日産・ティーダ

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日産・ティーダ
C11型
後期型(2008年1月- )
後期型リア
後期型室内
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア ハッチバック
エンジン HR15DE 1.5L 直4 109ps
MR18DE 1.8L 直4 128ps
変速機 4速AT (E-ATx)
CVT
6速マニュアル
駆動方式 FF/4WD(e-4WD
サスペンション 前: ストラット式
後: トーションビーム式
全長 4,205mm(前期型)
4,250mm(後期型)
4,297mm(北米仕様)
全幅 1,695mm
全高 1,535mm(FF)
1,540mm(4WD)
1,548mm(北米仕様)
ホイールベース 2,600mm
車両重量 1,110-1,180kg(FF)
1,200-1,240kg(4WD)
-このスペック表は試行運用中です-

ティーダ (TIIDA) は、日産自動車の5ドアハッチバック乗用車である。

目次

[編集] 機構・メカニズム

プラットフォームは、アライアンス関係を結んでいるルノーと共同開発し、すでにマーチルノー・モデュスなどで使用されていたアライアンス・Bプラットフォームをベースに、ホイールベースを大幅に延長したものが使用される[1]

ボディサイズは、全長4,205mm、全幅1,695mm、全高1,535mm(4WDモデルは1,540mm)、ホイールベース2,600mmと、近年このクラスのモデルが大型化して3ナンバーボディを採用することが多い中、5ナンバーサイズを堅持している。上級クラスに遜色のない室内空間を再現しつつ、車幅を5ナンバーサイズ枠に収めようとした点については、幅の狭い道路が非常に多い日本の道路事情を考慮した開発主査が最もこだわったところのひとつでもある[2]

エンジンは低・中回転域のトルク・燃費性能・環境性能を、従来のQG型から大幅に向上させたという、新開発のHR15DE型 直列4気筒 1.5Lエンジンを搭載。2005年初頭には同じく新開発のMR18DE型 直列4気筒 1.8Lエンジンが追加された。また、海外向けにはHR16DE型 直列4気筒 1.6Lエンジンやルノー製のK9K型 直列4気筒 1.5Lディーゼルエンジンも用意されている。

トランスミッションは、4速AT (E-ATx) と、伝達効率を向上させた新開発CVT(エクストロニックCVT)を用意。ただしe-4WDシステム(トランスファー、プロペラシャフトを用いず、電気モーターによって後輪を駆動する)搭載車には、CVTとe-4WDとのマッチングが良くなかったためにCVT(エクストロニックCVT)は設定されず4速ATのみの設定となる。2008年1月のマイナーチェンジより18Gに6速MTが設定されている。また、FF車には最下グレードの「15S」のみに4速ATが用意される。中国仕様車については、5速MTも用意されている。

[編集] スタイリング

前期型(2004年9月-2008年1月)
前期型リア

内外装は、日産がティーダに掲げる「SHIFT_ compact quality」のコンセプト通り、従来の小型車のレベルを超えた高い質感を実現している。

インテリアは、すでに高い質感とデザインで好評を得ている同社のモデル、ティアナを手がけたスタッフによるもので、ダッシュボードにはアルミ調パネルをあしらい、シートはティアナと同等の余裕あるサイズのものを採用している[3]。さらに最上級グレードのGシリーズには本革シートが標準装備となり、全体としても高い質感を実現している。

さらに、後部座席のスライド長を240mmとすることにより、リアのニールームを同社の高級車であるシーマ以上とすることも、荷室長を同じく同社のワゴンであるウイングロード並みとすることも可能とした[4]

なお、初期モデルではインパネおよびドアトリム上部にソフトパッドが採用されていたが、2006年12月の一部改良では、ソフトパッドから硬質なハード樹脂への変更、また、2008年1月のマイナーチェンジでは、LEDマップランプ、トノボードフラップが廃止されている。だが同年10月の一部改良で1.8L車には15インチアルミホイールが標準装備になった。

[編集] 国際戦略車種

当初はアジア戦略車と位置付けられていたが、2006年にはメキシコのアグアスカリエンテス工場でも生産を開始し、北米サブコンパクト市場にも投入された。さらに2007年からはメキシコからスペインアイルランドポーランドハンガリーなど欧州諸国への輸出も開始された。欧州市場ではアルメーラの生産終了によって空いた小型ファミリーカーのポジションを埋める役割を担う。

[編集] 海外での販売

ドイツ仕様車
デザインはヴァーサ前期型と共通

米国カナダでは「ヴァーサ」(VERSA) 、シンガポールインドネシアマレーシアでは日本向けのセダンのサブネームと同じ「ラティオ」、それ以外の地域では日本同様「ティーダ」の車名で販売される。なお、日本向けはセダンにサブネームを付加して区別しているが、海外向けはシンガポールとマレーシアを除いて(ハッチバックが「ラティオスポーツ」とサブネーム付きの車名になる)、ハッチバック・セダンとも同じ車名となる。また、現地生産がおこなわれる中国仕様では漢字表記のときのみに際し同音異字を用いて区別している。

