天までとどけ
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『天までとどけ』は、TBS系「愛の劇場」枠で1991年から2004年にわたり放送された、大家族をテーマとしたホームドラマシリーズである。総合企画アンテンヌ製作。
1999年春に丸山家の『天までとどけ』は完結したが、ファンの強い要望で1999年12月に装いも新たに杉本家の『新・天までとどけ』シリーズがスタートし、2004年の第5弾「新・天までとどけ5-最終章-」をもって完結した。
過去の名曲である「涙くんさよなら」や「みかんの花咲く丘」が主題歌のドラマとしても知名度があった。
主な放送時期は春であったが、出演子役のスケジュールに合わせ前年の夏休みを中心に収録されていたことで、早春に半袖やノースリーブといった夏服で出演したり、冬服では汗だくになっているという違和感が生じていた。
目次 |
[編集] 天までとどけ
[編集] 概要
根強いファンが多く第8弾(1999年春)まで続いたが、出演子役らの成長によりスケジュールの都合がつき難くなった事、母親役を演ずる岡江久美子の他の仕事への影響(特に現在も続く朝のTBS系帯番組はなまるマーケットの司会担当なども影響していたのもあり)に伴い一度完結した。
視聴率は、昼ドラ枠としては高視聴率であり、パート1〜5の平均視聴率は13.1%、最高視聴率は19.0%を記録[1]。
1993年には同じスタッフで子役キャスト総出演の料理バラエティドラマ「ネ~コの手」(TBSローカル、土曜17:00~17:30)が製作されている。
[編集] 放送時期
- 1991年3月 4日 - 5月24日、全60話 主題歌: 川越美和「涙くんさよなら」
- 1992年7月20日 - 8月28日、全30話 主題歌: 川越美和「大好きをあげたい」
- 1994年2月21日 - 4月22日、全45話 主題歌: Emu「涙くんさよなら」
- 1995年2月20日 - 4月14日、全40話 主題歌: 川越美和「涙くんさよなら'95」
- 1996年2月19日 - 4月12日、全40話 主題歌: 川越美和「涙くんさよなら」
- 1997年2月17日 - 4月11日、全40話 主題歌: 同上
- 1998年4月 6日 - 5月29日、全40話 主題歌: 安達祐実「涙くんさよなら」
- 1999年3月22日 - 4月 9日、全15話 主題歌: 同上
[編集] キャスト
[編集] 丸山家の人々
父は新聞記者、母は専業主婦。団地の部屋をベランダ経由で2軒つなげて使っている。5人目以降、子供たちの名前には数字が使われている。
- 母・定子(さだこ):岡江久美子
- 専業主婦
- 父・雄平(ゆうへい):綿引勝彦
- 毎朝新聞社会部デスク→襲撃事件に巻き込まれて負傷、一時休職→会社から独立して事務所を開く
- 長男・正平(しょうへい):佐藤晃市(現・高尾晃市)
- 高校生3年→大学生→銀行員→木工所→雑誌編集者と結婚(6)
- 長女・和田(丸山)待子(まちこ):若林志穂
- 高校生2年生→高校生3年→高校の教師と結婚(1)→死別(2)→獣医と再婚(4)→出産
- 次男・信平(しんぺい):河相我聞
- 中学生3年→高校生→大学生→日本一周の旅(4)
- 三男・公平(こうへい):金杉太朗
- 中学1年生→高校生→イタリア料理店ロボーティー開店(6)→イタリア料理店モンシェリ
- 四男・五郎(ごろう):須藤公一
- 小学6年生→中学生→高校生→警察官(5)→町田南警察署元町五丁目交番→刑事
- 次女・六都子(むつこ):滝沢幸代
- 小学生→中学生→高校生→就職
- 三女・七穂子(なほこ):一瀬奈織
- 小学生→中学生→高校生→1浪→大学生→劇団員
- 四女・八菜子(はなこ):山田飛美
- 小学生→中学生→高校生→美容師見習い
- 五男・九(ひさし):湯澤真伍
- 小学生→中学生→いじめに遭う(中1)(4)→高校生
- 六男・十郎(じゅうろう):日吉孝明
- 6歳(1)→小学生→中学生→交通事故に遭う(6)→高校生
- 七男・士郎(しろう):蛭田順也
- 4歳(1)→小学生→中学生
- 八男・十次郎(じゅうじろう):中村端樹
- 3歳(1)→小学生→中学生
- 五女・十実子(とみこ):永倉夏奈美(1のみ)→山本ひとみ(1のみ)→藤井ひと美
- 誕生(1)→小学生
[編集] その他の人々
- 定子の母・浜田末子:長谷川待子
- 定子の義理の妹・浜田絹江:清水めぐみ
- 雄平の父・丸山栄三:村田正雄(1のみ)
- 雄平の兄・丸山修平:塚本信夫
- 高校教師、待子の最初の夫・正木恭介:竹内力(1のみ)
- 待子の次の夫・和田真吾:野崎海太郎
- 待子の長男・和田一也:有馬睦月
- 待子の長女・和田双葉:山田菜々美
- 真吾の母・和田くに子:赤木春恵(5~6)→石井富子(7~8)
