子役

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子役 (こやく)とは、テレビドラマ映画演劇などで子供を演じる配役、もしくはその役者。一般的に児童俳優を意味する。

目次

[編集] 概要

演技以外のタレント活動を中心とする子供は、狭義の「子役」には含まれないため、「子役タレント」と呼び区別する場合もある。しかし、はっきりした線引きが出来るものではない。中学生・高校生の俳優や、バラエティ番組出演や雑誌モデルなど、演技以外の活動を中心とする、ジュニアアイドル系の未成年の芸能人もふくまれることもある。

また子役に別の呼称を用いる芸能分野もある。例えば、では子供の出演者を「子方」と呼ぶ。隅田川のように実際に子供(の亡霊または幻影)を表象することもあれば、源義経のような貴人を象徴するために大人である役を演ずることもある(安宅船弁慶)。

歌舞伎界では演目に拠っては子供を登場させるものがあり、その際には幹部俳優の子弟が『初舞台』と題して舞台を踏むこともある。

[編集] 子役と労働に関する法律

この項では、義務教育を終了していない子役の労働に関する法規について記述する。子役の労働は、子供を保護する目的で法的に規制されている。

児童は、これを酷使してはならない。
  • 労働基準法第6章 年少者(抜粋:全文は脚注参照[1]。)
    • 第56条(最低年齢)
      使用者は、児童が満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまで、これを使用してはならない。
    • 第56条 第2項
      前項の規定にかかわらず、別表第1第1号から第5号までに掲げる事業以外の事業に係る職業で、児童の健康及び福祉に有害でなく、かつ、その労働が軽易なものについては、行政官庁の許可を受けて、満13歳以上の児童をその者の修学時間外に使用することができる。映画の製作又は演劇の事業については、満13歳に満たない児童についても、同様とする
    • 第57条(年少者の証明書)
      使用者は、満18才に満たない者について、その年齢を証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければならない。
    • 第57条 第2項
      使用者は、前条第2項の規定によつて使用する児童については、修学に差し支えないことを証明する学校長の証明書及び親権者又は後見人の同意書を事業場に備え付けなければならない。
    • 第58条(未成年者の労働契約)
      親権者又は後見人は、未成年者に代つて労働契約を締結してはならない。
    • 第59条
      未成年者は、独立して賃金を請求することができる。親権者又は後見人は、未成年者の賃金を代つて受け取つてはならない。
    • 第60条(労働時間及び休日) 第2項
      第56条第2項の規定によつて使用する児童についての第32条の規定の適用については、同条第1項中「1週間について40時間」とあるのは「、修学時間を通算して1週間について40時間」と、同条第2項中「1日について8時間」とあるのは「、修学時間を通算して1日について7時間」とする。
    • 第61条(深夜業)
      使用者は、満18才に満たない者を午後10時から午前5時までの間において使用してはならない。ただし、交替制によつて使用する満16才以上の男性については、この限りでない。
    • 第61条 第2項
      厚生労働大臣は、必要であると認める場合においては、前項の時刻を、地域又は期間を限つて、午後11時及び午前6時とすることができる。
    • 第61条 第5項
      第1項及び第2項の時刻は、第56条第2項の規定によつて使用する児童については、第1項の時刻は、午後8時及び午前5時とし、第2項の時刻は、午後9時及び午前6時とする。
  • 年少者労働基準規則
    • 第1条(児童の使用許可申請)
      使用者は、労働基準法第56条第2項の規定による許可を受けようとする場合においては、使用しようとする児童の年齢を証明する戸籍証明書、その者の修学に差し支えないことを証明する学校長の証明書及び親権者又は後見人の同意書を様式第1号の使用許可申請書に添えて、これをその事業場の所在地を管轄する労働基準監督署長(以下「所轄労働基準監督署長」という。)に提出しなければならない。

