新京成電鉄新京成線

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新京成電鉄新京成線
新京成線で使用される8900形電車(2007年2月15日)
新京成線で使用される8900形電車(2007年2月15日)
路線総延長 26.5 km
軌間 1,435 mm
電圧 1,500 V (直流)
最高速度 85 km/h
vSTR
↑↓JR東常磐線各駅停車快速
KBHFa + HUB84
KBHFa + HUB84
KBHFa
vBHF + HUB82
vBHF + HUB82
vBHF
0.0 松戸駅
STR vSTRlf
↑JR東:常磐線(各駅停車・快速)→
BHF
1.7 上本郷駅
BHF
2.4 松戸新田駅
BHF
3.0 みのり台駅
STR
← JR東:武蔵野線
TUNNELlu KRZt
tBHFq + HUB81
tBHFq + HUB81
tBHFq
TUNNELru
新八柱駅
BHF + HUB84
BHF + HUB84
BHF
HUB61
3.8 八柱駅
BHF
5.6 常盤平駅
BHF
7.4 五香駅
BHF
8.7 元山駅
BHF
9.6 くぬぎ山駅
STRrg ABZrf
KDSTe STR
くぬぎ山車両基地
KRZu STRlg
北総鉄道北総線
BHF STR
11.3 北初富駅
eABZlf eKRZo exSTRlg
STR eABZrg exSTRrf
KRZo KRZo
BHFq + HUB81
BHFq + HUB81
BHFq
東武野田線
BHF + HUB84
BHF + HUB84
BHF
BHF + HUB25
BHF + HUB25
BHF
HUB61
12.1 新鎌ヶ谷駅
STR STRlf
↑北総鉄道:北総線→
BHF
13.3 初富駅
BHF
15.4 鎌ヶ谷大仏駅
BHF
16.3 二和向台駅
BHF
17.1 三咲駅
BHF
18.5 滝不動駅
BHF
19.5 高根公団駅
BHF
20.1 高根木戸駅
KRZt
tBHFq + HUB81
tBHFq + HUB81
tBHFq
東葉高速鉄道東葉高速線
BHF + HUB84
BHF + HUB84
BHF
HUB61
21.0 北習志野駅
BHF
21.7 習志野駅
BHF
22.5 薬園台駅
BHF
23.9 前原駅
eABZlf exSTRlg
→旧線 1953-68年
STR exBHF
藤崎台駅 新津田沼駅 (II) 1953-61
eBHF exSTR
新津田沼駅 (I, III) 1947-53, 61-68
HUB63
BHF + HUB82
BHF + HUB82
BHF
exSTR
25.3 新津田沼駅 (IV) 1968-
HUB26 eABZgl+l exSTRrf
STRq
BHFq + HUB26
BHFq + HUB26
BHFq
KRZo STRq STRq
←JR東:総武線(快速)
STRq
BHFq + HUB83
BHFq + HUB83
BHFq
KRZo STRq STRq
←JR東:中央・総武線(各駅停車)
STRrg STRrf
津田沼駅
STRlf
BHFq + HUB81
BHFq + HUB81
BHFq
ABZ3rg STRlg
26.5 京成津田沼駅
BHFq + HUB83
BHFq + HUB83
BHFq
ABZ3rf KRZo
京成本線
STR
京成:千葉線
HST
千葉中央駅

新京成線(しんけいせいせん)は、千葉県松戸市松戸駅千葉県習志野市京成津田沼駅とを結ぶ新京成電鉄が運営する鉄道路線。正式な起点は新津田沼駅であるが、松戸方面行を「上り」、京成津田沼方面行を「下り」と称している。

台地分水嶺に沿ったルートであるため、河川を渡る橋梁が1つもないという珍しい路線であり、トンネルが1つもないのも特徴である。

目次

[編集] 路線データ

[編集] 運行形態

すべて普通列車(各駅停車)で、京成津田沼 - 松戸間の全線通し運転を基本とする。朝晩に車両基地(本社)のあるくぬぎ山発着の列車があり、朝ラッシュ時には新津田沼折り返し列車がある。