- 正平の妻・丸山(内原)尚子:村上聡美
- 尚子の父・内原和夫:大林丈史
- 毎朝新聞デスク、雄平の上司・田宮勝利:江森陽弘
- 勝利の妻・田宮美和子:野口ふみえ
- 丸山家の真下の住人(206号室・3まで)・大和田六助:大木実
- 丸山家の友人で富豪・是枝マキ:南田洋子
- マキのお手伝いさん・石森カツ:桜むつ子
- 正木の同僚:石川ひとみ(1のみ)
[編集] スタッフ
- 原作:各務英明、坂井清
- 脚本:布施博一、久松真一、難波江由紀子
- 音楽:岩間南平
- プロデューサー:高橋泰、弘田九三、七度理、木川康利
- 監督:鈴木晴之、川田理、中村金太
- スタジオ:国際放映TMC-1
- 製作協力:ペンハウス
- 製作:総合企画アンテンヌ(全作)、東阪企画(2作目)、TBS
[編集] 新・天までとどけ
[編集] 放送時期
- 1999年12月13日 - 2000年3月17日、全64話 主題歌: Blue-Eye-Land「涙くんさよなら」
- 2001年2月26日 - 4月20日、全40話 オープニング曲:インストゥルメンタル(オリジナル)
- 2002年4月15日 - 6月7日、全40話 オープニング曲:同上
- 2003年3月10日 - 5月2日、全40話 主題歌:栞(高谷栞) 「みかんの花咲く丘」
- -最終章-2004年3月1日 - 4月23日、全40話 主題歌: 同上
[編集] オープニングのロケ地
[編集] 概要
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
父は警察官、母は専業主婦。東京都多摩川に沿った多摩市・南多摩市(架空)の駐在所に住んでいる。パート2より駐在所が稲荷神社の向かいに新築移転し、宮前駐在所となった。
子供たちの名前はローマ字のアルファベット順になっている。ちなみに、父と母はアルファベットの最後の2文字。パート1は6話、パート3は最終回に新年度を迎える(跨ぐ)ため子供達の学年が途中で進む。
[編集] あらすじ
東京郊外の駐在所で暮らす大家族や警察官の子供であることを理由に、偏見をもたれて子供が同級生のいじめの標的にされるエピソードがシリーズを通して時折織り込まれている。
[編集] キャスト
[編集] 杉本家
- 父・善三(ぜんぞう):宮川大助
- 母・由美子(ゆみこ):松田美由紀
- しつけや倹約にあまり落ち度が見あたらないしっかり者。一日中家事に追われているものの温和で明るい性格である。実母は生存するものの、高校卒業まで児童養護施設“青葉ホーム”で暮らしており、善三とは20歳で結婚した。「沢山のきょうだいがいる方が悲しみは小さくなり、喜びは大きくなる」と大家族を志す。
- 長女・河合(杉本)亜紀(あき):小橋めぐみ
- 長男・敏(びん):佐藤友樹
- 次女・千佳(ちか):安藤聖
- 次男・大(だい):谷川晴紀
- 小学6年生(1)・中学生(1~3)→メッセンジャー(自転車便)のアルバイト(4)→水道管工事会社勤務(5)。
- 中学ではサッカー部に所属。パート1で万引きグループの仲間に入れられた時がある。パート3で翔子と切ない恋愛を経験するが、その過程で成人雑誌やラブホテルの割引券が由美子の目にとまった事で、翔子といかがわしい事をしていないのかと家族から言及され、敏には「何で中学生はエッチしちゃ駄目なんだよ」と問いかけるなど、ホームドラマとしては若干際どい思春期の性と恋愛に立ち向かっていた。結局は一線を越えずに恋の終わりを迎えた。
- パート3まではシリーズを通じて時おり父と同じ警察官を志すが、高校進学や学歴社会という先入観が嫌で、自分で道を作ると中卒で働く決心をする。しかし、パート4では競輪選手になるために高校へ通う学費を出してほしいと両親に縋るなど、働くことに関しては不安定な所もある。パート5最終章では、竹次郎の従姉妹のしずと出会い、最終回で18歳の誕生日を迎える。
- 家族の中では思春期真っ盛りで、パート毎に容姿・髪型・声が変化している。パート4からは兄である敏の背丈を追い越した。
- 小学6年生(1)・中学生(1~3)→メッセンジャー(自転車便)のアルバイト(4)→水道管工事会社勤務(5)。
- 三女・英子(えいこ):山本恵以
- 小学生(1)→中学生(2~4)→高校1年生(5)
- タレント願望でナルシストな一面がある。明るい性格で、悪気は無いが登場人物の人間関係を詮索したり告げ口することがよくあり、そこからトラブルに発展することもある。パート3と4で劇中ナレーションを担当。
- 小学生(1)→中学生(2~4)→高校1年生(5)
- 四女・文恵(ふみえ):小笠原茉莉
- 小学生(1~3)→中学生(4~5)
- 三男・剛(ごう):鈴木賢人
- 小学生(1~4)→中学1年生(5)
