尼崎市

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尼崎市
あまがさきし
日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
団体コード 28202-2
面積 49.81km²
総人口 462,561
推計人口、2009年10月1日)
人口密度 9,290人/km²
隣接自治体 兵庫県:伊丹市西宮市

大阪府:大阪市西淀川区豊中市

市の木 ハナミズキ
市の花 キョウチクトウ
市の草花 ベゴニア
尼崎市役所
所在地 〒660-8501 兵庫県
尼崎市東七松町一丁目23番1号
電話番号 06-6489-6880(昼間)
06-6489-6900(夜間・休日)
外部リンク 尼崎市

尼崎市位置図(兵庫県)

:政令指定都市 / :市 / :町
特記事項:
世帯数:205,344世帯(2008年9月1日)
人口および世帯数は国勢調査統計に基づく推計人口。
テンプレート(ノート・解説・ウィキプロジェクト)

尼崎市あまがさきし)は、兵庫県南部に属する。国から中核市に指定されている。

目次

[編集] 概要

兵庫県で最も南東に位置しており、南に大阪湾、西に西宮市、北に伊丹市、東は大阪府に隣接していおり、北東に豊中市、東に大阪市西淀川区)が隣接しており、大阪平野に完全に面している。兵庫県下第4位の規模の人口(かつては県下2位であったが、人口減により、姫路市および西宮市に抜かれた。下記参照)を有しており中核市の指定を受けている。

主に市南部に工業地域、中南部には商業地域、そして市中部から北部にかけて住宅地が広がる形で発展している。鉄道を利用することにより、20分以内に大阪市神戸市へ到達することが出来るが、独自の旧尼崎藩領や旧旗本領の元農村地域を中心に構成された工業都市である尼崎独自の都市圏を構成するために、大阪のベッドタウンとしての要素は薄く拠点性がある。人口密度は兵庫県内では最も高く、日本国内においても20位以内に入る。また、南部の海岸部は阪神工業地帯の中心部でもあるが、埋立地の部分が多く、海抜0m以下の地域が少なくない。

当地を含めた京阪神都市圏内の住民からは日常的に「尼(あま)」と略して呼ばれ、親しまれている。

明治初期に旧尼崎藩士族や地主の出資による近代紡績工場設立の際、資金難からやむを得ずに商業地大阪の資本参加を受け入れ、繊維取引の場所である大阪船場との電話通信費節約の目的で大阪市内から直接電話回線を引いたため、以来、市外局番は「06」となっている(#市外局番も参照)。

同じ幕府大坂城代地だった商業地の神戸市に比べ、商業地である大阪市との交流は、もともと農漁村地域であった西淀川区や此花区などを除いてほとんどなく、他の大阪神戸の都市圏とは異なる伊丹市宝塚市などに広がる旧尼崎藩領地域の元農村地域を中心にした独自の中小都市圏を構成している。それらの尼崎都市圏の交通手段として尼崎市営バス伊丹市営バス阪急バス(おもに縦断)、阪神電気鉄道本線阪神なんば線阪神バスの尼崎宝塚線など)、阪急電鉄神戸線伊丹線)、JR東海道本線(神戸線)JR福知山線(宝塚線)JR東西線がある。

近年はJR西日本や阪神沿線を中心とした市中南部の再開発事業にも力を入れており、これらの地域でも高層マンション群や巨大商業施設が多くみられるようになった。JR尼崎駅北側では大規模な開発計画を予定しており(あまがさき緑遊新都心)。その中核施設として阪神百貨店平和堂を核としたショッピングモールであるCOCOE2009年10月にオープンしている。

その一方で、2005年11月には海岸部の関西電力尼崎第3発電所跡地に、世界最大級と称される松下プラズマディスプレイ[1]の工場(松下プラズマディスプレイ第3工場)[2]が完成。大阪にほど近い立地条件の強みを生かし、衰退した工場用地を積極的に再利用しようとする動きも加速している。これに伴う人的な流動や同工場へと部品を調達する下請け企業の進出なども期待される。

なお、市民人口は1971年度の554,155人から減少を続けていたが、前述のような理由により、徐々に減少傾向は緩やかになり、2008年は37年ぶりに人口増加に転じた。