運転間隔は、朝ラッシュ時4分毎(京成津田沼 - 新津田沼間は単線であるため当該区間に限り8分毎)、日中10分毎、夕ラッシュ時8分毎である。日中は松戸 - 京成津田沼間の列車と松戸 - 千葉中央間の京成千葉線直通列車が交互に運行される。

新京成線・京成千葉線ともに普通列車のみの運転であるが、新京成線内では「普通」の表示を出さずに運行し、乗り入れ先の京成千葉線内では「普通」の表示を出して運行している。表示の切り替えは京成津田沼駅で行われる。

車両については、新京成電鉄を参照のこと。

[編集] 京成千葉線への直通運転

2006年12月10日から京成千葉線への片乗り入れを再開した。乗り入れは800形8900形以外により行われていて(将来は京成車による相互乗り入れや運行時間の拡大、京成千原線への乗り入れ区間拡大も検討している)、すべて6両編成の車両で運行されている。

運行区間は全列車とも松戸 - 京成津田沼 - 千葉中央間で、新京成線や京成千葉線の途中駅止まりの列車は運行されていない。

直通運転はラッシュ時には行っていない。平日は午前9時から午後4時まで、土曜・休日は午前6時から午後6時まで(再開当初から2009年2月14日のダイヤ改正まで土曜・休日は午前8時から午後4時まで)運転している。なお京成津田沼止まりでも、京成電鉄の千葉方面列車は新京成の5番線から発車し、乗り換えの接続が取られていることが多い。これは先の直通の時間帯のみの発車ホームの変更で、他の時間帯は従来通り京成線のホームから千葉方面の列車が発車する。新京成の千葉線乗り入れ車両はすべて6両編成になっている。

使用される方向幕は全車英字入りとなっており、新京成線内では行先のみ、京成千葉線内では「普通」表示の付いた行先表示となる。表示変更は京成津田沼駅での停車中に行われる。

乗り入れ再開時には、沿線から千葉方面への乗客誘致をアピールするため、乗り入れ対応編成の一部に「Chiba」をあしらったステッカーを車体に装飾するとともに、車内ドア上部にはキャッチフレーズも添えられた。

[編集] 歴史

松戸駅(2007年1月8日)

本路線の多くの区間が旧日本陸軍鉄道連隊が演習用に敷設した線路であるため、急曲線が多く介在する線形であり、津田沼駅から松戸駅までの直線距離はおよそ16kmであるのに、道のりはおよそ26kmもある。第二次世界大戦後京成電鉄に払い下げられたという珍しい歴史を持つ。鉄道連隊演習線跡地の買収を巡っては西武鉄道も名乗りを上げて争っていたが、京成電鉄に軍配が上がっている。

演習線は、様々な形の線路を敷く演習をする必要があったことから、非常に曲がりくねった線形となっていた。旅客線として開業する際に直せる所は直線化したが、現在でも線形は悪く、移動距離に対する道程が長い。

これに関して、高校日本史教科書『日本史A』(2002年、実教出版)において、「新京成電鉄の線路はなぜ曲がっているか?」とのテーマから旧日本陸軍鉄道連隊や戦争についての歴史学習へ導く内容が掲載された。

1946年(昭和21年)3月に京成電鉄に認可が出て、同年10月に新京成電鉄を設立。翌1947年(昭和22年)12月27日に新津田沼駅 - 薬園台駅間が軌間1067mmで開業した。

前身の演習線は、軌間が600mmと極端に狭かったが、京成電鉄の手に入った時に1067mm(3フィート6インチ)に改軌された。軌間を京成電鉄と同じ1372mmではなく1067mmとした理由は、当時の地方鉄道法によって1372mmでは許可されなかったためである。以後は新津田沼側から路線を延伸していく[1]。建設資金不足により一時期は常磐線松戸駅までの全通を諦め、初富駅 - 松戸駅間はバスを運行していたが、三菱電機の支援により建設資金の目処が立ち敷設工事を再開し、松戸駅まで全通する[2]

1953年(昭和28年)10月に全線の軌間を1372mmに、1959年(昭和34年)8月には1435mmに改軌する。親会社の京成電鉄よりも早い時期の改軌であるが、京成電鉄改軌の予行練習の意味があったと推察される[3]