- 自分の信念を突き通す性格で、パート3では竹次郎の影響でtotoの予想や共同購入(※法律で19歳未満の購入は禁止されている)に広を巻き込んで熱中する。パート5で中学生となってから急に大人びた性格となり、同級生をいじめから救うべく奮闘する。
- 小学生(1~4)→中学1年生(5)
- 四男・広(ひろし):松川尚瑠輝
- 五女・伊代(いよ):香川舞花(1~4)→尾崎千瑛(5)
- 小学生(2~5)
- 五男・順(じゅん):小堀陽貴
- 保育園児(1)→小学3年生(5)。きょうだいの中で一番の甘えっ子で、弟の克也が生まれるまでは母親にべったり付いていた。
- 六男・克也(かつや):二瓶佑麻
- 0歳(3)~2歳(5)。パート3で孫(亜紀の子)太陽と同時期に誕生した末っ子。
[編集] 竹寿司
善三の妹・伸江が嫁いだ寿司店。パート2より駐在所が竹寿司の近くに移ったため、なにかと登場する。亜紀がアルバイトしていた。杉本家には置いていないパソコンがあるため、それを子供たちが使いに来ることもある。
[編集] 河合家
- 亜紀の夫・河合竜夫:並川倖大
- 亜紀の長男・河合太陽:芥川壮史
[編集] 杉本家と関係する人々
[編集] パート3
- 田中翔子:稲坂亜里沙
- 真鍋家
- 海斗:中里光
- 大と同じ学年のハンサムな転校生。翔子とテニスのペアを組んだりして大は嫉妬するが、ただの友達で終わった。英子の好みのタイプであり、接近する。
- 舞:北原ひとみ
- 文恵と同じクラスの転校生。ジュニアアイドル風の容姿で、「母親はミラノのモデル」と欺いて直ぐに人気者になるが、上方言葉を喋る義母の勝子に馴染めないという寂しさから、平凡で円満な家族構成の文恵を激しく嫌悪し、文恵に陰湿ないじめを仲間と仕掛けていた。兄弟関係も隠していた。
- 賢一:森田直幸
- 広と同じクラスに来た大阪からの転校生。直ぐに広と漫才コンビを組んで意気投合する。勝子の連れ子であることから舞に嫌われている。
- 勝子:竹内都子(後番組「一攫千金夢家族」に準主演)
- 海斗と舞の父親の再婚相手。舞とそり合わないことを由美子に励まされ、家出した舞を精一杯の愛情で叱り、抱き寄せる。
- 海斗:中里光
- 奈津子:中村由真(次番組(ドラマ30)「幼稚園ゲーム2」主演)
- 善三の後輩の婦人警官。善三が被疑者確保の際に負傷して入院した為、復帰までパトロールをこなした。
[編集] スタッフ
- 企画:貴島誠一郎、植田博樹
- 脚本:塩田千種、舘谷徹、大河内聡
- プロデューサー:高橋泰、小越浩造
- 演出:清水満、油谷誠至、堀口明洋
- 製作:総合企画アンテンヌ・TBS
- 制作協力:東阪企画(1〜2)、総合ビジョン(3)、東北新社クリエイツ(4)、東北新社(5)
[編集] 関連書籍
「天までとどけ」はパート1から6までをそれぞれ小学生向けの文章にノベライズした児童書が汐文社より刊行された(同系統では「ラブの贈りもの」・「家族になろうよ!」・「大好き!五つ子」も刊行されている)。
「新・天までとどけ」は、次男大を主人公に据えたオリジナルストーリーの書き下ろし(広鰭恵利子著)で、同じく汐文社より2000年1月に出版されている。
[編集] 再放送
TBSローカルの「奥さま劇場」枠で、『天までとどけ』『新・天までとどけ』シリーズともに、不定期的により抜きのエピソードを再放送していた。2000年代後期にはTBSチャンネルで『天までとどけ』シリーズの順次全話再放送がされており、また静岡放送では2000年代後半に「はなまる劇場」枠で『天までとどけ3[2]〜8』が再放送されていた。
[編集] その他
本作以降は同じ総合企画アンテンヌ製作による愛の劇場枠で、2005年春に『うちはステップファミリー』、2006年春に「すてきにコモン!」、2007年秋に『家に五女あり』と、それぞれ舞台と構成が異なる家族をテーマにしたドラマが制作されている。
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
- 天までとどけ4(TBSチャンネル)
- 天までとどけ5(TBSチャンネル)
- 天までとどけ6(TBSチャンネル)
- 天までとどけ7(TBSチャンネル)
- 天までとどけ8/さようなら(TBSチャンネル)
- TBS Drama Archive - 天までとどけ7・8、新・天までとどけ1・2のあらすじを紹介
- 新・天までとどけ2公式サイト
- 新・天までとどけ3公式サイト
- 新・天までとどけ4公式サイト
- 新・天までとどけ5公式サイト
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最終更新 2009年9月7日 (月) 23:39 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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