[編集] 舞台子役と深夜労働

子役の深夜労働については法規によって規制されているが、実態としては歌舞伎や、映画TVドラマに出演する子役には「余人をもって替え難し」として時間オーバーを認めている。

一方、演劇界においてその規制は厳しく、終演が午後9時以降になる公演では子供の出演は午後9時には終わる様にされている。そのため、子役の出る演目においては開演時間を早めたり、カーテンコールに出演をさせないなどの対応がとられている。開演時間の繰上げは、日本の一般的な労働者の勤務時間終了後の観劇に影響を与え、興行成績に影響を与える可能性がある。子供を使役や搾取から守るというためには有効な規制であっても、これを避けるために子供の出演を控えたり、子供の出演する演目を避けることになれば、演劇を志す子供の出演機会が奪われる恐れがある。実際に、子役を小柄な女性が務める場合もある。 また、深夜に及ぶ塾通いが黙認されている中、演劇活動に関しては夜9時までとする規制は実態に合わないとも指摘されている。

2001年文化芸術振興基本法が制定されたことに伴い、演劇界はこの規制緩和に積極的に働きかけている。各演劇興行会社が文化庁長官に要望書を提出したり、2003年6月3日には、神奈川県横浜市と日本演劇興行協会が構造改革特区の1つとして午後10時まで延長する「子役特区」を提案した。当時特区担当大臣鴻池祥肇が「モーニング娘。特区」と名付けて実施を目指していたが、坂口力厚生労働大臣(当時)は「義務教育を受けるためにも限界がある」と慎重な姿勢を示していた。内閣府で行われた同年9月3日の会談で坂口厚労相が「(午後)9時までは認める」と述べ、2004年11月16日の労働政策審議会に対する答申にて、2005年1月1日より全国的に演劇などへの13歳未満の子役の出演が従来の午後8時までから午後9時までに延長されることになった。この議論においても、テレビの収録などはこの範囲ではないとの発言もあり、子役や演劇という言葉の示す範囲の曖昧さが指摘されている[2]

午後9時までの出演が可能となってからも、世界各国の子役事情と比較し緩和が十分とは言えず、2007年12月4日、日本演劇興行協会より子役出演時間延長の要望書が首相官邸に提出されている[3]。 2008年4月7日、日本外国特派員協会において「児童俳優の舞台時間延長問題を考えるパネル」が開かれ、子役の苫篠和馬らがパネリストとして出席し、子供の教育を受ける権利や児童の福祉を考慮した上での舞台子役の育成と保護について論じられた[4]

