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少年漫画(しょうねんまんが)は、日本における少年(小学校高学年から中学生まで)を対象読者と想定した漫画。小学校低学年以下を読者に想定した児童漫画とは、厳格には分類される。

[編集] 概要

具体的には少年漫画雑誌(少年雑誌)に掲載されていることで分類される。1960年代中頃までは男子小中学生向けの漫画であったが、1960年代末からは読者層を大きく広げ、高校生以上の高い年齢層向けの作品も多くなった。1990年代からは青年漫画の読者層が次第に広がっていったのに伴い、現在の少年漫画はもっぱら子供向けの作品が多い。それでも読者層は少年だけではなく、女性も増え、20歳以上で愛読する人も数多く存在し、ごく少数ながら少年漫画から青年漫画に移行する作品(『STEEL BALL RUN』や『ヴィンランド・サガ』など)も存在する。

また、少年漫画家は長らく男性が主流であったが、1980年代の高橋留美子の登場によって、女性漫画家の少年漫画への流入が起こった。また、1990年代からは女性漫画家が男性名を名乗って少年漫画家となるケースが急増している。

ストーリーは基本的に戦いやパワーゲームが好まれ、冒険漫画やアクションもの、主人公のバトルと成長をテーマにしたものが比較的多く、他にスポーツを題材にしたもの、ホビーを題材にしたもの(メディアミックス化した商業戦略的な作品も多い)、乗り物やロボット、未来的な発明道具などメカが多数登場するSF作品も少年漫画に好まれる題材である。他にギャグ漫画も定番となっている。一方、少女漫画では屋台骨といってもいい恋愛要素については、どちらかというとメインストーリーに付随されるおまけとしての見方が強かったが、1980年代以降、少年漫画においてもラブコメディが定番化するようになった。しかし、あくまでコメディがベースであり、シリアスな恋愛漫画は少ない。

少年漫画は漫画界において最も発行部数が大きい分野であるため、かつては批判対象になることも多かった。1968年永井豪の『ハレンチ学園』がヒットしてから少年漫画でも性描写が増加し、過激化した暴力表現とともに社会問題になった。また1980年代には、『北斗の拳』に代表される格闘漫画の流行で暴力表現が増加し、これも社会問題となった。その後は過激な描写を売り物にする漫画の多くが比較的年齢層の高い青年漫画へと移行したことと、幼少のころから少年漫画の暴力描写に親しんだ世代が子をもつ年齢になったために、近年はそれほど問題視されなくなってきている。

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最終更新 2009年11月21日 (土) 14:05 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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