林道
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林道(りんどう)とは、森林の整備・保全を目的として森林地帯に設けられる道路の総称である。
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[編集] 各国の林道の路網密度
[編集] 日本の林道
[編集] 概要
日本においては、森林法の規定に基づいて設置されるものであり、道路法・および関連法規(道路構造令など)の枠外にある。ただし、一般の用に供される林道については、道路交通法・道路運送車両法などの規定は適用される。所管は国土交通省ではなく、林業を管轄する農林水産省(林野庁)である。林業の受益地に設けられるものであり、必ずしも林の中だけとは限らない。 このような道路の制度は日本独自のものであり、英語でも"forest road"のほか"rindou"と呼ばれることがある。また広義(日常語的)には、林の中に通る道を、すべて林道と呼ぶ。
[編集] 歴史
第二次世界大戦以前までは、材木の伐採に必要な資材や人員の輸送は人の足に頼ることがほとんどであり、木材の搬出も木馬や鉄砲堰、筏流し、時代が下って森林鉄道が主流であった。当時に林道と呼ばれたものはせいぜい、人の通行が可能な程度の幅や規模のものが多かった。それらの林道の一部は、現在でも登山道として使われたり、ハンターや釣り人、山菜取りの人に利用されているが、大多数は山林中にその痕跡のみをとどめている。自動車が通行する道路としての林道の建設が始まったのは、1960年代以降、国産トラックの性能が向上して以降である。
[編集] 林道の種類
- 山のみち:過去に緑資源機構が緑資源幹線林道として整備を行ってきた高規格林道であるが2007年に機構が解散。現在は、残工事分のみを県が補助林道として整備が行われている。緑資源幹線林道は、1960年代に始まった特定森林地域開発林道(スーパー林道)と大規模林業圏開発林道(大規模林道)などが引き継がれたものであり、観光開発や過疎化防止など林業以外の目的が強く反映された道路であった。
- ふるさと林道:過疎が進む山間地を連絡するために林道を建設または既存の林道を改修(アスファルト舗装等)するもの。二車線区間や、トンネルや橋梁が多く存在する(本来の林道は、山を迂回させて多くの森林所有者の敷地を通した方が有利)など、性格的には林道というよりも市町村道の肩代わり的な役割を担っている。県の単独事業であるが、総務省から補助金に相当する額が県に交付される。
- 広域基幹林道:
- 併用林道:地元市町村が林道を借り受けて管理、実質的に市町村道として利用しているもの。一般補助林道と異なり、一般車両の自由な通行が可能となる。本来の一般補助林道は一車線が基本であるが、併用林道化に伴い、地元自治体が独自に二車線へと拡幅する例もある。
- 一般補助林道:森林所有者や管理者、地方自治体が開設する林道。開設に要する工事費の大部分は、国や地方自治体の補助で賄われるが、森林所有者にも負担金が生じるため、コストの切りつめや所有者間の境界を意識した路線の設定が行われる。このため、一般道路に比べると勾配区間が多く線形もきつい『悪路』である事が多い。完成後の維持管理費は、自治体や森林所有者の負担となるため、廃棄物の不法投棄や一般車両に路盤が荒廃されないよう、安全確保を名目に施錠機能を持つゲートが設けられる例もある。
[編集] 出典
- ^ http://www.env.go.jp/nature/biodic/shinrin/kondan/03/giziroku03.pdf 地球環境保全と森林に関する懇談会議事録(環境省ホームページ)]
[編集] 関連項目
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