日産・ティーダラティオ

日産・ティーダラティオの最新ニュースをまとめて検索!

日産・ティーダラティオ
SC11型
前期型(2004年10月-2008年1月)
前期型リア
前期型室内
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン HR15DE 1.5L 直4 109ps
MR18DE 1.8L 直4 128ps
HR16DE 1.6L 直4 109ps
変速機 4速AT (E-ATx)
エクストロニックCVT
6速MT(1.8L車)
5速MT(教習車)
駆動方式 FF/4WD
サスペンション 前: ストラット式
後: トーションビーム式
全長 4,395mm(前期型)
4,430mm(後期型)
全幅 1,695mm
全高 1,535mm(FF車)
1,540mm(e-4WD車)
ホイールベース 2,600mm
車両重量 1,110-1,220kg
プラットフォーム Bプラットフォーム
-このスペック表は試行運用中です-

ティーダラティオ (TIIDA LATIO) は日産自動車が製造するセダンである。単に「ラティオ」と呼ばれる事もある。社用車教習車タクシー仕様も存在する。

目次

[編集] 概要

2004年10月30日に同社のハッチバックモデル、ティーダの派生車として1か月遅れて発売された。同時に同社のコンパクトセダンであるサニーはモデル廃止となったが、あくまでも上質なまったく新しいセダンをコンセプトとして開発され、これまでのサニー購入層をカバーするという意味ではサニー後継車ともいえるが、サニーの後継車として開発されたわけではない[1]

当初はハッチバックモデルのティーダと別デザインのフロントグリルを装着することにより差別化が図られていたが、後にマイナーチェンジにより共通デザインとなった。また、インテリアデザインはティーダと共通だが、ティーダがメタル調であるのに対し、ラティオには木目調のフィニッシャーが採用された。

日本国内向けなどのモデルの生産は追浜工場で行われるほか、中国向けモデルは東風汽車花都乗用車工場で、台湾向けは裕隆日産汽車三義工場で、タイおよびオーストラリア向けはサイアム日産オートモービルで、アメリカ各国向けはメキシコ日産自動車アグアスカリエンテス工場で製造される。

さらに、北米などではヴァーサのセダンモデルとして「ヴァーサセダン」が販売されているが、この最安価モデルはアメリカにおいて販売される新車のうち、4ドアセダンとしては最も安価なモデルである($9,990)[2]

なお、2008年1月には2009年からのクライスラーへの南米市場向けOEM供給が合意されており[3]、後に同車をベースとする「ダッジ・トラーゾ」が2008年のサンパウロモーターショーに出品されていたが、景気悪化を理由に、2009年8月、OEM契約が解消された[4]

[編集] メカニズム

エンジンは、1.5Lと後に追加された1.8Lの2種類で、トランスミッションはエクストロニックCVT、フルレンジ電子制御4速AT、6速MTが用意され、4速ATについては最下級グレードの「15S」とe-4WD車に標準設定され、「15B」にも設定される。なお、6速MTについては後期型「18G」に設定される。また、2008年9月から設定される教習車には1.6Lエンジンに5速MTを組み合わせたモデルも存在する。

プラットフォームにはティーダ同様、アライアンス関係を結んでいるルノーと共同開発したBプラットフォームのロングホイールベース版を使用している。そして、クラスを超える質感と、5ナンバーサイズのコンパクトボディを堅持しながらシーマ以上の有効室内長を確保した[5]。また、ティーダと同様にフロントシートについてもティアナと同等のサイズのものが採用された[6]。ティーダとは異なり、後席スライド機構は設定されず、ティーダのスライド機構を最後部にスライドされた状態で後席が固定されている。さらに、ティーダとはリアシートの設計が変更されており、ヒップポイントを数mm後退させたことにより、ティーダよりも若干広くなっている[7]

[編集] マイナーチェンジ

後期型(2008年1月-)

2008年1月にティーダと同時にマイナーチェンジが行われた。なお、中国国内においては、2007年11月にマイナーチェンジモデルが先行発売された。

これまでハッチバックモデルとは別デザインだったフロントグリルはティーダと共通の新デザインのものに変更された。他にも、ティーダ同様メーター類のデザインの変更を受け、「18G」には6速MT車が追加設定された。なお、これは北米仕様のヴァーサに設定されているものと基本的には同じメカニズムである。