[編集] 都市美化への取組み

阪神工業地帯の中核を担う工業都市として『工都』と号し、立ち並ぶ煙突が町の誇りとされる一方、公害の都市として有名であった。近年では、かつて工業用排水・生活排水による汚染が著しかった市の中心部を流れる庄下川が魚の住める状態にまで改善されたとして2000年度の建設大臣賞「蘇る水100選」を受賞した。また、NPO主催によるコンテストにおいても、「日本のきれいな都市」トップ5に選出されたことがあるなど、美化事業に力を入れている。 同じく、NPO主催の「持続可能な地域社会をつくる日本の環境首都コンテスト」には2001年開催の第1回より毎年参加しており、特に2004年開催の第4回においては総合で4位、人口規模別で1位、地球温暖化防止部門の人口規模別で1位[3]となるなど、年ごとにランクがより上位に移るという良い傾向にある。

[編集] 歴史

尼崎は猪名川神崎川の河口に12世紀頃形成された砂州が陸地化した土地である(地名にも「長洲(ながす)」や「杭瀬(くいせ)」という地名があることからもそれは伺える)。中世には神崎淀川と大阪湾を結ぶ港町・一大遊興地として栄えていた。

[編集] 地域

[編集] 人口

尼崎市と全国の年齢別人口分布 尼崎市の年齢・男女別人口分布
紫色 ― 尼崎市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
1980年 523,650人
1985年 509,115人
1990年 498,999人
1995年 488,586人
2000年 466,187人
2005年 462,647人
総務省統計局 / 国勢調査2005年

[編集] 地区

  • 中央地区(概ね旧尼崎町域)
  • 小田地区(概ね旧小田村域)
  • 大庄地区(概ね旧大庄村域)
  • 立花地区(概ね旧立花村域)
  • 武庫地区(概ね旧武庫村域)
  • 園田地区(概ね旧園田村域)

[編集] 町名等一覧

町名については、当リンクも参照

  • 猪名寺
  • 稲葉荘
  • 稲葉元町
  • 今福
  • 扇町
  • 大島
  • 大庄川田町
  • 大庄北
  • 大庄中通
  • 大庄西町
  • 大高洲町
  • 大西町
  • 大浜町
  • 尾浜町
  • 開明町
  • 梶ケ島
  • 上坂部
  • 上ノ島町
  • 瓦宮
  • 神崎町
  • 神田北通
  • 神田中通
  • 神田南通
  • 北城内
  • 北竹谷町
  • 北大物町
  • 北初島町
  • 金楽寺町
  • 杭瀬北新町
  • 杭瀬寺島
  • 杭瀬本町
  • 杭瀬南新町
  • 久々知
  • 久々知西町
  • 口田中
  • 栗山町
  • 食満
  • 玄番北之町
  • 玄番南之町
  • 琴浦町
  • 小中島
  • 三反田町
  • 潮江
  • 汐町
  • 椎堂
  • 下食満
  • 下坂部
  • 昭和通
  • 昭和南通
  • 常光寺
  • 水明町
  • 末広町
  • 崇徳院
  • 善法寺
  • 善法寺町
  • 高田
  • 高田町
  • 竹谷町
  • 立花町
  • 建家町
  • 田能
  • 大物町
  • 塚口町
  • 塚口本町
  • 築地
  • 次屋
  • 常松
  • 常吉
  • 鶴町
  • 寺町
  • 戸ノ内
  • 戸ノ内町
  • 富松町
  • 道意町
  • 中食満
  • 中在家町
  • 中浜町
  • 長洲中通
  • 長洲西通
  • 長洲東通
  • 長洲本通
  • 菜切山町
  • 若王寺
  • 七松町
  • 西
  • 西海岸町
  • 西川
  • 西昆陽
  • 西桜木町
  • 西高洲町
  • 西立花町
  • 西大物町
  • 西長洲町
  • 西難波町
  • 西本町
  • 西本町北通
  • 西松島町
  • 西御園町
  • 西向島町
  • 額田
  • 額田町
  • 浜田町
  • 東海岸町
  • 東桜木町
  • 東園田町
  • 東高洲町
  • 東大物町
  • 東塚口町
  • 東七松町
  • 東難波町
  • 東初島町
  • 東浜町
  • 東本町
  • 東松島町
  • 東向島西之町
  • 東向島東之町
  • 扶桑町
  • 平左衛門町
  • 法界寺
  • 又兵衛喜左衛門新田
  • 丸島町
  • 水堂町
  • 御園
  • 御園町
  • 南清水
  • 南城内
  • 南竹谷町
  • 南塚口町
  • 南七松町
  • 南初島町
  • 南武庫之荘
  • 宮内町
  • 武庫川町
  • 武庫町
  • 武庫の里
  • 武庫之荘
  • 武庫之荘西
  • 武庫之荘東
  • 武庫之荘本町
  • 武庫元町
  • 武庫豊町
  • 名神町
  • 元浜町
  • 弥生ケ丘町
  • 蓬川荘園
  • 蓬川町


