目次

[編集] 概要

日本語散文作品として質が高い作品、人間精神への鋭い洞察を含む作品、歴史・現代文明の批評としての意義が高い作品に与えられる。公募推薦も踏まえた予備審査を経て、選考委員の協議により受賞作が決定される。受賞者には賞牌と賞金200万円が与えられる。

2001年から評論を対象にした「大佛次郎論壇賞」が新設されている。

基本的に受賞作品は原則上、毎年2作品(1作品のみ受賞年もある)とされていたが、(審査委員が全て変わった)第17回のみ3作品が受賞作となった。

受賞者発表は1996年の第23回までは10月上旬だったが、1997年の第24回より12月中旬となっている。また、受賞者発表に関しては2006年の第33回までは朝日新聞朝刊一面の一部に選考委員の名前と同時に掲載されたが、2007年の第34回より朝刊一面の片隅で受賞者の名前のみ掲載されている。

かつては選考委員の作品も受賞対象とされ、受賞作が数作あった。第22回に、辻邦生『西行花伝』が多数の公募選票により受賞作に推された際、当時選考委員だった辻が「大佛次郎賞選考委員」である事を理由に固辞した。第22回の当時・選考委員7人と選考委員会はこれを了承し、朝日新聞社と選考委員会は諮って規定を変更し、第23回から選考委員の作品を選考対象に含まないことになった。

[編集] 受賞作品

[編集] 第1回から第10回まで

[編集] 第11回から第20回まで

[編集] 第21回から第30回まで

[編集] 第31回から

[編集] 選考委員

白石凡は朝日新聞社企画部顧問、秦正流は同史編修顧問(両者とも当時)である。

第26回に関しては、最終選考発表3ヶ月前に尾崎秀樹の急逝に伴い、代わりの選考委員を入れずに空席として5人による最終選考を行った。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月29日 (日) 15:49 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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