このマイナーチェンジでオーテックジャパン扱いのドレスアップモデル「AXIS」は廃止され(ティーダは継続設定)、リアスポイラーを除いた各種エアロパーツが消滅した。

[編集] ラインアップ

日本仕様車には、ティーダ同様下から「15S」、「15M」、「15G」、「18G」の4グレードが展開され、15Sと15Mにはe-4WDを採用する四輪駆動車「15S FOUR」および「15M FOUR」が用意される。S、M、Gにはそれぞれ別のシート地が採用されるほか、一般カタログにはラインアップされていないが、法人専用グレード「15B」も存在し、これにもその3グレードとは別のシート地が採用される。また、この15Bにはノートと共通デザインのウレタンステアリングが採用される。

2008年9月には15Bをベースとした教習車オーテックジャパンより発売された。これは2007年7月にクルー教習車が販売中止になって以来1年2か月ぶりの日産の教習車となる。5速MTと4速ATの2モデルが存在し、4速ATモデルはエンジンもベースの15Bと共通だが、5速MTモデルは新たにHR16DEエンジンを搭載している。

2009年9月1日には、 メーカーから発売された訳ではないが、日産ディーラーの鹿児島日産・法人部より、クルータクシー仕様の後継車種として、独自に企画・開発した、ティーダラティオタクシー仕様(ガソリンのみ)を発売した、LPG仕様の設定は無いが、LPGとガソリン車と比較しても、クルーよりコストを抑える事が出来ると、鹿児島日産では、提案している模様。

[編集] 歴史

[編集] SC11型(2004年-)

2004年10月30日
9月にデビューしたティーダのセダンモデルとしてひと月遅れて登場。2008年1月のマイナーチェンジまではフロントグリルにはメッキが施されたティーダとは別意匠のものが採用されていた。
2005年1月11日
新開発のMR18DE型 直列4気筒 1.8Lエンジン搭載モデルの「18G」を追加。
2005年4月
中国向け「ティーダ セダン」(中国名:頣達)を発売。同月開催された「オート上海 2005」に出展。日本向けには設定のないHR16DE型直列4気筒1.6Lエンジンに4速ATを組み合わせる。生産は日産自動車と東風汽車との合弁会社である東風汽車有限公司 花都工場にて行われる。
2005年12月21日
一部改良。最上級グレードの「G」に木目調・本革巻コンビ3本スポークステアリングが採用された。
2006年6月
台湾タイ王国で相次いで発売開始。
2006年12月25日
HR15DEエンジンとCVTの改良により、燃費向上[8]。また、ビジネスグレード15BにエクストロニックCVTが選択可能となる。
同時にリモコンキーの意匠変更など、一部改良も行われた。
2007年11月
日本仕様車に先立ち、中国仕様車がマイナーチェンジ。
2008年1月28日
ティーダと同時にマイナーチェンジを実施。
2008年9月10日
オーテックジャパンから教習車を発売。
2008年10月1日
仕様向上。1.8L車には15インチアルミホイールが、中間グレードの「15M」にはインテリジェントキーが、それぞれ標準装備となった。
2008年12月17日
2009年3月末までの期間限定車「Plus Navi HDD Safety」を発売。
2009年5月19日
燃費性能を向上し、HR15DEエンジン+CVT車(15M・15G)は「平成22年度燃費基準+25%」を達成。また、ボディカラーの変更、一部グレードにカーウイングスナビゲーションシステムやディスプレイ付CD一体AM/FM電子チューナーラジオ+バックビューモニターをオプションで設定する仕様変更を行った。
2009年9月1日
鹿児島日産自動車・法人部より、クルー・タクシー仕様の後継車種として、独自に企画・開発した、ティーダラティオ・タクシー仕様(ガソリン)が発売[9]
2009年9月15日
北米仕様車のヴァーサセダンがマイナーチェンジを行い2010年モデルに移行。変更は1.6L車を除いてセダンに準じ、フロントグリル、アルミホイール、ホイールカバーのデザインなどが変更された。

[編集] 車名の由来

「LATIO」は英語「Latitude(行動の自由(裁量))」からの造語。

[編集] 脚注

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月30日 (月) 10:54 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【日産・ティーダラティオ】変更履歴

ご利用上の注意