[編集] 姉妹都市・提携都市

[編集] 国内

[編集] 海外

[編集] 行政

[編集] 市長

  • 白井文(2002年12月12日 - 現任(現在2期目))

[編集] 歴代市長

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  1. 櫻井忠剛 (旧・尼崎町長、1916年8月11日~1922年5月18日)
  2. 上村盛治 (1922年6月20日~1928年1月22日)
  3. 櫻井忠剛 (1928年2月2日~1934年10月15日)
  4. 有吉實 (1935年6月11日~1936年3月31日、1936年6月3日~1943年3月17日)
  5. 八木林作 (1943年7月12日~1946年11月20日)
  6. 六島誠之助 (1947年4月6日~1951年4月4日)
  7. 阪本勝 (1951年4月25日~1954年11月13日)
  8. 薄井一哉 (1954年12月4日~1966年12月11日)
  9. 篠田隆義 (1966年12月12日~1978年12月11日)
  10. 野草平十郎 (1978年12月12日~1990年12月11日)
  11. 六島誠之助 (2代目、1990年12月12日~1994年12月11日)
  12. 宮田良雄 (1994年12月12日~2002年12月11日)
  13. 白井文 (2002年12月12日~)

[編集] 警察

市内に兵庫県警尼崎北・尼崎東・尼崎南の3警察署が置かれている。このうち、尼崎南署は2006年4月1日に、尼崎中央署と尼崎西署が統合したもので、中心市街地に近い中央署庁舎を南署とし、旧西署は南警察署西分庁舎に格下げとなった。

[編集] 消防

尼崎市消防局が管理する。中・東・西・北の4消防署と、中署に三和分署、東署に常光寺出張所、西署に武庫分署と大庄出張所、北署に園田分署と塚口出張所がある。

[編集] 水道

尼崎市水道局が管理する。市役所近くに別の庁舎を設けている。

[編集] ゴミ

  • 美化事業部の管理で、市湾岸部に2つの清掃工場(クリーンセンター)を設置し、処理を行っている。
  • 2002年より家庭系ごみでは指定袋制を採用している。ゴムや皮革類・プラスチック類を含む「燃やすごみ」、主に食品系の缶を含む「びん・缶・ペットボトル」、「紙類・衣類」、小型家電・刃物類・ガラス類・スプレー缶などを含む「金属製小型ごみ」、みぞのどろ、し尿などの区分があり、地区ごとに設定された指定日に戸別収集が行われる。動物の死体や、大型家電などリサイクルシステムのないごみの収集は、別途の申し込みと処理にあたっての処理券の購入が必要である。クリーンセンターへの持ち込みも可能。

[編集] 中核市移行

尼崎市は、2007年5月21日正式に中核市への移行(人口50万人に達していない都市は面積100km²以上)を表明し、同5月23日に白井市長を本部長とする第1回中核市推進本部会議を開催した。

過去、人口要件は満たしていたものの、市域面積が約50km²と要件に満たなかったが、第28次地方制度調査会で「面積要件については廃止することが適当」とされ、2006年6月7日に地方自治法の改正・施行により正式に中核市都市候補となった。のちに2008年10月16日付けの官報[4]により政令公布がなされ、2009年4月1日に移行した。