[編集] 子役・子役出身者

[編集] 1910-1940年代生まれ




[編集] 1950-1960年代生まれ

[編集] 1970年代生まれ

[編集] 1980年代生まれ

[編集] 1990年代生まれ

[編集] 2000年代生まれ

  • 2001年生まれ
    • 相澤瑠星(1月6日)
    • 遠藤いぶき(1月7日)
    • 小林正宗(1月21日)
    • アンジ(2月8日)
    • 伊澤柾樹(3月6日)
    • 伊藤レア(3月6日)
    • 内山由萌(3月8日)
    • 板垣陽平(4月5日)
    • 伊藤真瞳 → 伊藤まなみ(4月6日)
    • 岩華響(4月6日)
    • 吉野晴葵(4月9日)
    • 東郷奏音(4月24日)
    • 秋山悠介(4月25日)
    • 平野心暖(4月30日)
    • 浅水咲良(5月1日)
    • 日和(5月6日)
    • 石井杏子(5月13日)
    • 石井梨子(5月13日)
    • 鑓田彩乃(6月2日)
    • 松浦愛弓(6月3日)
    • 蕪木りま(6月5日)
    • 金井ゆう(6月16日)
    • 宇都秀星(6月17日)
    • 松田七星(6月19日)
    • 今給黎咲良(6月20日)
    • 岸上零奈(6月21日)
    • 井上東万(6月26日)
    • 森木陽南(7月8日)
    • 五十嵐彩伽(7月9日)
    • 吉井健人(7月11日)
    • 藤澤琉那(7月13日)
    • 藤田悠希(7月15日)
    • 熊田聖亜(7月18日)
    • 及川華弥(7月21日)
    • 岡花音(8月1日)
    • 加藤清史郎(8月4日)
    • 飯田汐音(8月13日)
    • 佐藤詩音(8月15日)
    • 大沼柚希(8月16日)
    • 稲垣鈴夏(8月23日)
    • 渡辺翔大(8月23日)
    • 相原鈴夏(8月25日)
    • 斎藤夏奈(8月26日)
    • 勝又琉将(9月2日)
    • 関谷樹愛瑠(9月7日)
    • 小山佳夢(10月14日)
    • 鯨井友羽(10月16日)
    • 加藤翼(10月28日)
    • 内山優(11月15日)
    • 斉藤芽依(11月21日)
    • 山田明人(11月21日)
    • 奥村小雪(11月26日)
    • 猪狩美月(11月28日)
    • 山口秀真(12月5日)
    • 小林海人(12月11日)
    • 萩原大我(12月15日)
    • 山下哲平(12月18日)
  • 2002年生まれ
    • 谷端奏人(1月27日)
    • 小西風優(1月30日)
    • 中村陸(2月1日)
    • 菊池あかり(2月3日)
    • 岡田紫音(2月4日)
    • 清水寛太(2月5日)
    • 藤原己緒(2月14日)
    • 鴫原怜(2月15日)
    • 治部翔寿巴(2月22日)
    • 田中絵美里(3月22日)
    • 菊池舞香(3月29日)
    • 澤怜愛(3月30日)
    • 渡辺哲史(4月1日)
    • 吉田悠真(6月5日)
    • 村山蒼也(6月7日)
    • 畠山彩奈(6月20日)
    • 佐光凛星(10月4日)
    • 山本悠陽(11月14日)
    • 内野颯斗(11月26日)
    • 山口敦史(12月20日)
    • 杉本羽京(12月22日)
    • 小川知哉(12月23日)
    • 清水海音(12月26日)
  • 2003年生まれ
    • 吉田美潤(1月11日)
    • 南碧空(1月21日)
    • 巨勢竜也(2月6日)
    • 道野姫歌(2月17日)
    • 松本春姫(3月11日)
    • 伊藤幸輝(4月18日)
    • 土師野隆之介(4月19日)
    • 磯野光沙(5月8日)
    • 浅水楓(6月20日)
    • 小林夏実(7月21日)
    • 庵原涼香(7月25日)
    • 石川樹(7月31日)
    • 吉岡空音(8月30日)
    • 毛利恋子(10月20日)
    • 鈴木太陽(12月19日)
  • 2004年生まれ
    • 名波海紅(5月8日)
    • 栗原明日香(5月15日)
    • 松山侑叶(6月1日)
    • 鈴木福(6月17日)
    • 増山希空(6月25日)
    • 久保井七豊(7月23日)
  • 2005年生まれ
    • 清水茉宙(4月27日)
    • 飯田浬緒(5月24日)
    • 小西舞優(7月6日)
    • 目代葵(8月19日)
    • 大越憂空(10月8日)
    • 杉浦太陽(11月10日)
    • 塚谷瞬(11月17日)
    • 竹内龍之介(12月5日)
  • 2006年生まれ
    • 森青空(7月1日)
    • 新山小春(7月12日)
    • 小林怜央(7月25日)
    • 日置優羽(8月9日)
    • 柴田大輝(10月29日)
    • 林千紗(11月21日)
    • 斉藤大翔(12月9日)
    • 栗本有規(12月25日)


  • 2007年生まれ
    • 岩花桜 (12月4日)


[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

[編集] 脚注欄

最終更新 2009年9月16日 (水) 12:08 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【子役】変更履歴

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