かつては松戸 - 柴又間・国府台間の免許も取得していて、松戸市内では路線用地も買収していたが、千葉大学園芸学部柴又駅周辺の反対にあって計画は頓挫し、未成線化されたまま1971年(昭和46年)頃に免許を失効。買収した路線予定地のうち三矢小台駅(仮)はリブレ京成三矢小台店松戸新京成バス折り返し場に、その他も多くが住宅地に転用されている。

また、国府台駅までの延伸計画は、流山電鉄(現流鉄)が市川駅へ延伸する免許を取得し、延伸が実現してしまえば、京成系列の縄張りに深く侵入し、流山電鉄が路線バスも運行し、経営権を侵される恐れがあることから、延伸を阻止する目的もあった。

新津田沼駅は、現在の位置に落ち着くまで駅舎の位置や路線がかなり変わっている。以前は同駅と京成津田沼駅への2つの路線があったが、現在はかなりの急カーブで1つの線にまとめている。詳細は新津田沼駅を参照。

なお、新津田沼 - 京成津田沼間の現・イオン津田沼ショッピングセンターの場所には、京成電鉄第二工場が1982年(昭和57年)頃まで存在した。そこへの引き込み線(京成電鉄に所属する構内側線)の扱いで、京成線の改軌期間中は先行して改軌が行われた新京成線の1435mmと京成線の1372mm軌間を中心をずらして4本のレールを敷設したこともあった。京成電鉄第二工場への出入りは主に深夜に行われていた。京成電鉄の車両工場が宗吾参道に移転した後の1987年(昭和62年)頃に新京成電鉄へ移管された。0キロポストは現在も新津田沼駅にある。

現在優等列車は走っていないが、かつては京成青電車両のみ使用で京成千葉線方面へ急行九十九里号を運行していたことがある。そのほかに赤電も使用した京成上野始発の同名列車もあった。

[編集] 年表

[編集] 駅一覧

駅名 駅間キロ 累計キロ 接続路線 所在地
松戸駅 - 0.0 東日本旅客鉄道常磐線(快速)常磐線(各駅停車) 松戸市
上本郷駅 1.7 1.7  
松戸新田駅 0.7 2.4  
みのり台駅 0.6 3.0  
八柱駅 0.8 3.8 東日本旅客鉄道:武蔵野線新八柱駅
常盤平駅 1.8 5.6  
五香駅 1.8 7.4  
元山駅 1.3 8.7  
くぬぎ山駅 0.9 9.6   鎌ケ谷市
北初富駅 1.7 11.3  
新鎌ヶ谷駅 0.8 12.1 北総鉄道北総線
東武鉄道野田線
初富駅 1.2 13.3  
鎌ヶ谷大仏駅 2.1 15.4  
二和向台駅 0.9 16.3   船橋市
三咲駅 0.8 17.1  
滝不動駅 1.4 18.5  
高根公団駅 1.0 19.5  
高根木戸駅 0.6 20.1  
北習志野駅 0.9 21.0 東葉高速鉄道東葉高速線
習志野駅 0.7 21.7  
薬園台駅 0.8 22.5  
前原駅 1.4 23.9  
新津田沼駅 1.4 25.3 東日本旅客鉄道:総武線(快速)総武線(各駅停車)津田沼駅 習志野市
京成津田沼駅 1.2 26.5 京成電鉄千葉線千葉中央駅まで直通運転)本線

[編集] 廃駅

  • 藤崎台駅(前原 - 京成津田沼間 1953年11月1日開業、1968年5月14日廃止)

[編集] 利用状況

[編集] 輸送実績

[編集] 収入実績

[編集] その他

海側と山側
首都圏の多くの鉄道事業者と同様に「海側」「山側」という呼称で方向を表している。これは旅客案内では用いられていない。
松戸から京成津田沼方向を見て、右側が海側、左側は山側と呼ぶ。そのまま京成千葉線に進んでいくと、右側が東京湾となる。
列車運行管理システム
2004年頃から列車運行管理システム (TTC) が更新された。

[編集] 脚注

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  1. ^ 『ちばの鉄道一世紀』(p223)より。
  2. ^ 『ちばの鉄道一世紀』(p224)より。
  3. ^ 『ちばの鉄道一世紀』(p225)より。

[編集] 参考文献

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月24日 (火) 20:16 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【新京成電鉄新京成線】変更履歴

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