隣接する西宮市は2008年4月1日に中核市に移行しており、兵庫県下では姫路市と合わせ3市が中核市となる。

[編集] 隣接する自治体

[編集] 交通

[編集] 鉄道

市役所など行政の中心部は立花駅が近く、商工会議所などのある繁華街は阪神尼崎駅を中心に広がっている。

JRの尼崎駅神戸明石姫路宝塚篠山福知山方面からと大阪京都米原敦賀京橋四條畷木津方面からの列車が交わり接続する(=ジャンクション)駅のとしての役割を担っており、阪神尼崎駅も2009年春の阪神なんば線開業により大阪のキタ阪神梅田駅)とミナミ大阪難波駅)に接続された。関西私鉄で梅田難波の2大ターミナル両方に乗り入れる鉄道は阪神が初めてである。

[編集] 道路

[編集] バス

※尼崎市営バスと伊丹市営バスは乗降方式が東京都営バス横浜市営バスなどと同様に前乗り後降りで料金先払い。民営バスは後乗り前降りで後払いである。

[編集] マスメディア


[編集] 寺社・旧跡・文化遺産

本興寺
  • 田能遺跡(国の史跡
  • 尼崎市立田能資料館
  • 近松公園 - 近松記念館や、近松の墓がある広済寺がある。
  • 尼崎城趾公園 - 現在は、中央図書館がある公園になっている。尼崎市の名前発祥の碑がある櫻井神社がある。
  • 興禅寺 - 栄西禅師ゆかりの禅宗の古刹、興禅護国論が有名。
  • 寺町
  • 浄光寺 (随心院末、紙本着色浄光寺縁起図/市指定重要文化財)
  • 富松神社(兵庫県指定重要文化財)
  • 大物主神社
  • 深正院(大物町)- 尼崎藩主の菩提寺であるが、本堂は明治になり、尼崎城の本丸御殿の一部を移築したものであったが、惜しくも戦災にて焼失してしまった。

[編集] 文化施設・観光スポット・スポーツ施設

[編集] 企業

つかしん
尼崎信用金庫本店

[編集] 尼崎市に本社を置く企業

[編集] 尼崎市に事業所を置く企業

[編集] 教育

2004年に尼崎計算教育特区(そろばん特区)の認定を受けた。

[編集] 大学

[編集] 短期大学

[編集] 高等学校

[編集] 中学・高等併設学校

[編集] 中学校

[編集] 小学校

[編集] 特別支援学校

[編集] 文化

[編集] 人物

[編集] 難波七姓

室町時代川辺郡南部の尼崎を拠点として西摂津を支配した赤松氏が配下とした武士団を「難波七姓」と称した。7家の数え方は文献により若干相違があるが、概ね小寺氏、広岡氏、奥島氏、高岡氏、加島氏、木島氏、大江氏、上村氏、行本氏等のことをいう。江戸時代を通して同地域に勢力を保つ尼崎市の旧家である。

[編集] 尼崎市出身の有名人

[編集] スポーツ

[編集] 野球

[編集] 市外局番

兵庫県に属するが、市全域が大阪市周辺と同じ「06」になっていて通話料金も大阪府扱いである。ただし、西日本電信電話の事業区域では兵庫県扱いになっている。

この理由は、大阪市との経済的な結びつきが強い尼崎市が、1890年当時大阪までしか通っていなかった電話をどうしても尼崎まで通してほしいということで、有限責任尼崎紡績会社(現在のユニチカ)が自費で尼崎市まで通してもらい、そして1954年市外局番が適用された際、尼崎市も大阪市内と同じ通話料金で利用できるようにとの配慮で、尼崎市が工事費の一部を負担し、大阪市と同じ市外局番になったという経緯がある。当時は市外局番が同じ場所へ通話をする際、料金が市外局番が違う場所の半分で済んでいたことから、尼崎市は大きな恩恵を受けた[5]

[編集] その他

[編集] 脚注・出典

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  1. ^ パナソニック(旧・松下電器産業)と東レによる合弁会社で、現在のパナソニック プラズマディスプレイ
  2. ^ プラズマディスプレイプラズマテレビ(主にVIERA)の生産拠点となっている。
  3. ^ 日本の環境首都コンテスト 第4回の結果概要
    http://eco-capital.net/modules/project/ecocap/report4.html
  4. ^ 関連する外部リンク: http://kanpou.npb.go.jp/20081016/20081016h04934/pdf/20081016h049340002.pdf
  5. ^ニューススクランブル讀賣テレビ放送、2007年10月16日。

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年11月24日 (火) 07:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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