妖精

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Alfred Smedberg画 (The seven wishes in Among pixies and trolls, an anthology of childrens' stories)

妖精(ようせい)とは、人類古代から普遍的に持つ観念としての、などを表すときの言葉の一つ。文化人類学の自然崇拝・精霊崇拝アニミズム)における「森羅万象に命が宿る」または、その根源をなす「」などを、ある社会(地域)において「幾つかの具現化された形の中の一つ」を表す言葉。

  1. 妖精 - 日本語においては、民間信仰古神道)で伝承されていない、主に日本以外の人の形をした精霊(せいれい・しょうりょうと読んだときは祖霊を意味する)のこと。
  2. 妖精 - 中国語においての、妖怪(妖恠・ヤウガイ)・妖鬼・妖魔・妖魅・妖霊または、精霊・精怪や鬼や霊などの怪奇現象やまたそれを起こすもの。日本でいえば(もののけお化けユウレイおに)などの全てをさす。
  3. 妖精 - 英語の フェアリー(fairy) の訳語。

目次

[編集] 解説

  1. 主に海外や、近年に創作された、人の形をした神霊の類をいい、例えばシンドバッドのランプの精などや、イギリスピクシーをいい、イギリスのギャリートロットやグレムリンは妖精とはいわず、日本では怪物または精霊という。
  2. 日本では妖精と同意では使われないが、妖怪や精霊も妖精を表す言葉として用いられ、精怪ともいう。幽霊については、死者の霊魂という意味は日本と同じであるが、鬼神といった意味合いが強く、日本で謂えば夜叉といったような印象がある。このように文化が近く中華文明が起源である漢字を使用する両国でも、妖精のその意味合いが異なる。
  3. fairyの訳語としての日本での意味は、明るく快活でよく遊び、無邪気で時々いたずらする人の形をした精霊と紹介されている。本来なら「あやしく、艶かしい色気のある」という大人の女性の印象ある「妖」の字ではなく、「若く幼いみずみずしさのある」という子供の印象のある「夭」の文字が適切であったと考えられる。日本においても子供の姿や模した妖怪は夭怪と表記したので、問題はなかったと思われるが、「夭」という文字が、常用漢字から外れたことが、原因とも考えられる。

[編集] ヨーロッパの妖精

 あくまでもフェアリーの訳語、若しくは人の形をした精霊となっているので、その国や地域の伝承神話でどのように扱われたか、また固定した一つの概要があるのか、などフェアリー以外の分類として妖精や精霊を使っていいのかという問題がある。ほとんどが日本の古神道のような民間信仰であり、体系としてある程度確立した宗教によるものではない。宗教においても神霊の類は矛盾を内包しやすいので、なるべく簡素なものとしてそぎ落とされてしまっており、そもそもアニミズム論とは距離があって、既存の宗教では説明できないことも懸念される。また、ゴブリンやトロール、エルフなどのように、神話の時代におけるひとつの種族として描かれている場合も多いため、必ずしも精霊という「実体が無い」という意味もある「もの」の分類に当てはまるのかという疑問がある。

シェークスピアの『夏の夜の夢』のオベロンやパックなどが有名。フェアリーエルフスプライトゴブリントロールなども人の形した精霊の一種なので、妖精といえる。

[編集] 妖精に関する事件

[編集] 妖精の名のつく作品

音楽以外の作品についてはフェアリーの項を参照

楽曲タイトル
アルバムタイトル

[編集] 関連項目

最終更新 2009年10月30日 (金) 22:30 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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