また、北米市場で販売されるヴァーサや、メキシコやドイツなど一部の国で販売されるモデルについてはフロントグリル・バンパーなどの形状が日本仕様と異なっている。

[編集] 生産拠点

日本国内向けなどのモデルの生産は神奈川県追浜工場で行われているが、中国向けモデルは東風汽車花都乗用車工場で、台湾向けモデルは裕隆日産汽車三義工場で、タイおよびオーストラリア向けはサイアム日産オートモービルで、アメリカ各国向けモデルはメキシコ日産自動車アグアスカリエンテス工場で製造されている。

[編集] 歴史

[編集] C11型(2004年-)

2003年10月
第37回東京モーターショーに後のティーダのベースとなるコンセプトカー、「シーノート (C-NOTE) 」を出展。
2004年9月30日
アクシス
ティーダを発売。オーテックジャパンによる特別仕様車「アクシス」を設定した。
2004年10月29日
セダンバージョンである、ティーダラティオ(SC11型)を追加。
2005年1月11日
新開発のMR18DE型 直列4気筒 1.8Lエンジン搭載モデルを追加。
2005年4月19日
上海で中国向け「ティーダ ハッチバック」(中国名:騏達)を披露。中国国内で販売されるモデルは東風汽車有限公司によって製造される。エンジンは1.6エンジンのみを搭載し、4速AT、5速MTが用意される。
2005年12月21日
一部改良。15Mにはフォグランプと本革ステアリングが、Gシリーズにはインテリジェントキーが標準装備された。
2006年6月
台湾タイ王国で相次いで発売開始。台湾仕様車には1.8Lエンジン搭載車のみが、タイ仕様車には1.6Lエンジンおよび1.8Lエンジン搭載車が用意され、4速ATが組み合わせられた。
2006年初夏
北米で「ヴァーサ」として販売開始。「S」と「SL」の2グレードが展開され、1.8Lエンジンのみを搭載。Sには6速MT、SLにはCVTが組み合わせられ、4ATがSにオプションで用意される。また、Sには日本仕様車とは別デザインのホイールカバーが、SLには日本仕様車と同一デザインの15インチホイールが装着される。
2006年12月
タイ製のモデルをオーストラリアで発売。1.8Lエンジン搭載車のみが用意され、4速ATのほか、6速MTも用意された。
2006年12月25日
一部改良。環境性能が改良され、燃費を向上。同時にメーカーオプションにHDDナビが設定され、リモコンキーの意匠が変更された。
2007年6月5日
特別仕様車「Plus navi HDD」(15S及び15S FOURベース)発売。カーウイングス対応ナビを搭載する。同時にアクシスには黒本革仕様を追加。
2007年11月
日本仕様車に先立ち、中国仕様車がマイナーチェンジ。15インチアルミホイールは中国仕様車独自デザインとなった。
2008年1月28日
マイナーチェンジを実施。
フロントグリル、フロント・リアバンパー、テールライト、ホイールカバーなど、エクステリアのデザインが変更され、内装面では、ノート同様に瞬間燃費計も搭載された。アクシスは継続設定されるが、新たにサスペンション等をチューンしたパフォーマンススペックが登場。さらに、ディーラーオプションとして、「NISMO S-tune Package」を発表した。
特別仕様車「Plus navi HDD」は継続設定された。
2008年10月1日
一部仕様向上。1.8Lエンジン搭載車には15インチアルミホイールが、Mシリーズにはインテリジェントキーが標準装備となり、カーウイングスナビゲーションシステム付き車にはETCユニットを標準設定とした。
2008年12月17日
2009年3月末までの期間限定車「Plus Navi HDD Safety」を発売。
2009年5月19日
燃費性能を向上。1.5L FF CVT車(15M, 15G)は「平成22年度燃費基準+25%」を達成。また、ボディカラーに新色を追加。一部グレードには地上デジタルチューナー内蔵・HDD方式カーウィングスナビゲーションシステム、ディスプレイ付CD一体AM/FM電子チューナーラジオ+バックビューモニターをオプションで設定する仕様変更を行った。
2009年9月15日
北米仕様車が2010年モデルに移行し、マイナーチェンジ。フロントグリル、アルミホイールおよびホイールカバーのデザインなどが変更された。

[編集] 車名の由来

「TIIDA」は英語で「自然の調和・潮流」を意味する「tide」からの造語。「ティーダ」の発音は沖縄方言太陽を意味する「てぃーだ」から来ている。

なお、北米仕様のヴァーサ (VERSA) は「versatile space(多才な空間)」に由来する[5]

[編集] 脚注

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ
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[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月31日 (土) 00:08 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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