新潟競馬場

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新潟競馬場
新潟競馬場外観
新潟競馬場外観
施設情報
所在地 新潟県新潟市北区笹山3490番地
開場 1965年
所有者 日本中央競馬会
管理・運用者 日本中央競馬会
収容能力 NiLS 21スタンド、アイビススタンド
コース
周回 左回り(かつては右回り)
馬場 芝・ダート・障害
  

新潟競馬場(にいがたけいばじょう)は、新潟県新潟市北区笹山にある競馬場日本中央競馬会 (JRA) が運営している。

目次

[編集] 概要

新潟競馬場入口(2004年8月28日撮影)
新潟競馬場ゴール前付近

2001年7月、日本の競馬場としては初となる直線1000mの芝コースを新設、周回コースも右回りから左回りに変更して全面リニューアルオープンした。最後の直線距離は芝・外回りで659mとなり、中央競馬を開催する競馬場としては最も長い。

通常は3回24日開催であるが、2009年函館競馬場の改築工事に伴う開催日程の変更により札幌競馬場の開催分が一部振り替えられ(平年の9月にある第2回札幌開催の6日間分を移動。残り2日分は平年3月の第1回中京競馬場4日分と併せて1月の中京開催で移動している)、4回30日間開催される。これに伴い、通常札幌で行われている重賞「エルムステークス」は新潟で施行される。

薄暮競走は現在行われていない(通常とほぼ同じ編成だが、メイン競走の発走は15時台後半となる)。

[編集] コース概要

[編集] 距離設定

  • 芝:1,000m 1,200m 1,400m 1,600m 1,800m 2,000m 2,200m 2,400m *3,000m *3,200m
    • 芝2,000mは3歳未勝利戦のみ内回りコース、その他の条件の競走では外回りコースで行われる。ただし、まれに500万条件戦も内回りで行われることもある。
  • ダート:*1,000m 1,200m *1,700m 1,800m
  • 障害:2,850m *2,890m 3,250m *3,290m(2,890m、3,290mはBコース使用)

※*印の距離の競走は、2009年現在施行されていない。[1]

[編集] フルゲート(出走可能頭数)

  • 芝コース:Aコース18頭、Bコース(Aコースから4m外側に仮柵を設置)16頭
  • ダートコース:1,000mは12頭、1,700mは13頭、1,200mと1,800mは15頭

[編集] 歴史

  • 1906年 新潟市内の関屋地区(現在の信濃町・浜浦町・文京町付近)に競馬場が開かれる。
  • 1937年 日本競馬会(中央競馬の前身)の競馬場となる。
  • 1943年 戦争の激化に伴い開催を廃止。
  • 1949年 新潟県(後に新潟県競馬組合)が、当時の所有者である国から競馬場の施設を借り新潟県競馬(以下、県競馬)の開催が始まる。当時の馬場は四角形であった(国土地理院ホームページ「国土変遷アーカイブ」のUSA-R286-No1-77)。
  • 1964年 信濃川関屋分水路を開削するにあたる代替地捻出のため競馬場を廃止(12月)。跡地はその後、工事に伴う代替住宅地として再開発された。新潟競馬場で行われる中央競馬の重賞競走「関屋記念」はこの旧・新潟競馬場にちなむものである。また、JR越後線関屋駅周辺には「競馬町踏切」「競馬町マーケット」など、往時を匂わせる名称が僅かながら残っており(競馬町マーケットは2007年6月をもって閉鎖、建物自体は2008年2月に撤去された)、跡地に作られた関分公園内に「新潟競馬場跡の碑」が建てられている。
  • 1965年5月14日 郊外の北蒲原郡豊栄町笹山(現在地、現住所:新潟市北区笹山)に移転した。競馬場及び厩舎等の敷地全体は、新潟市にもまたがっていたため、移転に伴い新たに豊栄町(のちの豊栄市)が競馬場所在市区町村として開催権を得たが、新潟市の競馬場所在区市町村としての開催権も存続した。同時に中央競馬主催による開催が復活。県競馬の開催もスケジュールを調整し、引き続き行われることとなった。
スタンド
  • 1999年 馬場、スタンドの改修工事に着手(2001年完成)。
  • 2002年 県競馬が1月の開催をもって、事実上廃止撤退(これに伴い三条競馬場は廃止)。
  • 2004年新潟県中越地震2007年新潟県中越沖地震
    • 競馬場に被害はなかったが、その後は震災復興記念競走として共に開催した。
  • 2009年9月13日 本来第4競走に予定されていた3歳未勝利戦(芝2400m)が、出走申し込み馬が3頭しかなく規定の5頭に満たなかったため競走取り止めとなった。当日のメイン競走(魚沼特別)も第10競走に変更された。[2]

[編集] 主な競走

(太字は芝直線1000mで行われる競走)

グレード表記なし


特別競走


[編集] アクセス

電車・バス
  • 万代シテイバスセンター3番線より「新崎経由新潟競馬場」行、万代シテイバスセンター前(秋田銀行前)より「下山・松浜経由新潟競馬場」行で「新潟競馬場前」下車すぐ
  • 開催時・場外発売日は新潟駅南口(バイパス経由片道540円、開催時は往復1000円、所要時間約30分)、新発田駅(所要時間約30分)、豊栄駅南口(所要時間約15分)から臨時バスが運行されている。

