歯科技工士
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歯科技工士(しかぎこうし、英: Dental Technician)は、歯科医師が作成した指示書を元に義歯(入れ歯)や補綴物(差し歯・銀歯)などの製作・加工を行う医療系技術専門職。 昨今の歯科医療の向上と医業の分業化に伴い、非常に高度な精密技工技術と審美感覚が求められている。また、義歯といった口腔関連のものだけでなく、顎顔面領域において義眼や耳介、その他では義指など様々な補綴物を製作しているものもいる。
歯科技工士法に基づく歯科技工士国家試験に合格した者に対する厚生労働大臣免許の国家資格であり業務独占資格であるため、歯科医師もしくは歯科技工士以外が歯科技工業務を行うことは法律で禁止されている。
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[編集] 現状
現在は広島大学を除いて専門学校、短大において教育がなされているが、技術の高度化に伴い、4年制への教育期間の延長が模索されている。
[編集] 問題
現在、歯科医療において技工料が低く見積もられており、技工士の所得水準が低いことが問題となっている。この水準では将来的に技工士の志願者が減っていくことが懸念されており、適切な評価が求められている。2008年国会においても技工料の低さが問題となった。 また、若い歯科技工士の離職率が現在問題になっており、良質の補綴物の提供が困難となり、国民の歯科医療に近い将来少なからず影響が出るのではないかと懸念されていると、多くの歯科医療関係者より報告されている。
[編集] 将来
これまでは歯科技工士は補綴に関する領域で活動をしてきたが、将来的には歯科医学が再生医療等の遺伝子技術を応用する領域に拡大していくことが考えられている。この場合、歯科技工士がどのように歯科医療に関わっていくことになるのか(バイオテクノロジーの修得に進むのか現在のような工芸的な技術に留まるのか)未知数である。
[編集] 名称
英称は、Dental Technicianだが、アメリカとイギリスでは若干、表記が違う。アメリカでは、Certificated Dental Technician(CDT)だが、イギリスではRegistered Dental Technician(RDT)である。日本のような免許資格制度ではない。
[編集] 国家試験
日程および試験問題は都道府県により異なる
- 学説試験
全科目必修
- 解剖学(歯の解剖学・口腔解剖学)
- 有床義歯技工学(全部床義歯学・部分床義歯学)
- 歯冠修復技工学(クラウンブリッジ補綴学・保存修復学)
- 矯正歯科技工学
- 小児歯科技工学
- 顎口腔機能学(咬合・咬合器)
- 歯科理工学
- 法規(歯科技工士法ほか)
- 実地試験
- 全部床義歯の人工歯排列と歯肉形成(必修)
- カービング(歯型彫刻)(必修)
- 任意問題(内容は都道府県・受験年度によって異なる)
- 受験資格
- 1.文部科学大臣、厚生労働大臣の指定した歯科技工士学校・養成所を卒業又は、卒業予定の者。
- 2.外国の歯科技工学校卒業又は、免許を得た者で1.と同等以上と認定された者。
- 3.歯科医師国家試験又は歯科医師国家試験予備試験を受験することができる者。
[編集] 関連項目
- 歯科技工士養成所
- インプラント専門歯科技工士
- 歯学/歯科
- 歯科医師/歯科衛生士/医師
- クラウン/ブリッジ/全部床義歯/局部床義歯/マルチブラケット/オールセラミック/インプラント/顔面エピテーゼ
- コ・デンタル/コ・メディカル
- 歯学部
- 日本歯科技工士会
- 松風/デンツプライ三金
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年11月20日 (金) 11:48 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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