[編集] 周辺

[編集] その他

  • 直線1000メートルのレースによる特別競走には全て「速さ」をイメージさせる名称をつけている(駿風ステークス、鏑矢特別、はやぶさ賞、飛竜特別、邁進特別、疾風特別、アイビスサマーダッシュ、閃光特別、驀進特別、稲妻特別)。
  • 新潟競馬場では2000年の走路改修工事の際、障害専用の襷コースを廃止したため、障害レースは芝コースの8箇所に置き障害が置かれた状態で行われる。襷コースは埒はなく、全て大きな植え込みで区切られており、生垣障害、水壕障害、土塁生垣障害が設置されていた。
  • 当競馬場でデビューした馬で東京優駿を制したのは、1983年7月23日に初出走し、翌1984年に史上初の無敗三冠馬となったシンボリルドルフただ1頭である。
  • 豊栄市が2005年3月21日に新潟市へ編入合併する前、新潟競馬場の敷地は豊栄市と新潟市との市境に跨っていた。ただ事務室などが豊栄市に設けられていたため、登記上の所在地は「豊栄市」とされていた。
  • かつて行われていた地方競馬では、ダート1200mの競走において、2コーナーを抜けたところから手前内側に分岐する引込み線を使った、中央競馬の同距離とは異なるスタート地点を使用していた(右回り時代も同様)。これは本来のダート1200mのスタート地点が芝コース上にあり、地方競馬では芝コースの使用が出来なかったためである。地方競馬開催の無くなった現在でもこの引込み線は残され、地方競馬が存在した実質唯一の名残となっているが、最大出走可能頭数やスタート直後のカーブというコース形状の問題などもあり、中央競馬の競走では引き続き使用していない。なお、テレビ中継で映される際には、障害競走で使用されているものと同じ置き障害が引込み線上に置かれていることなどから、現在は障害練習などで使用されているようである。
  • 害虫駆除、土壌改良、新芽の育成などを目的に、枯れた野芝をバーナーなどで焼く『芝焼き』が毎年3月上旬に実施される。冬季でも枯れない洋芝やオーバーシードが使用される競馬場では行わない事などから、現状では日本の競馬場でも新潟のみで行われており、芝コースが一面真っ黒になる光景は当地に春を告げる風物詩となっている。なお、コースの規模もあり、芝コース全面を焼くには2日を要する。芝の新芽は3月下旬には発芽し、そこから春の開催に向けて養生してゆく。

[編集] レコードタイム

  • †は基準タイム。
  • 2009年9月27日終了現在

[編集] 芝コース(2歳)

距離 タイム 競走馬 性別 斤量 騎手 記録年月日
1000m 0:55.4 コスモサウザンズ 54kg 江田照男 2003年8月3日
1200m 1:08.7 タガノラフレシア 54kg 和田竜二 2002年7月20日
1400m 1:20.9 ツルマルジャパン 54kg 武豊 2008年7月26日
1600m 1:33.8 ワナ 54kg 田中勝春 2002年9月1日
1800m 1:46.6 ヒットメーカー 51kg 国分恭介 2009年9月19日

[編集] 芝コース(3歳以上)

距離 タイム 競走馬 性齢 斤量 騎手 記録年月日
1000m 0:53.7 カルストンライトオ 牡4 56kg 大西直宏 2002年8月18日
1200m 1:07.5 ガンアンドローズ 牝4 54kg 田中勝春 2002年8月3日
1400m 1:19.0 マグナーテン 騸6 57kg 岡部幸雄 2002年7月14日
外1600m 1:31.8† マグナーテン 騸5 56kg 岡部幸雄 2001年8月5日
外1800m 1:44.6† サイレントセイバー 牡6 56kg 田中勝春 2001年7月29日
2000m 2:00.2 ファンキーテーラー 牡3 56kg 蛯名正義 2008年8月2日
外2000m 1:56.4†[3] ツジノワンダー 牡5 57kg 柴田善臣 2001年7月14日
2200m 2:11.7 ロサード 牡6 57kg 後藤浩輝 2002年9月22日
2400m 2:25.0 ピエナグッドラック 牡4 57kg 太宰啓介 2008年5月3日

[編集] ダートコース(2歳)

距離 タイム 競走馬 性別 斤量 騎手 記録年月日
1200m 1:11.3 デイトユアドリーム 54kg 松岡正海 2008年9月6日
1800m 1:56.2† マイネルチハヤ 54kg 石橋脩 2009年9月26日

[編集] ダートコース(3歳以上)

距離 タイム 競走馬 性齢 斤量 騎手 記録年月日
1200m 1:09.6 マイネルセレクト 牡4 55kg 大西直宏 2003年9月6日
1700m 1:47.4 オリエンタルシチー 牡3 55kg 徳吉孝士 2001年8月26日
1800m 1:49.5 トランセンド 牡3 54kg 内田博幸 2009年7月26日

[編集] 障害

距離 タイム 競走馬 性齢 斤量 騎手 記録年月日
芝2850m 3:01.4 ダイワウインダム 牡5 60kg 田中剛 2002年7月27日
芝2890m 3:06.0 ジャストバンディト 牡6 59kg 横山義行 2002年8月31日
芝3250m 3:28.7 ヒカルボシ 騸5 60kg 田中剛 2001年8月18日

[編集] 脚注

  1. ^ 芝3,000mと芝3,200mは関東以北の競馬場には設けられていない距離であり、2002年スプリンターズステークスのように東京競馬場中山競馬場の工事などによる代替開催か、地震のような甚大な災害が関東地方で起き、上記2場での開催が困難な場合等の予備として設定されたコースと考えられる。
  2. ^ 通常は、競走の取り止めがあった場合16頭以上出走している競走を分割して12競走を維持するが、当日は16頭以上出走申し込みをしている競走が皆無であった。そのために、通常1日に12競走行われるところ、11競走しか行われない異例の状況となった。競走取り止めは2007年第1回札幌競馬3日目(2歳500万下)以来で競走取り止めによる競走数減少は1986年8月31日の第3回新潟競馬8日目以来23年ぶりである。
  3. ^ 芝外回り2,000mのレコードタイムは現在の日本最速記録でもある。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年12月8日 (火) 08:48 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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